前文明

Last-modified: 2023-08-28 (月) 01:46:12

およそ5万年前に存在した超古代文明
現文明より高い技術力を持っていたが、崩壊によって滅びてしまった
ただし、生産力さえ残っていれば最終律者すら倒して崩壊に打ち勝っていたとされている
前文明の遺物を発掘することで天命は現文明において現在の地位を手にすることが出来た
また、彼らの一部はコールドスリープを経て時を超え、現文明でも崩壊を打ち倒すために暗躍している

前文明の文化的特徴として、言語的に統一されていて現文明と比べてより均一な世界だったらしい
前文明は早期から崩壊エネルギーの利用が盛んに行われていたようで、その発展様式も資源を産出する不動産を求めて世界中に満遍なく蔓延っていった現文明とは違い、ムー大陸・日本海周辺・インド洋沿岸・湾岸・紅海沿岸・地中海沿岸といった限られた地域に高度に密集した巨大都市を建設して効率的に崩壊エネルギーを得ていた
これが現文明と比して前文明の崩壊が苛烈になった原因でもある
アメリカ大陸などは丸ごと自然保護区域として手つかずのまま残されていたが、文明の黄昏にあって逆に崩壊エネルギー濃度の薄さが利点となり火を追う蛾の最後の拠点となる基地が建設されたりもした
前文明の文化的特徴としてその一極集中的な発展様式から転じて多少全体主義的な気質があり、個々人も現文明の人々と比べるとより理性的で公共の利益や社会正義を優先するきらいがある
現文明が感情的すぎるとも言う


ヨルムンガンド

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灰蛇によって設立された前文明の意思を継ぐ秘密結社
火を追う蛾の後継的な組織で、天命やネゲントロピーを凌ぐ技術力を持っている
後継組織らしく火を追う蛾の残した計画の完遂を目標としているが、火種計画、方舟計画、恒沙計画の失敗が明らかな現在はもっぱら最終計画である聖痕計画を実行するために暗躍している

宗教団体としての側面もあり、『死』への恐怖を煽り利用することでヨルムンガンドは求心力を得ている
世界に数十万人いる蛇の信徒は聖痕計画の支持者であり、聖痕に適合する担い手でもある
彼らにとって寿命を克服し人知を超えた力を持つ英傑達は崇拝する現人神である
信徒は一般社会のみならず天命やネゲントロピーの中にも多数存在し、ケビンの帰還で組織が表舞台に現れるまでは彼らを隠れ蓑にして暗躍を続けていた
例えば神城製薬やミコヤン設計局がこれにあたる


火を追う蛾

火を追う蛾.png
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前文明の国連直轄の対崩壊組織
その歴史は前文明における第一律者の誕生よりも古い
現文明より高い技術力を持っていたが、そんな彼らでも崩壊に対する戦績は敗北の連続であり、発足から25年と持たずに最終律者に敗れて滅んだ
彼らの生き残りはコールドスリープを経て時を超え、現文明でも暗躍している
上位に国連のお偉いさん方がいてその統制を受ける立場であり、毒蛹を使って権力を掌握したメイ博士といえど組織を縦に出来るわけではない
第十一律者によって組織が半壊した後に生き残った融合戦士達は火を追う十三英傑として再編されたが、これは正式には認可されていない
しかしエリシアの働きかけもあり最終的には誰もが彼らを英傑と認めるようになった
順位付けされているように見えるのはエリシアが適当に番号を振っただけ、強さ順とかではない

英傑相関図→我中国語理解的人
     →我中国語不理解的人
※青は好感で赤は悪感