アポニア

Last-modified: 2024-04-06 (土) 11:23:23

aponia.jpg


「朝起きたら、お湯を飲んで「ください」」


名前:アポニア
CV:白石晴香
年齢:-歳
職業:診療所の管理者→火を追う十三英傑・第三位『戒律』
身長:175cm
体重:60kg
スリーサイズ:デカい-細い-デカい
誕生日:5月25日
出身:黄昏の街
好きな物:エリシア、グレーシュ、アクセサリー作り
苦手な物:演技


キャラクター

アポニアママ
最初期の融合戦士でさらに珍しい精神感知型
人より鋭敏なアポニアは普通の人間だった頃から異能とも呼べる力を備えていたが、この力は融合戦士となったことでさらに増幅されており、精神感知型の中でも最も強力な能力の持ち主として火を追う蛾をメンタルケアの面で支えた
異能は2つ、相手の運命を知る『所見』、そして相手を誘導する『話術』
『所見』は相手の容姿や立ち振る舞いから判断される予測のようなもの、アポニアいわく「糸」が見えるという
融合戦士となったことでこの力は更に強烈なものとなり、特に死期についての精度は絶対の予言と言えるほど
そこに至るまでの過程は変えられても「死」という結果は不変
『話術』は純粋に相手を想う真摯な気持ちから発せられた言葉はそれ故に拒みにくいという彼女の人徳の為せる業
この力もまた融合戦士となったことで増幅され、『戒律』と呼ばれる一段階上の能力と化している
戒律は本編でも見せていたように「ください」という言葉を鍵として発動し、相手の精神を縛り命令に絶対服従させる
さらに戒律の影響は精神のみならず肉体にも及び、命令を果たすために潜在能力が限界まで引き出される
例えば彼女が全治3ヶ月の重傷者に生きることを願えば数週間で快復するようになるし、上手く作用を調節すれば崩壊エネルギーに適した身体に作り替えることすら出来る
一度かけられた戒律の解除はアポニアに近い能力を持つ精神感知型融合戦士になら可能なようだが、アポニア本人でもなかなか大変なようで、基本的には他人には不可能
僅かながら戒律の影響から脱した者もいるが、重い代償があったり、再現性がなかったり、そう上手くはいかない
所見にしても戒律にしてもアポニア自身には原理はわからない

アポニアは基本的に善人で優しい
所見で相手の死の運命を知り、戒律を使ってでも助けてあげようとしたことが何度もあった
しかし所見は絶対で外れることがなく、むしろ運命を覆そうとするほど逆に悲劇的な結末を迎えてしまい、アポニアは絶望した
そんなアポニアのことを人々は「善意を以て悪行を為す」と表する、とどのつまり究極のサゲマン
楽園で対峙するアポニアはそういう絶望の積み重ねでかなり拗らせている、そこに雷電棒のつけ入る隙がある

アポニアお母さんは子供の健やかな成長を願っている
朝起きたらお湯を飲む
ごはんはちゃんと食べる
夜更かしせず早寝早起きする
身体が冷えないよう温かくする
適度に運動する
「」長もこの5つの戒律を守って末永く崩壊をやろう


劇中での活躍

本編前

前文明

古の楽園の話
黄昏の街の療養所で働いていた
この時に瀕死の凍傷を負った千劫を助けて知り合う
療養所には崩壊病の患者が集められており、アポニアは火を追う蛾から崩壊病の発生源と目されていた
そして真相を確かめるために火を追う蛾から遣わされたサクラは紆余曲折の後に導かれるように千劫とアポニアを組織へ連れ帰った

捕獲されたアポニアはエリシアと出会い、火を追う蛾に参加する
アポニアは囚われた罪人達の心を救うために自身も至深の処を住居としていた
火を追う蛾ではアポニアの特異な能力について研究が続けられ、そしてこの特殊能力者をどうにか役立てようと真っ先に融合戦士に改造されている
精神感知型の融合戦士になってさらに磨きのかかったアポニアの能力は同じく精神操作の能力を持つ第八律者との戦いで大いに役立った

火を追う蛾におけるアポニアの仕事は主にメンタルケアだった
人類が追い詰められ、崩壊の脅威に心が折れかけた兵士達も「崩壊に対抗する希望を諦めない」という戒律があれば最期まで幸せに戦えた
しかし皮肉にも、この戒律が人類滅亡の引き金を引くことになる
戒律によって崩壊へ抗う渇望を引き出された兵士達54人は暴走し、捕らえられていた未覚醒の第十二律者、サクラの妹リンを処刑してしまった
そしてリンの死後に覚醒した第十二律者はヴィルヴィの核ミサイルのコントロールを奪い人類に残された3都市を焼き払った

人類の滅亡が確定した後の火を追う蛾は空中分解寸前だった
アポニアもまた、免れぬ滅びを前にして心にあるのは後悔だけだった
しかしただ一人、エリシアだけは誰もが絶望に沈む中でも前を向いていた
たとえ滅びが決まっていたとしても過程が無為になるわけではない、彼女はそうアポニアに語った
そしてエリシアは第十三律者として人類の前に立ちはだかり、その命をもって火を追う蛾を再び団結させた
以降アポニアからは所見の能力がなくなった

(おそらく第十三律者と第十四律者の間の時期)アポニアはヴィルヴィに頼んで古の楽園に溶け、古の楽園そのものになった

本編

古の楽園

古の楽園第三章の話
顔も見せずにmay先輩ワタリガラスの精神を引きずり込んで催眠音声を垂れ流してくる
このアポニアの行為に激怒したmay先輩とワタリガラスはアポニアのいる至深の処に殴り込みをかけたが、接続をシャットアウトされていて失敗に終わった
その間にも何度か脳内交流を重ね、may先輩が慣れてきた頃を見計らってアポニアはようやく本題に入った
曰わく、may先輩をきっかけとして楽園が消失する、だからmay先輩を10日後に殺す、この運命は絶対に変えられない
アポニアの予言の絶対性は誰もが認めるところだが、実はこのmay先輩に下した予言の半分は嘘である
アポニアにmay先輩を殺すつもりはなく、ただ10日後死ぬ運命を知ったmay先輩がどういう結論を下すのかが見たかった
そして本当に見た「楽園が消失する」という予見がmay先輩とどう関係があるのか見極めたかった
そんなこととはつゆ知らず途中may先輩が千劫にケンカ売ってぶち殺されかけたから慌ててすっ飛んでいったりとトラブルもありつつ、なんとか無事予言の日を迎えた
至深の処でmay先輩と対面したアポニアはなぜ踏み込むのを辞めないのかと訊ね、欲しかった答えを得た
「たとえ滅びが決まっていたとしても過程が無為になるわけではない」
それはかつて、自身の能力に悩むアポニアに対してエリシアが語ってくれたのと同じ言葉である
満足したアポニアは至深の処に隠された最後の扉を開き、その奥へとmay先輩を案内した

永久の楽園

永久の楽園が開かれ、予見した楽園消失の日が近づいてきた
必ず起こるその時に備え、アポニアは自身の持つ『紫の水晶の薔薇』を何も知らないグレーシュに托し事態を見守っていた
そしてエリシアが殺された
現状行方不明になっているサクラが一番疑わしい、スウによればサクラと千劫にはデータ異常が見られるというし、仮にサクラが犯人となれば動機は理解出来る、そうであるなら次にその刃を向けられるべきは自分だろう
ひとまずアポニアは管理者として楽園のログの洗い出しにかかり、至深の処に籠もり防衛体制を整えた

アポニアをもってしてもサクラと千劫の構成データ以外に異常は見られなかった
しかしどこか違和感がある
まるで楽園のデータに何者かが潜み、そしてそれは意思を持ってアポニアの接触を避けているような、そんな感覚だ
そうしているうちにケビンの死を知らせにエデンが至深の処を訪れ、情報共有していたところ、何者かが至深の処に侵入してきた気配があった
侵入してきたのは千劫だったが、しかし様子がおかしい
アポニアは千劫の意図を理解して彼の精神に接触し、そしてそこで何者かと対話する千劫の意識を見た
このアポニアの接触はすぐに気付かれ逃げられてしまったが、敵の正体を理解するには十分だった
なぜそれがケビンやエリシアを殺しそして今回また千劫に致命傷を負わせられたのか、それは英傑がデータ存在であり、相手がデータに対して終焉と比べても遜色のない絶対的な力を持っていたから
現文明の第十二律者、千劫の身を挺した罠によってようやく敵の正体が掴めた
しかし少しの時間とはいえ第十二律者と接触したアポニアの構成データも侵蝕を受けてしまう
アポニアは敵の正体とこれを倒す鍵を持つヴィルヴィを守るようエデンに伝えた

アポニアは侵蝕に抗いつつもそれを足掛かりとして侵蝕の律者の意識に対する干渉を試みていた
もしかしたら、前文明の第八律者のように意識を誘導し無効化してしまえるかもしれない
しかしアポニアの力をもってしても記憶を覗くことが限界で律者の意識を捉えることは出来なかった
……この相手に対してこのやり方は効果がないのかもしれない、そんな未知に対する不安に襲われる
予見を持ち未来を見通してきたアポニアはこの選択を迫られるような状況に対して一般人よりも慣れていない
しかしなんとなく自信が沸いてきた
エリシアが勇気づけてくれているような、そんな気がする
アポニアはより深く侵蝕を受け入れより深く侵蝕に接する覚悟を決め、律者の意識に潜っていった
そこにあったのは侵蝕された人々の意識……にしてはどこかおかしい
千劫はどこか気持ち悪いし、ヴィルヴィはいつもより愛らしい、他もそうだ
それら全てにどこか、エリシアのような要素を感じる
もしかして侵蝕の律者が楽園を蝕んでいるのは……楽園に対する『愛』ゆえの行動なのか……?
エリシアであろうとする侵蝕の律者は彼女なりのやり方で楽園を存続させようとしている、そんな食い違った愛がこのような悲劇を生んでしまったのだろうか?
だとしたら意識を誘導する方法は意味を為さない、違う目的を与えてしまえばそれこそ英傑達と敵対する以外になくなってしまう
侵蝕を受け入れる賭けは失敗だったのだろうか……そう悩んでいた時、アポニアはこの領域に違和感を覚えた──エリシアのようだけどエリシアではない要素がある
なるほどこれはいつもの演技だ
楽園自体であるところのアポニア、そのアポニアが侵蝕の律者の領域に来るくらい事態がどうしようもなくなった時、貴女はそんな状況に備えて世界を救う最後の手段を持ってここに身を潜めていたのか
メビたんちゃん、前文明の時代の黒い箱に対する研究からメビウスが完成されたそれは、第十二律者を模倣したウィルス
ウィルスと化したメビウスは同質の存在として侵蝕の律者の意識に潜り込み機を伺い続けていた
メビちゃんは本人との相性の悪さ故に完全ではなくウィルスをコピーするために現実世界のクラインの協力を必要としており、そのための連絡手段をアポニアに求めていた
アポニアは最後の力でメビウスを現実につなげ、そして消滅した

イベント時空

サバイバル!夏の狂想曲・サイドB

黒幕役として満を持して登場……したのはいいけどママ演技下手すぎない?
悪役仲間のエデンとヴィルヴィも困って船場吉兆の女将みたいになってるじゃんあんな困惑してるエデン初めて見たよ


装甲

戒律・深罪の檻

JointPics_20220519_215552.JPG

118.jpg
119.jpg
139.jpg
140.jpg
171.jpg

apo_01.png
S級生物アタッカー
モチーフは往昔の囚人→往昔の囚人・命の契、ゼノン

キャラ解説

待望の生物雷アタッカー
これでニヒもイチコロってもんよ

使い方

装甲紹介動画
loading...

アポニアは3つのモードを切り替えながら戦う

  • 普通に殴る通常モード
    KP【贖罪】を溜める事ができるがほぼ使わない
  • 武器スキルで空中で無敵になって祈るモード【断罪】
    KP【贖罪】が自動で溜まっていき、攻撃ボタン押してる間は自動的に周囲に雷を落とす
    これの間は味方に切り替えてもアポニアがフィールドに残って
    雷特徴を持つキャラが攻撃したらそれに合わせて追撃してくれる、雷属性の攻撃じゃない点に注意
    電池先輩みたいな通常攻撃が物理ダメージでも雷特徴を持ってるなら反応してくれるが、
    他の元素だったり物理キャラに雷属性の攻撃手段を付けても反応してくれない
  • KP【贖罪】満タンで攻撃長押しをすると入る落雷モード【予見者の制裁】
    これが火力源
    超広範囲を自由に移動しながら高頻度の落雷を落としまくる
    KP【贖罪】がなくなると台バンして大ダメージを与える【制約者の裁定】を放つ

極限回避スキルは落雷を落としてダメージ
ちなみに極限回避スキルといいつつ

  • 【断罪】モード発動時
  • 【予見者の制裁】モード発動時
  • 敵が麻痺した時(アポニア自身が控えにいてもOK)

にも極限回避スキルが発動して落雷を落とす、極限回避とは……

基本的には
アポニアで武器スキル→雷特徴の味方に交代して落雷しながらバフを盛る→アポニアに戻して分岐攻撃→KPがなくなるまでフワフワする→最後に必殺技
と繋ぐといい

武器

あるならフェリスモチーフの往昔の幻夢・夜の瞳
それ以外ではチャクラム自体ないし製造の墨染の金秤で十分強いからそれで

聖痕

餅聖痕が無ければダーウィンOSorモネゴエゴエ

編制

エデンと相性抜群
あと一人はエミちゃんかお嫁さんあたり
墨フカさんとフェリスは雷特徴を持ってないためバフ・デバフを付与してる間は落雷を落とせないが
それでもバフ・デバフ量が大きいので雷サポーターがいないならおすすめ


他キャラとの関係

may先輩

試すような真似はしてしまったが、may先輩のことは大好き
その証として左手の薬指に指輪をはめてあげた
でもグレーシュに手を出すのは許さない

ケビン

スウが解除した千劫の戒律をまたかけろとか古の楽園を動かすために働けとかうるさい

エリシア

唯一所見も戒律も効果のない相手
高潔な魂を持つ真のヒーロー

千劫

黄昏の街からの腐れ縁
エリシアに頼まれて千劫を戒律で縛った

スウ

同じ感応型の融合戦士
第十一律者降臨の時に無意識的に千劫にかけてた戒律を解除してしまった

メビウス

古の楽園の管理人
古の楽園の主は自分

グレーシュ

ああmay言ったはずだよ
グレーシュに手を出したら殺すって

戒律を使ったメンタルセラピー、神音実験の唯一の成功者
渡世の羽の「第一定格出力」の使い方と代償を教えてあげた


余談

  • アポニアはギリシャ哲学の用語
    • 古代ギリシャの哲学者エピクロスは幸福をアポニア(肉体的苦痛がない)とアタラクシア(精神的苦痛がない)である状態と定義した
      • この思想は良かれ悪かれ西洋哲学の中に息づいている
        例えばWHO憲章は健康を「単に病気や病弱の状態ではないというだけでなく、肉体的、精神的および社会的にもすべて良好な状態」と定義している
      • 名前からしてスウとは対照的な存在であることを臭わせてくる
      • アポニアさんを肉体的に満たしてあげたい
    • 生物学の分類で鱗翅目メイガ上科ツトガ科Aponia属というのもある
      翅生やすしこの2つのダブルミーニングかもしれない
      • 蛾としては特に有名なやつではない
        同じ科は害虫が多いらしい
    • チャットにおけるハンドルネームは『穏やかな心』
  • 融合している崩壊獣はミトラ
    • 副作用で寒いのは苦手らしい
    • 精神感知型は寝てても意識がある
      • ママが無防備に寝てるからといってイタズラすると…
  • おっぱい!
  • おけつ!
  • 前掛け!
  • 子供の健康な成長を願い、栄養バランスに優れた薄味の手料理を作ってくれる
    • 反面本人の食生活は壊滅的にジャンク
      もし艦長がアポニアママと同じ食事をすれば同じような体型になってしまうらしい
      • ああケビン、私の分はヤサイマシマシニンニクアブラカラメで
  • 怒ると目が攻撃色になる
    • 人為的崩落を起こして翅が生えている時も赤くなる
      • たぶん融合戦士となった副作用
    • アポニアは相手を誘導したい時によく怒ったフリをする
      この時は目の色は元の青のまま(たぶん)
      • 誘導といっても自身が利益を得るためではなく、「早く寝ないと怒るよ」っていうアレ、よかれと思ってそうしてくる
        英傑の年少組やmay先輩に対してもそんな感じだから一部(フェリス)からは怖がられ、また一部(千劫やmay先輩)からは子供扱いするなとウザがられる
      • もちろん言うことを聞かせるだけなら戒律を使えば一発なのだが、ママは相手の意思を無視するような使い方はしない
  • アクセサリー作りが趣味で親しくなるとプレゼントしてくれる
    • 英傑達は全員アポニア謹製のアクセサリーをつけている
      • 千劫も
    • may先輩もお手製の指輪を左手薬指にはめてもらった
      • また浮気してる…
  • ムシキングこと海浜大熱闘イベントではグレーシュをスキルで縛り付けてボコボコにした
    • あまりにも一方的にタコ殴りにするものだから見てて辛かった
  • 演技はド下手くそ
    • 噛む、棒読み、セリフが飛ぶ
      • 演技を続けさせるためには船場吉兆の女将ばりの介護が必要になる
    • 悪役をやらせるとグレーシュちゃんがキレる
      • 常日頃グレーシュちゃんの信頼に応えるのは大変らしい
  • 水着実装に伴って解放されたいつものお試しクエストではなぜか開始直後にAVの導入のようなシーンが入る
    あまりにもえっちすぎる…
    • この手のイベントでこんな演出が入ったのはたぶんアポニアママが初
    • 次に水着実装されたお仲間の某飲んだくれさんにはパシャパシャと写真撮影シーンが…




  • 献血衣装の実装を永遠にお待ちしております -- 2023-10-03 (火) 14:46:45
  • ドスケベな神州衣装もお待ちしております -- 2023-10-03 (火) 18:00:18
  • 拝啓miHoYo様
    ドスケベ神州衣装本当にありがとうございます。一生あなたについて行きます。
    敬具 -- 2024-02-28 (水) 17:28:25