コンセプト
Bow/Crossbow系武器で闘うクラスにあって近接武器を使う、The Shadow's Mantleセット仕様Impaleビルド。
patch2.7.2(Season25)まではVault/Rattling Rollでmob集団を踏みつけてStunさせ密着でImpaleを連射するビルドだったが、このパッチで6pieceボーナスの対象が最初の1体のみではなくなり、ここでようやく遠距離からImpaleを投げる意味が産まれた。
現在はセットの6pieceボーナス変更から、ImpaleのルーンにOverpenetrationを選択してmob集団を貫通で倒すCold仕様と、Chemical BurnルーンのDoTダメージにも6pieceボーナスが適用されるため極めて高いSingle Targetダメージを叩き出すFire仕様が主流2派を形成している。
patch2.7.7(Season30)では6pieceボーナスの倍率がとうとう6桁%を突破。
長所
- 着想こそ「人と違ったDH」寄りだが、装備構成はオーソドックス寄り。Season初頭にひとまず揃えるセットとしては破格の強さ。
- DHにはDaggerのLegendaryが2種しか無く、その片方が当ビルド不動のMain Handなので入手が容易で、良品を突き詰めやすい。
- mob戦重視/RG戦重視、F&R/Endless Walk型、Aughild's Authority型/Captain Crimson's Trimmings型と言った細かな派生があり、好みに仕上げられる。
短所
- Karlei's PointのLegendary Powerが「同じ敵に2発目以降のImpaleが当たる」前提のため、一発で倒せる難易度ではコスト問題が発生する。
- かと言って何発もImpaleを投げないと敵を倒せない難易度では、天敵であるReflect Missiles持ちの存在が浮上。
- 「Impaleのダメージが上がる」と素直に書かれているLegendaryが少ないため、セットの驚異的な倍率から受ける印象ほど最終火力は高くない。
立ち回り
Shadow Setの4pieceボーナスでShadow Powerが全ルーンかつ永続となるが、最初の1回は手動起動する必要があるのでRift開始時や死亡直後は忘れずに。
選択した装備およびImpaleのルーンによってRiftでの戦法が異なるため、何を選んで倒すかは予めプランを立てておきたい。
- F&R+Wraps of Clarityの場合、定期的(max5秒毎)にHatred回収を兼ねてGeneratorを撃ちつつImpaleを連射。
- Generator非搭載でHatred回収手段が無い構築の場合は、そもそもプレイする難易度の選定から慎重に。
Active Skill
Impale / Chemical Burn/Overpenetration(炎上DoT/貫通) | |
主砲。patch2.7.5現在はmob戦重視ならOverpenetration(Cold)、RG戦重視ならChemical Burn(Fire)が主流。 | |
Shadow Power / 全ルーン | |
セット効果により永続化する強力な防御スキル。Shadwセットは被ダメージカットが無いのでGloomルーンの35%が命綱。 | |
Vengeance / Dark Heart(被ダメージが50%減) | |
自分を大幅に強化するスキル。CDRを約38%積み常時変身する。 低難易度やLord Greenstone's Fan型ならSeetheルーンしてKanaiにVisage of Gunesを使う。 | |
Smoke Screen / Special Recipe(8Discipline) | |
接近の際に。高速RunではDisplacementも良い。 | |
入れ替え候補枠 | |
Fan of Knives / Bladed Armor(防御アップ) | |
防御スキルとして使う。 | |
Companion / Wolf Companion(10秒間 与ダメージ15%増) | |
汎用性の高いダメージbuffとして。低Paragon期はBoarかBatでも可。 | |
Generatorを積む必要がある場合 | |
Bolas / Freezing Strike(3way+凍結) | |
F&R型で使用するリソース生成スキル。近接武器装備で使えるプライマリスキルはこれかGrenadeのみ。こちらの方が当てやすい。 |
Passive Skill
Ambush | |
敵を素早く処理するために有効。一撃の攻撃力が高いため相性が良い。 | |
Cull the Weak | |
中~遠距離で戦闘するようになったため、基本的には下記のThrill of the Hunt込みのBane of the Trapped期待。 | |
Thrill of the Hunt | |
patch2.7.5現在は中~遠距離で戦うため、Bane of the Trappedのトリガーに。 | |
Steady Aim | |
同様に中~遠距離で戦闘するようになったため適合。 |
装備
- メインスキルのダメージボーナスがrollする部位
- Helm、Boots、Quivers
- 優先Stats
- Crit Chance、Crit Damage、Area Damage、Cooldown Reduction(計38%~)
- Captain Crimson's Trimmings使用時は火力に還元されるので、Cooldown Reductionは38%に留める必要は無い。
- Crit Chance、Crit Damage、Area Damage、Cooldown Reduction(計38%~)
- Class Set
- The Shadow's Mantle
- 近接武器用セット。ニンジャライクな外見が人気。
Craft Setを重ね着するか否か、その場合は何を重ね着するかと決定し、適宜5~6部位を装備。
- 近接武器用セット。ニンジャライクな外見が人気。
- The Shadow's Mantle
- Craft Set(択一)
- Aughild's Authorityセット
- Bracersを含む2部位を装備し、CubeのRing of Royal Grandeurでフルセット効果を確保。
- Guardian's Jeopardyセット
- 相当量のDexとVitを稼げることからSeason序盤等に適す。
作る部位はBeltとBracersで確定と思って良い。
- 相当量のDexとVitを稼げることからSeason序盤等に適す。
- Captain Crimson's Trimmingsセット
- 定番Craftセット。
敵が1~数発のImpaleで倒せる難易度でコスト問題が発生するため、Resource Cost Reduction20%を持つこのセットも候補に挙がる。
これを採用する場合は他部位でCooldown Reductionを積んで火力に繋げたい。
Belt+Pants/Bootsを作りCubeのRing of Royal Grandeurでフルセット効果を確保。
- 定番Craftセット。
- Aughild's Authorityセット
- Main Hand
- Karlei's Point
- Impaleを当てた敵にもう一度Impaleを当てるとHeteredが15戻ってくる
ルーンOverpenetrationかRicochetで集団からをHeteredを回収できる。
ダガーのレアアイテムをKanaiでアップグレードすると、候補がKarlei's PointかLord Greenstone's Fanだけなので容易に入手できる。
- Impaleを当てた敵にもう一度Impaleを当てるとHeteredが15戻ってくる
- Karlei's Point
- Off Hand
- Holy Point Shot
- Patch2.5.0より、Impaleが3WAYになる効果が追加され、対集団戦における殲滅力が上がった。
Shadowセットの6pieceボーナスは3本全てに適用。近距離から1体に3Hitさせることで対単体の攻撃力も大幅に増加する。
Karlei's PointによるHetered回収も3倍になり、リソース管理も大幅に楽になる。 - Elemental Bonusがつくアイテムなので強力だが、Legendary PowerとElemental Bonusの可変値および主砲のルーンとの噛み合わせがあり、良品の取得が非常に困難な一品。
当ビルドを組むに際してはPrimordial Ashes使用の候補に挙がる。
- Patch2.5.0より、Impaleが3WAYになる効果が追加され、対集団戦における殲滅力が上がった。
- Holy Point Shot
- Bracers(Bracersを含むCraft Setを使わない場合)
- Wraps of Clarity
- Bastions of Willを使う場合、同時にLegendary Powerを起動出来るこのBracersがオススメ。
- Wraps of Clarity
- Rings
- Bastions of Willセット
- Hatered SpenderのImpaleと、Generatorを実装することで両方のボーナスを起動する。
ただし確定modが何も無いので、Crit Chance・Crit Damage・Area DamageのようなTri-Fectaを狙う難易度は相当高い。
- Hatered SpenderのImpaleと、Generatorを実装することで両方のボーナスを起動する。
- Convention of Elements
- Stone of Jordan
- Elusive Ring
- F&Rを使わない場合の攻防の補助。
- Bastions of Willセット
- Amulet
- Squirt's Necklace
- フルスタック時、ダメージを受けていない限り与ダメージ+100%。ただし被ダメージ50%増のハイリスク・ハイリターンなAmulet。
Crit Damageが確定rollなので比較的良品を手に入れやすいのも嬉しい。
2.7.0以降はThe Flavor of TimeはFollowerに任せられるので、これかHellfire Amuletが本体装備に選ばれやすい。
勿論、リスクを嫌う場合はEndless Walkセットで安定しても良い。
- フルスタック時、ダメージを受けていない限り与ダメージ+100%。ただし被ダメージ50%増のハイリスク・ハイリターンなAmulet。
- Squirt's Necklace
- 装備パターン整理
- Aughild's Authority + Endless Walk + Chain of Shadows型
- スタンダード構成。ただしEndless Walkの火力ボーナスを得るためには足を止める必要がある。
- Guardian's Jeopardy + Endless Walk + Aquila Cuirass or Visage of Gunes本体装備型
- Push用ながらVengeanceのルーンをSeetheに出来るため低難易度もそのまま運用しやすい。
- Captain Crimson's Trimmings + Bastions of Will + Squirt's Necklace + Wraps of Clarity型
- BoWのためにGeneratorを導入し、Wraps of Clarityも起動するタイプ。
- Endless Walkが無いため足を止めずにVaultや徒歩で回避行動を取りながら戦闘出来るのが強み。
- Cooldown Reductionを高めに積む必要があるため他のタイプと根本的に優先Statsが変わる。
- Aughild's Authority + Endless Walk + Chain of Shadows型
Kanai's Cube
- Weapon
- Armor
- Aquila Cuirass
- Hatredを減少させずに立ち回ることに慣れていれば無条件に近い。
- Visage of Gunes
- Hatred回転に問題を感じる場合、VengeanceのルーンをSeetheにした上でCubeにこれを使うのも手。
- Aquila Cuirass
- Jewerly
- Ring of Royal Grandeur
- Craft Setを重ね着する場合はこれをCubeに。
- Craft Setを重ね着する場合はこれをCubeに。
- Ring of Royal Grandeur
レジェンダリジェム
- Bane of the Trapped
- 定番だが、patch2.7.5(Season28)現在の当ビルドは中~遠距離を保つことも多いのでパッシブのThrill of the Huntと併用。
- Bane of the Stricken
- ほぼGRでプレイするビルドなので。
- Zei's Stone of Vengeance
- 同様にpatch2.7.5(Season28)現在の当ビルドは中~遠距離を保つことも多いので採用。
- 同様にpatch2.7.5(Season28)現在の当ビルドは中~遠距離を保つことも多いので採用。
Followers
- Templer
- 装備こそ異なるがカテゴリ的には引き撃ちビルドの一種のため、前衛というだけで採用したい。
- Scoundrel
- 遠距離ビルドのため、売りのNight's Veilが欲しい座標に行くかはやや運が絡む。
- Enchantress
- AmplificationとFocused Mindで堅実にDH本体の火力を底上げ出来る。
- AmplificationとFocused Mindで堅実にDH本体の火力を底上げ出来る。
その他
- Impaleを反射する敵の存在
天敵。「Dune Dervish(Act2のKey Wardenと同型の敵)がWhirlwindのように回転している時」と「Sand Dweller(最初は地中に居るゴーレム型の敵)がMissile反射オーラをまとった際」にImpaleが反射され一撃で即死級のダメージを受けるため、ほぼ主砲が撃てなくなる。
これらの敵は非Eliteですら超危険モンスター扱いになるため、無視して逃げるのが一番良い。Life on Hitを高く積むなどの手段では到底相殺しきれないダメージ量だし、これら2種はそれほど頻出するわけではないので倒さなければならない場面もそうそう無い。
なお、Dune Darvishは出現頻度で言うとGRに素で存在しているよりもNemesis BracersでPylonから出現する頻度の方が遥かに高い。死亡にストレスを感じるプレイヤーなら、このビルドを使う際はFollowerにNemesis Bracersを装備させないということも一考の余地あり。
一撃で倒せる難易度をプレイする場合は反射されずに済む可能性が高いが、この難易度ではKarlei's PointのHatred回収が機能しないというジレンマがある。
Pylon取得に関しては、ConduitかShieldの場合はDune Dervishが出現しても問題無いのできっちり倒しておく。(前者の場合はPylon効果のみで攻撃)
コメント
- Holy Point Shotが強化されたことでKarlei's Point型が強くなりましたね。Lord Greenstone's Fan型との差異が深まったので、UEビルドみたいページ内で分けたほうがいいかな? -- 2017-03-23 (木) 16:06:21
- Karlei's Point型:カナイにThe Ess of Johanで、敵を集めてインペール打ちまくりもなかなかいけると思います。 -- 2017-03-29 (水) 23:23:23
- このビルド通りに組んでみたけどなぜか被ダメが痛すぎてGR65の時点できっつい 常時変身+Elusive+WoCは発動してるんだけど -- 2017-04-01 (土) 15:22:13
- 記事の通りなら別に固くもなんともないからね。2.5.0以降は15Hatered補填のKarlei+Endless Walk+VengeanceのルーンはDark Heart+CubeにAquila Quirass+Fan of Knives/Bladed Armorくらい固めるビルドが多いかな -- 2017-04-01 (土) 20:56:58
- レスthx diablo3 fans見ててもそれと同じビルドだったなあ。幸い装備はあるから動画で勉強してみる -- 2017-04-02 (日) 06:27:54
- あと柔らかい職はシングルレジ取れるとこでPhysical取ってジェムの一つをEsoteric Alterationってのが基本だけど強いね -- 2017-04-02 (日) 11:30:45
- F/Rとハルシオンダンスで無力化すれば防御など不要!( -- 2017-04-02 (日) 12:09:59
- ↑あながち相性悪くないから笑えない マルチでは邪魔になるけどソロなら選択肢としては採用の余地あるかも -- 2017-04-03 (月) 00:00:52
- 個人的にはRGに効かないからツライかな…Jaggurnaut登場以降は使ったこと無いから効かないかどうかわからんけど -- 2017-04-03 (月) 14:20:37
- 2.5.0対応に更新しました。 -- 2017-04-16 (日) 11:42:22