この項目ではDQ5に登場するモンスターを取り扱っています。DQ7のモンスターは【ゴンズ(DQ7)】を参照して下さい。
概要
DQ5に登場するボス級モンスターで、所属は【光の教団】。
【ゲマ】直属の獣人型モンスターで、グラフィックは【ソルジャーブル】・【グレンデル】の色違い。
モデルは相方の【ジャミ】と合わせて、仏教における地獄の獄卒、牛頭(ごず)と馬頭(めず)と思われる。実際、DQ10には色違いの【護門将ゴウシルシャ】(牛頭はサンスクリットで「ゴーシールシャ」)が登場する。
PS2版以降では持っている武器が鉈のようなものになり、盾にトゲが付いている。
外伝ではジョーカー2P、テリワン3D、イルルカ、ジョーカー3Pとバトルロードビクトリー、ライバルズに登場。
北米DS版の名称はSlon the Rook。Slonとはロシア語などのスラヴ語派のいくつかで象の意味で、直接的にはロシア語でチェスのビショップを意味する「слон」を英字に置き換えたものと思われる。
チェスの駒の呼び名は国や時代によって様々で、ビショップも元々は象を表していたといわれる。
動物将棋の角行が象なのも全く同じ理由である。
それはそうと、ルークなのかビショップなのかどっちだ。
チェスの駒の価値はルーク>ビショップ=ナイトなので、相方がナイトであることも併せるとビショップの方が適切に思われる(但しビショップは「司教」を意味し、姿としてはゲマの方がそのイメージに近く、ルークのようなごつい外見からゴンズがそう名付けられたのだろう)。
星ドラではフードを被った個体「ゼネル」が登場している。
DQ5
ジャミと同様主人公の眼前で【パパス】を痛めつけた仇敵。この時は通常攻撃しか行っていない。
(参考までにHP170・MP0・攻撃力85・守備力126)
【ボブルの塔】において【マスタードラゴン】復活に必要な【りゅうのひだりめ】を守っており、主人公はこれの奪還も含めてこいつと決着をつけることになる。
HP1700、MP0、攻撃力200、守備力190、素早さ80。
多種多様な攻撃方法を持つジャミが「技」なら、ゴンズは「力」と言ったところか。
だが、幼年時代と行動パターンがそう変わっているわけではなく、幼年時代の戦い方のイメージのままと考えて問題ない。
行動は、通常攻撃と武器を激しく振り回す【強化攻撃】のみなので、力と言っても大したことはない。
さらに【おおきづち】などと同様に必ず空振りになる攻撃を持っているため、頻繁に攻撃をミスする。
【スクルト】を2回唱えればほぼダメージを受けることなく勝てるだろう。
一応、戦うタイミングの問題で全てのパラメータがジャミよりも高く設定されているが、相方がはるかに強化されているために相対的な強さはむしろ下回っていると感じるかもしれない。
SFC版では肝心の攻撃力もそう高くなく、200しかない。ゲマ(280)にはおろか、同エリアに出現する雑魚の【メタルドラゴン】(210)にすら劣っている。せめて【カンダタ】のように【痛恨の一撃】を高確率で使えていれば、この攻撃力でも十分にこちらへ痛手を負わせることはできたのだが。
攻撃呪文への耐性は、【バギ系】に完全耐性、【デイン系】に強耐性を持っているだけで他は全て素通し。また【ルカニ系】も100%通用するため、打撃でも攻めやすい。さらには【1ターン休み系】が高確率で有効なので、【おたけび】や【なめまわし】を駆使すれば、絶対とはいかずともノーダメージでの撃破も可能。
ちなみに、極稀に(1/4096の確率で)【ちいさなメダル】を落とす。
なにより、ゲマはもちろんジャミも印象に残るイベントを伴って戦う存在であるため、プレイヤーの復讐心や闘志を十分に刺激するシナリオになっていたのだが、そんな彼らと違ってゴンズはバトルの前後に特別なイベントがない(しいて挙げるなら戦闘前に「ゲマ様が言っていた○○○とはお前のことだな!」という台詞が入るのみ)。総じて「ゲマの手下」以上でも以下でもない程度の存在意義しか持っていないため、個人としての目立った活躍がなく、仇敵一味の中では存在感が極めて薄い。
倒してもジャミのように最後っ屁をかましてくるわけでもなければ台詞もない。これも印象の薄さに拍車をかけている。
能力値でも行動パターンでも拍子抜けするほど弱いので、さっさと引導を渡してゲマのもとに向かおう。
ちなみに進め方によっては上司のゲマを先に倒すこともできてしまうが、その場合はこいつの印象が輪をかけて薄くなること請け合い。
さらに【鳥山明 ドラゴンクエスト イラストレーションズ】でも、ゲマとジャミは他のボスと並ぶ掲載順で系統モンスターの基準になっている様子なのに、この系統はゴンズとしての掲載はなく基準がグレンデルになっている。
余談だが相方のジャミと同じく、システム上は3種類のモンスターデータが存在する。
ジャミの方は幼年時代・バリア展開状態・バリア解除後と切り替わるので3種類のデータすべてを使っているが、ゴンズは幼年時代・ボブルの塔と2種類しか使っておらず、用意されているデータが1つ無駄になっている。
もしかしたら彼も何か特殊なイベントが用意される予定だったのかもしれない。(結局リメイクでもこの没データは使われなかったが…。)
データの内容は幼年時代のそれと一緒なので、何に使われる予定だったか推し量ることは不可能だろう。
ちなみにジャミとゴンズは共に獲得経験値「3500」と同じ数字となっている。恐らくはジャミとゴンズの同格感を出すための意図的な演出だと思われるが、もしかしたら当初はジャミとゴンズがデモンズタワーで一緒に登場する予定だったのかもしれない。
SFC版では、ゲマ・ジャミ・ゴンズのうち唯一、他のモンスターと被らないオリジナルカラーをもらっている。
にも関わらず、歩行グラフィックのカラーリングはなぜか【グレンデル】のもの。
雑なのか丁寧なのか…。
リメイク版
HP2400、MP0、攻撃力300、守備力135、素早さ80。
武器は斧のような刀身の大鉈、盾はスパイクを7つ取り付けたシールドに変わった。
そして一部のステータスが増強され、HPが高くなってしぶとくなったほか、攻撃をミスすることもなくなった。
特に、攻撃力はあの【ブオーン】と同値に達し、SFC版のプレイヤーに予想以上のダメージを見せて驚かせた。
その強化ぶりは、ストーリー内でピピンが「敵でありながら強かった」と評したほど。
しかもスクルトの仕様が変更されたので、簡単にこちらの守備力が上がらなくなっている。
守備力は下がったが、その代わりにルカニ系が効かなくなった。
しかし、弱点は据え置きのまま。
まず、1ターン休み系が弱耐性止まりという点が変わっておらず、【コワモテかかし】を使い続ければ楽勝。なんと【まもののエサ】にも高確率で反応するようになってしまい、威厳もクソもない。
カカシに怯え餌に食いつく姿からはもはやケダモノ程度の知性しか感じられない。人語を喋れるくせにその辺の動物とオツムは大差ないようだ。
誰でも使える分、攻略法を知っていればSFC版より簡単になったと言える。
足止め役が2人いればほぼずっとこちらのターン。更にこっちは4人で戦えるようになったので…。
また攻撃力が強化されたとはいえ、痛恨の一撃がなく1回行動の単体攻撃しかできないというこれまた致命的な点も相変わらず。
このため、もし1ターン休み系の手段を用意するのを忘れていても「パーティー全員が一撃で死なない程度のHPと守備力+【ベホマ】が使えてゴンズに確実に先制を取れるキャラ一名」、これだけで充分である。
つまりゴンズの強化攻撃一発で誰も死ななければ主人公が【ほしふるうでわ】を装備すればいいだけ。
主人公が回復役、後は全員【ガンガンいこうぜ】でも余裕という体たらく。
せめて痛恨が使えるか2回行動になっていればかなり強くなったろうに…。
強さでも印象面でさえもジャミに負ける、リメイクされても哀れな魔獣である。
DS版以降では強化攻撃がオミットされたために、振り回しも通常攻撃と同じものになり、実質通常攻撃以外の行動ができなくなった。
攻撃自体は痛いものの、振り回しが来たからと言って過度に警戒する必要はない。
なお、DS版の公式ガイドブックでは注意すべき行動に振り回しが挙げられており、如何にも強化攻撃であるかのように書かれている。
繰り返すが振り回しも通常攻撃と同等であり、特殊行動は一切ない。
高出力で通常攻撃を繰り返すのみという点では【バラモスゾンビ】に通じるものがあるが、手数が1なのに動きが簡単に止まる時点でお察し、恐らく歴代シリーズの中でも最弱クラスのボスである。
ゴンズとの戦闘後、「はなす」コマンドを選択すると子供たちが主人公の顔に怯える台詞を見ることが出来る。
小説版
本作では剣ではなくハンマーを武器にしている。
ゲームではゲマのおまけだったのだが、テコ入れのためか、【ピエール】との因縁が描かれた。その内容は、かつて彼の養父【ソルジャーブル】を幽閉し殺したというもの。つまり、主従揃って親の仇だったのである。
一度はピエールを倒し、リュカを追いつめるのだが、その時にリュカがパパスが殺された時の事を思い出し、「子供たちの前で負けるわけにはいかない」と押し返される。
その後は気絶したフリをしていたピエールに不意打ちをくらい、あっさりとやられてしまう。
さらに子供たちの前で復讐に逸ろうとしたリュカを諫めるピエールの「復讐とは、こんな風に汚い物なのです。あなたには似合わない」という言葉のダシにされる始末である。戦闘面での不遇さはゲーム内同様であった。
CDシアター
声優は岸野幸正。【イブール】と同じである。
ボブルの塔での戦闘ではゲームと違いゲマと共に参上。「相棒のカタキをとってやるぜ」と言いながら主人公リュカに斬りかかるが、仲間モンスター達に行く手を遮られ、【ピエール】・【マーリン】・【プックル】と戦うことになる。
激しい剣戟の効果音はあったがやがてフェードアウトし、リュカがゲマと決着をつけた際にはいつの間にか倒されてしまっている。
一応ピエールが「手ごわい相手だった」、マーリンが「恐ろしい敵じゃった」と評してはいるが…。
ユアストーリー
声は関口晴雄。
常にゲマやジャミと一緒に行動する。
ジャミと共にパパスを甚振るシーンでは、リメイク版で追加された「覚悟しなっ!」と言う。
エビルマウンテンでの最終決戦ではジャミと同様にリュカ(主人公)に瞬殺されてしまう。
ジョーカー2プロ
ブランパレスの途中の階段でゲマ、ジャミと共に登場。
高い攻撃力に加え、強力なもろば斬りを持つ他、みがわりで攻撃をかばう事もある。
みなごろしはこちらに向かうと厄介だが、別の敵に向かってくれれば自滅を誘う事が可能。
【シュプリンガー】と【バッファロン】の特殊配合で生み出せる。魔獣系のランクAに属する。
能力値はHP、攻撃力に優れ、会心出やすいを持つ典型的な物理攻撃型だが、守備力が低くダウンにも弱いのが難点。
最強種にすると「会心完全ガード」を持つようになる。
ジャミとの配合でゲマが、モヒカントとの配合でゴレオン将軍が生まれる。
所持スキルは「ふうらいの剣技」。
テリワン3D、イルルカ
大体前作と共通で、新たにイオブレイクも習得した。
大まかなステータスはグレンデルに近いがこちらの方がよりHP・攻撃力に優れ、1枠でも特に高めの攻撃力に加え究極配合ではなんとHP1930と2枠に迫る化け物。
ただこの2つ以外は低めで、究極配合しても守速は600台、賢さも500台とかなり低い。
会心かんぜんガードのおかげでみなごろしの誤爆も怖くないが、イオブレイクが死ぬのはもったいない。最強メラ&イオでバトルロードのソルジャーブルを再現するのも面白いかもしれない(剣を振り下ろす「ぶった斬り」・全体に爆発系ダメージの「ばくれつざん」・炎の剣で攻撃する「れんばくの舞」の3つ)。
火力の優秀な体力バカだが、どうせなら同じく会心完全ガード持ちかつバランス型で回復のコツも備えるグレンデルの方が仕事はしやすいだろう。
【他国マスター】がゲマ、イブール、ジャミと繰り出してくることがあるが、ゲマの組み合わせが変わりこいつもジャミも使わなくなった。
ジョーカー3プロ
ゲマ、ジャミと共に再登場。変わらずAランク。
【レオン・ビュブロ】と【タイプG】の特殊配合で産み出せる他、ノチョーラが連れていることも。
能力傾向はイルルカ以前と大差なし。
コイツを使った特殊配合はない。
特性は【ノーマルボディ】、【会心出やすい】(固定)、【爆発ブレイク】、+25で【れんぞく×2】、+50で【会心完全ガード】、+100で【ときどき黒い霧】を習得。
サイズアップしていくと順に【AI1~2回行動】、【いあつ】、【魔神攻撃】を習得。
合体特技は【雷雲招来】、合体特性は【絶対会心】。
色違いのグレンデルは過去のモンスターズシリーズに出場経験を持ち、テリワン・イルルカではこちらとも共演も果たしているにも関わらず、再登場出来なかった。相変わらずソルジャーブルも呼ばれていない。
ゲマとジャミがそれまでモンスターズ未登場であった色違いを引き連れて登場しているのとはまるで対照的である。
バトルロードビクトリー
【レジェンドクエストV】に度々登場する他、Aランク以上でクリアするとカードを入手し、こちらも使用可能となる。
ステータスはHP:865 ちから:117 かしこさ:3 みのまもり:42 すばやさ:19。
【ソルジャーブル】より攻撃のみ性能が上がった程度。モーションも使いまわしがほとんどで、
装備もPS2版DQ5以降の大鉈・トゲ盾ではなくSFC版同様ソルジャーブルと同形のもの。
使用技は【メッタ斬り】と「突進斬り」。後者は唯一の新しいモーションであり、敵単体を盾で攻撃して怯ませてから剣で斬りつけるというもの。それなりの確率で相手を動けなくさせる事もある。
また、バトルマスターと組ませると、メッタ斬りがモーションもエフェクトもソルジャーブルの「れんばくの舞」にそっくりな「爆裂の舞」に変わる。
爆発属性の特技で、会心率もそれなりにあるのでメイン攻撃はこれで、相手が爆発属性に耐性を持っていたり、動かせなくしたいときは突進斬り、といった感じで使い分けよう。
かしこさはたった3しか無いので呪文攻撃は苦手。状態異常耐性もほとんど無い。
肝心の攻撃力はそれなりだが非常に高いという訳でもないので使用率は低いだろう。
スキャンバトラーズ
3弾の【スコアアタック】?でゲマ、ジャミと共に登場。
攻撃手段は単体攻撃のみ。
その後限定パックとしてジャミの次に登場。
青ボタン「マッスルチャージ」は攻撃力とテンションケージを上げる技。
SHTまで上げれば攻撃力が8段階上がる。
トレジャーズ
お宝に【ゴンズの像】が登場。
ライバルズ
第2弾カードパック「解き放たれし力の咆哮」にて実装。魔剣士専用のスーパーレアで、上司のゲマ、相方のジャミとは職業も実装タイミングも主要戦術もおんなじ。
4/2/4 おうえん におうだち
召喚時:相手の手札が6枚以上ある場合、+2/+2
第2弾で推進された、ドローに負荷を掛ける戦術に組み込める一枚。
効果を満たせば4/4/6におうだちというシンプルに強力なスタッツになるため、ドロー力に優れた武闘家や手札に種を溜め込む商人への牽制力として大いに輝く。
そうで無くともおうえんとにおうだちの二つの能力のお陰で汎用性も高いため、速攻デッキでもテンションデッキでも愛用された。
原作での弱さや影の薄さが嘘のような活躍ぶりであった。
現在はマスターズルールでのみ使用可能。
ライバルズエース
真1弾カードパックの拡張カードとして、ジャミと共に【ジャミ&ゴンズ】として実装。
コンビでの出演やカードのフレーバーテキストから、無抵抗のパパスをいたぶるシーンを再現していると思われる。
ウォーク
DQ5イベント中の2021年10月11日に登場。姿はリメイク準処。
その前にもパパスにトドメを刺す2章2話で登場するが、ジャミ共々ここでは登録できない。
クエスト5章6話でゲマと共にボスとして登場し、翌12日以降はほこらで登場するようになる。
推奨レベルは上級職レベル70。最も有効なのはデイン系で、次いでバギ系も有効、他はメラ、ギラ以外は全て耐性があり、イオ系は無効化される。また、斬撃全般に30%耐性がある。
お供は【ミミック】と【シュプリンガー】。自身は初めのうちは複数回行動しないが、お供は完全2回行動。
開始時は【ビッグシールド】を使うが、以降はどれも物理攻撃が中心で、やはり攻撃力が高く単体攻撃の通常攻撃やはげしく振り回す攻撃などはまだいいほう。
痛恨の一撃は600程度もの威力があり、全体攻撃も300程度の渾身の力で振り回す攻撃や、500程度にもなる大地の一撃とかなりの威力がある。
お供は甘い息に加え500程度の痛恨の一撃を放つミミックに、ルカナンなどの補助や100×4のはげしく斬りつけるランダム攻撃を使うシュプリンガーとこれらも結構難敵。
お供には幻惑や眠りが入るほか、ゴンズにも攻撃力や守備力の低下が入る。なので回復が追いつかない場合はお供を眠らせたり、ゴンズに攻撃力減を入れて無力化するのも手。
お供を両方倒すか一定HPを削るとゴンズは2回行動、まれに3回行動するようになり、【すてみ】を使用してくる。
こうなると、大地の一撃が全体700以上という即死級のダメージになるので、先にゴンズから倒すか火力があるなら全体攻撃でまとめて倒してしまうのが良いだろう。
盾を持つのとビッグシールドにより物理攻撃は弾かれやすいので、ギガデインやライデインのような呪文があると良い。
こころは赤色でコストは116。
コスト114の【ゆきのじょおう】と能力値の傾向がほぼ同じで、ほんのわずか上回る程度。
高グレードではバギ系の斬撃・体技ダメージの上昇とメラ系への耐性が付き、グレードSで斬撃ダメージを4回与えつつ攻撃力を1段階上げる「めった斬り」を覚える。
タクト
ドラクエ5イベントで仲間にできる。装備しているのはリメイク版に準拠した鉈とトゲつき盾。
魔獣系のAランク、こうげきタイプ。とくぎは火炎ぶんまわし、かちわり、ばくれんづき。
いどうは2だが、特性の「猪突猛進」により最初の1ターンのみいどうが+2され、最大で4マスも移動できる。
1凸以上で「まれにこうげきじゅんび」を覚える。
これまで地味だったゴンズのイメージを覆すほど本作では優秀といっていいモンスター。
移動力が上がるおかげで序盤の位置調整は容易で、とくぎも範囲と射程に長けた二つにデバフ付きの無属性とくぎと優秀なものが揃っている。
ステータス的には【アームライオン】や【キラーアーマー】と比べると攻撃力こそ劣るが、「まれにこうげきじゅんび」による爆発力もあるので総合的にはどっこいといったところ。
HPや守備力は同ランクの中では高く耐久力はあるが、唯一の欠点ともいえるのは素早さだろうか。
ちなみにイベントで集める際は従来のように何回も起き上がらせて仲間にするのではなく、該当クエストで覚醒のかけらを集めて凸するというもの。
結局周回なので手間的にはそれほど変わらないが。
イベントストーリーで登場するのはジャミ同様、5の主人公たちと対峙していた個体の弟。
とにかくゴールドにがめついが、それ以外ではまとも。
ドラけし!
DQ5イベント「父パパスとの旅路」の最終ステージ、古代の遺跡2の4-9と4-10のボスでジャミと共闘する。攻撃呪文は効きづらいので注意。
ドラけしは星4の黄属性で、スキルは横長六角系の範囲を攻撃するふりまわす。強敵チャレンジゴンズで獲得できる。