//コピペするのはここから
|CENTER:218|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|CENTER:80|c
|>|>|>|>|~No.413|
|&attachref(./413.png,nolink,Amphion……じゃない。Perth、軽巡Perth、出撃します。);|>|Perth(パース)|>|Perth級 1番艦 &nobr{軽巡洋艦};|
|~|>|>|>|~艦船ステータス(初期値/最大値)|
//下記にもある通り、左側の初期値は改造直後の値とは異なります。
|~|~耐久|29|~火力|24 / 58|
|~|~装甲|17 / 32|~雷装|20 / 54|
|~|~回避|33 / 67|~対空|24 / 66|
|~|~搭載|3|~対潜|15 / 50|
|~|~速力|高速|~索敵|9 / 40|
|~|~射程|中|~運|12 / 55|
|~|>|>|>|~最大消費量|
|~|~燃料|30|~弾薬|45|
|~|~搭載|>|>|~装備|
|~|1|>|>|[[6inch 連装速射砲 Mk.XXI]]|
|~|1|>|>|未装備|
|~|1|>|>|未装備|
|~|>|>|>|COLOR(gray):装備不可|
|>|>|>|>|~改造チャート|
|>|>|>|>|''Perth'' → [[Perth改]](Lv45)|
|>|>|>|>|~図鑑説明|
|>|>|>|>|LEFT:Perth級軽巡洋艦Perth、英国生まれ、オーストラリア育ちです。&br;連合軍ABDA艦隊の一翼として、南方作戦で南下する日本艦隊を迎撃しました。&br;重巡Houstonと共に最後の一撃を図りましたが…。護る気持ちは…一緒です。|
※初期値はLvや近代化改修の補正を除いた時の数値であり、最大値はLv99の時の最大値を指します。

#fold(CV:内田秀、イラストレーター:草田草太 (クリックするとセリフ一覧が開きます)){{
CV:内田秀、イラストレーター:草田草太
#shadowheader(2,[[定型ボイス一覧>Perth/定型ボイス]])
#table_edit(Perth/定型ボイス)
~
#shadowheader(2,[[時報ボイス一覧>Perth/時報ボイス]])
#table_edit(Perth/時報ボイス)
~
#shadowheader(2,[[季節ボイス一覧>Perth/季節ボイス]])
#table_edit(Perth/季節ボイス)
~
}}

*ゲームにおいて [#game]
-2019年11月30日、イベント『[[進撃!第二次作戦「南方作戦」]]』[[E-3>進撃!第二次作戦「南方作戦」/E3]] 突破報酬として実装。初のオーストラリア艦娘である。
--余談だが、CVの内田秀氏もオーストラリア出身。
-2023年1月20日実装の[[7-5>南西海域#area5]]にて通常海域でのドロップが設置された。

-改造前の時点で装備枠が3スロットあるが、改造してもスロットは増えない([[阿賀野]]等と同じ)。
**キャラクター設定について [#character]
-事務的なセリフや英語のみのセリフが多く、そっけない印象を持たれるかもしれない。ちなみに3つの母港セリフのうち外国語のみのセリフが複数ある初めての艦娘である。
-梅雨や年末、[[改>Perth改]]のセリフから察するに、いろいろな意味で不器用なのかもしれない。

**[[限定グラフィック>艦娘カード一覧(期間限定グラフィック)]] [#graphic]
-2021年2月5日のアップデートで、バレンタインmodeのグラフィックが実装された。&color(silver){そして下着が黒であることも判明した};
--右手の皿にはかなり手の込んだチョコケーキ。((草田氏曰く、これは[[ラミントン>https://twitter.com/ashitaba_s/status/1357715431499337730]](チョコを染み込ませたスポンジケーキにココナッツをまぶしたもの)というオーストラリアではお馴染みのケーキが元になっているとのこと。))左手のティーポットで淹れるのはアールグレイだろうか。
上は私服だが、スカートや靴下は普段の制服と同じもの。
--他の艦娘がバレンタインmode実装とだけ案内されてる中((https://twitter.com/KanColle_STAFF/status/1357642180081242114 https://twitter.com/KanColle_STAFF/status/1357643104984002561 https://twitter.com/KanColle_STAFF/status/1357643545868267520))何故かPerthのみ[[参戦!>https://twitter.com/KanColle_STAFF/status/1357641834726531074]]と意気込みが違う様子。&color(silver){一体なにと戦ってるんだ…!?};
-
#fold(限定グラフィック:バレンタインmode){{
限定グラフィック:バレンタインmode
&attachref(./413_Valentine.jpg,nolink,提督……これを、どうぞ。いえ、深い意味はありません。アールグレイと一緒に、どうぞ召し上がってください。);
}}

-2021年7月15日のアップデートで【[[水着mode>https://twitter.com/KanColle_STAFF/status/1415676442101223437]]】が実装された。
--水色のビキニとパレオでビーチボールを手に、いい笑顔をみせてくれる。鎮守府に馴染んてきたおかげだろうか。
--中破すると左肩の紐が切れてけっこう危ういことに。
-
#fold(限定グラフィック:水着mode){{
限定グラフィック:水着mode
&attachref(./413_Summer.png,nolink,……問題があれば、着替えてきます。……そ、そう?);
}}

*小ネタ [#neta]
-イギリス海軍が建造したパース級軽巡洋艦のネームシップ。
--就役時の艦名は「アンフィオン(Amphion)((由来はギリシア神話の登場人物アンピーオン。ゼウスとテーバイのアンティオペーの息子の一人。英国の巡洋艦や戦艦はギリシア・ローマ神話からの艦名採用が多い。))((因みにその理由は「サンドイッチ」の由来で有名な18世紀の英海軍提督・第4代サンドウィッチ伯がギリシャ・ローマ神話好きで、第一海軍卿時代に就役した新造艦に神話由来の艦名を付けまくり、それを代々襲名したのが原因。))」だったが、オーストラリア海軍への移籍に伴い西オーストラリア州の州都であるパースにちなんで改名された。
---州都パースはオーストラリア全体でも第4位の大都市。スコットランド出身の初代州総督がスコットランド王国の古都だった同名の都市から命名した。
---余談ではあるが、米国テキサス州[[ヒューストン>Houston]]とは1983年から姉妹都市提携を結んでいる。
--なお、パースの艦名は彼女が初代であり、現在は3代目であるアンザック級フリゲート(FFH-157 HMAS Perth)が現役である。
---レーダー等のアップグレード工事を行っていたが、&color(Red){''海軍の人手不足により乗組員が確保できず、2017年から乾ドックで放置される事態が続いていた。[[こちら(2019/6月時点)>https://www.abc.net.au/news/2019-06-06/hmas-perth-stuck-in-dry-dock-highlights-adf-challenges/11183870]]''};
そんな彼女だったが、ようやく改修工事が完了する運びとなり、2021年7月、無事水の上に戻ることができた。艦隊復帰は2022年中を目指す。[[こちら>https://www.navalnews.com/naval-news/2021/07/australian-navy-anzac-class-frigate-hmas-perth-back-afloat-after-major-upgrades/]]
--オーストラリアは英連邦((Commonwealth of Nations、インドやブルネイ、マルタ、南アフリカなどは後述する英連邦王国には加盟していないが英連邦の一員ではある。))に属する国家のひとつであり、また英連邦王国((英語では「Commonwealth realm」と称される。オーストラリアの他にはカナダやニュージーランド、ジャマイカなどがある。))の一員であるため正式な国家元首は連合王国国王が兼ねるオーストラリア王である。((2023年現在はチャールズIII世国王。オーストラリア内の実務は代理人であるオーストラリア総督が代行する。なお、「国王」はいるものの、オーストラリア自体は連邦制国家である。))
このため、海軍の正式名称は王立オーストラリア海軍(RAN)であり、軍艦の呼称も"His/Her Majesty Australian Ship"の頭文字"HMAS"が付く。
**パース級について [#zd1356c6]
-イギリス海軍が第一次大戦後、最初に建造したリアンダー級軽巡洋艦の改良型。改リアンダー級と呼ばれることも多い。
--英語圏では稀にだが、竣工・就役が最初だった艦よりシドニー級、パースの竣工直後の名前よりアンフィオン級と呼ばれることもある。 
-日本の5,500トン型と同じく「巡洋艦らしい巡洋艦」として、必要な性能をバランス良く詰め込んだ使い勝手の良いワークホースとして計画された。((ただし、5500トン型の時点で日本とイギリスの考える「巡洋艦らしい巡洋艦」の方向性は大きく異なっている))
3隻が計画され完成したが、最終的に全てオーストラリアが海軍強化のため購入することとなった。 
--大きな改良点は機関配置で、リアンダー級が缶缶機機だったところを缶機缶機のいわゆるシフト配置に改めた。その結果煙突も2本となり煙突間のスペースに航空艤装を配置した。 
~
-基準排水量7,000トン余りという中型の船体((だいたい計画時の古鷹型と同等。船体はパース級の方がややずんぐりしている))に15.2cm砲連装4基8門、10.2cm高角砲単装4基4門、53.3cm魚雷発射管4連装2基8門を搭載。
砲塔に納めた主砲や強化された対空火器など、第一次大戦の戦訓と技術的な進歩を無理なく盛り込んだ近代的な設計となった。
防御装甲もこのクラスの艦としては有力で、イギリスが求める軽巡像を十分に満足させる成功作となった。 
--これは日米と同様、重巡洋艦整備を優先した関係で先進的な知見を蓄積できたことが大きい。イギリスはこのクラスを中心に従来の軽巡洋艦を更新し、高い汎用性により世界各地で活躍できる巡洋艦隊を整備しようとしていた。 
~
-後にロンドン条約や財政負担の影響からより小柄なアリシューザ級軽巡洋艦の整備に一旦は移行するのだが、日本が計画した大型軽巡[[最上型>最上]]の登場で止むなくこの路線を諦め、イギリスもまた大型軽巡[[サウサンプトン級>Sheffield]]の建造に舵を切っていくことになる。 
~
-大戦では「パース」「シドニー」の2隻が戦没。2番艦「ホバート」のみが終戦まで生き延び1962年にスクラップとして売却され、大阪で解体された。
--3番艦「シドニー」は1941年11月にドイツの仮装巡洋艦「コルモラン」との交戦の末に相打ちとなり、乗員645名全員が戦死するというオーストラリア海軍史上最大の悲劇に見舞われた。
**戦歴 [#h64b2c21]
-Perthは1936年6月に軽巡洋艦「アンフィオン(Amphion)」として竣工、当初は第6巡洋艦戦隊としてアフリカ艦隊に所属し艦隊旗艦を務めていた。2年程の任務を経て本国に帰還し修理等を受けた1939年6月、アンフィオンはオーストラリアに購入され、同海軍に編入される。その際艦名をパースに変更する。
--なおAmphionの姉妹艦2隻「アポロ(Apollo)」「フェートン(Phaeton)」((フェートンは建造中))も同様にオーストラリアが購入の上編入し、アポロは「ホバートHobart)」、フェートンは「シドニー(Sydney)」に改名している。
-1939年7月26日、パースはポーツマスを出港しオーストラリアに向かう。しかしその途上の9月1日、衝撃の連絡が届く、第二次世界大戦の勃発である。
--カリブ海にいたパースはオーストラリアに向かうのを延ばしてカリブ海のタンカーの護衛や、ドイツ船舶の逃走阻止の任務に従事する。11月22日に漸くパナマ運河を通過して太平洋に進出、その後も船団護衛などに従事した結果、ようやくオーストラリアに帰還できたのは翌1940年3月末となってしまった。
-シドニー到着後、新乗員らの慣熟訓練を経たパースは、1940年末に出撃し地中海に進出、イギリス海軍と共にドイツ側についたイタリア海軍と対峙する。1941年3月にはマタパン岬海戦に参加している。
#fold(マタパン岬海戦){{
マタパン岬海戦
-マタパン岬海戦では当初はエーゲ海方面で、イギリス海軍の軽巡洋艦「エイジャックス(Ajax)」「オライオン(Orion)」「グロスター(Gloucester)」他と活動していたが、地中海艦隊司令長官のアンドル―・カニンガム中将の集結命令を受けて進出。その際イタリア海軍の第3戦隊((重巡洋艦トリエステ(Trieste)、トレント(Trento)、ボルツァーノ(Bolzano)、駆逐艦3隻))と遭遇し海戦の先陣を切る事になる。この際パースらは敵を地中海艦隊の元へ誘引しようとするが、イタリア側も罠だと察知して引き返した事で双方とも損害はなかった
--敵が追尾してこない事からパースらは逆にイタリア第3戦隊を追撃する。しかし今度はイギリス側が、イタリア艦隊主力迄誘引される結果となってしまう。彼らの前にはイタリア新鋭戦艦「ヴィットリオ・ヴェネト(Vittorio Veneto)」他重巡洋艦[[ザラ>Zara]]、[[ポーラ>Pola]]など3隻、軽巡洋艦[[アブリッィ>L.d.S.D.d.Abruzzi]]、[[ガルバルディ>G.Garibaldi]]などを擁する大艦隊が立ちふさがった。
-パースらは直ちに反転して地中艦隊のいる南方へ逃走する。猛追を受けたが、ここで地中海艦隊所属の空母「フォーミタブル(Formidable)」の艦載機が飛来し、パースらの撤退を援護するようにイタリア艦隊へ攻撃を開始する。
--艦載機の空襲を受けた事でイタリア艦隊の司令長官は付近に英空母がいる事を知る。航空援護の無いイタリア側は戦力的に優勢であったが撤退を決断する。イギリス側は撤退するイタリア海軍に周辺のクレタ島の基地などから航空隊を出して猛追しポーラが被弾、それを救援しようとザラや「フィウメ(Fiume)」などの艦隊がPolaの元に集まるが、そこを追いかけてきた地中海艦隊主力が発見する。旗艦[[ウォースパイト>Warspite]]以下戦艦3隻の砲撃の前にザラやポーラなどの艦艇は火達磨となり、[[ジャーヴィス>Jervis]]などの駆逐艦部隊がこれに止めをさした。結局本海戦は連合国側の大勝に終わり、以後イタリア海軍は積極的に出撃する事は無くなった。
}}

-その後、パースは空襲で被弾したりもしたが、無事に戦い抜き、妹のHobartと交代する形でシドニーに帰還する。帰還後は本国周辺の船団護衛に従事していたが、太平洋戦争が始まると日本海軍との戦闘に備えABDA司令部(米英蘭豪司令部)に参加、[[ABDA艦隊>雑学#ABDAkantai]]に所属する事になる
-1942年2月27日、重巡洋艦「エクゼター(Exeter)」「[[ヒューストン(Houston)>Houston]]」、軽巡洋艦「[[デ・ロイテル(dDe Ruyter)>De Ruyter]]」、「ジャワ(Java)」などとスラバヤを出撃、スラバヤ沖で日本輸送船団攻撃に向かう。そしてそれを阻止しようとする日本海軍と太平洋戦争最初の水上艦同士の大規模海戦であるスラバヤ沖海戦が発生する。
#fold(死闘!スラバヤ沖海戦){{
死闘!スラバヤ沖海戦
-スラバヤ沖海戦ではPerthは司令長官のカレル・ドールマンオランダ海軍少将が直率する巡洋艦部隊に所属。交戦開始の際は単縦陣の4番目に陣取り日本海軍第五戦隊の[[那智]]、[[羽黒]]、第二水雷戦隊の[[神通]]他駆逐艦8隻((16駆の[[天津風]]、[[時津風]]、[[初風]]、[[雪風]]と、元々第五戦隊の護衛をしていたが臨時に二水戦の指揮下に入った[[潮]]、[[漣]]、[[山風]]、[[江風]]))と激しい砲撃戦を演じた。海戦は丁字戦法を取ろうとする日本側と、それを嫌い同航体制をとろうとするABDA艦隊側とで遠距離砲戦に終始する。二水戦が突入を開始するが、ABDA艦隊巡洋艦部隊の砲撃が初弾から挟叉した事で危険な突入を避け一時離脱している。
--その後遅れて到着した第四水雷戦隊((軽巡[[那珂]]、駆逐艦[[村雨]]、[[春雨]]、[[五月雨]]、[[夕立]]、[[朝雲]]、[[峯雲]]))が突入を開始し雷撃を仕掛けるが全て外れてしまう((発射魚雷の約3分の1は早爆した))。以後も遠距離砲戦に終始した両軍だが双方打撃を与える事が出来ずにいたが、重巡洋艦Exeterの機関部に命中弾((羽黒の主砲弾と言われている))があり、単縦陣を維持できなくなった同艦は転舵するが、ここで多国籍艦隊の欠点が露呈し、続航していたヒューストンやパースはドールマン少将の指示による艦隊行動だと思って転舵し先頭を行く旗艦デ・ロイテルが孤立し転進するなど陣形が混乱してしまう。更にこの状態の中に羽黒の放った魚雷4本が突入し1本がオランダ海軍駆逐艦「コルテノール(Kortenaer)」に命中し轟沈してしまう。
--混乱状態を脱するためABDA艦隊は一時戦線を離脱する。これを見た日本側の総指揮官である第五戦隊司令官の高木武雄少将は直ちに全軍突撃を指示するが、ここでも日本側は遠距離攻撃に終始し、対してABDA艦隊側も煙幕を展開しつつ反転したので損害はなかった。こうした膠着状態を打破したのが第四水雷戦隊所属の第9駆逐隊の[[朝雲]]、[[峯雲]]だった。隊司令の佐藤康夫大佐は距離5000mまで近づいて魚雷攻撃を仕掛け、更に3000mまで接近して砲撃戦を開始する。この戦いでイギリス海軍駆逐艦「エレクトラ(Electra)」が沈むが、ここで日没が近づいたので日本側は体制を整える為に突入を中止して集結する。
-日中の戦いで駆逐艦2隻を失い重巡洋艦エクゼターが中破したが、それ以外に大きな損傷もなかったABDA艦隊は、エクゼターを退避させつつも日本輸送船団攻撃を諦めていなかった。ドールマン少将は日本側が追撃を辞めた事で輸送船団攻撃の為再度進撃を開始、パースも単縦陣の3番目としてこれに加わる。20時頃両軍はほぼ同時に目標を視認する。だが那智と羽黒は偵察に出していた水偵の収容作業中で逃げるしかない状況だった。パースは好機と捉え、アメリカ海軍重巡洋艦ヒューストンと共に照明弾を打ち上げながら那智と羽黒に猛射を浴びせるが、焦りもあってか命中弾を与える事が出来なかった。
--第五戦隊の危機とみた二水戦が突入し、神通がPerthに対して接近しつつ魚雷を放つが、これを見ていたパースはすぐさま回避行動をとったので双方損害を与える事は無かったが、これにより那智と羽黒は煙幕を展開しながら脱出に成功し、双方は再び相手を見失う。
-日が変って2月28日、両軍は4たび会合し砲撃戦を開始する。0時52分、那智と羽黒が放った魚雷は不運にもABDA艦隊側は察知できず、1番艦の旗艦デ・ロイテルに魚雷1発が命中して大破、更に4番艦のジャワにも命中し瞬時に轟沈する。大破航行不能となったデ・ロイテルに更に魚雷が1発命中し同艦は沈没、ドールマン少将は最後に「ヒューストン及びパースは我が生存者にかまわずバタビアに避退せよ。」と命令を出し、艦と運命を共にした。
--命令を受けたPerthは先任の艦長が指揮するヒューストンの指揮を受け、戦場を離脱する。こうして太平洋戦争最初の大規模水上海戦となったスラバヤ沖海戦は終結した。
}}

-この海戦でABDA艦隊は敗退し、28日早朝、パースはヒューストンと共にバタビアに撤退する。2隻はスンダ海峡経由でジャワ島南岸のチラチャップへ向かうが、その途中日本軍の船団を発見、それを攻撃する。バタビア沖海戦の始まりである。
#fold(ABDA艦隊の最期 バタビア沖海戦){{
ABDA艦隊の最期 バタビア沖海戦
-Perthらが発見したのはジャワ島攻略のためにバンダム湾方面に侵入していた船団で、第16軍司令官の今村均中将他司令部幕僚が乗船する[[神州丸]]ほか輸送船7隻と護衛の第五水雷戦隊((軽巡洋艦[[名取]]、駆逐艦[[吹雪]]、[[初雪]]、[[白雪]]、[[春風]]、[[朝風]]、[[松風]]、[[旗風]]))がいたが、パースたちは護衛艦艇は発見しておらず、無防備の輸送船団が停泊していると判断した。スラバヤ沖海戦などで、散々攻撃しようとして果たせなかった日本の輸送船団が、目の前の湾に無防備に停泊している事にパースらは即座に攻撃を決断し、湾内に突入する。
--しかし2隻の動きは日本側に捕捉されていた。警戒任務に就いていた[[吹雪]]がこれを発見して追跡すると共に警報を発した事で、日本側は直ちに迎撃の体制をとると共に付近の友軍に集結命令を出す。
---この時バンダム湾以外にもジャワ島攻略のための船団が各地に停泊しており、メラク湾方面に駆逐艦4隻(([[叢雲]]、[[白雲]]、[[皐月]]、[[文月]]))、パトロール方面に軽巡[[由良]]、駆逐艦4隻(([[暁]]、[[響]]、[[水無月]]、[[長月]]))が展開していた。更に遊撃戦力として第七戦隊(([[熊野]]、[[鈴谷]]、[[最上]]、[[三隈]]))、駆逐艦3隻(([[浦波]]、[[磯波]]、[[敷波]]))が展開していたが、このうち[[熊野]]、[[鈴谷]]、[[浦波]]、[[敷波]]は日中に通報された敵発見通報((これはパースとヒューストンを見つけたもの))を受けて迎撃に出動していた。
-突入したパースは照明弾を打ち上げ輸送船団へ砲撃を開始する。またこの時漸くパースは後方から追尾する艦がいる事に気づく、敵味方か誰何するパースの信号に対し、吹雪は魚雷と砲撃でこれに答える。この急な攻撃でパースとヒューストンは緊急回避を行い、損害は避けられたが、この間に[[春風]]がパースらと船団の間に入って煙幕を展開したので船団への攻撃が不可能となってしまう。
--日本側の8隻はこの機に乗じ突入を開始する。また集結命令を受けてやってきた[[最上]]、[[三隈]]、[[敷波]]、[[叢雲]]、[[白雲]]も、距離をとっての攻撃を開始する((三隈艦長の報告ではバンダム湾の広さでは船団もいる中で重巡洋艦が突入するには狭すぎて、かえって混乱を生むと判断したと述べている))。これらの攻撃を受けたパースら2隻は火達磨となり、パースは29日の1時42分に沈没した。艦長以下353名が戦死し、生存者329名のうち、約100名は捕虜生活中に死亡((映画「戦場に架ける橋」で有名な泰緬鉄道建設に駆り出され死亡した))し、移送中に連合軍潜水艦の攻撃で船毎沈められたりもして、218名のみが戦後母国に帰ることが出来た。
}}

-沈没したパースは戦後、引揚げ作業により遺品の幾つかが回収された。中でもPerthで使われていた真鍮製の船鐘が回収され、現在でもキャンベラにあるオーストラリア戦争記念館の第二次世界大戦ギャラリーに記念展示されている。
--ジャワ海では沈没軍艦の違法サルベージが問題となっており、デ・ロイテルと同様パースもその被害に遭っているようだ((https://www.researchgate.net/publication/326738300_Death_by_a_Thousand_Cuts_an_archaeological_assessment_of_souveniring_and_salvage_on_the_Australian_cruiser_HMAS_Perth_I))
*この艦娘についてのコメント [#comment]
//#fold(過去ログ){{
//#ls
//}}
//コメント2以降への移行時に↑のコメントアウトを外せば改造完了
#pcomment(./コメント1,reply,15)