支給専用の投擲アイテムで、その名の通り小さなナイフ。
ここでは関連するアイテムやスキルについても記述する。
目次
概要 
MH~MHX(X) 
- 投げると高速で一直線に飛んでいき、モンスターにダメージを与える。
見た目は地味だが、小タル爆弾と同等の肉質無視ダメージを与えられる。
驚くほどよく飛び、多少離れ過ぎと思われる所にも届く。
持てる数は5本だけなのでよく狙って投げよう。
- 単品では大したアイテムではないが、調合素材を用いる事で、
毒投げナイフ・麻痺投げナイフ・眠り投げナイフ・捕獲用麻酔ナイフの4種類に派生できる。
色違いとは言え、いずれも専用のアイコンだったりする。
捕獲用麻酔ナイフはともかく、他はLV2状態異常弾に相当する高い蓄積値を持つ上に、
無反動かつ長射程、連続で投げられるため非常に使いやすい。支給品専用な事が悔やまれるアイテムである。- とはいえ数本で状態異常を発生できるこのアイテムを自由に使われると、
全ての武器で任意のタイミングで状態異常を発生させられるということであり、
状態異常武器やガンナーの立場を危うくしてしまう。
つまりメタ的に考えれば使用機会が限定された一種のボーナスアイテム的な存在であり、
今後も支給品扱いで収まることだろう。 - 調合すれば別アイテム扱いで、持てる数は各5本。
なので理論上は投げナイフを最大25本所持できる。まぁそんな状態はPTプレーでもまずあり得ないが。
- とはいえ数本で状態異常を発生できるこのアイテムを自由に使われると、
- 支給品専用であるため持ち帰りはできず、使用できるクエストは限られる。
調合リストを埋めるためには素材を持ち込んで調合しなくてはならない。
訓練所ではよくお世話になる。というかMHGではオフラインだと訓練所でしか入手できない。- クシャルダオラやテオ・テスカトルにウラガンキン、
ドボルベルクの支給品には元から毒投げナイフが含まれている。
これらのモンスターは毒ダメージが大きかったり、能力を封じられたりと比較的効果が大きいため、
ギルドも"分かって"入れている様だ。
- クシャルダオラやテオ・テスカトルにウラガンキン、
- なお調合成功率は意外にもかなり低い*1。
首尾よく調合材料とナイフを手に入れても、調合書や調合スキル無しでは高確率で失敗してしまう。
元々複数必要だと言うのに…。
ナイフに成分を付着させるのがそんなに難しいのだろうか。- しかしキノコや草がダメになるのは納得するとして、
どういう訳か投げナイフまでもがもえないゴミへ変貌する。
まあ調合という位だし、想像しているより難解な手法を踏んでるのかも知れないが。
それか例の力学でも働いているんだろう。
- しかしキノコや草がダメになるのは納得するとして、
- れっきとした刃物のはずだが、ブーメランと異なり切断属性は持っていない。
尻尾を斬ることはできないので注意しよう。
- マップ上で採取できることもあり、MH3ではアイルーの落とし物として入手できる事がある。
主にガラクタ置き場やキャンプ跡を探す事で入手でき、調合用の素材も調達すれば
投げナイフが支給品に入っていないクエストでも使うことができる。
もっとも、PTプレイではわざわざアイルーを倒したり投げナイフ狙いでキャンプ跡に立ち寄る、
残りの材料を探すなどしている場合がないことがほとんど。実行する場合としては、
ソロプレイでどうしても通常武器で睡眠爆破や麻痺がしたいときに材料を持ち込みで調合するくらいか。- 特に携帯機で発売された作品ではセーブデータの不正改造などにより、
投げナイフをアイテムボックスにストックしたり、
それをオンラインに持ち込んで使う悪質なプレイヤーが出没することもある。
そのせいで支給品にないクエストで投げナイフを使う=チーターと思われがちだが、
このような手段を経由すれば正規に使えるため
準備がいいハンターがナイフを採取し、持ち込みの材料と調合して作ったという可能性もある。
支給品に入っていないクエストで使った人が居るからといって、
早とちりしてあらぬ疑いをかけないようにしよう。
とは言え入手確率と必要数、調合成功率などを考えると、疑うなというのも無理な気はする。
無論集めてる様子が無かったり、アカムやウカムなど絶対に手に入らない環境の場合はアウトである。 - ちなみに捕獲用麻酔ナイフ以外はレア度1、麻酔ナイフのみレア度4である*2。
一番調合成功率が高いのにレア度は高いってどういう事だよ。
事前の打ち合わせがあれば、投げナイフを全員で集めて調合に備えたメンバーに任せるといった運用も一応は可能。
巨龍砲での寝起きドッキリも夢ではない。
しかし付着物が違うだけで受け渡し不可になるとはどういう事なのか?麻酔ナイフはそういう意味でもネタ。
- 特に携帯機で発売された作品ではセーブデータの不正改造などにより、
- MH4からは、崖や蔦、梯子といった場所にしがみついている状態でも使用できるようになった。
反面フィールドの起伏がかなり激しくなったことから、命中させるのがやや難しくなった側面もある。
- MHXではサブターゲット達成時に追加される支給品の中にラインナップされている事が多い。
武器を問わず睡爆が可能と考えれば、調合書・材料持ち込みで戦略を立ててみるのもいいだろう。
MHWorld 
- MHWでは、投擲アイテム全般の変更としてスリンガーに装填して発射する形式になった。
発射式になったことで、「投げナイフ」でありながら投げることは出来ない。
1発ごとに装填モーションが入るため、連射速度は多少下がったものの、
今まで真正面にしか投げられなかったナイフが狙った場所へ発射できるようになり、使い勝手が向上した。
基本的に支給品であることは変わらないが、今作ではガジャブーを退治すると
落とし物として投げナイフを落としていくことがある。
ただの投げナイフの場合もあれば、あらかじめ状態異常が付属している場合もある。
ガジャブー自身も投げナイフを多用してモンスターもハンターも無差別に攻撃する。- MHW:Iで追加された強化撃ちで放った場合、拡散して発射されるようになる。
見た目通り広範囲に判定があるが、実際にヒットするのは残念ながら1体につき1回のみ。
しかし、1発の蓄積値はアップしているので狙う価値はある。
- MHW:Iで追加された強化撃ちで放った場合、拡散して発射されるようになる。
- 以前の作品ではモンスターに命中すると「ザクッ!!」といった中々派手な音だったのだが、
最近ではかなり軽めの「ちくっ」という音になってしまった。
実はこの軽い方の音、カプコン製のこれ(特に初期)のナイフの音ほぼそのまんまであり、
あちらをやり込んだプレイヤーからすれば、
モンハンなのにゾンビを切りつけている気分になるという妙な錯覚に陥るらしい。- あちらのナイフもお世辞にも強い武器とは呼べず、十数回切りつけてようやくゾンビ一体倒せる程度の威力である。
MHRise 
投げクナイ 
- 本作では和風な世界観に合わせてか、投げクナイと名前が変更されている。
砥石などと同様の固定アイテム枠に存在しており、数もなんと無限となっている。
その代わりということなのか、肉質の影響を受けるようになった。まあ威力に期待するものではないのだが。
- クエストクリア時やマルチでのクエスト参加時にハンターが握っていることがあり、
それを見る限りではカムラ派生武器と同じ材質で作られているようだ。
またテント内でも剥ぎ取りナイフの代わりにクナイを研いでいる。- イベントクエスト「大地激高」をクリアする事でクナイを構えるポーズを入手可能。
このポーズを利用すればクナイをじっくり観察できる。
- イベントクエスト「大地激高」をクリアする事でクナイを構えるポーズを入手可能。
- スリンガーがないため手投げに戻った。モーションは新規のもので、動きながら投げることも可能。
所持数無限なだけあって威力は低いが、モンスターの気を引いたり、
攻撃で作動するギミックを発動させたりするのに使える。
その気になればインストラクション・ワンを実践し大型モンスターを倒すことも出来なくはないが- つまるところ、投げクナイはスリンガーの後継システムと言えるだろう。
翔蟲の照準で狙いを付けられるという辺りもスリンガーによく似ており、
こちらは弾を採取せずとも無限に使えるという点で優れているが、反対に特殊効果は期待できない。- ZLで翔蟲の照準を出しながらYで投擲するとその方向に向けて投げるが、
照準を出さずにYボタンだけで投擲すると、従来の投げナイフのようにハンターが向いている方へ水平に投げる。
ちなみに本作ではかなり遠くまで水平に飛んでいるのが視認できるようになっているニンジャ投擲力である
射程はヘビィボウガンの狙撃竜弾よりも少しだけ長い程度。狙撃竜弾とは…
- ZLで翔蟲の照準を出しながらYで投擲するとその方向に向けて投げるが、
- なお現実ではクナイを投げて運用する時の呼称は「飛苦無(とびクナイ)」である。
- つまるところ、投げクナイはスリンガーの後継システムと言えるだろう。
- 前作に引き続き、甲虫種はオーバーキルダメージを抑えて討伐することで分解しづらくなるため、
ブナハブラやオルタロスの剥ぎ取りに便利。
オトモが攻撃してバラバラにしてしまうときは「待て」で待機させればOK。
また、スクアギルが吸血している際に投げると秘孔をついて一撃で討伐可能。
こちらは肥大化した個体から2回剥ぎ取れるようになった関係で素材集めには適さないが、
覚えておくと役立つかもしれない。
- 百竜夜行では群れの落とし物に含まれる灰色の種から爆破投げクナイを調合できる。
命中時に爆発し高いダメージを与える投げクナイで、特に飛行する射撃型モンスターを落とすのに役立つ。
支給品扱いなので種諸共クエスト終了時には回収されてしまう。
取り扱いが難しい危険なアイテムだかららしい。
勘違いされがちだが、ただ爆発するだけであってモンスターを爆破やられにする効果はない。
そのためサブ任務の「モンスターを状態異常に」には貢献できないので注意。- なぜか爆破ダメージまでネコの投擲術の対象にもなっており、
クナイ1発で150というバカにならないダメージを叩き出す。
反撃の狼煙が上がった辺りで射撃型の横槍が鬱陶しくなる事があるが、
そういった時に何本か撃ち込んでやると地面に叩き落とせるので便利。
あるいはバリスタでの撃退に時間のかかる肉質の固いバサルモスや
ヤツカダキを追い払う際にも使える…かもしれない。
肉質無視の大砲で一網打尽にする方が圧倒的に早いのだが…
- なぜか爆破ダメージまでネコの投擲術の対象にもなっており、
- 一部のクエストでは支給品として毒投げクナイを使用できる。
従来の毒投げナイフと概ね同じで、支給品専用であり持ち帰れないのも同様。
毒くらいいつでも塗らせてくれればいいのに - 内部的には切断属性の小ダメージを与えるという処理がなされていると思われる。
ハンマーや狩猟笛といった尻尾を切るのが困難な打撃武器使いの間ではしかたなく
ブーメランを延々と投げ続けて尻尾を切る…というお約束的なネタがあるが、
投げクナイも投げ続ける事で尻尾を切れる。
1発当たりのダメージは1~2なため、これだけで切断しようとするとかなり時間が掛かってしまうが、
本作では採取ツアーで普通に大型モンスターが出現し、常時場所もわかるので
追い回して投げ続ければ尻尾から剥ぎ取れる素材を確保する事も理論上可能である。
- タマミツネの泡やビシュテンゴの投げてくる柿など、
こちらの攻撃判定で消すことのできるオブジェクトに当てた場合は消滅させる事ができる。
特にタマミツネの泡は発生したときに連打して何本か投げておけば
一定方向をまるごと開けてくれるため、覚えておくと役立つかもしれない。
- 環境生物に当てた場合は武器攻撃した時と同様、効果を発動させる事ができる。
強化タイプの環境生物は起動した後に残される煙に入れば効果を得る事ができるため、
事前に起動させて煙の中を突っ切り効果を得つつ次の行動に移る…という風に使ったり、
モンスターの前に居る閃光羽虫等を遠隔起動したりといった芸当も可能。
また、各種トカゲから限界まで落とし物を搾り取る際にも便利。- 攻撃が遅かったり範囲が狭い武器種はソウソウ草を刈り取るのに役立つだろう。
- ハンターの攻撃とみなされているため、操竜可能状態のモンスターに投げクナイを
当てた場合、離れた場所からでも操竜に入る事ができる。暴れるタイプのモンスターに殴られた
別モンスターが操竜可能状態になったが近づきにくいという時や、乗り時の無敵時間で
範囲攻撃を回避するなど、発想次第では面白い立ち回りが可能。
- 各種タル爆弾と同様、空中での投擲も可能で、疾翔けか空中停止時に使用できる。空中回避後は使用不可。
一度の跳躍で最大2連投できるが、2本目を投げた時点で他の行動にキャンセル不可となり着地するまで隙を晒す。
逆に1回投げた段階であれば空中疾翔けへ派生が可能であり、投擲回数がリセットされる。
- イベントクエスト「大地激高」の依頼人はなんと「投げクナイを極めし者」。
曰く「投げクナイのみで狩猟する」「太刀も弓も不要」と考えていたらしいが、
さすがに大型モンスターにはかなわず、依頼したようだ。
万が一野良にいたらとんでもない地雷ハンター扱いされてしまうが……。
なお、クエストの方はきちんと武器を使うことが出来るので安心しよう。
MHF 
- 大討伐では「火炎ナイフ」「滅龍ナイフ」などの各属性を纏ったナイフがCPで購入できる。
さらには「腐食ナイフ」なるものも存在し、ラヴィエンテの腐食やられを誘発できる。
後者は肉質が軟化するためかなり有用なアイテムだが、
基本的に頭をもたげる姿勢の大巌竜相手にはタイミングを見計らう必要性がある。
関連スキル 
- フォワード.3からスキル「スローイングナイフ」が実装。
ナイフ使い+10で「スローイングナイフ+1」、ナイフ使い+20で「スローイングナイフ+2」になる。
実装直後はアビオシリーズ専用スキルだったが、現在はBP防具・SP装飾品・スキルカフで発動しやすくなっている。 - スキル発動中は、全ての投げナイフを1個消費で一度に3個投げられる。
ただしナイフ1本あたりの威力と蓄積値は半分になる。
全て当たるという前提ならば効果を実質1.5倍にするスキルと言える。- 「スローイングナイフ+2」発動時は、追加入力でナイフを1本消費してさらに5本同時に投げられる。
ナイフ2本消費で効果半分のナイフを計8本、つまり効果は実質2倍となる。
- 「スローイングナイフ+2」発動時は、追加入力でナイフを1本消費してさらに5本同時に投げられる。
- スキルを発動させていると、クエスト中限定で「投げナイフG」を調合できる。
これにより任意のクエストで投げナイフを使えるようになった。- 投げナイフGの威力は通常の投げナイフの1.5倍。
下位の中型モンスター程度なら武器を使わなくても倒せる程度の火力はある。
ただし調合での状態異常の付加はできず、支給品扱いなので余った分はクエスト終了時に回収される。 - 投げナイフGの調合に必要な材料は、購入可能なナイフキットとマカライト鉱石。
何、マカライト鉱石なんて余ってないだって?
- 投げナイフGの威力は通常の投げナイフの1.5倍。
- わざわざ武器を使わずにナイフで倒す意味は無いのでプレイヤー用としてはネタスキルの域だが
(一応、武器指定のイベントクエストなどで活躍できる可能性は無いわけでも無い)、
ラスタのスキルとしては優秀。
投げナイフセット持ちのラスタはどんなクエストでもナイフを投げるので、スキルの恩恵を常に受けられるのだ。
アイテム設定に関わらずナイフを使う一時ラスタの場合は特に重要度が高い。
ただし、スローイングナイフ+2にしていても追加入力はしないので3本ずつしか投げられない。
- MHF-Gにて、強肩や投擲技術UPとの複合スキルである「鉄腕」が新たに登場した。
ただしナイフ以外の効果は空気同然なので意識して付けられることはまず無かった。
ラスタの場合は「喝」のついでで付けやすいため、比較的多く見かけられる。
GGではスキルが強化され、ガードポイントを持つ攻撃(大剣のガード斬り、ランスの突進、穿龍棍の各種攻撃)
の攻撃無効化時間が延長されるという特性が付与される。
反射と組み合わせることで攻防一体の立ち回りも可能にするが、使いこなすのは難しい。
MHST 
- 外伝作品であるMHSTにも登場した。
本作においては支給品と言うシステムがないため所持し放題となったほか、雑貨屋での売買もできる。
もちろん、調合することでできる毒・麻痺・眠りの効果を持つそれぞれのナイフも健在。
麻酔投げナイフに関しては作風の違いゆえか登場しない。
- 投げナイフの効果は、相手モンスターに確実に15の固定ダメージを与えるという内容。
かなり心もとない数字だが、必中効果も相まってゲーム序盤はこれでもそれなりのダメージソースとして活躍する。
三すくみ負けを警戒したい時や確実に止めを刺したい時、
タルアイルーにしっかりダメージを与えたい時などに便利なため、
大タル爆弾が安定供給できるようになるまではバトルポーチに入れておきたい。
ただしライダー相手には使えない点には注意。- 大タル爆弾入手後も、草食種のモンスターのタマゴ探しの際に活躍する。
アプトノス、ポポ、アプケロスの3種の草食種モンスターは投げナイフで止めを刺すと必ず帰巣するため、
彼らのタマゴを狙う際には必ずバトルポーチに入れておくように。
- 大タル爆弾入手後も、草食種のモンスターのタマゴ探しの際に活躍する。
- 調合して作れる毒・麻痺・眠りの3種に関しても、ダメージ量は普通の投げナイフと同じく15で固定。
また、相手に当てると耐性がない場合は、確率ですぐに効果が表れてくれるようになった。
ライダーの手によって状態異常が起こせる貴重な手段のため、うまく使っていきたい。
中には特定の状態異常を維持した状態で討伐すると帰巣しやすくなるモンスターもいるため、うまく活用していこう。
余談 
- 現実における投擲用ナイフは、刺さった衝撃で破損しないように大きくしなる柔軟な設計になっている。
モンハンのも、あるいはそう言う作りなのかも知れない。
- 対象がウラガンキンの顎でもテオ・テスカトルの翼でも錆びたクシャルダオラの甲殻でも、
そしてそれが通常弾が射程外なほどの長距離だろうと、
麻痺毒などが体に回る程に難無く突き刺さる凄まじい刃物である。
斬れ味で言えば間違いなく紫すら目ではないレベル。
一体どんな材質と製法で作られているのか…。
身も蓋もない事を言えば使えるタイミングが限られている分それだけ高性能、というだけの話だが。
- 前述の通り蓄積率はLV2状態異常弾相当と非常に高く、
小型モンスターなら1本で毒・麻痺・眠りを発症させる麻酔?ああ煙が少し出ますね。
アプトノスやポポの巨体が、ナイフが刺さった途端に卒倒する姿は違和感を覚える事請け合い。
- 創作物ではよく「無回転のまま真っ直ぐ飛び、先端から突き刺さる」
という演出がなされる(モンハンもそのクチである)。
刺さる程の勢いで投げる必要があるので実際は「前に押し出す以外の方向に力が加わる」ため、
(訓練を積めば不可能ではないが)同様に投げるのはかなり難儀する。
「回転しながら飛んで行き、刃で切り裂きつつ斜めに刺さる」
と言うのが現実的な投げナイフの挙動である。- 投げナイフの系統である日本の手裏剣で
十文字手裏剣を筆頭に回転して相手突き刺さる形状のもの(平型手裏剣もしくは風車型手裏剣という)
が存在するのが、それを物語っているといえる。 - では棒手裏剣はどうするかというと、
上手いこと回転して突き刺さる距離を見計らって投げる、
もしくはダーツのように槍投げよろしく放物線を描くよう投げるなど、
かなり工夫して投擲しなくてはいけないとされる。
ちなみに、手裏剣の投擲は正式には「打つ」と表現する。
- 投げナイフの系統である日本の手裏剣で
- 投げクナイ(飛苦無)であるが、クナイの投擲は無くはなかったそうだが、史実だと非常に珍しいものである。
勘違いされがちだが、クナイは手裏剣ではなく現代でいうところの多用途ナイフ・サバイバルナイフに相当する道具で、
ナイフの用途だけでなく小型スコップ(移植ごて)やクサビなどとしても使うことができる
「武器としても使える工具」と言えるものであった。
(忍者の道具としてよく登場するのは、多用途に使えて便利である事と共に
工具用途として平民を装い持っていても怪しまれないものであった為である)
それを使い捨ての飛び道具として投げるのは滅多にしなかった訳である。
クナイ=手裏剣のイメージは現代の創作の影響によるものと言える。- そもそも当時の鉄は高級品・貴重品であり、そう易々と使い捨てできる代物では無かった。
手裏剣すら(重量の関係もあり)携帯するのは多くて4~5枚ほどで、
使い捨てではなく可能な限り回収していたとされる。
工具であるクナイならばなおのことである。
- そもそも当時の鉄は高級品・貴重品であり、そう易々と使い捨てできる代物では無かった。
関連項目 
アイテム/マヒダケ - 調合素材麻痺担当。
アイテム/毒テングダケ - 毒担当。
アイテム/ネムリ草 - 睡眠担当。
アイテム/捕獲用麻酔薬 - ネタ捕獲担当。
フィールド/沼地 - ナイフを含めた上記全てが現地調達出来る事がある。
モンハン用語/剥ぎ取りナイフ - 何にでも刺さるナイフ仲間。
システム/スリンガー - MHWorldの射出担当。
モンスター/ガジャブー