システム/糸拘束状態

Last-modified: 2022-11-26 (土) 15:54:06

MH4から新たに登場した、モンスターの一部の攻撃を食らった際に発症する状態異常

目次

概要

  • 主に蜘蛛型モンスターの鋏角種が頻繁に繰り出す状態異常であり、
    発症すると粘着性のある糸で身体をぐるぐる巻きにされ身動きが取れなくなってしまう。
  • 雪だるま状態や泥まみれ状態と同様、解除されるまで一切の行動をとることができなくなる
    「糸だるま状態」、「糸やられ状態」などと呼ばれることもあるが、正式名称はこれ。
  • 一定の時間が経つか、何らかの攻撃を受けるか、消散剤を使うことで解除される。
    要するに、回復方法は雪だるま状態や泥まみれ状態と同じである。
    レバガチャすることで回復を早めることができる点も同じ。
    • ただし、上に挙げた状態と違ってダッシュはおろか回避行動も一切取れないため、
      実際に食らった場合、焦ること間違いなし。
      解除するまで全く動けないというのは精神的にかなりキツいので、
      オトモが小突いて解除してくれた時などは感謝したくなること請け合いである。
      その代わり、解除に必要なレバガチャ入力数は気絶よりも少ないので、
      焦らなければ被害ゼロでの脱出も容易。
    • なお、消散剤で解除可能なため勘違いされやすいが、
      MH4(G)では泥まみれ・雪だるま状態と違って泥&雪無効では無効化できない
      あくまでスキル名は「泥&雪無効」なので理由は明らかだが、勘違いしている人は意外と多い。
      MH4では糸拘束を予防する手段は存在しなかったが、
      MH4Gでは粘着無効というスキルを発動させることで糸拘束状態を無効化できるようになった。

MH4(G)

  • MH4(G)では、ネルスキュラが飛ばしてきた糸に当たったり、
    地面に残った糸を踏んだりするとこの状態になってしまう。
    ネルスキュラはこうして糸拘束状態になったハンターを優先的に狙い、
    睡眠針(上位以上では猛毒針)や鋏角攻撃といった強力な攻撃を行う思考を持つため、そのままでは非常に危険。
    一刻も早く回復し、その場を離れるようにしたい。
    • また、ネルスキュラから離れた位置で糸拘束状態になった場合、
      ネルスキュラの方から糸を手繰り寄せてすぐ側まで連れてこられてしまうこともある。
      当然その後は手痛い攻撃が待つため、たとえ離れていても油断はしないように。
      まあ手繰り寄せるだけ手繰り寄せて何もしない親切な個体もいるが

MHXX

  • ネルスキュラの復活に伴いこの状態異常も復活を果たした。
    今作では粘着無効スキルはなく、だるま無効スキルや狩猟笛の旋律で糸拘束状態を防ぐことができるようになっている。
    また、集会酒場のラスボスであるアトラル・カも使用する。
    アトラル・カは広範囲の糸弾を発射する、フィールド一帯に糸を張り巡らせ引き金トラップをつくる、
    さらに墟城形態ではレーザーのように拡散させるなど、そのバリエーションがネルスキュラよりも多彩になっている。

MHR(:S)

  • 新モンスターであるヤツカダキとツケヒバキがこの状態異常を引き起こしてくる。
    MHR:Sからはヤツカダキ亜種とハゼヒバキも新たに使用者に加わった。
  • 亜種含むヤツカダキはネルスキュラと違い、口からアトラル・ネセトに似たレーザー状の糸を吐き出してくる。
    糸そのものは腹部から出しているようで、吐き出している最中に腹に触れても糸拘束状態になる。
    一方のツケヒバキとハゼヒバキはネルスキュラのような糸弾を一発だけ吐き出す。
    ヤツカダキに使役されている状態だと、糸塊が地面にしばらく残り、これに触れても糸拘束状態になる。
    ヤツカダキも腹部を振り回す際に同じく糸塊をばらまいてくることがある。
    また、ヤツカダキが自身に糸を纏い直す際に近づきすぎると巻き込まれて糸拘束状態になってしまうので注意。
  • ネルスキュラと違って糸に絡まれた後に引きよせられてしまうことは無いが、
    ヤツカダキは糸で絡め取った獲物に対しては積極的に火炎放射を放ってくる。
    本作の糸拘束状態には火属性のダメージを大幅に増やす効果もあるため、そのままでは非常に危険。
    相変わらず消散剤やレバガチャでの解除が可能のため、絡め取られても諦めずに何とかして脱出しよう。
    なお、本作では糸拘束状態を防ぐスキルは再び存在しなくなってしまった。
    • 糸拘束の火ダメージ増加はかの巨戟龍の重油拘束状態を思い出させる。
      確かに糸も良く燃えるのでこの追加効果にも違和感がなく、
      過去作品のほぼ専用だった効果を従来の効果にうまく落とし込んでいる。
      ちなみに糸拘束状態で火を浴びると本来吹き飛ばしが発生するところを
      その場で糸ごと炎上、燃え切った後に膝から崩れ倒れ伏すというモーションになる。
      糸拘束状態でもがいたまま燃え上がる様がリアル過ぎてエグい

余談

  • なお雪だるまなどと違い、自力で抜け出した場合はガッツポーズをとらない。
    また、雪だるまなどとは違ってレバガチャをするともがくアクションを取る。
  • 糸で拘束されるということで、女性ハンターをワザとネルスキュラに拘束させ、
    良からぬ妄想をする紳士もいるようだ。
    アングル次第では、自慢の装備ベストポジションで拝むことができる
    • MH4におけるネルスキュラの登場ムービーは、何者かの糸に拘束されてしまい、
      振り払ったハンターが背後から迫るネルスキュラと邂逅するというもの。
      当然、ムービー鑑賞時点でのハンターの装備も反映されるので、
      これで自慢の装備の出来栄えをテストする如何わしい者もいるとか……。
  • ネルスキュラとその亜種はMHSTシリーズでも参戦したが、このシリーズには糸拘束状態という状態異常は存在しない。
    そのため、糸を飛ばしてくる攻撃による状態異常は三すくみ封じ状態に差し替えられている。
    MHSTではスピード封じ、MHST2ではテクニック封じを使用する。
  • モンスターハンターオンラインに登場する"鬼狩蛛"も蜘蛛の糸で拘束する行動を有する。
    地面に設置された糸の上を通る際、ハンターの移動速度が低下する効果もあるようだ。

関連項目

モンスター/ネルスキュラ
モンスター/ネルスキュラ亜種
モンスター/アトラル・カ
モンスター/ヤツカダキ
モンスター/ツケヒバキ
システム/状態異常
システム/雪だるま状態
システム/泥まみれ状態
システム/重油拘束状態
アイテム/消散剤
スキル/耐粘
スキル/耐雪 - MHXXでは「だるま無効」で糸拘束状態も無効化可能