フィールド/つらら

Last-modified: 2023-03-24 (金) 06:39:38

天井などから滴る水が冷気で凍り、棒状のまま垂れ下がった物。漢字では「氷柱」と書く。
ちなみに「ひょうちゅう」「こおりばしら」と読むこともできるが、
それらの場合は特に天井から垂れて地上まで達したつららに対してのみ使用される傾向が強い。

目次

概要

  • 雪山凍土の一部のエリアでのみ見られるギミックの一種。
    モンスターの攻撃や咆哮で発生した震動により天井から外れ、真下に落下してくる。
    余程位置が悪くなければ当たる事は無い。当たってもダメージは微量である。
    行動中のモンスターに当たって行動が中断することもあるので、敵にも味方にもなる。
    • むしろギギネブラ戦では当たったらラッキー、というもの。
      咆哮の硬直を解除し、殴り放題のチャンスに変えてくれる。
      とはいえどこに落ちるかは完全にランダムなので狙って食らうのは難しいが。
  • 遠目からなら落下するつららを見る事も出来る。見れば分かるがかなり大きい。
    また、震動が発生する度何度でも落下してくる。
  • 場所によっては尖ったつららではなく、平たい氷の塊が落ちてくる事もある。
    また極圏にてウカムルバスの咆哮によって落ちてくるものは、
    最早つららなんて生易しい物ではなく文字通り雪と氷の塊であり、
    当たると結構なダメージと共に雪だるま状態になってしまうので非常に危険である。
    落下地点には影が映るのでそれを見て避けたいところだが、
    咆哮で動けない場合だと回避もままならないので要注意。
  • MH4以降の作品では氷海のエリア6のつららにぶらさがることができる。
    天井に張り付いたフルフルを攻撃する際や、
    直下のモンスターにジャンプ攻撃を当てる際などに有効活用できる。
    ただ、利用するためには壁面を登ってから飛び移る手間が要るため、
    ある程度のタイムロスが発生する。
    • 氷海のフルフルはこのエリアの天井からぶら下がった状態で休眠するが、
      ご丁寧にもつららからジャンプ攻撃をするとピッタリ届く位置で眠る。
      打上げタル爆弾を持っていない剣士でも安心。
    • 「つらら」ではないが、地底洞窟及び地底火山のエリア3の天井から伸びている鉱石にも
      同じようにぶらさがることができる。
      地底洞窟ならば、このエリアにもフルフルが出現するので利用してみよう。
  • MHWの龍結晶の地及びMHW:Iの渡りの凍て地には結晶またはつららが落ちてくるポイントがあり、
    ハンター・モンスターともに、触れると微小なダメージを受ける。
    過去作と異なる点は、モンスターの行動ではなく、何らかのダメージ判定に呼応して落下すること、
    そしてモンスターを軽く怯ませハンターを吹き飛ばすことである。
    不意の横槍で戦闘を中断させるというのは地形ギミック全般でも凶悪であり、批判は多い。ついた渾名は歴戦王棘
    松明弾のように連続して判定が発生するものを真下に設置しスリップダメージとして活用もできるものの、
    ダメージは1本あたり僅か1であり吹き飛ばしのデメリットに見合うとは到底言えない。
    アイスボーン発表前には、このギミックを見て過去作の寒冷フィールドを思い出したハンターもいたことだろう。

モンスターの技としてのつらら

  • MH3では煌黒龍アルバトリオンが発射、または落としてくる。ダメージも上記の氷柱と比較にならない。
    空中で冷気を吐き、こちらに大きな氷柱を三本発射してくる。
    発射された氷柱は地面に突き刺さり障害物としてしばらく残る。
    時間が経てば砕け散るが、攻撃を加えても破壊する事が出来る。
    ハンターの身長よりも大きな氷柱だが、ああ見えて非常に脆いのかキック一発で簡単に破壊出来る。
    また、上空から天へ向け冷気を吐き、無数の氷柱を落とす「全体氷柱落とし」もある。
    こちらは名前の通りエリア全体が攻撃範囲。
    アルバは上空に移動していてこちらの攻撃は一切届かないので、影をよく見て回避に専念しよう。
    攻撃後は無防備な状態で定位置に戻ってくるので、反撃も忘れずに。
    なお、こちらの氷柱は地面に残ることはなく、着弾と同時に砕け散る。
    • MHW:Iでは仕様が大きく変更。
      まず単発の氷塊ブレスは攻撃パターンが多彩になり、一度に飛ばしてくる氷柱の数も増えている。
      また全体氷柱落としは、氷柱が降ってくる間もアルバトリオンが自由に行動できるようになり、
      氷塊ブレスと同様に地面に氷柱を生成する効果も得た。
      さらに重要な変更点として、地面に落ちた氷柱の残留時間が大幅に伸び、単なる障害物として機能するのみならず、
      落雷攻撃を浴びると赤く発光し、龍属性の爆発を起こすトラップとして働くようにもなった。
  • 冷気を操るキリン亜種も、通常種が落雷攻撃を仕掛けるのと同じモーションで特定箇所に氷柱を発生させる。
    また、通常種で言うところの「大落雷攻撃」も、前方一直線上に氷柱の塊を発生させるというものに変化している。
    どちらも当たるとシャレにならないダメージを負うことになるので、確実な回避を心掛けたい。
    • MHSTでは、「氷柱」と「大氷柱」というノータイプ特技として再現されている。
      • 前者は、通常種の「全体落雷」の氷属性版で、相手PTにランダムで氷属性ダメージを与えるというもの。
        これはキリン亜種遺伝子の内包スキルであるため、伝承の儀で他のスキルに書き換えが可能。
      • 後者は全体に氷属性ダメージを与えたうえで、確率で特技封じやられにできるとかなり強力。
        言うなれば、拡散凍結ブレスやアイスサイクロンの強化版といったところだが、
        こちらから指示を出して使用させた場合には36というかなりの絆ゲージを消費するため、
        使いどころはよく考えたい。
  • MHW:Iの看板古龍であるイヴェルカーナは冷気を操る古龍。
    空気中の水分を凍らせてつららや氷塊を降らせハンターを狙ってくる。
    また、地中からは氷柱を出現させる。後者は攻撃後も破壊可能な段差として残る。
  • MHFに登場するアノルパティスも氷柱を用いてくる。
    身体から噴き出す水蒸気が凝固するのか、一部技に付随する形で空中から降ってくる。
    これに当たるとほぼ確定で気絶状態になるので注意したい。
    さらに、上空を軽やかに舞いつつ冷気を纏いブレスを放つ大技を行った際にも、
    周囲広域にわたって雨粒と氷柱が発生する。
    極寒の環境下で氷属性を操り、体から水蒸気を放つアノルパティスならではの技かもしれない。
    • 体力が減って「龍属性解放」を行うと、つららにも微妙に龍雷を纏わせているのがわかる。
      つらら自体の威力は低いので、氷と龍の複合になっても気絶にだけ注意すればいいのは変わらないが。
  • 同様にMHFのドゥレムディラも氷柱を発生させる技を有する。
    空中に無数の氷柱を次々と発生させ、軽く吼える動作で一斉に落としてくる。
    ドゥレムディラに肉薄しても氷柱には当たり辛いため、絶好の攻撃チャンスであるが、
    彼が振るう前脚など、ところどころに攻撃判定があるので注意。

関連項目

フィールド/雪
フィールド/天井
アクション/氷ブレス