夜陰に紛れる黒い双剣。
暗殺を生業とする集団の長が
代々伝える武器もこれだとか。
MHP2Gのメインモンスター、迅竜ナルガクルガの素材で作られた双剣。
本項では亜種であるナルガクルガ亜種、希少種であるナルガクルガ希少種
そして二つ名持ちモンスターである白疾風ナルガクルガの武器も扱う。
目次
概要
性能
夜天連刃【黒翼】
MHP2G
- ティガレックスの双剣レックスライサーから強化するか、あるいは一発生産をするかの二択に分かれる。
なお、ヒドゥガーの生産も夜天連刃【黒翼】の生産も一発でできる。
しかし、レックスライサーから派生強化すると天鱗要らずの上に延髄を後回しにして
手にすることができるのでこちらがおすすめ。
- 上位で作れるヒドゥガーは、作成が上位後半なためか非常に強力で、
斬れ味レベル+1で紫ゲージが出現するヤツザキの上位互換のような性能。
肉質の固い部分を除けばこの段階で所有できる大体の属性双剣を凌駕する火力を発揮する。
ヤツザキと同様にギザミS一式などの斬れ味レベル+1が可能な装備と相性が良い。
高級耳栓と一緒に発動させようとすると匠珠が大量に必要になるなど、若干面倒な部分もあるが。
- G級で生産・強化可能になる夜天連刃【黒翼】は攻撃力こそ336とやや低めだが、
それを補い他武器を追い越しかねない会心率50%を有する恐ろしい武器。
単純計算だと攻撃力は1.125倍の上昇になる。
鬼人化したときの赤いオーラとクリティカルヒットによる紅い光で傍から見れば異様な光景になる。
また、斬れ味はナルガ武器の例に則り匠なしで紫色を持つ。
紫色はやや短いが、白色まで考慮すると安定感がある。
それに加えてスロット2個を持つので、スキルの自由性は他武器の群を抜く。
- だが、この武器は無属性武器である。
双剣はモーション時間の短さから属性が重視される傾向が強い。
そのため、双剣の特徴とミスマッチしかねないがスペックそのものは前記の様に優秀である。
属性重視の傾向はあくまで傾向であって前提ではなく、
スロットも2つもある恵まれた武器なので、使い方次第では属性武器を超えた活躍も十二分に期待できる。
…攻撃力364に匠でこちらの倍の紫ゲージ40、会心率35%にトドメのスロ3という
とんでもない性能のテッセン【凶】さえ存在していなければ。
匠が切れるというメリットもあるにはあるが、それでも紫20しか無いのは辛い…。
MHP3
- MH3ではナルガクルガと共にお休みだったが、MHP3にてナルガが復活したことによりこの武器も復活した。
ナルガが下位で狩猟可能なモンスターになったため、
ヒドゥガーは下位武器となっている。
今回は一発生産はできず、リーデルショテルからの派生に変更されている。
- 今作には確定で骨髄や延髄が入手できるクエストがあるため、ナルガ武器は作成・強化とも難易度は低め。
- 性能としては、高い会心率とスロットは健在だが、
今作はヒドゥガーからの地道な強化でしか夜天連刃【黒翼】にたどり着けない。
MH3G
- 今作ではドロスドロスからの派生となった。
何故こんなに強化元がコロコロ変わるのだろうか。
- どういうわけか、今までの特徴であった会心率が急激にガタ落ちした。
何とヒドゥガーの時点でたったの10%しかない。20%ほど落ちている。
旋風連刃【裏黒翼】まできてようやく40%まで回復する。- 今まで無属性武器として扱われていたが、
覚醒により属性を得ることができるようになったからだろうか?
- 今まで無属性武器として扱われていたが、
MHX
黒き双翼は夜天に死を運ぶ。
伝説の暗殺者が携えたという、
ヒドゥガー最終進化形態。
(夜天連刃【黒翼】)
- MHXにも久々に登場。今作では一発生産はできず、タロンブロスから派生でのみ入手できる。
だから何故こんなに強化元がコロコロ変わるのか
最終強化ではおなじみ夜天連刃【黒翼】となる。
- 攻撃力は180と控えめだが、会心率40%、空きスロット2、匠で延長不能な白20を素で持つ
と、かなりの高性能になって帰ってきた。
- この会心率はMHXでの双剣でトップタイであり、もう1つは英雄の双刃派生の伝説の双刃。
こちらは攻撃力、スロット数、素で白ゲージというところまで同じだが、匠で延長可能という違いがある。
素で用いる場合はこちらのほうが僅かに白ゲージが長いという点を活かし、業物などでサポートしたい。
MHXX
- G級追加に伴い、G級の強化先も追加された。究極強化の銘は「無明連刃【真諦】」。
- 会心率40%、空きスロット2はそのままに、匠延長不能な紫20と攻撃力300を備える。
爪護符込み、スキル無し時の期待値は、青熊双鉞と並んで全双剣トップタイである。
上位から順当に強化されており、相変わらず見切りと連撃による高会心に超会心をつけた、
会心特化装備が非常に強力。- 見切り+3、連撃、超会心、業物が組めれば、583.8*2という期待値になる。
爪護符込みなら圧巻の612。
研がずに約40回、これだけの期待値を持つ斬撃を維持できるという化け物っぷりである。
- 見切り+3、連撃、超会心、業物が組めれば、583.8*2という期待値になる。
- 今作はブレイヴスタイルの研ぎ払いのお陰で、業物込みなら紫ゲージを切らさずに戦える。
MHXでは絶対回避【臨戦】がそのポジションに位置していたが、
絶対回避がほぼ不要になった関係で狩技回りも大きく変更できるようになり、 などの実戦投入も現実的になった。- この点において、紫「20」という数字は極めて絶妙。
業物を発動していれば、使い切る前に研ぎ払いが間に合うことが多い。
研ぎ払いの回復量は相対的に2倍になり*3、無駄が少ないと言える。
ただ、意識していないと簡単に白になるので、研ぎ払いのことを念頭に置いて立ち回る必要がある。
- この点において、紫「20」という数字は極めて絶妙。
- 紫を維持すると言っても研ぎ払いのみでは満足な火力は出せないので、
ブレイヴ状態を維持しながら出来るだけ手数を稼ぐ必要がある。
これを使いこなすということは、ある意味では双剣使いの到達点の一つと言えるだろう。
- とはいえ、MHXXで双剣を用いて特定のモンスターを攻略する場合は、
その弱点属性に特化した双剣を用いた方が高い火力を発揮する。
『双剣に興味があり、双剣で狩ってみたい』というプレイヤー向けだろう。
MHW:I
- ヒドゥントマホークと銘を変えて登場。固有グラフィックは貰えず、
ツィツィヤック双剣・クロス=デステリオIから強化してナルガクルガの皮を貼り付ける形となる。
ナルガクルガから皮は剥ぎ取れないが
従来の凝っていた見た目が消されたことで、ディオスバンガーと並んで
双剣の見た目面での不遇の象徴としてしばしば引き合いに出されている。
- 他のナルガ武器と異なり、紫が50もあるので達人芸を絡めれば
会心率15%もあって紫を維持しやすいものの、
根本的に攻撃力が低すぎるために使用者はほとんどいない。
こちらに派生せずツィツィヤック武器のまま強化した方が物理火力は高いしレア素材も要らないので、
繋ぎに使うなら派生させない方がいい。- Ver.11.01でのカスタム強化枠の追加により、
レア度10の武器はカスタム強化の自由度、ひいては限界火力が向上した。
同じナルガ武器の中でも一部は他の武器にも劣らない性能に達したものもあったのだが、
この武器は残念ながら元々の会心率が低めだった為、
無属性武器に限っても相変わらずそこまで強力とは言えない性能で落ち着いてしまっている。
- Ver.11.01でのカスタム強化枠の追加により、
MHRise
- 今作ではヒドゥガーが復活。
例の如く派生元が変わり、ピコ・メリスIIからの強化となるが、
久しぶりに一発生産にも対応している。
最終強化は夜天連刃【黒翼】。
攻撃力190に会心率40%、素で白30と他武器種と同じようなスペック。
例によって超会心と相性がいい性能だが、
双剣の手数では青まで使うとしても心許ないので業物や砥石使用高速化のフォローが欲しい。
- 単体で見れば悪いスペックでもないのだが、そもそも双剣では属性が重要な為、無属性双剣である黒翼の需要は低い。
アップデート前ならば唯一ナルハタタヒメにおいては最適解と言える性能をしていたため一定の地位を得ていたが、
アップデートによりティガ双剣やバルファルク双剣が追加されたためその立場も失った。
- Ver.3.0.0での強化要素としては赫耀シリーズの追加がある。
活用の肝である弱点特効があり、属性を持たず、しかも素で高めの会心率を持つこの武器は
赫耀シリーズとすこぶる相性が良い。
ただし、弱点特効以外の重要スキルである達人芸と超会心を装飾品と護石のみで補わなくてはならない。
装飾品の場合、達芸珠【2】にはテオ・テスカトルとの連戦に加えて雪鬼胆が、
超心珠【2】にはヌシ・リオレウスとの戦闘と泥翁竜の逆鱗が必要となる。- Ver.3.0.0以降は物理火力においては確かに強力にはなったのだが、
それでも属性の比重が大きい双剣ではここまでお膳立てしても微妙なレベル。
惚れこんで使用しているプレイヤーも多いといえば多いが、相手を考えて持ち替え、
物理も属性もダメージを通したほうが効果が大きいのが正直なところである。 - 良くも悪くも入門用双剣として見れば汎用性そのものは高いため
これ自体について取り立てて物申すようなことはないが、
その場合神淵ノ風閃キ*4や、禍ツ刃ノ幽鬼イステヤ*5なども必須スキルは異なるものの、
黒翼とはまた違った汎用性を持つライバルとなるだろう。
どれを入門用にしたところで各種属性双剣を追って揃えたいのは同じなのだが…。
- Ver.3.0.0以降は物理火力においては確かに強力にはなったのだが、
MHR:S
幾多の魂を吸って、深闇の夜を
纏い昇華した夜天連刃。
美しい黒花が獲物を誘い込む。
(夜天連刃【黒蝶】)
古の凶手が生みだした暗器。
黒き翼は、絶対不変の斬れ味
を以て舞い踊る。
(無明連刃【真諦】)
- MR3個体のナルガクルガを下すと夜天連刃【黒蝶】に強化できる。
攻撃力270/白40/会心率40%/スロットLv2×1/百竜装飾品スロットLv1。
刃翼4個が面倒だがレア素材は要求されず、ナルガを倒せる腕があるなら簡単に作成可。
- MR5で夜天連刃【黒蝶】改に強化できるが、この頃には実戦クラスの属性双剣が作成可能。
レア素材の天鱗を要求される割りにトップを張れる性能ではないため、残念ながら活躍の機会ない。
繋ぎなら【黒蝶】で良く、下記のようにクリア後に復権できる訳でもないため、ここでお役御免だろう。- 今作においては希少種が久方ぶりに登場し、武器の七星連刃【揺光】も実装されている。
ただ、派生元は一段階前の【黒蝶】で、改に強化してしまうと巻き戻しor作り直しが必要になる。
改にしてもコレクション止まりなので、コンプ目当てでなければ【黒蝶】で止めた方がいいだろう。
詳しくは下記の希少種武器の欄を見ていただきたい。
- 今作においては希少種が久方ぶりに登場し、武器の七星連刃【揺光】も実装されている。
- 【黒蝶】改になってからは遠く、続きはクリア後。
傀異化した牙によって無明連刃【真諦】へ強化、その性能は- 属性偏重武器クラスの低い攻撃力300
- 変わらず非常に高い会心率40%
- 素でそこそこの紫50。延長は不可
- スロットはLv2が1つ
- 痛すぎる百竜装飾品スロットLv1
- 攻撃力は低いが、素紫と高い会心率を持つ。
無属性双剣では素の状態であればトップタイの期待値を持つ。- しかし、素のまま使うプレイヤーはおらず、大半は火力スキルを盛る。
百竜装飾品スロットLv1が故、特効による物理1.05倍を持たない無明連刃は常に物理マイナスを受けているも同然で、
例えば他の無属性双剣に見切り7弱特3のような構成にされると、それだけで負けてしまう。
ちなみに、百竜スロLv1→2に拡張して○○特効を付けても、立場はほぼ変わらない。 - 双剣が属性有利である点はこの際置いておくとしても
無属性双剣には強力なライバルが存在しており、それがまさかの鉱石武器・スーパーセル改。
あちらは素の物理期待値で並んでおり、更に研磨術【鋭】との相性が良く素の会心率が0%と伸びしろが多い。
スロットも同等、百竜装飾品スロットもあちらはLv2であり真諦に勝てる要素はほとんど存在しない。
アプデで実装された希少種武器の方が毒属性でまだマシであり、不遇な武器の一つと言える。真に諦めろ- ただ、上述の通り二段階前の【黒蝶】は優秀なので、
攻略の足がかり、もしくは繋ぎとしてなら十分に実用的である。
やはりMRでも入門用の双剣という立場に変わりはなかった。
- ただ、上述の通り二段階前の【黒蝶】は優秀なので、
- しかし、素のまま使うプレイヤーはおらず、大半は火力スキルを盛る。
MHF
- MHF-G10にてナルガクルガが導入されるのに合わせ、この武器も導入されることが判明。
プレビューサイトでは掲載されていないが、MHF-G10体験会で存在が告知された。
ヒドゥガーから生産し、最終的には夜天連刃【黒翼】となる遷悠武器である。
- MHFのナルガクルガの武器はいずれも毒属性を有しており、この武器も例外ではない。
G10体験会で発表された夜天連刃【黒翼】の性能は以下の通り。- G級系列武器としては若干低めの攻撃力639
- 毒属性680
- 会心率30%
- 斬れ味レベル+1で空色ゲージが出現
- 遷悠武器のためスキル「早食い」が自動発動
- まず、680という恐るべき毒属性値が目に留まる。
MHFの双剣は毒属性については高い数値を持つものが多いのだが、
夜天連刃以前で毒属性値が最も高いバサユニバースでも毒520であり、
天廊武器の毒特化カスタマイズ(毒700)に匹敵する毒属性値が発現することになる。
毒属性についてはMHFでは状態異常追撃というスキルで活きるものとなっており、
ナルガクルガの防具であるナルガGXシリーズでもこのスキルを発現できる。
- また、会心率については近年では閃転というスキルで攻撃力の補填として活用できるようになった。
防具のみで会心率100%にできる一般的な構成の場合、
閃転スキルを発動させると武器倍率の上昇値は+55となる。
状態異常追撃と組み合わせることで、やや低い攻撃力を補って余りある性能を発揮できるだろう。
- ただし、真価を発揮するには閃転と状態異常追撃、更に劇物取扱皆伝*6の3つを機能させる必要があるため、
双剣にとっては少々重いスキル枠の負担がのしかかることになる。
幸い双剣にとっての重要スキルである早食いは遷悠武器で自動発動し、
同じく重要スキルである回避性能もナルガシリーズで発現可能である。
それらを上手く活用して対応したいところ。
- MHF-Zで登場した辿異武器の棘蝕双ローゼンケラスには総合的にはさすがに劣る。
強化途中で見ても、GR400段階でも閃転発動時の黒翼に若干劣る程度のスペックを持ち、
GR600でほぼ同等以上となる為、黒翼の活躍できる期間はそう長くはない。
とは言え辿異種自体がMHFでも最強クラスの強敵であり、該当GRですぐに挑んで簡単に作れる装備でもない。
早食いという立ち回りに影響する差別化要素もある為、いったんこちらを作るのは決して悪い手ではない。
MHXR
- 通常種、亜種、希少種の3振りの他、
特殊種であるナルガクルガ烈水種のものも実装されている。
- 烈水種の烈双【水鬼】(☆5)は、
刀身が美しい鮮やかな蒼色に輝いており、軸は銀色に変化し、
美しくもよりカッコいいカラーリングの組合せも特徴的。
旋風連刃【裏黒翼】
死神に愛された暗緑の双剣。
素早く確実に急所を切り裂き、
刹那で死に至らしめる死の刃。
MHP3
- 外見上は黒色の刀身が緑色に
変色カラーリングされている以外はあまり変わらない。
しかし、性能面では思いっきり変化している。
黒翼よりも攻撃力が上昇し、斬れ味も鋭利になったものの、会心率は一気に0%に落ちてスロットも減った。
もっとも、会心攻撃はどうしても揺らぎが起きるので、一概に優劣は決められないのだが。
- なんと言っても白30青100という、圧倒的な斬れ味が特長。
通常種武器の白20青60よりもさらに優れている。
会心率を加味すると期待値は大差ないので、2択ならば裏黒翼のほうが優秀だろう。- 特にシルバーソル等で火力特化する場合は、見切りや弱点特効の恩恵を受けやすいこちら1択である。
ヒットストップの影響で一概には比較できない覇爪アムルカムトルムを除けば、無属性双剣最強と言っても過言ではない。
- 特にシルバーソル等で火力特化する場合は、見切りや弱点特効の恩恵を受けやすいこちら1択である。
MH3G
- 会心率40%を手に入れたほか、覚醒すると麻痺属性も出てくるが、属性値はたったの110。
双剣とはいえ、覚醒がいることを考えるともう一声欲しかったと言ったところ。
属性値で言えば奇面案山子【相棒】が覚醒要らずで250ではあるが、
スペック上運用が苦しくこちらは話題になることも少ない。
七星連刃【揺光】
半月状に刃が乱れ咲く月迅竜の
双剣。舞い踊る半月の刃が、
敵を夢幻に切り刻む。
(エクリプスダガー)
七星の第七の具現。
魂の揺光は二筋の閃光のもと
露と消えゆく。
(七星連刃【揺光】)
MH3G
- 今作ではナルガクルガ希少種が登場。
それに伴いこの系統にも希少種素材の武器、七星連刃【揺光】が姿を現した。
上記の説明文の「二筋の閃光」は、素材元であるナルガクルガ希少種の「双眼」と
「双剣」の二つの意味があるのかもしれない
- 他の七星武器同様に、名前の由来は中国の道教思想に基づき北斗七星が意匠された刀剣の呼称から。
揺光の名は北斗七星を構成する星のひとつ、おおぐま座η星ベネトナーシュの中国名に拠る。
読み方は「ようこう」である。通称「ゆれぴか」。
- こちらは刀身がきれいな蒼白色に輝いている。
一方で、通常種武器でベージュになっていた軸は黒色に変わっている。
さすがにベージュでは不自然だったのだろうか。
- 旋風連刃【裏黒翼】は多少不甲斐ない点も見られたが、こちらは超優秀武器として生まれた。
- 攻撃力350、会心率20%。今までのナルガ武器からすると低いが実際は強力な数値である。
- 斬れ味は匠要らずでそこそこの紫色&白色。
- 毒属性180(覚醒不要)。これが決め手か。
PT用に麻痺武器を作ろうとするわけでもない限り、派生先はほぼこちらに決まるだろう。
さすがは希少種の武器である。- もちろん、製作難易度はかなり高い。朧月の欠片は当然要求されるとして
月迅竜の透刃翼が合計14個も必要になる。この要求数はナルガクルガ希少種の武器のなかでも最多である。
しかしながら苦労に見合うだけの性能なので、是非とも作りたい逸品である。
朧月の欠片目当てに連戦していれば自然と集まっていることもあるだろう。 - ナルガクルガ希少種武器と言えばフルネブラXと相性がいいと言われているが
揺光は素で毒属性を持っており、双剣と言うことで状態異常属性値もある程度あれば十分なので
上記の防具とは相性はむしろ良くない。
やはり物理攻撃力を上げることに特化しよう。
一式で相性がいいのはミラアルマか。
この場合、鈍足をどうするかだが1スロで消せる上、強走薬を使い込むのならそもそも気にならないだろう。
- しかし、登場した作品が悔やまれる。
MH3Gは、かの爆破属性の降臨した作品である。
ありとあらゆる属性武器の存在意義をも爆砕しまくる爆破属性だが、
特に攻撃力よりも属性重視の双剣の場合は被害が尋常ではなく、破岩双刃アルコバレノと超硬質ブレードの
事実上二択という窮地にあった。
勿論武器の性能は一線級だが、この二つの武器の勢力は恐ろしく、
その陰に有無を言わさず埋もれてしまうこととなる。- …が、のちに息を吹き返す事態が発生する。
それは、ランディープ、門番、ママトトス、黒曜石、USJガノスといった超絶強化クエストの配信である。
爆破属性は全体防御率こそ無視できるが、
あまりにもタフな相手には耐久上昇によって息切れして火力不足に陥るという弱点が有る。
このため、これらの高HPな敵相手のクエストには不向きである。
しかし、毒属性も同様に全体防御率に左右されること無くダメージをブチ込む事が可能。
しかも毒属性は爆破と比べ耐性値が頭打ちになるのが早く、息切れしにくいという特徴がある。
更に、こいつらは総じてデフォルトでも爆破より毒が有効なので総合的に爆破属性を引き離している。
加えて、七星連刃【揺光】は物理攻撃力・斬れ味がともに非常に優秀で、
挑戦者などの物理攻撃力を底上げするスキルを存分に有効活用できる*7という相性の良さ。
このことからこれらの強化クエストにおいての採用率が急激に伸びた。
というか、普通のクエストに採用されなかったことの方が本来は異常と捉えるべきなのだが…。
なお、この武器を用いることで裸で黒曜石を砕いた猛者も存在していたりする。
ナルガ武器で砕いた例はこれに限った話ではないが、
本武器は素で毒属性まで持っている分有利と言える…かもしれない。
- …が、のちに息を吹き返す事態が発生する。
- 3Gの双剣で各属性でおすすめ武器の話をすると
ふざけた答えとしてアルコバレノやら超硬質ブレードやらを縦割りしたものがあるが
真面目に考察すると、揺光は毒属性枠…、ではなく無属性枠に入れられることが多い(ちなみに毒は邪翼刃ンディギギラ)。
「純粋な」無属性と言えばそれこそ超硬質ブレードなのだが、あちらは覚醒前提で語られることが多く、
匠がないとまともに運用できないという欠点もある。
一方で、揺光は匠が不要で毒属性で争うであろうンディギギラと比較しても
毒属性としての運用はンディギギラの方が向いており
こちらは無属性プラス会心武器として運用してこそ真価を発揮すると言うのもあるためであろう。
結局のところ運用法としては従来と何も変わっていない、言い換えれば「普通に強い」ナルガ双剣と言うところか。
毒属性はボーナスと割り切って素直に使っていこう。
MHR:S
- 約10年と余りという長い年月を経て、
ゆれぴか七星連刃ここに復活。
無明連刃からの強化ではなく、その前段階からの派生強化という形になっている。
一発生産もできるが、強化で作成すれば天鱗も朧月の欠片も不要なので強化での入手がオススメ。
怒涛の4連緊急クエストを潜り抜け、工房の前に現れたのは…- やや高めの攻撃力330
- 会心率0%
- 斬れ味は紫20で匠で伸ばせる
- ほぼおまけの毒属性10
- 優秀なスロットLv4-Lv2
- 百竜装飾品スロットLv1
会心率と斬れ味が平凡なものになってしまったうえ、毒属性値もかなり低い。
さらに、百竜スロットが傀異錬成の拡張なしでは特効を積めないLv1なのはかなり痛い。
会心率に関しては、サンブレイクのスキル環境的にはむしろ伸びしろが大きいため期待大なのだが、
毒が本当に低すぎて運用に困ってしまう。
- 一応、独特な運用法として低すぎる毒属性値をスキル・状態異常確定蓄積でカバーし、
毒漬けにしたモンスターを攻勢+連撃+αの物理火力で斬り刻む、というものがある。
- 白ゲージが極端に短いため、研磨術【鋭】を採用することも視野に入る。
- セオリー通り剛刃研磨や砥石使用高速化と組み合わせてもいいが、
双剣ならではの利点として鉄蟲研糸の存在が挙げられる。
この技による斬れ味の回復量(15)は本武器の白ゲージ量(10)を上回るため、
砥石を使うことなく2段階を跨ぎ、発動を狙うことが可能。
さらに、斬れ味の維持も両立できるため、スキル枠を大幅に節約することができる。 - 鉄蟲研糸を軸に運用する場合、やはり同様に回避をトリガーとする状態異常確定蓄積や巧撃と組み合わせたい。
ゴルルナ・月光シリーズは上記のスキルはもちろん、連撃や攻勢、回避性能といったスキルもついてくる。
それらすべてがバッチリ噛み合えば、他の毒双剣から一歩抜き出た破壊力を味わえることだろう。
…もちろん、モンスターの攻撃を的確かつ定期的にフレーム回避でいなせるなら、の話ではあるが。
弱点属性で殴った方が手っ取り早く強いとか言わない
- セオリー通り剛刃研磨や砥石使用高速化と組み合わせてもいいが、
- 上記のように登場当初は扱いの難しさが目立つ武器だったが、
のちのアップデートで蓄積時攻撃強化が登場。
このスキルの運用に毒属性値の高低は一切関係がないため、
毒属性値の低さと引き換えに優秀な物理性能を備えている本武器との相性は概ね良好と言える。- 相変わらず毒そのものの発動頻度は他の毒武器と比べても低いままだが、
併せて発動を狙いやすい霞皮の恩恵で毒1回あたりの時間を伸ばせるため、
攻勢との相性も相対的には良くなっていたりする。
- 相変わらず毒そのものの発動頻度は他の毒武器と比べても低いままだが、
暁闇輪爪【燦爛】
MHX
- MHXで初登場した二つ名持ち個体・白疾風ナルガクルガの素材を用いた双剣。
生産時の名称はラファガダート。ラファガーではない。
なんとヒドゥガー系統とは異なる新規デザインになっており、
白い模様の入った2枚の巨大な三方手裏剣という非常にカッコいいデザインになっている。
投げるなんてとんでもない。- なお、あちらの投げるなんてとんでもない双剣とは違い、
こちらはリーチが妙な事になっているなんて事は無い。
- なお、あちらの投げるなんてとんでもない双剣とは違い、
- 性能面で目を引くのが、何と生産段階(LV1)で斬れ味ゲージがMAX、
しかもそこそこの量の斬れ味白が出ている事であろう。
LV1で斬れ味MAX+白ゲージ付きという双剣は、他にも
キャッツネイルーや二つ名武器仲間のルドラスライサーなんかがあるが、
いずれも白ゲージはほんのちょっとなので、かなり異例の事である。
- ラファガダートから9回の強化を経て完成する最終形
暁闇輪爪【燦爛】(ぎょうあんりんそう【さんらん】)の性能は- 夜天連刃を僅かに上回る攻撃力190
- 相変わらずの無属性
- かなり長めの斬れ味白50
- 夜天連刃よりかなり低い会心+15%
- 二つ名武器ゆえにスロットは0、
狩技ゲージが増えやすい特殊効果付き
手数武器である双剣にとっては無属性なのが痛いうえに、
実は期待値換算だと夜天連刃より火力が若干下がる*8という弱点があるが、
この斬れ味ゲージのお陰で継戦能力はかなり優れているといえよう。
火力で言えばこれまた二つ名武器仲間・燼滅双刃エタンゼルや鉤爪双刃【荒虎血】には敵わないが、
前者はストッパー素材として悪名高き塵粉が必要となるため、強化難度で幾分の差別化は可能。
後者には白ゲージの長さでは勝っているものの、青込みの斬れ味の長さと火力で上回られているので
少々差別化が厳しいところ。
暁闇輪爪の白50と鉤爪双刃の白30青20のダメージに大差がないため、長期化するほど差が広がっていく。
MHXX
- こちらの究極強化の銘は曙光輪爪【腥風】(しょこうりんそう【せいふう】)。
- 腥風とは殺伐とした雰囲気、あるいは血なまぐさい風という意味。
- 通常種武器と比べると会心率が-20%、スロットを失った代わりに、
匠で延長不可の素で50というぶっとんだ紫ゲージを持つ。
二つ名武器特有の狩技ゲージが溜まりやすいという点も健在。
- こんな白疾風双剣であるが、紫ゲージ弱体化の影響をもろに受け、
隻眼軍扇【災】という完全なる上位互換に阻まれてしまう。
攻撃力20差が災いし、白ゲージの時点でこちらの火力を超えられてしまっているうえ、
向こうは白でも80と異様な長さを持っているので、悲しいことに継戦能力でも負けてしまっている。
とはいえ決して弱いわけではないので、独特の見た目が気に入ったならば作ってみてもいいだろう。
余談
- 他のナルガ武器は共通で「ヒドゥン○○」という名前をとるがこれだけは例外である。
恐らくはヒドゥンダガーの略だと思われるのだが、
なぜ双剣だけがこのような略し方をするのだろうか?
もしかしたら二文字だけ間違えて消してしまったのかもしれない
ヒドゥンダガー、あるいは「ヒドゥンガー」なんて間違えないようにしよう。
- 烈水種の武器の「水鬼」は、藤原千方の四鬼の一体の事。
藤原千方の四鬼は、三重県津市などの伝説に登場しており、「日本朝敵事」では、
どんな武器も弾き返す堅い体を持つ金鬼、
強風を起こして敵を吹き飛ばす風鬼、
気配を消して敵に奇襲をかける隠形鬼、
そして、如何なる場所でも洪水を起こして敵を溺れさせる水鬼、
の四人で構成されているが、伝承によっては水鬼が土鬼、隠形鬼が火鬼に変更されている物もある。
また、この四鬼は忍者の原型ともされている。
関連項目
モンスター/ナルガクルガ
モンスター/ナルガクルガ亜種
モンスター/ナルガクルガ希少種
モンスター/白疾風ナルガクルガ
モンスター/ナルガクルガ/派生作品
武器/ナルガ武器