MHXXで初登場した、土砂竜ボルボロスのチャージアックス。
目次
概要 
- ボルボロスの甲殻を削り出し鉄の鋲を打ち付けた、土砂竜武器らしい無骨なデザインをしている。
剣は細長いメイス状、盾は大剣を左右貼り合わせたような形状で、
例によって切断できるか心配になる見た目をしているが、
斧モードにすると盾の両端から刃が飛び出すギミックが付いている。
- 公式のブレイヴチャージアックス紹介動画
にも登場している。
性能 
MHXX 
- ボルボロスが村★7、集会所★5で登場するため、比較的早期に生産可能。
ライバルの台頭を考えると村クエを進めて製作した方がいいだろう。
- 生産時点で攻撃力180という圧倒的な物理火力を備えている反面、会心率-15%のハンデを背負っている。
とは言え、高攻撃力とマッチした榴弾ビンを装備している上、斬れ味も緑70と悪くない。
肉質の柔らかいモンスターが多い上位序盤を駆け上がるならば十分だろう。
他には、防御力+5のボーナスとスロット1が付いている。
ちなみにこの武器の登場によって、同時期における霞龍の石斧が
完全に息の根を止められたのは言うまでもない。
- 最終強化形のボルボロイボルセオを経て、究極強化でボルボロコンプレートとなる。
性能は- かなり高い攻撃力360と会心率-15%
- 長めの青ゲージ、斬れ味追加分は全て白
- 防御力ボーナス+20
- スロット2
- 高い武器倍率から繰り出される属性解放斬りによりモンスターをバッサバッサと爆ぜ倒す、
攻撃力にモノを言わせた武器……なのだが、一つ問題がある。
チャアク界に舞い戻った悪魔、角王盾斧ジオブロスと特徴が丸被りしているのだ。
同じく丸被りした大剣ではボロス武器が優位に立っているのでそのツケが回ってきたのかもしれない
攻撃力、斬れ味、ビンダメージとどこを切っても勝てる要素が薄く、
ほとんど食われていると言っても過言ではない。
更に息の根を止めたはずの霞龍の石斧がG級で大幅に攻撃力が上がっており、
究極強化の妖しき霧幻ガルグカシとなる頃には悲しいことにほぼ立場が逆転されている。
加えて鈍器と超会心により上記二振りに匹敵する覇壊斧イクセエンカムの存在もあり、
純粋な斬撃やビンによる火力では太刀打ちできない。
- …しかしながらジオブロスはスロット1、ガルグカシやイクセエンカムに至ってはスロットが無いため、
スロット2を必要とする構成の場合はこちらに軍配が上がることとなる。
ギリギリ下位互換とはならなかった事は喜ばしい。- スロット数と防御力ボーナスで勝負をすると、今度は真名ネベトヘウトが競合相手となる。
あちらはスロット3に防御力ボーナス+60とこちらより勝っている上に、HR解放直後から究極強化が可能。
こちらは究極強化に崩竜の重殻が必要なため、
イベントクエストを利用しない場合HR60になるまで強化はおあずけとなる。
剣モードでの期待値はネベトヘウトが紫ゲージで479、
ボルボロコンプレートが白ゲージで476と僅か3で負けている。
…のだが、榴弾ビンのダメージを含めると、
攻撃力30の差が効いて一転してボルボロコンプレートの方が合計ダメージが高くなるため、
こちらも一概に下位互換と言い切ることも出来ない。 - ではスロット2を持つ武器としてみると…今度は断骨盾斧シルトベイルが立ちはだかる。
ビンダメージはこちらが優勢なものの、
シルトベイルの紫ゲージの期待値は507であり、流石に威力では打ち負ける。
ただしシルトベイルは匠+2でようやく白10紫20で匠+1では白5だけであるため、
こちらは白ゲージの長さ、もしくは匠+1運用などで差別化が可能。
また、あちらには防御力ボーナスもない。
なんだか様々な盾斧とギリギリの戦いを繰り広げている
- スロット数と防御力ボーナスで勝負をすると、今度は真名ネベトヘウトが競合相手となる。
- なお、最終強化形のボルボロイボルセオはG級素材で一発生産できる。
土砂竜素材と鉱石だけで作れるため、集会酒場を先に進めている場合はこちらがおすすめ。
様々な方面で強力なライバルこそいるものの、決して腐ってはなく良性能と言えるだろう。
じゃあやっぱり上の盾斧達でいいとか言っちゃいけない。
MHRise 
- MHWでは不参戦だったもののめでたく復帰。ボーンアームズIIからの強化で入手可能。
- ボルボロス盾斧としての最終強化であるボルボロイボルセオの性能は…
- そこそこ高めの攻撃力210
- 素でそこそこの緑、匠4で白出現
- 相変わらずの会心率-20%
- 何故か没収された防御力ボーナス
- スロットなし
- 榴弾ビン
- なんとなく微妙に感じるかもしれないがそれも無理はない、何故ならまだ強化先があるが故である。
その強化先はまさかのブロスアームズIである。
ちなみに何故かボルボロムダンカからなくなった防御力ボーナスはブロスアームズにはある。
XXの頃に辛酸をなめさせられたブロスアームズに吸収合併される形で、
再び越えられない壁として立ちはだかられたボルボロイボルセオの心境や如何に。- なおボルボロス武器の中で、ツリーの最奥まで残らず
完全に他のモンスターの武器になってしまうのはこのボルボロムダンカ系列のみである。
ボルボロムダンカは泣いていい- Ver3.0で追加された百竜武器の外装変更機能で、
なんと百竜盾斧【随機応変】をボルボロイボルセオの見た目に変更できるようになった。
当の百竜盾斧がブロスアームズに匹敵しうる性能を得たため、
歴代最強のボルボロイボルセオを作成可能。
中身……もとい装備名は百竜盾斧のままなのだが……
- Ver3.0で追加された百竜武器の外装変更機能で、
- ちなみに百竜スキルの攻撃力強化IIや痛恨の一撃などをブロスアームズに発動させたい場合は
必ずボルボロイボルセオからブロスアームズに強化することになる。
ただし、ブロスアームズIからボルボロイボルセオには戻せないので注意。
- なおボルボロス武器の中で、ツリーの最奥まで残らず
MHR:S 
- MR実装に伴い、強化先が追加。なお、新たにボルボロガディオンという銘まで得ている。
上位時点での最終強化から派生という名の吸収合併した武器はそのままMR非対応になるものもあったが、
土砂竜武器のままめでたくMR対応である。- 上位時代に角竜派生に強化していても、MRでボルボロガディオンを一発生産できる親切設計。
まあ地味に面倒な重頭殻2個+やや希少な鉱石類を要求されるが…。
- 上位時代に角竜派生に強化していても、MRでボルボロガディオンを一発生産できる親切設計。
- 最終強化はもちろんボルボロコンプレート。性能の方は、
- かなり高い攻撃力360
- 素で白30。匠2から紫と斬れ味も中々
- もちろん無属性で榴弾ビン
- 攻撃力の代償に会心率-20%
- 最後まで帰ってこなかった防御力ボーナス
- スロットはLv1が1個。無いよりは、ね?
- 百竜スロットはLv2と及第点
これを超えるのはかの角王盾斧ジオブロス改のみ。- 会心率は互いによろしくないが、フォローしやすいのはこちらの方。
そしてこちらには、匠2から紫が出るという強みがある。ジオブロスの紫は匠4からなので備え付けのLv3スロを使っても、
紫運用ならばスキル自由度はむしろこちらの方が高い。- クシャナX胴が匠2+Lv2スロ*2個と非常に優秀なため、最小限のスキル負担で紫を出せる。
クシャナX胴に剛刃珠【2】を2個詰めれば、必要最低限の斬れ味ケアは完了である。
- クシャナX胴が匠2+Lv2スロ*2個と非常に優秀なため、最小限のスキル負担で紫を出せる。
不遇の時代を耐え忍んだ土砂竜の逆襲はこれまで目の上のたんこぶであったジオブロスを相手に、
互角の果し合いを演じていると言っても過言ではない。
- 物理型榴弾盾斧としてもう1つ意識せざるを得ないのは、冥淵盾斧ログミーの存在。
攻撃力350・会心-25%だけを見ればこちらの劣化だが、紫80で斬れ味ケアを丸無視できる個性を持つ。
- 総じて、攻撃力と斬れ味を高い水準で両立した高性能な1本。
火力も癖もすごいジオブロスと、快適性重視のログミーの間を取ったような性能をしており、
十分に最前線で戦っていける力があるだろう。
余談 
- 武器の銘はポルトガル語が由来。
それぞれ「ムダンカ」が「変化」、「イボルセオ」が「進化」、「コンプレート」が「完全」という意味である。- MHR:Sで追加された「ガディオン」は由来不明。
「守護者」を意味する英語の"Guardian"が元だろうか。
- MHR:Sで追加された「ガディオン」は由来不明。