武器/ユクモノ弓

Last-modified: 2024-10-19 (土) 01:38:43

ユクモのハンター達の間で
広く愛用される狩猟弓。木材の
ぬくもりが心を静める。
(ユクモノ弓)

いわゆるユクモノ武器の弓。
本記事では上位版の真ユクモノ弓についても解説する。

目次

概要

  • MHP3で初登場した際に、和風テイストであることから非折り畳み式の和弓型を期待したプレイヤーも多いかもしれない。
    が、残念な事にフレームだけ木製の折り畳み式弓で、
    おまけにフレームがやたらと図太く、角ばっていたため外見の評価はあまり高くない。
    しかし他のユクモノ武器との統一性はしっかりあるので、並べてみると意外と乙なデザインである。

ユクモノ弓

MHP3

  • 初期武器の一つ。前段階の古ユクモノ~に関してはこちらに解説を譲る。
    性能的にはシンプルな連射弓であり、強撃ビン・毒ビン・ペイントビンを装填できる。

MHX

ユクモの伝統技術で精製された
最終型ユクモノ弓。木材と鉄が
見事に調和した珠玉の一張。
(ユクモノボウ)

  • 防具と違って長らく出番がなかったが、MHXでユクモ村共々復活。
    本作ではユクモノ弓のまま最終強化でき、『ユクモノボウ』という新たな銘を冠した。その性能は
    • 平凡な攻撃力200
    • 溜め段階は連射2・貫通2・連射3・拡散4
    • 曲射は放散型
    • 対応ビンは強撃ビン(Lv3まではLv1強撃ビン、Lv4からはLv2強撃ビンのみ対応)・毒ビン・ペイントビンのみ
    • スロット無し
    MHP3の傾向をそのままに、上位対応させたようなパッとしない性能であった…。
  • 本作の初期武器であるベルダーボウの最終強化系、サージュボウと性能を比較すると、
    あちらは両レベルの強撃ビンと接撃ビンに対応しており、その他の性能は横並びなのでユクモノボウが完全に劣勢。
  • ついでに要求素材も何故か複数種の大型モンスターの素材が要求されるため、
    チケット類が多少面倒だが大型モンスターの素材いらずのあちらと比べて強化が遅れがちなのも痛い。
  • 上位互換があるだけで、性能的には十分上位終盤に喰らいつける程度のものはある。
    MHP3の頃と比べれば、これでも格段にマシな性能なのは事実であり、
    効率度外視で趣味で担ぐ分には使って使えないことはない。

MHXX

  • 究極強化で『ユアガリボウ』という新たな銘を冠した。その性能は
    • 順当に強化された攻撃力320
    • 溜め段階は連射2・貫通2・連射4・拡散4
    • 限界突破から麻痺・睡眠・減気ビンに対応
    • 限界突破でスロット2が追加
    と、どういう訳か状態異常ビンを全種装填できるようになり、
    MHP3の頃の霊弓ユクモ【破軍】の特性を受け継ぐことになった。
    MH3G以降に追加されたビンには一切対応しておらず、接撃ビンが省かれているのは内緒
  • …が、両レベルの強撃ビンを装填できるソフォスボウとの力関係は変わらずこちらが劣勢で、
    あちらはスロット3を得たためスロット数では完敗しているのがネック。
    さらに装填できるビンの種類が多い連射弓として、聖なる弓Gというとんでもない性能のライバルがいるため…。
    それでも、矢レベルや期待値の差から後出の【揺光】よりはマシな立場は辛うじて維持できている。
  • 完成時期は尾槌竜の重尾甲が必要なためG★4になるが、
    前作同様何故か複数種の大型モンスターの素材が要求されるため、強化難易度はそれなりに高い。

真ユクモノ弓

強靱な鉄と木材の絶妙な
バランスが生み出した高性能な
狩猟弓。軽量かつ強靱。
(真ユクモノ弓)

類い希なる剛性を持つ金属と
頑強な木材で作られた狩猟弓。
魔を射貫く破邪の力が宿る。
(霊弓ユクモ【破軍】)

  • 装飾が紫になった第二のユクモノ弓。見た目的にはそれだけだが名前や説明文はだいぶパワーアップした。

MHP3

  • ユクモノ弓からの派生ではなく、別系統としての生産となる。
  • 上級序盤の素材で強化することで最終強化の「霊弓ユクモ【破軍】」となり、
    悪くない攻撃力220、スロット2、溜め3が連射Lv3で曲射は放散型であり、
    MHP3では二張りしかない全ビン装填可能な弓となる。
  • 最終的には矢レベルの差からパチンコの下位互換になってしまうが、上位序盤で完成する為完成時期が頭抜けて早く、
    その時点の弓ではトップクラスの火力と汎用性を誇るため、上位の攻略用武器として頼もしい存在となってくれるだろう。
  • なお、あるクエストを利用することで、下位の時点で霊弓ユクモ【破軍】まで強化することが可能
    毒ビンが装填できるため矢切りで「ヒドゥンボウII」や、各種虫弓の強化素材集めに貢献でき、
    アメジストギアI」のためのロアルドロス亜種討伐も格段に楽になるため、まずはこの武器を作ってしまうといいだろう。

MHX

  • ユクモノ弓共々こちらも復活。本作では別系統ではなく、ユクモノ弓からの派生武器となっている。
    …だが、本作ではどういう訳か初期段階から会心率-20%という余計な物が付いているのがネック。
    最終強化で再び霊弓ユクモ【破軍】の銘を冠すが…
    • 無属性武器としては低い攻撃力190
    • 期待値をさらに引き下げる会心率-20%
    • 溜め段階は連射2・貫通2・連射3・拡散4
    • 曲射は爆裂型に変更
    • 対応ビンは両レベルの強撃ビン・毒ビン・ペイントビンのみ
    • 本作では嬉しいスロット2
    …と、どういう訳か『そこそこ優秀な攻撃力』・『対応ビンの多さ』というMHP3の頃の利点を投げ捨て、
    スロット以外はユクモノボウの下位互換品という冴えない代物になってしまった。
  • 一応性能を擁護するなら、本作では7張りしかない両レベルの強撃ビンに対応している連射弓となる。
    …が、同じく両レベルの強撃ビンに対応している連射弓の中では期待値がブービー*1であり、
    サージュボウ雪原のスファーク聖なる弓など、上位互換はいくらでもある為この弓を選ぶ必要はないといっていい。
    どうしてこうなった…
    というか聖なる弓がスロ3に加え、全盛期のこの武器を彷彿とさせる強属性ビン以外の全ビンに対応という化け物なので…
  • おまけに強化難度もMHP3の頃から大幅に悪化しており、
    ユクモノ弓と同様に複数種の大型モンスターの素材が必要なため、強化が容易とも言い難いのがネック。
    一応ユクモノ弓よりは要求される大型モンスターの種類が少ないものの、
    下位とはいえレア素材である轟竜の頭殻を要求されるのは流石に擁護できない。

MHXX

  • 究極強化で『神霊弓ユクモ【揺光】』という新たな名を冠したが、性能の方は…
    • 上位の頃から格段に強化された攻撃力330
    • 最後まで一切変わらなった会心率-20%
    • 溜め段階は連射2・貫通5・連射3・拡散5
    • 限界突破から接撃ビン・爆破ビンに対応
    • 限界突破でスロットが1つ増え3に
    …残念な事に、強化方針が迷走する結果に終わってしまった。
    増弾で出るLv4拡散5はまだしも、エリアル適性すら皆無のLv2貫通5は一体どう使わせるつもりだったのだろうか…。
  • 前作の頃と同様にソフォスボウには期待値で負けているうえにスロット数でも並ばれ、
    聖なる弓Gは前作に輪をかけて凶悪な性能となっている。
  • ただし、この武器が輝く時期が全く無いかと言われればそんなことはなく、
    G★2の段階では攻撃力270と、両レベル強撃ビン対応を生かしたつなぎ用の武器として活躍してくれる。
    残念ながら、G★3においてサージュボウLv10が出来た瞬間にお役御免となるが。
  • 強化素材は相変わらず複数種の大型モンスターの素材が必要となる上に、
    完成時期は閣螳螂の香液が必要なのでHR解放後となる。

余談

  • 後輩であるベルダーボウとは、初期装備の連射弓でありながら、何故か派生先が貫通弓ばかりという共通点がある。

関連項目

武器/古ユクモノ武器


*1 最下位は物理性能を捨てている龍頭琴