概要
- MH2、MHP2(G)、MHF、MH4(G)、MHX(X)、MHRise に登場する、ガブラスの姿を模した装備。
ガブラス素材のほか、火竜の体液、虫素材、鉱石、古龍骨など様々な素材を使用する。
- MH4(G)を除いて、スーツ系装備のため剣士とガンナーどちらでも使用可能。
目次
性能
MHP2G以前
- 一式で発動するスキルはランナーと毒半減のみだが、
あと1ポイントで斬れ味レベル+1、貫通弾・貫通矢威力UPも発動可能と、
下位装備でありながらスキルの実用性は高い。
剣士・ガンナーのどちらが装備しても欲しい方だけ発動でき、死にスキルにならないようになっている。
死にスキルポイントにはなるが。
- 欠点は共通装備であるがゆえの防御力の低さ。
そして属性耐性の低さ。火が±0の他はすべてマイナスとなっている上、
フル装備で全耐性-3のマイナススキルが発動してしまうため、かなり打たれ弱くなってしまう。
また、匠と貫通弾強化はあと1ポイント必要なのに、全パーツに空きスロットがひとつもないため、
スキル発動のためには武器のスロットを使用する必要がある。
- 上記の欠点はあるが、ランナー+貫通弾・貫通矢威力UPだけでもガンナー装備としてはかなり優秀。
防御力の低さもガンナーなら普段どおりなので問題にならない。
また腰装備のベルトは胴系統倍加で、他装備と組み合わせても見た目の違和感が少ないため、
ガンナー装備での採用率は高い。
MH4
- ガブラスの復活に伴い、この防具も復活。ただし性能は以前とは大きく様変わりしている。
- 剣士ガンナー共用装備では無くなっているが、発動スキルに剣士とガンナーでの違いはない。
- 発動スキルも大きく変わり、下位では毒無効、上位ではスタミナ奪取が発動する。
これ以外のスキルは発動しない。- 他には、下位上位共通で属性解放のSPを8、属性耐性のSPを-7持っている。
下位では唯一の属性解放持ちであるが、ポイントが足りておらず、補う手段も無い為特に意味はない。
- 他には、下位上位共通で属性解放のSPを8、属性耐性のSPを-7持っている。
- こうなっては最早救いようのない完全ネタ防具だが、腰装備が胴系統倍化である点は変わらない。
今作は胴系倍を使うテンプレ装備も存在するので、
見た目の違和感が小さいガブラスーツベルト(バンド)は需要があるだろう。
女性ならばバンギスやグリードの腰装備も違和感の少ないベルト型であり、防御力もより高いのだが。
MHX(X)
- Xシリーズでもガブラスの続投により登場。今作も性能はこれまでと大きく異なる。
- 下位のガブラスーツシリーズは、剣士用、ガンナー用のいずれも発動スキルは同じで幸運と悪霊の加護が付く。
今作ではガブラスーツシリーズ以外にも、ランポスーツシリーズやゲネポスーツシリーズなど
鳥竜種のスーツシリーズも復活している。これらは全て発動スキルや空きスロットは同じ。
属性耐性は殆どが+1で、得意な属性のみ剣士で+2、ガンナーで+3になる。
例えばイーオスなら火耐性が高く、このガブラスーツの場合は龍耐性が高くなる。
他のスーツシリーズはドスモンスターの素材を要求するが
ガブラスにはその立ち位置のモンスターが存在せず、小型モンスターのガブラスの素材だけで作れるため
他のスーツシリーズよりも製作難易度は低い。
また他のスーツシリーズは全て腰の部位が無く、統一出来るのはこのシリーズのみである。
性能が同じなので違うスーツ間で混合させることも出来る。- 欠点は、属性耐性は優秀だが防御力はかなり低いこと。小型モンスターの括りで見ても高くはない。
また、空きスロットも腰に1つだけで、護石や武器スロットを使わなければ悪霊の加護を消すのがやっとである。
しかしそのために必要な加護珠は雌火竜の甲殻が無ければ作れず、それまでは悪霊の加護を消すことが出来ない。
さらに運気珠も鳥竜玉を素材として要求する関係上、下位では作れず
運気+5以上の護石がないと強運以上にすることはできない。
腕に自信があり、幸運を付けて少しでも報酬を良くしたいというプレイヤー以外は使わない方が無難である。
この傾向は後述する上位種でも同じ。
- 欠点は、属性耐性は優秀だが防御力はかなり低いこと。小型モンスターの括りで見ても高くはない。
- 上位版のガブラスーツSシリーズも他のスーツシリーズと登場。発動スキルが幸運と腹減り倍化と少し異なる。
他のスーツと発動スキルが同じなのは下位と一緒。相変わらず空きスロットも1つしかない。
- G級版のガブラスーツXシリーズも他のスーツシリーズと登場。発動スキルは上位と同じ。
やはり他のスーツと発動スキルは同じである。
発動スキルは上位と同じだが、G級版は幸運のSPが13ポイントになっており、空きスロットも5つと増えている。
MHRise
- ガブラス復活によりガブラスーツも復活。
スキルシステムがMHWorld仕様のため、またまた性能が大きく変更している。部位 下位(ガブラス) 上位(ガブラスS) スキル スキル スロット 頭 風圧耐性+2 風圧耐性+2 Lv2×1 胴 アイテム使用強化+1 超会心+1 Lv1×2 腕 会心撃【属性】+1 会心撃【属性】+1 Lv2×1 風圧耐性+1 風圧耐性+1 腰 会心撃【属性】+1 会心撃【属性】+2 Lv1×2 脚 精霊の加護+1 弱点特効+1 Lv1×2 一式 風圧耐性Lv3 風圧耐性Lv3 Lv2×2
Lv1×6アイテム使用強化Lv1 超会心Lv1 会心撃【属性】Lv2 会心撃【属性】Lv3 精霊の加護Lv1 弱点特効Lv1
- ガブラス自体は大社跡や寒冷群島でも出てくるので最序盤から素材を集められるが、
プケプケ素材やドスフロギィ素材も使うのでガブラスシリーズの生産は少し遅れる。
スキルとしては風圧耐性と会心撃【属性】が特徴的だが、風圧耐性はLv3まで欲しい状況は多くなく、
会心撃【属性】も悪くはないが優先できるかは微妙といったところ。
ところでMHXでは悪霊の加護が発動していたのに今作では精霊の加護が発動するとは一体どういった心変わりだろうか。
- 上位のガブラスSシリーズはナルガ素材も要求し、生産時期が更に遅くなっている。
そのため、中々生産リストに並ばずキー素材を見落としたかと困惑するプレイヤーもちらほら。
発動スキルはそのナルガクルガの恩恵か、胴に超会心、脚に弱点特効と俄に会心特化防具の趣きに。
まぁ胴と脚に使うのはナルガ素材じゃなくプケプケ素材なんだけど。- 現在は上位ナルガクルガと戦えるイベントクエストもあるため、腕に自信があればの話だが多少生産時期が早くなった。
上位上がりたて時点でも上位フルフル武器を用意して各種環境生物や操竜を駆使すれば狩猟は十分可能なので、腕に自信があれば挑戦してみるのもいいだろう。
- 現在は上位ナルガクルガと戦えるイベントクエストもあるため、腕に自信があればの話だが多少生産時期が早くなった。
- 発売当初はどちらも装飾品が存在しないスキルだったため需要が多く、
特に胴はテンプレ装備のパーツにもなっていたほどである。
Ver.2.0以降は装飾品も作れるようになったがそれも上位最終盤の話なので、
攻略中にはまだまだ活躍の機会はあるだろう。
- なお、解説文は過去作の使い回しなので、
頭装備には本作には登場しない「ランポス」の名前が出てしまっている。
別に気にするほどのことでもないが、本作がモンハン初体験という人は
「ランポスって何?」と思ってしまうこともあるかもしれない。
...とか言ってたらサンブレイクのPV1にランポスXらしき装備が登場し、
実際に親玉を差し置いて無事参戦できたので、
Riseからモンハンを始めた人も、サンブレイクを購入すればランポスを見ることが出来るようになった。
余談
- 鳥竜スーツ系装備の頭装備は、各種鳥竜種の頭部を模しているが、
ガブラスーツの物は、どちらかというとガブラスよりコブラに近い。
- 脚装備の「ガブラスーツフット」の見た目はジーンズ。
各種シャツと組み合わせると、どう見ても現代人な外見になる。
というか胴もライダースーツなので、頭さえ外してしまえば現代人になれる。
ヘビ頭の被り物を付けた一式装備の方が余程シュールである。
- ヒーラーUソックスとガブラスーツベルトを組み合わせるのは、紳士なら誰もが通る道だとか。