MH3以降の作品に登場する。ドスジャギィの素材を利用して作られた装備。
本項ではジャギィフェイク、狗竜の革シリーズ、オトモ防具についても扱う。
目次
概要
- ランポス系の防具が東洋的なのに対し、こちらは近代的かつ西洋的。
片手剣のソルジャーナイフ系を装備すると結構似合う。
- 各作品とも、大型モンスターの素材を使う防具としてはアシラシリーズと並んで最下級装備。
ただ、MH3GではG級ともなると大型モンスターの攻撃力が大幅に上昇するため、
大概のハンターがG級に入ってまず作る防具であることが多い。- アシラシリーズは基本的に守り重視な性能になっている反面、こちらは攻め重視な性能であることが多い。
ゲーム序盤をしのぐ防具としてはどちらもほぼ同じ時期に作れるため、
自分のプレイスタイルに合う方を作成するとよいだろう。
- アシラシリーズは基本的に守り重視な性能になっている反面、こちらは攻め重視な性能であることが多い。
- 属性耐性は、MH3とMHP3では龍属性以外全てマイナス。
特に火属性が-25と、火属性やられになりやすい。
リオレイアはまだしも、クルペッコの着火攻撃ですら
MH3では火属性やられ【大】になってしまうのはいただけない。
無論、回避できるのであればまったく問題無いが。- 3G以降は属性耐性がやや強化され、水・氷・雷は0となった。
火耐性がマイナスで龍耐性がプラスなのは従来通り。
- 3G以降は属性耐性がやや強化され、水・氷・雷は0となった。
- ランポスシリーズ同様に最初に作る防具としてお世話になることだろう。
性能
MH3
- MH3で初登場。スキルは攻撃力UP【小】,まんぷく,気絶半減の三つが揃う。
更にこの時はなんと空きスロットが六つと破格の数字である。スロット2の部位があるのは大きい。
攻撃力UP【中】と気絶無効までなら装備のスロットだけで付けることが出来てしまうし、
光るお守りが手に入るようになれば更に5スロスキルを追加したり攻撃力UP【大】に上げることも出来る。
作成時期を考えれば防御力も充分であり、総じて下位では破格の性能を誇っていたと言えるだろう。
今回のような攻撃的な性能、及び手軽さはそのまま今後の作品にも引き継がれていくことになる。
ジャギィGシリーズ
- 上位版のジャギィシリーズ。
後の作品で言うところのジャギィSシリーズに相当する装備。
- スキルは攻撃力UP【中】、まんぷく、気絶無効。
空きスロが6つあるのは下位版と同様。
ジャギィシリーズを純粋にブラッシュアップした性能となっており、
時期を考えると優秀な性能であることに変わりなかった。
- 火耐性については相変わらず酷い(-15)。
乗り換え先としてペッコGシリーズ、レイアGシリーズを考えている場合、
素材集め中にうっかり火属性の攻撃を貰わないよう注意する必要があった。- 一方、龍耐性については下位版の5から10(ガンナー版は10→15)まで向上している。
MHP3
ジャギィシリーズ
- 攻撃力UP【小】・捕獲の見極め・回復速度+1と序盤にしては有用なスキルが付く。
効果持続のマイナスポイントがあるが、下位の時点では発動しないので安心して良い。
ジャギィの鱗と怪力の種、そして水光原珠で攻撃珠【1】を作り、
3つセットすれば攻撃力UP【中】まで上げられる。
回復速度のスキルポイントを上げられる早復珠【1】も簡単に作れ、
さらに武器スロットを使えば両方発動させることもできる。
剣士では防御力を犠牲にして頭をガンナー用にすると、
攻撃力UP【中】・捕獲の見極め・回復速度+2のスキルを発動させるのが容易となる。
前述の通り、龍以外の属性耐性が全てマイナスで、特に火耐性が壊滅的なので注意。
それ以外の耐性も龍を除いて-10であり、
これは前作MHP2Gのタロスシリーズや、後作におけるグリードシリーズ並みに低い耐性である。唯一プラスである龍耐性もたったの5である。
ジャギィSシリーズ
- ドスジャギィの上位素材を使い、ジャギィSシリーズとして登場。
発動スキルは攻撃力UP【中】、見切り+1、回復速度+2、アイテム使用弱化。
攻撃力UPと回復速度が強化された。
下位版にあった捕獲の見極めは無くなった代わりに見切り+1が発動し、より攻撃的なスキル構成になっている。
達人のポイントは11ポイントあるので、お守りや装飾品を駆使すれば見切り+2どころか+3にすることも十分可能。
また、攻撃力UPを中から大に強化することももちろん可能。
下位版と違ってマイナススキルが発動してしまう。残しておくと深刻なので、装飾品かお守りで消しておこう。
鳥竜玉を一つ使用するが、キークエストでもある
「喧嘩両成敗!(ドスジャギィ2頭同時のクエスト)」を回せば、比較的簡単に集まる。
ちなみに下位に比べて、スロットの数は1つしか増えていない。
- 上位序盤に作れる装備なだけあって防御力はやや低めだが、MHP3の敵の攻撃力は大分低いので、これ一着でも相当進める。
とはいえ、耐性は下位同様に低いままなので、特に火属性の攻撃では大ダメージ必至なので気をつけよう。
リオレイア、リオレウス(両者とも希少種含む)、アグナコトルには丸焼けにされてしまうので特に注意。
MH3G
ジャギィシリーズ
- ゲーム序盤で揃えるケースが多い防具。
防具そのものは平凡だが、攻撃力UP【小】、まんぷく、気絶確率半減、
といったスキルが発動する。マイナススキルが一切発動しないのは嬉しい。
これはMH3の頃と全く同じスキル構成である。
しかも攻撃スキルが13もあるので、空きスロット三つのうち攻撃珠二つを付けるだけで
攻撃力UP【中】になるのは嬉しい所。この組み合わせにお世話になった人も多いのではないだろうか?
他にも上手くお守りやスロットを駆使すれば更に気絶確率半減を気絶無効に引き上げたり、
砥石使用高速化など有用な5スロスキルを追加することも下位のうちから可能である。
更に、防御力は多少ダウンしてしまうが頭をヘルムではなくキャップにすることで
攻撃SP14・気絶SP11・空きスロ3となる為、防具のスロットのみで攻撃力UP【中】・気絶無効の両立も可能になる。
シンプルながら武器を選ばないそのスキル構成は下位後半の装備の水準と比べてもけして遜色なく、
序盤から装飾品システム及び換装の大切さを教えてくれる防具でもある。
- 防御力も序盤相応で高くはないが何より火耐性が非常に低いので、加工を施して長く使っていこうとしても、
村下位難易度★4で高い攻撃力と火属性を持った、リオレイアが出てくる以上は
余程のドスジャギィファンでなければこの装備はお役御免になるだろう。
一発で文字通り上手に焼けました~!!となってしまうのは流石に頂けない。
早めにアシラシリーズやラングロシリーズに移行した方が賢明。
もう少し長く使って行きたいなら、毒完全無効のフロギィシリーズがオススメ。- 一方で不安なのは耐久面だけであり、スキル自体は作れる時期を考えれば破格そのもの。
また防御力に関しても低いとは書いているものの、上鎧玉強化時点で未強化の飛竜防具並みの一部位20程度は得られる為、
下位のうちは火耐性-10に収まっていることもあり、G級のようにHP150から一撃死する状況はダメージ計算的にはほぼ皆無。
攻撃への対処が充分であれば下位から上位序盤までこれを使って駆け抜けられる。
- 一方で不安なのは耐久面だけであり、スキル自体は作れる時期を考えれば破格そのもの。
ジャギィSシリーズ
- 相変わらず火耐性が低く、下位で-10だった火耐性が-20にまでダウンしてしまう。
更にマイナススキル「アイテム使用弱化」が発動してしまう点に注意。装飾品を付けてフォローしよう。
一方で他のスキルは「攻撃力UP【中】」、「気絶無効」とグレードアップ。
食いしん坊も12ポイントになり、装飾品で「拾い食い」を発動させられる。
もしくは攻撃珠を入れて「攻撃力UP【大】」まで上げてしまうことも可能。
気絶無効のおかげで同ランクのクルペッコ亜種の閃光や雷属性やられを無視できるので非常に相性が良い。- 下位と同じく、ジャギィSキャップに変更することで攻撃のSPを1増やせる。
しかし気絶SPも1下がってしまい気絶無効にならなくなってしまうし下位より防御差も大きいため、
純粋にスキル強化を狙えた下位と比べると敢えて換装する意義はない。 - 優秀な防具とは言えるのだが、それでも割と早い時期で他の装備に移行してしまうことが多い。
同ランクに火属性を使う強敵のリオレイア亜種がいることに加え
その対策に最適な、同じ鳥竜種で火に強く毒無効までつくフロギィSが作れ、
上位になって多数の亜種モンスターが登場し、作れる防具の種類がぐんと増えるからである。
とはいえ防御力は充分あるのでMH4のリオレイア亜種にフルゴアで挑んだりするほど悲惨なことにはならず、
火以外の耐性は並のため堅鎧玉強化も見ればG級突入まで走れる程度の力はあるが、
作成時期、敵の強さを考えると破格の性能を持つ大和(日向)の作成が最速で村☆7、
即ちこれを作った次のランクには既に控えている。
他にもリオソウル一式はタイミングこそやや遅いがG級含めた全防具でもスキルが優秀など、
制作時期・難易度・スキル面で優位だった下位の頃と違い、これ一着で通しきる意義は薄れている。
- 下位と同じく、ジャギィSキャップに変更することで攻撃のSPを1増やせる。
ジャギィXシリーズ
- 村/港上位までとは意匠を異とする。全体的に作りが丁寧になっており、
特に肩や腰回りの革は、たてがみを用いたフワフワの縁取りが施されている。- 男性防具の兜の意匠や「手錠入れがモチーフ」という腰ポーチからして、
ビクトリア朝時代のイギリス警官隊がモチーフのようだ。
- 男性防具の兜の意匠や「手錠入れがモチーフ」という腰ポーチからして、
- 発動スキルは「気絶確率半減」、「お肉大好き」、「回復速度+1」、「攻撃力UP【小】」。
他に属性解放と運気が5ポイントずつ。
G級に入って最初の製作目標となる防具だが、
意外にもマイナススキルが一切ないというメリットがあるのでそこそこ長く使える。
また、お肉大好きはこんがり肉を作る手間が増えた今作ではありがたいスキルの一つ。
しかしSシリーズと比べると発動するスキルの種類が増えた代わりに
攻撃と気絶が下位防具と同じにグレードダウンしてしまった。
尤も、気絶は13ポイントあるので気絶無効の発動は難しくない。
空きスロットも7つあるのでグレードアップさせることは容易。 - このあと作る防具にレイアXなどを選ぶ場合、火耐性が非常に低い点には注意。
とはいえ、中継ぎとはいいつつ結構長く使っているハンターも少なくないとか。
MH4(G)
今回はドスジャギィがG級に登場しないので、上位のジャギィSシリーズ止まりとなっている。
ジャギィシリーズ
- 旅団☆2で揃えられる装備でありながら、一式で気絶確率半減と砥石使用高速化
と便利なスキルが発動する。素材が集まったらブレイブ装備を卒業してこちらの防具に乗り換えるといい。
スロットも4つあるので、装飾品で気絶スキルを伸ばして気絶無効にするとより便利。 - ガンナーの場合は砥石の代わりに装填速度+1が発動するためやはり便利。
こちらも装飾品で気絶スキルを伸ばしたいところだが、スロットが3つしか無いので若干面倒。
頭をヘルムに換えるとスロットが1つ増えるが、装填速度と気絶のSPが両方とも9になってしまい
却って弱体化してしまう。
- 下位攻略用としては、探索・ギルクエ限定で素材がやや集めづらいものの
下位装備のうちから攻撃力UPがつくランポスシリーズの方が何かと便利だろう。
剣士の場合は砥石使用高速化のためにジャギィシリーズを選ぶ手もあるが、
ガンナーの場合は序盤はどの道殆ど通常弾ばかりだと思われるので、
装填速度スキルをやめて火力が補われ、かつスロットの微妙な足りなさも無い
ランポスシリーズの方が遥かに便利だろう。
勿論攻略速度を最優先にするならこれ一着で進めた方が早いのは過去作と変わらない。
ジャギィSシリーズ
- 下位防具のスキルに攻撃力UP【小】が追加され、攻守安定したスキル構成に。
まさしく上位序盤を駆け抜けるにはうってつけの逸品である。
腕装備に鳥竜玉1個が要求されるが、素材元に関しては最初から2頭クエストが用意されており、
基本報酬でも鳥竜玉が出るので、さほど苦難はないだろう。
むしろ、上位序盤では集めにくいドラグライト鉱石8個とカブレライト鉱石2個に苦戦する人もいるとか。- ただし、剣士用の攻略用防具としてはまたもランポスSが強敵。
攻撃力UPに気絶半減を発動と此方とポジションがかなり被っているのみならず、
胴部位+胴系統倍加4部位により斬れ味レベル+1を発動できるのが極めて大きく、基本的に上位では後塵を拝すことになる。
胴系統倍加で固める場合、あちらの攻撃力UPが素で【中】に伸びたりするのもジャギィ側には向かい風である。
- ただし、剣士用の攻略用防具としてはまたもランポスSが強敵。
MHX
ジャギィシリーズ
- ドスジャギィはリストラの憂き目にあったが、ジャギィシリーズは続投。
発動スキルは攻撃力UP【小】のみで、なぜか火属性攻撃のSPが付いている。
今までのように一式で安定した構成とは言い難いが、同じく攻撃のSPを持つファンゴやクックなどと組み合わせると
攻撃力UP【中】+5スロスキルや攻撃力UP【大】を得ることができ、序盤の火力に貢献してくれる。
特に、ファンゴガンナー頭に胴腰がジャギィ、腕足がファンゴで攻撃力UP【大】を得る組み合わせは
本作序盤でのテンプレ装備の一つにも数えられている。
防御のマイナスSPを持つため、クックシリーズとの組み合わせ次第では防御力DOWN【小】が発動してしまう点に注意。
ジャギィSシリーズ
- 上位ジャギィ素材を用いたジャギィSシリーズもあるが、火属性攻撃のSPが増え、
防御のマイナスが減った程度の違いしかない。
上位防具でも同じような構成で組むことは出来るが、この時期になると選択肢も広がってきて、
お役御免となる場合も多い。
MHXX
ジャギィXシリーズ
- 今回も残念ながらドスジャギィのG級進出は実現しなかったが、防具はMH3G以来の復活を遂げた。
勿論懐かしの3GにおけるジャギィXのデザインのままである。 - やはりボスたるドスジャギィがいない為、G級ジャギィ達の素材に加え並居るG級小型鳥竜種の素材
及び数種の鉱石類だけで簡単に作れる。 - 作成時期自体はやはりG級ではかなり早い。
と言うよりツアーだけ回せば簡単に作成できる。その分防御力はフル強化で660/470と低め。 - 発動スキルは剣士・ガンナー共通で「攻撃力UP【中】」・「火属性攻撃強化+1」・「体力+20」。
さらにマイナススキルも消滅している。
また攻撃のSPが16・火属性攻撃強化のSPが12あるものの、スロットが総計5個しかない為
お守り抜きではどちらかのスキルしか強化できない。武器スロットも最大限活かすべし。 - しかしG級に入る段階で「体力」のスキルが搭載されたところで、
余程料理を増やしていない…と言う状態でもない限り死にスキルになってしまうのが困りもの。
G級防具としてはやはり力不足感が目立つ。そこは鳥竜種装備と割り切るべきか。 - ただ製作難易度は前述にように非常に簡単で、火力に貢献できるスキルが2つあるので
属性攻撃を有意義に使える武器種で強力な火属性の武器を上位から持って行けるならば悪くない性能である。
G級序盤の敵は火属性に弱い相手が多いため、攻撃面でスキルが死ぬと言う事はまずない。
HRを上げていき、さらに強力な装備に乗り換えるまでの繋ぎとしては、十分な働きを見せてくれるだろう。
ジャギィフェイク
- 狗竜の頭を模したフェイク装備。装備すると声もジャギィのようになる。ヘェーイ!
…流石にジャギィの鳴き声をそのまま出せるわけではなく、あくまでハンターの声が甲高くなる程度だが。
- グラフィックは男性はジャギィ。ジャギィらしく立派なタテガミがついている。
対して女性はジャギィノス。ジャギィノスを象徴するたれみみがついている。
- 性能はMH3では運気+10となかなかの装備だったが、P3, 3Gでは高速収集+10になってしまった。
ただし、作成の際ドスジャギィの頭を使用するのは全作品共通であった(後述)。
- MH4でも登場。
コラボ装備を除くと大半が後のMH4Gまでお預けだったところ、ガーグァフェイクとこれのみMH4から登場。
拘竜の頭を始めとしたドスジャギィ素材ですぐ作れる。
いきなりレア3防具だが防御力自体は同ランクのガンナー用よりも低い。
今回は肉食+10、つまりコレひとつでお肉大好きが発動する。
10連肉焼きができず、こんがり肉を確保するのに手間がかかる序盤では結構便利。
- MHXでは欠場となったが、MHXXでまさかの復活。
キャラバンの竜人商人の依頼でイビルジョーを倒すことで
本作で新たに追加されたエルドラ武器二種と共に生産が解禁される。
流石に防具護石装備なしの状態で逃げ場のない闘技場で二頭同時というものではない。- 今回はドスジャギィが登場していない関係で作成にドスジャギィの頭を使用しない。
代わりにジャギィの上(厚)鱗を使用する。
むしろ未成熟のオスやメスの形状であるため、この方が再現度は高そうだが。 - ここにきて三度目のスキル変更がされ、逆境がつくようになった。
何があった。まさかMHXXでのドスジャギィの境遇を示しているのだろうか…
上位の物は逆境+8で発動しないが、
G級版のジャギィXフェイクでは10ptと増えており一部位で不屈が発動するようになっている。
防御力、耐性共に狩猟戦線ジャケットの方が優れているが、
胴にどうしても使いたい防具がありスロットにも余裕が無く頭防具はなんでもいい、という状況で
不屈を発動させたいときに使えるだろう。
いかんせんジャギィの頭なので他を何に合わせてもネタ枠になるのは免れないと思われるが…
真面目にオシャレをしたいなら、やはり首から下もジャギィ装備にするのが無難か。 - 今回はドスジャギィが登場していない関係で作成にドスジャギィの頭を使用しない。
- MHRiseでも登場。
素材元のグラフィックの進化に伴ってフェイクも更に精巧になり、
垂れ耳に見えるジャギィノス版もエリマキだと分かりやすくなっている。
今作もドスジャギィ不在なので作成にはジャギィ素材を使用する。
相変わらずスキルが変更されており、今回は下位、上位ともに滑走強化となっている。
こんな被り物をしたハンターがスライディングしてくるのはさぞ恐ろしかろう。
なお、今作ではハンターがクエスト中に多彩に喋るようになったため、装備しても声は変化しない。
狗竜の革シリーズ
- MHXが初出の、ジャギィ素材を用いた防具の新シリーズ。
汎用性の高さから、新米ハンターからベテランハンターまで幅広い愛好家がいるという。
腕と脚部位に用意され、他の部位にこれに相当する防具は存在しない。
それぞれ「狗竜の革○○」という名前で、生産にはジャギィの皮を大量に用いる。
- デザインは剣士・ガンナー共通で、腕は皮を巻いた手袋、脚は鱗で補強を図ったブーツ。
ジャギィの素材を使った武具はランポス系のそれより素材感のある見た目だが、
狗竜の革シリーズはジャギィシリーズよりも金属パーツが無く、より素材感が強い。
着彩設定で色が変わるパーツも異なり、手袋と短パンが対応。
MHX
- 下位の無印シリーズでは達人のポイントが腕に4、脚に3ポイント付く。
スロットは脚に2つ空いており、防御力は本家ジャギィシリーズと同等。
属性耐性は本家とやや異なり、氷に僅かに耐性があるほかはオールゼロ。
頭、胴、腰をユクモノシリーズにして見切り+2を発動させるのが主な使い道か。
達人珠を作れるようになれば、ジャギィシリーズと組み合わせて攻撃力UP【小】と見切り+1を発動させるのも面白い。
- 上位のSシリーズでは達人のスキルポイントが上がり、2部位で見切り+1が発動する。
やはりユクモノシリーズと相性が良く、装飾品を1個使えば見切り+3も容易に発動できる。
上位序盤で見切りを使いたい場合は選択肢に上がるだろうが、
終盤では頭を隼刃の羽飾りにして見切りを稼ぎ、他の部位で違うスキルを目指すことが多い。
スキル重視の装備を組むのであれば、最終的にはお役御免になりがち。
MHXX
- MHXXではG級版である狗竜の革Xシリーズが登場。
腕・脚共にSPが6に増加しスロットが2つになった。
腕と脚どちらかに達人珠を使うと見切りが+2に、両方に使うともう少しで見切り+3まで届く。
クリア前であれば活躍の場もあるだろう。
MHRise
- MHRiseではジャギィシリーズが存在せず、この狗竜の革シリーズ(とジャギィフェイク)のみとなっている。
残念ながら全身をジャギィで包むことはできない。
スキルは腕装備は攻撃Lv1、脚装備は乗り名人Lv1となっており、乗り名人はともかく攻撃は使い所を選ばず便利。
最終的にはジャナフ腕やレウス腕に取って代わられるが、繋ぎとしては十分だろう。
- 上位のSシリーズも大きな変化はなく、攻撃がLv2になりスロットが空いた程度。
こちらもジャナフS腕、レウスS腕までの繋ぎに使えるように見えるが、
実は同時期のボロスS腕が同じ攻撃Lv2を持ち空きスロットも一緒と、ほぼ上位互換の性能となっている。
一応こちらは属性耐性が平坦なので、
乗り換え先のアンジャナフやリオレウスに弱点をつかれないという利点はある。
MHR:S
- MHR:Sではマスターランク装備として狗竜の革Xシリーズが登場。
腕装備は攻撃Lv3、スロットLv1×2となり、攻撃Lv7を目指す際には非常に優秀な装備となった。
- ちなみに全然話題にならない脚は、乗り名人LV1に壁面移動が2追加され、LV2と1のスロットを1つずつ持つ。
…ぶっちゃけどちらのスキルもわざわざ部位を割いてまで付けたいものではないし、
錬成との相性がいいわけでもない微妙なスロットなので話題に上がらないわけである。
ジャギィネコシリーズ
- MHP3から登場したオトモ向けジャギィ装備。
序盤で手軽に作れるのはハンター用のものと同様。
- ソルジャーダガーをオトモサイズにまで小型化したような「ジャギィネコナイフ」を武器とし、
頭のボンボンが特徴的な「ジャギィネコヘルム」、肩に提げたカバンが可愛らしい「ジャギィネコメイル」を装備。
一式揃えると女性剣士用ジャギィシリーズによく似た姿のオトモが完成する。
まさに新米のオトモにはお似合いの装備である。
因みに性能は控えめではあるが、動きやすさと安定性には定評があるらしい。
- ハンター用のジャギィシリーズも安定性には定評がある。
ストーリー序盤ではジャギィシリーズを愛用しているハンターも多いだろう。
折角だし装備の目処が整うまでオトモとペアルックなんていかがだろうか?
- ちなみに防具の着彩設定では頭のボンボンの他、
カバンのカラーリングを変更できる。
- MHR:Sでは、加工屋でジャギィXネコヘルムの説明を覗くと
という、全く無関係な一文が表示される。その傀異克服モンスターの討伐依頼を
EX★9としてまとめました。
どうぞ、ご覧ください!
これは2023年4月下旬のVer.15アップデート後に1回のみ受付嬢チッチェから聞けるセリフであり、
単なるミスで無関係な場所に表示されているものと思われる。
発見されたのは5月中旬。おそらくアップデート時に差し替えられたと思われるが
なにぶん普段あまり見ないような場所であるため、もっと前からあった可能性もある。- その後、ver.15.0.1のアップデートにて修整された。