アメリカ RankVIII 自走式対空砲 ADATS


ミサイル筒形状やM3機関銃の有無が異なる
概要
1.89で米独仏に同時実装された最高ランク対空車両の一つ、ではなく実は空に撃てば対空ミサイル、地上に撃てば対戦車ミサイルという大変便利なミサイルを搭載した最強の対空・対戦車ミサイル車両である。さらに火器管制装置が赤外線探知式なのでロックされたことに相手は気づかない。
車両情報(v2.3)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 400,000 |
|---|---|
| 車両購入費(SL) | 1,080,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 310,000 |
| エキスパート化(SL) | 1,020,000 |
| エース化(GE) | 2,100 |
| エース化無料(RP) | 1,080,000 |
| バックアップ(GE) | 65 |
| 護符(GE) | 2,800 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 11.7 / 11.7 / 11.7 |
| RP倍率 | 2.5 |
| SL倍率 | 1.6 / 2.1 / 2 |
| 最大修理費(SL) | 5,361⇒7,977 / 6,388⇒9,505 / 7,167⇒10,664 |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
| 砲塔旋回速度(°/s) | 61.6⇒88.1 / 41.6⇒59.5 |
| 俯角/仰角(°) | -9/59 |
| リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 0.3⇒0.2 |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 38 / 25 / 44 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 12 / 12 / 12 |
| 重量(t) | 25.0 |
| エンジン出力(hp) | 720⇒887 / 448⇒507 |
| 2,600rpm | |
| 最高速度(km/h) | 72 / 66 |
| 実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
| 最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
| 視界(%) | 250 |
| 乗員数(人) | 3 |
暗視装置
| 倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | |
|---|---|---|---|---|
| IR投光器 | - | 無 | - | - |
| 車長 | - | 無 | - | - |
| 砲手 | 6.0x-12.0x | 有 | 熱線 | 第一 |
| 操縦手 | 1.0x | 有 | 赤外線 | 第一 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
|---|---|---|---|---|
| 主砲 | 25 mm M242 cannon | 1 | 200 | ** |
| 機銃 | 12.7 mm N3P 機関銃 | 1 | 600 | - |
| SAM | MIM146 ATGM/SAM | 1 | 8 | - |
弾薬*1
| 名称 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
| 既定 | HEI-T/APDS | - | - | - | 81 | 80 | 76 | 70 | 66 | 61 | - |
| M792 | HEI-T/HEI-T/HEI-T/APDS | - | - | - | 81 | 80 | 76 | 70 | 66 | 61 | 420 |
| M791 | APDS/APDS/APDS/HEI-T | - | - | - | 81 | 80 | 76 | 70 | 66 | 61 | 700 |
| 名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 弾速 (m/s) | 誘導 システム | 射程 (km) | 爆薬量 (kg) | リロード | 貫徹力(mm) | 購入費用 (SL) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 距離10~2000m | |||||||||
| MIM146 | SAM | 51 | 1027 | 半自動*2 | 10 | 7.86 | 無 | 900 | - |
車両改良
| Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
|---|---|---|---|
| I | 履帯 | 15,000 | *** |
| 修理キット | 4,500 | ||
| 砲塔駆動機構 | 15,000 | ||
| M792 | |||
| II | サスペンション | 17,000 | *** |
| ブレーキシステム | |||
| 手動消火器 | 5,100 | ||
| 火砲調整 | 17,000 | ||
| III | フィルター | 19,000 | *** |
| 救急セット | |||
| 昇降機構 | |||
| M791 | |||
| IV | 変速機 | 17,000 | *** |
| エンジン | |||
| エンジン発煙システム | |||
| 砲撃支援 | |||
| レーザー・レンジファインダー | |||
| NVD (暗視装置) | |||
カモフラージュ
研究ツリー
| 前車両 | XM975 |
|---|---|
| 次車両 | CLAWS (TADS) |
解説
特徴
他国の最高ランク対空車両と同様に高性能な対空ミサイルを装備している。
だが自衛力は他国のそれを大きく上回る。独英仏の最高ランク対空戦車にはミサイルしか搭載されておらず、ソ連のツングースカは機関砲こそあるものの貫徹力が10mで64mmと少々心もとなく、側面をとっても全く貫徹できないことがある。しかしこいつの貫徹力は10mで110mmと(機関砲としては)申し分なく、側面をとればどんなMBTだろうとハチの巣にできる。81mmまで下げられてしまい、頻繁に遭遇するソ連MBTの側面は全くと言って良いほど抜けなくなってしまった。M791ベルトには高貫徹のAPDSが3/4の割合で含まれているため、自衛火力を求めるなら早急に開発しよう
【火力】
高貫通力を誇るミサイルを連続発射することも可能なので対戦車にも非常に有効である。対空車両にも関わらず瞬間火力はMBTをも上回る。なおミサイルは砲塔左側のランチャーから撃たれていく。相変わらずミサイルは止まらないと撃てないのでそこだけは注意。
なお、望遠鏡視点と機関砲の高さがほぼ同じなため、望遠鏡視点で視界が通れば機関砲で攻撃できることがある。ただし、照準器と機関砲よりもミサイルが低い位置にあるちょっと珍しい車両なため、稜線越しに頭出しで戦う際に照準が通ってもミサイルの射戦が通っていないことがあるため注意が必要。
なお本車両は先述の通り高初速弾のAPDSがベルトに混じっているため、規定ベルトの場合予測点を目掛けて撃っても真正面以外は2発に1発の弾しか当たらない計算になる。流石に4発中1発しか当てられない車両よりはマシだが、1門しかついていないのを鑑みれば対空時はM729に変更をした方が安全性は高まる。幸い他の対空砲と異なり給弾先の変更をシームレスに行えるので「撃とうとしたら1分待たされた!」などという事にはならずに済む。
【防御】
脆そう...に見えるが、実際は意外と耐える。確かにアルミニウム合金でできた装甲は機関銃ならまだしも機関砲に対しては無力で、ミサイルにも当たり判定があるため支援砲撃にも滅法弱い(ミサイルを撃ち切ってるとそうでもない)。しかし、砲塔に弾薬庫、車体に人員と完全に分かれているなど車内モジュール配置に余裕があるため、車体部分なら撃たれても生き残れる場合も多い。むしろミサイル部分さえ外させれば、装填中の敵MBTをミサイルと機関砲で嬲るという戦術も可能なため、前線でも第2の主力として活躍できるだろう。
【機動性】
悪くはないが良くもない。改修すればある程度は良くなるが、後退速度が13kmほどしか出ないので、陣地転換は早めに。
史実
1980年代に、アメリカ陸軍がMIM-72チャパラルの後継として開発した対空、対戦車ミサイルシステム。
ADATSは、Air-Defence Anti-Tank Systemの接頭語で、正に読んで字の如くである。
1984年に開発が終わったものの、対戦車対空両用ミサイルということで、当然ミサイルやシステム自体も高価になってしまった。また、レーザー誘導ミサイルの為、天候によって全く使い物にならなくなるなどの欠点もあったため、米軍では採用されなかったが、これをM113に搭載した物が、カナダで少数が採用されたが、2010年代に退役した。他には、タイやアラブ首長国連邦が極少数を採用したとの情報もあるが、現在も使用されているかは不明である。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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