フランス RankⅥ 中戦車 AMX-30 Super
概要
1.89アップデートで追加されたフランスの課金車両。試作車両の1つである。
AMX-30に待望のスタビライザーを装備し、強化された足回りによってより軽快に動くことが出来る。
ただし従来のような同軸20㎜機関砲は装備されていない。
車両情報(v2.7)
必要経費
車両購入費(DMMP) | 6,725 |
---|---|
乗員訓練費(SL) | 10,000 |
エキスパート化(SL) | 940,000 |
エース化(GE) | 2,100 |
エース化無料(RP) | 1,900,000 |
バックアップ(GE) | 180 |
デカール枠解放(RP) | 150,000 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 9.3 / 9.3 / 9.0 |
RP倍率 | 2.2(+100%) |
SL倍率 | 2.0 / 2.8 / 3.2 |
最大修理費(SL) | 4,850 / 4,770 / 6,800 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 28.6⇒56.5 / 17.8⇒30.0 |
俯角/仰角(°) | -8/20 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 8.7⇒6.7 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 二軸 / 75 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 79 / 35 / 30 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 63 / 42 / 30 |
船体崩壊 | 無 |
重量(t) | 36.5 |
エンジン出力(hp) | 1,317⇒1,622 / 752⇒850 |
2,400rpm | |
最高速度(km/h) | 72 / 65 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
視界(%) | 88 |
乗員数(人) | 4 |
光学装置
倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | |
---|---|---|---|---|
IR投光器 | - | 無 | - | - |
車長 | - | - | - | - |
砲手 | 8.0x-12.0x | 有 | 熱線 | 第一 |
操縦手 | 1.0x | 有 | 赤外線 | - |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 105 mm CN-105-F1 cannon | 1 | 50 | ** |
機銃 | 12.7 mm M2HB machine gun | 1 | 748 | - |
機銃 | 7.62 mm MG3A1 machine gun | 1 | 2,050 | - |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
105 mm CN-105-F1 | OCC 105 F1 | HEAT | 10.95 | 1.02 | 1,000 | 400 | |||||
OFL 105 F1 | APFSDS | 3.8 | - | 1,525 | 361 | 358 | 350 | 341 | 332 | 322 | |
OE 105 F1 Mle.60 | HE | 12.1 | 2.0 | 700 | 25 | ||||||
OFPH 105 F1 | Smoke | 11.4 | 0.005 | 700 | - |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | - | - |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
弾薬開発1 | |||
II | サスペンション | - | - |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
砲火調整 | |||
弾薬開発2 | |||
III | フィルター | - | - |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
弾薬開発3 | |||
IV | 変速機 | - | - |
エンジン | |||
追加装甲 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
【火力】
AMX-30系列お馴染みの"CN-105-F1"であり、弾種はAMX-30B2と変わってない(搭載可能弾数が50発に増えている)。AMX-30シリーズ御自慢の同軸の20mm機関砲はM2重機関銃になっているので要注意。AMX-30といい課金AMX-30には20mmが何故無いのか
課金車両としては最大360mm貫通APFSDS(他国の9.0課金車両は400mm)ちょっと残念な面もある。
しかし本車の最大の特徴としてスタビライザーがあるのである。中戦車としてはシャーマン以来のスタビを手に入れた。
AMX-32(105)が追加された事により仏ツMBTの中で一番低いBRでスタビが使えるという利点が薄れてしまった。
【防御】
Superが付いたからといって変化したのはサイドスカートが付いたくらいで殆どAMX-30そのままである。モジュール配置が優れているのでワンパンされる事は少ないが、BR9.0ともなると間違いなく相手からは抜かれるので、撃たれないように。
燃料タンクが車体前面、側面、エンジン部に存在するので優秀なモジュール搭乗員配置と相まって車体をAPFSDSが貫通しても破片は燃料タンクに吸われ搭乗員へのダメージが軽減されエンジン破損のみで済む事も多い。
わざと車体右側を前に出すように傾け(様にするに左壁の豚飯の角度)被弾すると車体前方の燃料タンクでAPFSDSの加害(破片)を吸収しつつ、弾芯は砲塔下を通り抜けPSUだけ破壊していく事で搭乗員へのダメージを0にしつつ反撃して倒す、という受け方が存在する。
応用として高速で飛び出す時に車体を傾けてドリフトしながら出る事で同じくダメージを最小限にするという事も可能である。
主に市街地戦で使える被弾が避けられない状況下や不意遭遇において少しでも生き残れる可能性を上げる事が出来るテクニックである。
但し過信は禁物である、課金車両が多く蔓延る9.x帯だからこそ相対的に可能となっている技でもある。
【機動性】
重量はAMX-30より少し重い36.5tだが、エンジンが大幅に強化されているのでむしろ機動性は上がっている。不満は一切感じないだろう。
只、AMX-30の弱点である柔らかサスペンションが悪さをして高速移動中にスタビを貫通(無視)するレベルの車体揺れが生じる事が多々あるので調子に乗って走っていると一方的に撃破されるので気を付けよう。
【総評】
足回りの改修、そして念願のスタビライザーを手に入れたAMX-30シリーズの集大成。
これといった弱点もない優等生に仕上がった本車だが、Leopard A1A1 (L/44)を筆頭にライバルもさらに強力になっている。
性能を過信せず、フランス車両で学んだ基本の立ち回りを心がければ輝くことができるはずだ。
史実
1980年代後半、西ドイツにある企業グループが、フランスのAMX-30Bを含んだ一部の旧式の戦車を近代化するための大規模な計画を立てた。火力の強化、機動性能の向上、さらにオプションである程度まで装甲の強化を行うために、このフランス戦車には多数の改良が施された。
安定した照準と主砲の砲安定装置が備わったMOLFの射撃統制システムにより、この戦車の射撃性能は向上し、また、この戦車の機動性は、850馬力出力可能な新しいディーゼルエンジン、ドイツ製の自動変速装置、新しいトーションバーと油圧緩衝装置によって強化されました。
新しい戦車は、サウジアラビアでのテスト中に「Super AMX-30」の名称を与えれられ、公開されたが買い手が現れなかったため、Super AMX-30は1両しか製造されなかった。
小ネタ
実装時から「そんな車両は存在しない!」と言われていた本車だが、実は本車はAMX-30C2風の何かではないかという説が囁かれている。AMX-30C2はAMX-30Bの近代改修案で、エンジン、トランスミッション、武装、そしてFCSの改修を施すというもので、エンジンはイスパノ・スイザ製の850馬力のエンジンを搭載予定であった。なんだC2とSuperは違うじゃないか
ところがイスパノ・スイザ社の既存のトランスミッションでは850馬力のエンジンに対応する事が出来なかったため、代わりにドイツのKMW社のエンジンとトランスミッション、そしてサスペンションを装備しているのだ。1両しか制作されなかった点も辻褄が合う。
ソミュールに現存するAMX-30C2とゲーム内のAMX-30Superでは機関銃が違う*2、砲塔後部の形状がやや異なる等の差があるため、AMX-30C2を更に改修した車両がAMX-30Superなのではないか…と筆者は考えるのだが、現在AMX-30Superに関する資料*3がほぼ存在しないためこの謎は迷宮入りとなっている。
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。