イギリス RankVII 中戦車 Tank, Combat, 120-mm Gun, Challenger 2 (Dorchester Level 2F)
概要
Ver1.99アップデートで追加されたイギリスRankVIIのMBT。改造で更に増加装甲を増やすことが出来る。ちなみにかの有名なメガトロンではないので注意
車両情報(v2.5.1)
必要経費
必要研究値(RP) | 400,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 1,030,000 |
乗員訓練費(SL) | 300,000 |
エキスパート化(SL) | 1,030,000 |
エース化(GE) | 2,100 |
エース化無料(RP) | 1,140,000 |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | 2,900 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 11.3 / 11.3 / 11.3 |
RP倍率 | 2.32 |
SL倍率 | 1.3 / 1.5 / 1.6 |
最大修理費(SL) | 7,600⇒11,316 / 5,300⇒7,891 / 7,460⇒11,107 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 33.1⇒67.8 / 20.7⇒31.0 |
俯角/仰角(°) | -10/20 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 6.5⇒5.0 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 二軸 / 75 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 130 / 45 / 20 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 270 / 90 / 63 |
船体崩壊 | 無 |
重量(t) | 62.5⇒63.6 |
エンジン出力(hp) | 1886⇒2322 / 1076⇒1217 |
2,300rpm | |
最高速度(km/h) | 66 / 59 |
実測前進~後退速度(km/h) | 52 ~ -40 / 39 ~ -40 |
視界(%) | 87 |
乗員数(人) | 4 |
光学装置
倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | |
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IR投光器 | - | 無 | - | - |
車長 | 3.0x-10.0x | 有 | 赤外線 | - |
砲手 | 4.0x-10.0x | 有 | 熱線 | 第二 |
操縦手 | 1.0x | 有 | 赤外線 | - |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 120 mm L30A1 cannon | 1 | 50 | 230 |
機銃 | 7.62 mm L37A2 machine gun | 1 | 1700 | - |
機銃 | 7.62 mm L94A1 machine gun | 1 | 2300 | - |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
120 mm L30A1 | Shot L23A1 | APFSDS | 3.89 | - | 1535 | 396 | 394 | 387 | 376 | 367 | 357 |
L26 | APFSDS | 4.1 | - | 1650 | 493 | 491 | 487 | 481 | 474 | 468 | |
L27A1 | APFSDS | 4.1 | - | 1650 | 564 | 562 | 557 | 551 | 545 | 538 | |
L37A7 | HESH | 17.1 | 4.1 | 670 | 152 | ||||||
L34 | Smoke | 17.1 | - | 670 | - |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | 25000 | *** |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
L34 | |||
II | サスペンション | 22000 | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
砲火調整 | |||
NVD(暗視装置) | |||
III | フィルター | 31000 | *** |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
Dorchester 2F | |||
IV | 変速機 | 27000 | *** |
エンジン | |||
エンジン発煙システム | |||
Laser rangefinder | |||
L26 | |||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
【火力】
主砲はChallenger 2から据え置きのL30A1 120mm砲であるが使用可能砲弾に貫通力564mmのL27A1 APFSDSが追加されている。装填速度、搭載弾数等に変更はなく、相変わらず即応弾は3発のみである。
ちなみにDorchester 2F改修を済ませると天板の上にティーテーブルが設置され(IED妨害用ジャマーである)車外の機銃がRWSになる。だが装弾数が増えるわけでもなくスタビライズされるわけでもなくただただ見た目が変わるのみである。ちなみに、ティーテーブルはちゃんと当たり判定があり、それすなわち破砕榴弾の絶好の的となることに注意が必要である。(が全くもって効果がないので特にそんな変なこと考えなくて良い)
本車両は車長用のサーマルがないが、その代わりと言ったように砲手用のサーマルは第2世代の高解像度のものを備えている。
【防御】
Challenger 2からの変更点として車体後部にスラットアーマーが、砲塔側面には車体側面にもついている追加装甲が追加されている。いずれもAPFSDSに対してではなくHEATFSなどの化学弾系の砲弾への効果が中心であるため、過信しないようにしよう。
砲塔は防循を除けば貫徹されることはほぼないが、車体は撃たれれば基本的に貫徹ー>誘爆の流れとなるため車体を晒すときは死ぬ覚悟が必要である。
【機動性】
エンジン・変速機はChallenger 2据え置きのままである。2F改修を搭載すると重量が1.1t増加するが元が重いことと機動力を活かして戦う戦車では無いためあまり気にならないだろう。砲塔旋回や車体旋回が他の西側MBTより遅いことに注意が必要である。
史実
チャレンジャー2はそれまでも平和維持活動や演習で使用されていたが、2003年3月のイラク侵攻時に初めて実戦で使用された。第1装甲師団の一部である第7装甲旅団は、120両のチャレンジャー2をバスラ周辺に配備して活動していた。この型式はバスラ包囲戦で大活躍し、英軍に砲撃支援を提供し、主にT-54/55を中心としたイラク軍の戦車を撃破した。1年半前に行われたサイーフ・サリーア2の大規模演習で問題となった砂ろ過器などの装備品の緊急運用要求が発令されたことで解決され、イラク侵攻時の運用性が向上した。
2003年のイラク侵攻では、チャレンジャー2戦車はイラク軍の砲撃による戦車の損失はなかったが、1両は即席爆発装置(IED)による攻撃を受けた。当時、これはチョバム・アーマーで守られていなかった。これにより運転手が負傷した。都市部での遭遇では、チャレンジャー2が機関銃とRPGを持った非正規軍の攻撃を受けた。運転手の照準器が損傷し、車長の指示で後退しようとしたところ、他の照準器が損傷し、戦車は溝に入って履帯を振り落とした。至近距離からロケット弾14発と対戦車ミサイル「ミラン」が命中。乗員は戦車内で無事に生き残り、修理のために回収されたが、照準器の損傷が最大のものであった。それは6時間後に運用を再開した。バスラの近くで運用されていたチャレンジャー2は、別の事件で70発のRPGに撃たれて生き残った。
2006年8月、イラク南部のアル・アマラの南東で、タンデム弾頭が発射可能なRPG29が、クィーンズ・ロイヤル・ハッサーズのトーマス・ウィリアムズ大尉が指揮するチャレンジャー2の正面下部の装甲を貫通した。戦車は既に10から15のRPGや小火器、狙撃手の攻撃を受けており、攻撃を受けた別の呼び出し符号から砲撃を遠ざけようとしていた。運転手のショーン・チャンス兵卒は爆風で足の一部を失い、乗員2名が軽傷を負った。チャンスは、彼の負傷にもかかわらず、車両を1.5マイル(2.4キロ)の連隊援助部署にまで逆走させることができた。この事件は2007年5月になるまで公表されなかった。乗組員が戦車が暴徒の武器に対して無防備だと言われたという非難に対して、国防省は「チャレンジャー2が無防備だと主張したことは一度もない」と述べた。それ以来、爆発反応装甲はチョバム・アーマーに交換され、鋼鉄製の下腹部には装甲が敷かれた。
チャレンジャー2は戦闘で2両が破損したが、破壊されたのは1両のみである。
・2003年3月25日:バスラでの味方撃ち(ブルー・オン・ブルー)事件。この事件では、ブラック・ウォッチ・バトルグループ(第2王立戦車連隊)の1両のチャレンジャー2が、敵の側面からの熱線装置の操作を感知した後、誤ってもう1両のクィーンズ・ロイヤル・ランサーズのチャレンジャー2と交戦した。攻撃してきた戦車の2発目の粘着榴弾がクィーンズ・ロイヤル・ランサーズの戦車の開いていた車長の昇降口の蓋に命中し、砲塔に高熱の破片を送り込み、2名の乗組員が死亡した。その結果、火災が発生し、貯蔵していた弾薬が爆発し、戦車は破壊された。作戦中に破壊された唯一のチャレンジャー2号である。
・2007年4月6日:イラクのバスラで、即席爆発装置の成型炸薬弾が戦車の下面を貫通し、運転手が足の指3本を失い、他の兵士が軽傷を負う事故が発生。
このような事故を防ぐために、チャレンジャー2はイスラエルのラファエル・アドバンスド・ディフェンス・システムズ社製の増加装甲を含む新しい成形炸薬弾防御装甲板パッケージで改良されている。実戦に配備されると、チャレンジャー2は、通常TES(Theatre Entry Standard)に改良され、装甲や武装機構の改良を含む多くの変更が加えられる。長くなったがこれが本車「Challenger 2 (2F)」だと考えられる。
出典 - Wikipedia
小ネタ
ゲーム内では微妙な立ち位置の本車だが、この微妙な性能を巡って大きな事件が発生した。
事件の内容は、「チャレンジャー2の車長を務め、元機甲試験開発部隊の元メンバーであるプレイヤーが、ゲーム内でのチャレンジャー2の性能の改善を求めて本車のAESP(Army Equipment Support Publication、陸軍装備サポート資料)の写真を投稿。それを見たGaijinがイギリス国防省に確認したところ、アップロードされたAESPは本物であったことが判明、しかもアップロードされたものは『機密ではない』と処理されたようになっていたが、実際は記事作成時点でも機密であったというのである。それをうけて、画像は公式フォーラムからすぐに削除され、該当のスレッドも凍結された。」というものである。事件の詳細
この出来事はプレイヤー内外で大きな話題となり、CA2-Fの図面すら読めず、例え機密情報を提供しても読めるか怪しい某海戦ゲームの運営にも煽られてしまった。リンク
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
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