//航空機テンプレートバージョン21.3.31
*アメリカ RankVIII ジェット戦闘機 F-15C MSIP II Eagle / イーグル [#A1_Top]
//↑は国家名 Rank(ローマ数字←半角英字で表記) 機種カテゴリ 機体名(機体アイコンマウスオーバーで表示される詳細版・英語表示)を記載してください。
//例:ソ連 RankII 重戦闘機/戦闘攻撃機 Pe-3/Early
//ただし、ここの機体名に関しては、判りやすいよう日本語表記等を追記しても良いこととします。
//例:日本 RankIII 軽戦闘機 Ki-43-III otsu Hayabusa 一式戦闘機三型乙 隼
//&attachref(./War Thunder Screenshot 2024.06.01 - 02.37.41.01.jpg,nolink);
&attachref(./shot 2024.06.21 21.25.42(2).jpg,nolink);
**概要 [#A1-1_Summary]
//↓概要説明は実装時のバージョンや機体特性、武装、史実などページ全体の要点をとりまとめたものを2~3行でコンパクトにまとめること。本格的な解説は【解説 [#A3_Explanation]】にて。
Update 2.37 "Seek & Destroy"にて追加された、先代の[[F-15A]]を近代化改修した機体。
最大の変更点はARHミサイル((通称Fox-3ミサイル))であるAIM-120A AMRAAMの運用能力を得たことである。これは簡単に言えば「撃ちっ放し」能力を手に入れたレーダー誘導型ミサイルである。他にはレーダー、エンジンの換装も受けている。
//↑『Update 2.*(アップデート番号)* “△(アップデートタイトル)△”にて追加された○○(国籍と車両種別)○○。
//○○(実機の1行程度の説明)○○でゲーム内では○○(ゲーム内での特徴1行程度)○○が特徴』
//などと書くのが望ましい。
*機体情報(v2.53.0.40) [#A2_Data]
//↑情報元クライアントのバージョンを記入して下さい。
//Ver.1.59の時点では、機体アイコンマウスオーバーで表示される性能表が開発状況に合致していない場合がありました。機体カスタマイズ(プレビュー)で画面左上の性能表で、最高速度・旋回時間・上昇速度の数値の下に黄色のバー(開発の進み度合いが判る)が表示されているとき、その数値は正確な数値を示していると言えます。念のためご確認ください。
**必要経費 [#A2-1_Costs]
#includex(us_air_table_1_high,section=(filter=^f_15c_msip2$),except=^\*\*|//,titlestr=off)
**BR・報酬・修理 [#A2-2_BR_Rewards_Repair]
#includex(us_air_table_2_high,section=(filter=^f_15c_msip2$),except=^\*\*|//,titlestr=off)
**機体性能 [#A2-3_Statistics]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~項目|~(初期⇒全改修完了後)&br;【AB/RB&SB】|h
|~最高速度(km/h)|2,543⇒2,682 / 2,508⇒2,610|
|~|(高度10,668m時)|
|~最高高度(m)|16,764|
|~旋回時間(秒)|23.1⇒21.0 / 23.7⇒22.0|
|~上昇速度(m/s)|234.6⇒329.5 / 220.6⇒280.0|
|~離陸滑走距離(m)|750|
|>||
|~エンジン型式|プラット・アンド・ホイットニー F100-PW-220|
|~最大推力(kgf)|5,660⇒6,510 / 5,580⇒6,070|
|~A/B推力(kgf)|8,010⇒8850 / 7,920⇒8,410|
//↑X線画面でエンジンにカーソルを合わせると表示される
|>||
|~毎秒射撃量(kg/s)|10.02|
|~燃料量(分)|min12 / 20 / 30 / max40|
|~搭乗員(人)|1|
|>||
|~限界速度(IAS)|1,629 km/h|
|~フラップ破損速度(IAS)|(戦闘) - km/h, (離陸)548 km/h, (着陸)481 km/h|
|~ギア破損速度(IAS)|700 km/h|
|~主翼耐久度|-4G ~ 12G|
//↑↑フラップ破損は大体の速度でOK。戦闘フラップの代わりに離陸フラップ等がある場合は適宜表記を変更。
//↑主翼耐久度は主翼が折れる直前のGを表記。折れない場合は「-∞G」「∞G」と表記しても良い。一応の耐久度の限界値は設定されているらしいが、通常プレイでデータ取得が難しい場合(20G以上等)は公式英語Wikiやデータシートも参考に。
**レーダー [#A2-3-1_Radar]
//なし
''[[航空機用レーダー解説ページを開く>https://wikiwiki.jp/warthunder/%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC#h2_content_1_1]]''
#include(AN/APG-63(V)1,notitle)
#br
#include(AN/ALR-56C,notitle)
#br
//「radar_dummy」、「RWR_dummy」をレーダー用ページのページ名に置き換えて欲しい。ページが未作成の場合は、テンプレートに従って作成してもらえるとありがたい。
[[レーダー用新テンプレ>搭載レーダー解説]]((レーダー用テンプレ))
**火器管制装置 [#A2-3-2_FCS]
|SIZE(12):CENTER:120|>|SIZE(12):CENTER:80|SIZE(12):CENTER:|c
|~分類|~有無|~対応兵器|~対応バンド|h
|~火器管制装置&br;Lead Indicator|〇|機関砲|I|
|~連続算出命中点&br;CCIP&br;CCRP|〇|爆弾|-|
**武装 [#A2-4_MainWeapons]
|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~分類|~名称|~搭載数|~装弾数|~搭載箇所|~購入費用(SL)|h
|~|~|~|~|~|通常/ステルス|
//|~機銃|~***mm&br;△△△|*|***|△△△|**/**|
|~機関砲|~20mm&br;M61A1|1|940|右翼|1,000/1,500|
//|BGCOLOR(#FFDDDD):~機銃&br;(単装)|BGCOLOR(#FFDDDD):~***mm&br;△△△|*|***|△△△|**|
//分類にBGCOLOR(#FFDDDD):がついているのは銃座
**弾薬 [#A2-5_Shells]
[[''搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く''>搭載武装解説]]
#include(20 mm M61A1 cannon,notitle)
#br
#include(Countermeasures,notitle)
#br
//分類にBGCOLOR(#FFDDDD):がついているのは銃座
//この項目の表は「搭載武装解説」の各国ページにリンクが張られている各武装のページからデータを引用している。「weapon_dummy」をページ名に置き換えて欲しい。
//データが更新されて古くなっている場合は、大本のページを編集して欲しい。これを編集すると、全てのページにある武装データが一度に更新される。
**追加武装 [#A2-6_PayloadOptions]
//無し
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|>|>|>|>|~凡例|h
|~記号|~意味||~記号|~意味|h
|~RKT|ロケット||~BOM|爆弾|
|~AGM|対地ミサイル||~AAM|対空ミサイル|
|~GUN|機関銃/砲||~CM|対抗手段|
|~MINE|機雷||~TPD|魚雷|
#br
//追加武装:無し
|CENTER:SIZE(11):40|CENTER:SIZE(11):160|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(11):30|BGCOLOR(#DDFFDD):CENTER:SIZE(11):30|>|>|>|>|>|CENTER:SIZE(11):30|c
|~分類|~名称|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|~パイロン|h
|~|~|1|2|3|4|5|6|7|8|9|10|11|12|13|
//▼対空ミサイル▼
|~AAM|AIM-9L|1| |1| | | | | | | |1| |1|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>| |
|~AAM|AIM-9M|1| |1| | | | | | | |1| |1|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>| |
|~AAM|AIM-7M| | | |1|1| | | |1|1| | | |
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>| |
|~AAM|AIM-120A|1| |1|1|1| | | |1|1|1| |1|
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>| |
//▼無誘導爆弾▼
|~BOM|250lb Mk.81| | | | | |6| |6| | | | | |
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>| |
|~BOM|250lb Mk.81 Snakeye| | | | | |6| |6| | | | | |
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>| |
|~BOM|500lb Mk.82| |6| | | | |6| | | | |6| |
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>| |
|~BOM|500lb Mk.82 Snakeye| |6| | | | |6| | | | |6| |
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>| |
|~BOM|BLU-27/B| |3| | | | |3| | | | |3| |
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>| |
|~BOM|200lb Mk.84| |1| | | | |1| | | | |1| |
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>| |
//▼誘導爆弾▼
|~GBM|GBU-8| |1| | | | |1| | | | |1| |
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>| |
//▼増槽▼
|~DTK|Drop tank&br;(610 gal.)| |1| | | | |1| | | | |1| |
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>| |
|~DTK|Drop tank&br;(750 gal.)| | | | | |1| |1| | | | | |
|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>|>| |
&br;
//|>|>|CENTER:SIZE(12):|>|>|CENTER:SIZE(10):|>|CENTER:SIZE(12):|CENTER:SIZE(10):|c
//|~分&br;類|~名称&br;種類|~搭&br;載&br;数|>|>|~影響【AB/RB&SB】|~費用&br;(SL)|~搭載条件|~備考((爆薬量はTNT換算))|h
//|~|~|~|~最高速度&br;(km/h)|~上昇速度&br;(m/s)|~旋回時間&br;(sec)|~|~|~|h
//|~BOM|~**lb&br;△△|*|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):+**/+**|**|△|合計搭載量&br;**lb&br;(爆薬量**kg)|
//|>|>|>|>|>|>|>|>||
//|~BOM|~**kg&br;△△|*|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):+**/+**|**|△|合計搭載量&br;**kg&br;(爆薬量**kg)|
//|>|>|>|>|>|>|>|>||
//|~TPD|~**kg&br;△△|*|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):+**/+**|**|△|投下可能速度&br;0-**km/h&br;投下可能高度&br;0-**m|
//|>|>|>|>|>|>|>|>||
//|~RKT|~**mm&br;△△|*|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):+**/+**|**|△|重量**kg|
//|>|>|>|>|>|>|>|>||
//|~GUN|~**mm&br;△△|*|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):+**/+**|**|△|搭載弾薬数&br;**&br;搭載時の&br;毎秒射撃量&br;**kg/s|
//|>|>|>|>|>|>|>|>||
//|~RKT&br;&&br;BOM|~**mm&br;△△|*|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):+**/+**|**|△|重量**kg|
//|~|~**kg&br;△△|*|~|~|~|~|~|合計搭載量&br;**kg&br;(爆薬量**kg)|
//|>|>|>|>|>|>|>|>||
//|~AAM|~△△|*|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):+**/+**|**|△|重量**kg|
//|>|>|>|>|>|>|>|>||
//|~AGM|~△△|*|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):-**/-**|COLOR(Red):+**/+**|**|△|重量**kg|
//#br
***爆弾 [#A2-6-1_Bombs]
#include(500 lb LDGP Mk.82 bomb,notitle)
#br
#include(500 lb Mk 82 Snakeye high-drag tail fin retarded bomb,notitle)
#br
#include(2000 lb LDGP Mk.84 bomb,notitle)
#br
#include(GBU-8 guided bomb,notitle)
#br
#include(BLU-27/B incendiary bomb,notitle)
#br
#include(GBU-38 JDAM guided bomb,notitle)
#br
#include(GBU-31 JDAM guided bomb,notitle)
#br
#include(GBU-62 JDAM-ER guided bomb,notitle)
#br
#include(GBU-64 JDAM-ER guided bomb,notitle)
#br
#include(250 lb LDGP Mk.81 bomb,notitle)
#br
#include(250 lb LDGP Mk.81 bomb,notitle)
#br
***ミサイル[#A2-6-3_Missiles]
#include(AIM-9L Sidewinder AAM,notitle)
#br
#include(AIM-9M Sidewinder AAM,notitle)
#br
#include(AIM-7M Sparrow AAM,notitle)
#br
#include(AIM-120A AMRAAM AAM,notitle)
#br
**機体改良 [#A2-7_Modifications]
''[[解説ページを開く>性能・パーツ]]''
|>|>|>|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~Tier|~名称|~必要量(&color(Blue){RP};)|~購入費(SL)|~購入費(&color(Red){GE};)|h
|~I|~コンプレッサー|11,000|17,000|400|
|~|~胴体修理|~|~|~|
|~|~フレア/チャフ|~|~|~|
//|~|~防弾ガラス強化|~|~|~|
|~|~20mm弾薬ベルト|~|~|~|
|~|~BLU-27/B|~|~|~|
|~|~AIM-9L|~|~|~|
|>|>|>|>||
|~II|~新しいブースター|15,000|23,000|540|
|~|~機体|~|~|~|
|~|~耐Gスーツ|~|~|~|
|~|~Mk82|~|~|~|
|~|~AIM-7M|~|~|~|
|>|>|>|>||
|~III|~主翼修理|13,000|20,000|470|
|~|~カバー交換|~|~|~|
//|~|~後部装甲板強化|~|~|~|
|~|~新しい20mm機関砲|~|~|~|
|~|~Mk84|~|~|~|
|~|~AIM-9M|~|~|~|
|>|>|>|>||
|~IV|~エンジン|26,000|40,000|940|
|~|~EFS|~|~|~|
//|~|~耐Gスーツ|~|~|~|
|~|~GBU-8|~|~|~|
|~|~AIM-120A|~|~|~|
//名称にBGCOLOR(#FFDDDD):がついているのは銃座関連
**カモフラージュ [#A2-8_Camouflage]
#fold(''クリックで表示''){{
|>|SIZE(12):|c
|>|~△△△|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|-|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|標準カモフラージュ|
|>||
|>|~△△△|
|>|&attachref(,nolink,100%);|
|BGCOLOR(#eeeeee):~条件|△|
|BGCOLOR(#eeeeee):~説明|△|
|>||
}}
**研究ツリー [#A2-9_Tree]
|>|CENTER:SIZE(12):|c
|~前機体|''[[F-15A]]''|
|~派生機体|''[[-]]''|
//|~派生元機体|''[[-]]''|
//|~オリジナル機体|''[[-]]''|
//↑鹵獲・レンドリース機体用
|~次機体|''[[[[F-15C Golden Eagle]]]]''|
#br
*解説 [#A3_Explanation]
**特徴 [#A3-1_Characteristics]
ゲーム内のF-15CはMSIP II(Multi-Stage Improvement Program II)という近代化改修が施されたモデルであり、主な改修は以下の通り
#fold(''クリックで表示''){{
・AN/APG-70レーダー搭載
・AIM-120AMRAAM発射能力付与
・電子戦装置をAN/ALR-56C RWRAN/ALQ-135B TEWS への換装。
・LINK-16JTIDSへの対応
・GPS航法装置の装備
・コックピット正面パネルの兵装関連計器をMFD(AN/AWG-20)に変更
・データ転送モジュール(DTM)の装備
・MIL-STD-1553データバスへの対応
である。
}}
**立ち回り [#A3-2_HowToFight]
''【アーケードバトル】''
--加筆求む--
#br
''【リアリスティックバトル】''
--加筆求む--
#br
''【シミュレーターバトル】''
--加筆求む--
**史実 [#A3-3_History]
F-15C MSIP IIは、F-15AにMSIP II((多段階能力向上改修 フェーズ2))改修を施して、戦闘能力を大幅に向上させた機体。湾岸戦争にて無双し、F-15の不敗神話を作り上げた機体の一つである。
#fold(''開発史''){{
1979年に配備された初期型F-15Cは非常に強力な機体であった。航続距離とコンピューター容量が拡張され、F-15Aを順当に進化させた機体であった。しかし、1980年代になるとアメリカ空軍には新たな危機感が芽生え始めた。F-15を見て驚いたソ連はF-15を徹底的に研究し、ライバルともいえるSu-27を開発して見せた。Su-27のその極めて高い運動性能やその最新鋭のアビオニクスにアメリカ空軍は衝撃を受けた。初期型F-15Cは武装がAIM-7どまりで、ミサイルが命中するまで母機が誘導を継続しなければならなかった。このままでは数の多いソ連の新型機に押しつぶされると、アメリカ空軍は焦りを見せた。F-15Cの近代化改修が急務と判断したアメリカ空軍は1983年初頭、F-15C/Dのアビオニクスを全面的に入れ替える大規模な近代化改修計画"MSIP II((Multi-Stage Improvement Program Phase II))"計画を始動させた。1983年2月、アメリカ空軍はF-15Cの全面改修を決定、古いF-15A/B向けの近代化改修計画"MSIP I"計画はほぼキャンセルされ、人員と予算の大部分はMSIP II計画へと動員された。1984年12月にはF=15C MSIP IIの試作機が初飛行し、空軍による評価を受けた。1985年6月20日、マクドネル・ダグラス社の工場より最初からMSIP II機として製造されたF-15C(シリアルナンバー:84-0001)も初飛行を果たした。これ以降に製造されたF-15Cは全てこのMSIP II仕様となった。1985~1990年にはほぼ全機のF-15CのMSIP II化が終了し、湾岸戦争にて実戦投入されることとなった。
&attachref(./F-15C-シリアルナンバー-84-0001号機_0.webp,40%);
[[F-15C MSIP II初号機である84-0001機。現在は退役し、第48戦闘航空団にて地上訓練機として保管・活用されている>https://www.jetphotos.com/photo/8223398]]
}}
#fold(''装備・設計''){{
F-15A最も進化したのはその武装とアビオニクスであろう。レーダーは新型のAN/APG-63(V)1へと換装され、そしてAIM-120AMRAAMの運用能力を獲得した。これにより索敵及び制空能力が飛躍的に上昇したと言っていいだろう。エンジンも既存の発展型であるプラット&ホイットニーF100-PW-220エンジンに換装し、推力が向上している。初期型F-15Aとの見分け方の一つとしてあるのがLAU-128ミサイルランチャーである。AIM-120AMRAAMを搭載するためのランチャーであり、更にそこにADU-552ランチャー・アダプターが接続されており、F-15Aと比べて複雑な見た目になっている。コックピットも変化しており、F-15で初めてデジタルディスプレイが搭載された。MPCD((Multi-Purpose Color Display:多目的カラーディスプレイ))と言い、四角いブラウン管モニターが1つだけ追加されている((「カラー」とありが実際には緑色の濃淡で表示されることがほとんどであった))。旧型機では武装選択用のダイアルを回し武装を選択していたが、MSIP II改修機ではPACS((Programmable Armament Control Set:プログラム可能兵装制御セット))と呼ばれるシステムを搭載し、パイロットは画面の周りにあるボタンを操作することで武装選択やチャフ・フレアの発射が可能となった。内部のアナログ配線も廃止され、MIL-STD-1553Bデジタルデータパスを導入し、レーダー情報をミサイルに伝える技術などが搭載されていた。MSIP II改修以前のF-15CのCP-1075コンピューターの容量は96KBであったが、MSIP IIではVHSIC((Very High-Speed Integrated Circuit:超高速集積回路))セントラル・コンピューターに換装され、情報処理能力が飛躍的に上昇した。
F-15C MSIP II改修は戦闘機のデジタル化の先駆けともいえる存在である。
}}
#fold(''実戦''){{
''・NCTRとスパロー''
1991年1月17日、湾岸戦争においてかの有名な砂漠の嵐作戦が開始された。無論米軍は多国籍軍の主力として参加した。湾岸戦争のF-15はA型ではなく、主に発展型であるF-15Cが活躍した。MSIP II改修による追加された機能の一つにNCTR((Non-Cooperative Target Recognition:非協調目標識別))がある。NCTRは、反射したレーダー波の反射特性(エンジンブレードの形状など)を解析し、IFFによる応答がない目標でも機体を判別可能にする機能である。この機能はF-15CのBVRにおいて大活躍することとなる。ベトナム戦争や従来の戦闘では、IFFが未発達だったり、そもそもIFFに応答しない見方機も存在し、目標の目視による確認が義務付けられていたりして、F-15とスパローのBVR性能を十分に活かしきることができなかった。しかし、NCTRの搭載によりもはやIFFや目視による確認は不要となり、F-15Cのパイロットは早期警戒機の支援を受けつつ自機のレーダーにより例えば目標がイラク軍のMiG-29か、フランスのミラージュF1かを判別することができた。これにより、スパローの射程が十分に活かせるようになり、BVRに敵機撃墜が主となった。ベトナム戦争から約30年、スパローはついにその本領を発揮することとなり、ベトナム戦争の汚名を返上したと言えるだろう。結果として、湾岸戦争で米軍の空対空撃墜記録の内、34機(全体撃墜の約9割)をF-15C MSIP II単独で記録した(無論F-15の損害はゼロ)。
''・ダブルキル''
1993年3月24日、ユーゴスラビア空爆の内のアライド・フォース作戦において、MSIP IIの本領が発揮されることとなった。この作戦では、湾岸戦争では間に合わなかったAIM-120 AMRAAMが標準装備となり、MSIP II改修の眼玉とも言えるARHミサイルの運用能力を獲得した。1993年3月26日、ジェフ・ホワン大尉月が操縦するF-15C(機体番号: 86-0156)がボスニア・セルビア国境付近で2機のユーゴスラビア空軍のMiG-29の反応を捉えた。反応を捉えた約90秒後、TWSモードを使い、約26km先の目標に2発のAIM-120 AMRAAMを発射した。発射した2発のミサイルは見事に2機のMiG-29に命中し、ダブルキルを成功させた。この事例はF-15トが一度のBVRで複数目標を撃墜した史上初の記録となり、F-15Cの多目標同時交戦能力とAIM-120の性能を証明することとなった。この功績により、ホワン大尉は殊勲飛行十字章を授与された。記録を樹立したF-15C MSIP II 86-0156機は現在アメリカ空軍国立博物館に展示されている。
&attachref(./F-15C-86-0156号機.webp,40%);
[[二機のMiG-29を撃墜したF-15C 86-0156号機。機首に二つの緑の星のキルマークが確認できる。>https://www.jetphotos.com/photo/10512577]]
}}
**小ネタ [#A3-4_Tips]
#fold(''◆ブラックホークフレンドリーファイア事件''){{
湾岸戦争終結後の1994年、イラク北部ではサダム・フセイン政権からクルド人難民を保護するために多国籍軍によるプロバイド・コンフォート作戦が行われていた。アメリカ軍のF-15Cは、イラク軍機の飛行が禁止されている北緯36度以北の地域をE-3早期警戒機と連携して警戒していた。1994年4月14日、警戒任務に二機のF-15Cが就いており、編隊長エリック・ウィックソン大尉と僚機リチャード・メイ中佐が操縦していた。7:36米空軍のE-3がトルコのインジルリク空軍基地を離陸し、警戒任務を開始した。8:22米陸軍のUH-60ブラックホーク2機が国連の要人、クルド人指導者、多国籍軍の将校計26人を載せてトルコのディヤルバクルを出発し、イラクのザクーにある軍事調整センターへと向かった。9:21分頃、二機のブラックホークは飛行禁止区域に入ると、E-3に報告をした。E-3はこれを承認した。しかし、この時ブラックホークのIFF設定はトルコ用のものでありイラク用のものに切り替わっていなかった。E-3はこのことを認識していたが、ブラックホークに修正を指示しなかった。9:35分頃、警戒任務のために二機のF-15Cが離陸した。もちろん彼等は空域にブラックホークがいるとは知らされていなかった。10:22F-15Cのレーダーが二機の未確認機を捉えた、とE-3へ報告した。しかし、E-3はそれが友軍のブラックホークであることを伝えなかった。F-15Cは未確認機に対してIFFで質問波をを発信したが、ブラックホークのIFFとは設定が違うため、応答は無かった。F-15CのNCTRもヘリコプターのファンブレードを認識できず、機種が特定できなかった。応答がなかったため、F-15Cは交戦規定に基づき、目視確認を行った。にもかかわらず、F-15Cのパイロットはブラックホークをイラク軍のMi-24ハインドと誤認した。IFFの応答もなく、早期警戒機からの報告もないため、パイロットは敵軍と断定した。10:30二機のF-15CがそれぞれAIM-120 AMRAAMとAIM-9を発射し、二機のブラックホークを撃墜してしまった。F-15CはE-3へ二機のハインドを撃墜したと報告した。その後、E-3側で撃墜されたハインドがブラックホークである可能性が浮上し、15:00頃に到着した捜索救難チームにより撃墜したのは友軍のブラックホークであることを確認した。乗員26人は全員死亡した。もちろんその後に軍事裁判が開かれ、パイロット二人には無罪になったが、資格を剝奪され、E-3の乗員も処分を受けた。この事件をきっかけに、米軍のIFFは改良され、GPS技術も導入された。
&attachref(./スクリーンショット (1136).png,50%);
米国政府責任説明局が作成した調査プロセスの[[最終報告書>https://www.gao.gov/assets/osi-98-4.pdf]]
}}
//----
//--加筆求む--
//----
//--加筆求む--
*外部リンク [#A4_Links]
#br
●[[WarThunder公式英語Wiki>https://wiki.warthunder.com/unit/f_15c_msip2]]
//↑対応する地上車両のURLを添付。公式英語Wikiトップ→ http://wiki.warthunder.com/
#br
●[[WTフォーラム・データシート>URL]]
//↑対応する航空機のデータシートのURLを添付。WTフォーラム航空機データシートトップ→ http://forum.warthunder.com/index.php?/forum/312-aircraft-data-sheets/
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●[[公式Devログ>URL]]
//↑対応するDevログページのURLを添付。公式サイト検索用ページ→ http://warthunder.com/en/search/
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●[[DMM公式紹介ページ>URL]]
//↑対応するDevログページのURLを添付。公式サイト検索用ページ→ http://warthunder.dmm.com/library/
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●[[インターネット百科事典ウィキペディア>https://ja.wikipedia.org/wiki/F-15_(%E6%88%A6%E9%97%98%E6%A9%9F)]]
//↑対応するインターネット百科事典ウィキペディアのURLを添付。
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*コメント [#A5_Comments]
&color(Red){''【注意事項】''};
-誤解や混乱を防ぐために、&color(Red){使用感を話題にする際は''ゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。''};
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