アメリカ RankIII 艦上戦闘機/戦闘攻撃機 F6F-5N Hellcat(ヘルキャット)

概要
Ver1.65で追加された、アメリカの艦上戦闘機(夜間戦闘機)。右翼先端についているレーダーが特徴、現在のところは各国の夜間戦闘機と同様ただの飾りであるアップデートにより本格的にレーダー機能が使えるようになった。またトルクの影響がないはずのABでも機体がやや左傾するクセがある。
なお、レーダースコープのスケールが最大120kmまであるももの、実際の最大捕捉範囲は9km程度である。
機体情報(v2.43.0.80)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 33,000 |
|---|---|
| 機体購入費(SL) | 105,000 |
| 乗員訓練費(SL) | 30,000 |
| エキスパート化(SL) | 105,000 |
| エース化(GE) | *** |
| エース化無料(RP) | *** |
| バックアップ(GE) | 30 |
| 護符(GE) | 1,200 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 5.0 / 4.3 / 4.3 |
| RP倍率 | 1.48 |
| SL倍率 | 0.7 / 1.6 / 3.4 |
| 最大修理費(SL) | 1,202⇒1,575 / 2,615⇒3,328 / 3,830⇒4,875 |
機体性能
| 項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
|---|---|
| 最高速度(km/h) | 602⇒659 / 581⇒629 |
| (高度5730m時) | |
| 最高高度(m) | 11000 |
| 旋回時間(秒) | 22.2⇒19.9 / 23.1⇒21.0 |
| 上昇速度(m/s) | 8.1⇒16.6 / 8.1⇒11.8 |
| 離陸滑走距離(m) | 239 |
| 最大出力(hp) | 1,773⇒2,299 / 1,752⇒1,999 |
| 離陸出力(hp) | 2,171⇒2,697 / 2,150⇒2,397 |
| 毎秒射撃量(kg/s) | 5.12 |
| 燃料量(分) | min21 / 30 / 45 / 60 / max70 |
| 限界速度(IAS) | 803 km/h |
| フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/h, (離陸)*** km/h, (着陸)310 km/h |
| 着陸脚破損速度(IAS) | 375 km/h |
| 主翼耐久度 | -**G ~ **G |
レーダー
| 分類 | 有無 | 距離 (km) | 対応バンド | 対応レーダーモード |
|---|---|---|---|---|
| 索敵レーダー | 〇 | 2/9/46/120 | I | SRC |
| 追跡レーダー | TRK | |||
| 捜索中追尾 | × | - | - | - |
| 敵味方識別装置 IFF | 〇 | - | I | - |
武装
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 | 購入費用(SL) |
|---|---|---|---|---|---|
| 通常/ステルス | |||||
| 機銃 | 12.7mm M2 Browning | 4 | 1600 | 翼内 | 135/200 |
| 機関砲 | 20mm AN/M2 | 2 | 462 | 翼内 | 105/160 |
弾薬
| 武装名 | ベルト名 | 内訳 | 初速 (m/s) | 最大貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
| 12.7mm M2 Browning 中期ベルト | 既定 | T/Ball/Ball/ I/AP-I | 944 | 28 | 26 | 18 | 11 | 7 | 4 |
| 汎用 | AP-I/AP-I/ AP-I/T/I | 944 | 28 | 26 | 18 | 11 | 7 | 4 | |
| 地上目標 | T/AP/AP/ AP/AP-I/I | 944 | 30 | 27 | 20 | 13 | 9 | 6 | |
| 曳光弾 | T/T/T/ T/T/AP-I | 832 | 28 | 26 | 18 | 11 | 7 | 4 | |
| ステルス | AP/AP-I/ AP-I/I/I | 944 | 30 | 27 | 20 | 13 | 9 | 6 | |
追加武装
| 分 類 | 名称 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB&SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | |||||
| BMB | 500lb AN-M64A1 | 2 | -14.4/-18.7 | -2.4/-2.4 | +1.3/+2.0 | ** | 500ポンド |
| BMB | 1000lb AN-M65A1 | 2 | -25.2/-30.2 | -4.6/-4.6 | +2.6/+4.2 | ** | FLBC mk.1 |
| TPD | Mk.13/44 | 1 | -146.2/-162.0 | -7.1/-7.1 | +3.4/+5.5 | ** | ITC mk.III |
| RKT | HVAR | 6 | -30.2/-33.8 | -2.3/-2.3 | +1.1/+1.6 | ** | FRC mk.2 |
| RKT | Tiny Tim | 2 | -14.4/-17.3 | -4.6/-4.6 | +2.7/+4.4 | ** | LFRC mk.12 |
爆弾
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
|---|---|---|---|---|---|
| 500 lb AN-M64A1 | 242.6 | 162.81 | 85 | 9 | 126 |
| 名称 | 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最大貫通力 (mm) | 装甲車両 破壊距離(m) | 非装甲車両 破壊距離(m) |
|---|---|---|---|---|---|
| 1000 lb AN-M65A1 | 500.76 | 318.48 | 97 | 12 | 155 |
ロケット
| 名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
| HVAR | SAP-HE | 62.8 | 4.52 | 403 | 28 | 25 | 25 | 25 | 25 | 24 |
| 名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 最高速度 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||||
| Tiny Tim | SAP-HE | 534.15 | 67.36 | 274 | 107 | 107 | 104 | 100 | 96 | 92 |
魚雷
| 名称 | 重量 (lb) | 爆薬量 (kg) | 射程 (km) | 水中最高速度 (km/h) | 投下可能速度 (km/h) | 投下可能高度 (m) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Mk.13-6 Case | 2127 | 435.46 | 3.66 | 74 | 0 - 759 | 0 - 731 |
機体改良
| Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
|---|---|---|---|
| I | 胴体修理 | 1,500 | 2,900 |
| ラジエーター | |||
| 12mm弾薬ベルト | |||
| ITC mk.III | |||
| II | コンプレッサー | 1,300 | 2,500 |
| 機体 | |||
| 新しい12mm機関銃 | |||
| FRC mk.2 | |||
| 500ポンド | |||
| III | 主翼修理 | 1,900 | 3,700 |
| エンジン | |||
| 20mm弾薬ベルト | |||
| LFRC mk.12 | |||
| IV | インジェクター交換 | 2,400 | 4,700 |
| カバー交換 | |||
| 新しい20mm機関砲 | |||
| FLBC mk.1 | |||
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
固定武装として20mm機関砲を装備した点と、レーダーを搭載している点が特徴。装弾数も1門あたり231発と十分な数を搭載している。AN/M2は、発射速度や火力面でMG151やイスパノに一歩譲るが、対地攻撃においてはAN/M2に軍配が上がる。AP系列の貫通力はM2ブローニング12.7mm機銃よりも高く、20mm機関砲の中では珍しく対地攻撃にも有効だからである。
加えて、これまでと同じM2ブローニング12.7mm機銃も両翼併せて4挺搭載している。そのため対地攻撃を行う際にこれまでのように12.7mmを使ってもよし、20mmがジャムってしまったときに12.7mmを使ってよし、と状況に合わせた柔軟な対応をとることが出来る。
また、爆装量や機体自体の扱いやすさもそのまま引き継いでいる。
2,000馬力級のエンジン、高い降下耐性、適度な旋回性能、十分な火力と爆装量、とF6Fならではの安心と信頼の性能を持つのは間違いない。ただこのBR帯になると、大馬力エンジン、機関砲装備、軽量化、が当たり前になってくるので、いくら2,000馬力エンジンといえど、レーダー増設+重いヘルキャットだと速度面と上昇性能に少々不満を持つかもしれない。そこは立ち回りでカバーする必要があるだろう。
ちなみにレーダーが片側に増設されたことでSBではトルク調整が比較的楽になっていて、なおかつ操作性がほぼ変わってない安心設計となっている。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
手動エンジン管制(MEC)を行なう場合、過給機ギア切換え高度はスロットル100%なら1,600m、WEP状態なら800mあたりで2速へ、3速へはスロットル100%が5,600m、WEPなら4,850mで切替えるといい。
【シミュレーターバトル】
ベース機と比べて若干の性能低下は否めない本機だが、SBでは高性能なレーダーがその欠点を補って余りある効果を発揮する。本機のレーダーとIFFは、SBで一番の問題となる敵味方識別を容易にし、複数機が入り乱れるエリアでもほぼ完全な状況把握を可能にする。いうまでもなく、これはSBにおいて特大のメリットである。また、変わった使い方として、探知距離から目標のおおよその大きさを推定できるのも見逃せないポイントだ。重爆のような巨大な機体であれば相手が点にしか見えないような距離からでも探知可能なのに対し、小型の戦闘機などは10㎞前後が諸探知の距離となるからだ。例えば遠くに黒点を2つ見つけた場合、レーダーが片方のみを探知しているならば、それは重爆1、戦闘機1の組み合わせだとわかる。レーダに頼り切るのではなく、見張りと組みわせることで、自らや友軍に対して最も脅威度の高い目標は何かがはっきりしてくるだろう。それも相手に発見される前に、である。
上記のように戦場が把握できてしまえば、あとは自らの思うがままに暴れまわるだけだ。接敵のはるか以前から自分が有利になるような立ち回りができるのだから、上空からの一撃離脱、エネルギー優位からの旋回戦、死角からの奇襲と好き放題してしまおう。レーダー搭載や重武装化による機体性能の低下を感じる暇も無いはずだ。
彼我の高度や周辺の地形に影響されるレーダーは万能ではないし、機体性能もBR比で優れているとは言えない本機だが、F6Fという「なんでもできる機体」とレーダーの取り合わせは非常に相性が良い。可能であれば友軍にも情報を伝え、戦局全体を自軍に有利な方に傾けてしまおう。
史実
右主翼に搭載された、AN/APS-6スパイラルスキャン・レーダーが特徴的な夜間戦闘機。当時としては先進的な電波高度計や、敵味方識別装置などを搭載していて、なおかつ改造元のF6Fヘルキャット戦闘機の計基盤や着陸灯を新規変更している。実戦配備は1945年春ごろから太平洋戦域にP61を更新する形で配備され始めた。ただし史実ではレーダーの操作や索敵もすべて一人で行う必要があり、搭乗員の負担が大きかったためP61ブラックウィドウの方が活躍してしまうといった事がしばしば起きてしまった。
小ネタ
1944年~1945年の米海軍機には主翼や尾翼にGシンボルという空母ごとの識別マークが付けられていたが、
それによると、この白い矢印の付いたヘルキャットは空母ベニントン搭載機である。
記号は覚えにくいため、後にアルファベット表記に変えられた。
ご覧のように、本ゲームに登場しているのは機銃2門を20㎜に換装したタイプ。
このタイプの他に(本ゲームのF6F-5同様)ブローニング6門装備のタイプも存在したが、夜戦装備であれば機銃によらずひとくくりにF6F-5Nの名称になっているようだ。
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら兵器データ編集状況まとめのコメント欄をご利用ください。
- この機体左に傾くけど、これって右翼の燃料タンクのせいなの? -- 2016-12-20 (火) 23:35:51