イタリア RankIII 高速魚雷艇 Galleggianti Inseguimento Siluri, Vosper 70' 52 tn type
概要
戦後にアメリカからイタリアに供与(のち売却)された魚雷艇で、イギリスツリーにあるVosper 2の同型艇。
--加筆求む--
艦艇情報(v1.99)
必要経費
必要研究値(RP) | 14,000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 5,000 |
乗員訓練費(SL) | 16,000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 2.3 / 2.3 |
RP倍率 | 1.3 |
SL倍率 | 0.7 / *** |
最大修理費(SL) | 1,150⇒*** / ***⇒*** |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
船体 | 木材, 40 mm |
上部構造物 | 木材, 15 mm |
排水量(t) | 37 |
最高速度(km/h) | 76⇒*** / ***⇒*** |
乗員数(人) | 13 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 2 cm/65 Flakvierling 38 | 四連装 | 1 | 8000 | 10 |
20 mm/65 Breda | 単装 | 1 | 1500 |
弾薬*1
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
2 cm/65 C/30 C/38 | 汎用 | AP-T/AP/HEF-T/HEF | 36 | 34 | 28 | 23 | 20 | 17 |
HET弾倉 | HEF/HEF-T/HEF/AP | 36 | 34 | 28 | 23 | 20 | 17 | |
APT弾倉 | AP/AP-T/AP/HEF | 36 | 34 | 28 | 23 | 20 | 17 |
追加武装*2
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 450 mm Si 200 | 2 | 900 | - |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
450 mm W.200/450X5,75 | 930 | 200 | 81 | 3.00 |
カモフラージュ
研究ツリー
前艦艇 | Stefano Turr |
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次艦艇 | MS-472 |
解説
特徴
正面に20㎜パスタ砲1門(12発)、後方に4連20㎜機関砲(40x4発)を装備する。側面と斜め後ろ方向には長射程で高い火力を有す
相手に側面を向けるか逃げながら射撃すると強力。立ち位置に癖が強いがイタリアボートの中ではかなり強い部類に入るのではないか。
AB、RBであれば十分活躍できる。
【火力】
側面、斜め後ろ方向には最大で20㎜5門で攻撃できる。特に、射程2.5-3.5kmの距離を維持しつつ戦うとほぼ一方的に相手ボートを倒せる。
接近されたとしても、4連装20㎜機関砲の威力は高く一瞬で相手をバラバラにできる。
ABもRBも同様の戦い方で問題ないだろう。味方と共に最前線に真っすぐ向かうのは不向きで、大きく迂回し相手と3-4kmの距離を保てるようにしよう
【防御】
装甲は無い。1-2km以内で機関砲弾をまとめて食らうとすぐ爆発するが、3-4kmの交戦距離で稀に1-2発被弾する程度なら2-3戦闘は持つだろう
【機動性】
相対的にあまり高くはない。速度の面では大抵のボートに接近されてしまうので、立ち位置に注意しよう。
とはいえ実用十分といったところ
史実
実際にはイギリス製ではなく、アメリカ国内で生産されたヴォスパー72フィート型をイタリアに売却したもの。
名前の前についているのはGalleggianti(ボート)Inseguimento(追跡)Siluri(魚雷)で魚雷追跡艇の意味。
パリ条約で魚雷艇の保有が禁止されていたので「訓練用魚雷の回収用高速艇です」と言い張るためにつけられた。
大戦後、イタリアはアドリア海を挟んで共産主義勢力と接することになり、近海で使える高速魚雷艇が必要だった。
しかし大戦型の魚雷艇(MS艇)隊の損害は大きく、工業地帯も大きなダメージを負って自国生産もすぐには無理。
そこで1947年、大戦時に大量生産した魚雷艇が余っていたアメリカに中古の魚雷艇の供与を打診した。
アメリカは保管中の魚雷艇の中からヴォスパー、ヒギンス、エルコの各タイプをイタリアに送った。
海軍による比較検討の結果、エルコ社のものは不適とされ、代わりにヴォスパー型が増やされた。
これらの艇は1948年から任務に就いた。
イタリア海軍で実任務に就いたヴォスパー型は全13隻だが、これとは別に部品取り用に6隻が売却されている。
就役に当たって前甲板に65口径20mm機関砲単装、後甲板に同4連装機関砲を装備した。
また後に追加された魚雷はそれまでのイタリア小型魚雷艇で使い慣れた450mmを採用している。
「GIS 811」号艇はニューヨーク州シティ島にあったロバート・ジェイコブ造船所で1944年竣工。
レンドリースによりイギリス籍「MTB 400」になり、終戦まで活動したあとアメリカ国籍「PT-388」に戻る。
1948年3月にイタリアに送られる。初期の比較検査に充てられたのはおそらくこの艇であると思われる。
当初は「GIS 001」(その他の艇は以降の連番)を付けられていたが、イタリアがこれらの艇を正式に購入すると「GIS 811」(以降の連番)に改番された。
パリ条約が改定され魚雷艇保有が解禁されると艇番号はそのままで類別記号が「MS」に変わり、さらにNATO主要国で番号の共通化が行われた1954年に「MS 461」と再改番された。その他の艇は「MS 4xx」となる。
「MS 461」は1959年6月に退役、ヴォスパー型の同型艇たちも1958~61年にかけて退役、除籍された。
--加筆求む--
小ネタ
武装の項を見ればわかる通り、後甲板の4連装はドイツのFlakvierling38。
しかし弾薬はブレダと同じゾロターン20×138mmB弾を使っていたため共用が可能だった。
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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