ソビエト連邦 RankIII 軽巡洋艦 Krasny Kavkaz,1944/クラースヌイ・カフカース(1944年改修型)
概要
ver1.83にて実装されたソ連ランク4の軽巡洋艦。
100mm高射砲や37mm機関砲など豊富な兵装を誇る。
艦名の「クラ―スヌィ・カフカース」は、ロシア語で「革命のコーカサス」の意。
艦艇情報(v2.1)
必要経費
必要研究値(RP) | 36,000 |
---|---|
艦艇購入費(SL) | 140,000 |
乗員訓練費(SL) | 39,000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 50 |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 5.0 / 5.0 |
RP倍率 | 1.48 |
SL倍率 | 2.3 / 3.0 |
最大修理費(SL) | 3,800⇒*** / 4,700⇒*** |
艦艇性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB】(初期⇒全改修完了後) | |
シタデル装甲 (前/側/甲板)(mm) | 75 / 75 / 20 |
主砲塔装甲 (前/側/後)(mm) | 25 / 25 / 25 |
船体 | 鋼, 20 mm |
上部構造物 | 鋼, 8 mm |
排水量(t) | 9030 |
最高速度(km/h) | 46⇒*** / 46⇒*** |
乗員数(人) | 878 |
武装
種類 | 名称 | 砲塔 | 搭載基数 | 弾薬数 | 購入費用(SL) |
---|---|---|---|---|---|
主砲 | 180 mm/60 B-1K naval gun | 単装 | 4 | 812 | 1 |
副砲 | 100 mm Minizini naval gun | 連装 | 6 | 6000 | 1 |
対空砲 | 76 mm 34-K mounting | 単装 | 2 | 600 | - |
45 mm/46 21-K cannon | 単装 | 2 | 1000 | - | |
37 mm/67 70-K automatic cannon | 単装 | 10 | 20000 | - | |
12.7 mm Vickers Mk.V machine gun | 四連装 | 2 | 16000 | - | |
12.7 mm DShK machine gun | 単装 | 2 | 4000 | - |
弾薬*1
艦砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1000 m | 2500 m | 5000 m | 7500 m | 10000 m | 15000 m | |||||||
180 mm/60 B-1-K | OF-32 | HE | 97.5 | 12170 | 920 | 0.45 | 65 | |||||
B-32 | APCBC | 97.5 | 2800 | 920 | 9 | 412 | 373 | 324 | 289 | 262 | 226 | |
PB-32 | SAPCBC | 97.5 | 10780 | 920 | 9 | 204 | 184 | 160 | 143 | 130 | 112 | |
ZS-32 | HE-DF | 97.5 | 11580 | 920 | - | 64 |
小口径砲
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
100 mm Minizini | 100 mm HE | HE(弾底信管) | 15.8 | 1910 | 800 | 1 | 53 | 47 | 42 | 38 | 35 | 32 |
100 mm anti-air HE | HE-DF | 13.85 | 2060 | 880 | - | 26 |
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
76 mm 34-K | O-361D | HE-DF | 6.61 | 182 | 810 | - | 5 |
武装名 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 信管 遅延 (m) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
100 m | 1000 m | 2000 m | 3000 m | 4000 m | 5000 m | |||||||
45 mm/46 21-K | OR-73A HET | HE | 1.41 | 56.98 | 760 | - | 3 |
機銃
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
12.7 mm Vickers Mk.V | 規定 | AP/I/T | 27 | 26 | 23 | 20 | 18 | 16 |
武装名 | ベルト名 | ベルト内容 | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | |||
12.7 mm DShK | 既定 | API-T/API-T/AP-I/IAI | 33 | 32 | 28 | 24 | 20 | 14 |
追加武装*2
分類 | 名称 | 搭載数 | 費用 (SL) | 搭載条件 |
---|---|---|---|---|
魚雷 | 450 mm wet-heating 45-36NU torpedo | 12 | 150 | - |
魚雷
名称 | 重量 (kg) | 爆薬量(kg) | 水中最大速度 (km/h) (初期⇒改修) | 射程 (km) (初期⇒改修) |
---|---|---|---|---|
450 mm 45-36 | 1028 | 284 | 76⇒59 | 3.00⇒6.00 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
本艦の主砲である180mm砲は(ver1.83)warthunder海軍では第一位の口径だった。乗員数も878人と最多、砲火器の数も最多と一位尽くめであった。なお排水量はこんななりで当時は第二位だった。
【火力】
主砲の180mm砲は他国の同クラス軽巡よりも大口径大火力を誇る。ただし門数は4門と装填速度も遅く手数では他国の軽巡より劣る。また砲精度が著しく悪くあまり出番はない。弩級戦艦相手での嫌がらせ程度にはなるかといったところである。しかしそれを補うように両舷には合計12門もの100mm砲が並んでおりこちらは速射が利き対艦威力も十分と、是非ともこの速射砲群を使いこなしたい。この速射砲群から発射される100mm砲の雨は目を見張るものがあり、マッチする重巡や軽巡は1on1でなら対処可能。100mmの対空HEはなんと通常HEの二倍の炸薬を持つため(時限信管なので接触せずに爆発してしまうという致命的なモノがある。通常HEを使った方が良いだろう。)艦橋や構造物に叩き込んでやると燃え、壊れ、搭乗員が減るという三重苦を食らわせられる。ただし絶対に1on1ですること。2on1等だと数的不利で100mmを破壊され嬲り殺しにされてしまう。ちなみに6kmを切ったら命中しやすくなるので戦闘距離は6kmからと覚えよう。
敵が密集している場合は駆逐を優先的に狙うといい。更に機銃や37mmでの攻撃は駆逐に限ってだが効果的だ。非装甲の為弾幕を張った際貫通しダメージが入る。うまい事側面を取って弾幕をばらまけば弾薬庫を誘爆させられる。上手く活用しよう。
【防御】
巡洋艦という事もあってここまでの艦艇達とは違い、喫水線付近に厚い装甲を備える。急傾斜した艦首であれば魚雷からの被害は浸水だけで済むが、側面だと燃料タンクが防いでくれるがタービンと変速機が死ぬ。ただし旧時代設計が足を引っ張りその他の場所だとブリッジにある艦橋以外は碌な防御力がない。重防御だと過信して突出すると弾薬庫を撃ち抜かれて一撃爆沈なんて事も。
【機動性】
他国の巡洋艦と比べてもどっこいどっこいの速力。本艦が初めての巡洋艦だという方に忠告しておくと、巡洋艦は駆逐艦などより喫水が深いので"駆逐艦は通れる所が通れない"という事が起こる。この点に注意しないと浅瀬に思いっきり乗り上げて座礁扱いで強制退艦させられるのでご注意。
されど旋回速度と旋回半径は巡洋艦にしてはかなり低く抑えられているので突然来た魚雷がかなり回避しやすい。
史実
<クラースヌイ・カフカース>はソビエト連邦の巡洋艦*3。艦名は「赤いカフカス」を意味する。非常にアカい。
もとはロシア帝国のスヴェトラーナ級巡洋艦6番艦(起工順)<アドミラール・ラザレフ>として1913年に起工される。
しかし第一次大戦による資材の入手難で建造は遅れ、1916年に進水はしたもののロシア革命が起きて建造中断された。
建造を再開するにあたり、主砲が13㎝単装砲13門から18㎝単装砲4門に変更され、補強工事が必要になった。
最初は8インチ(20.3㎝)主砲を単装4門にしたかったらしいが、艦のサイズに比べて大きすぎるため18㎝で妥協した。
舷側の100㎜速射砲はイタリアOTO社製のもの。他に76㎜、45㎜、37㎜とソ連ツリーで見慣れた口径の各種砲が並んでいる。
さらに533㎜3連装魚雷発射管を4基と艦尾には機雷まで積んでいた。ソビエトお得意の重武装である。
水上機も積んでいたが、1940年の改装で航空兵装を撤去したためその後は搭載していない。
1926年に<クラースヌイ・カフカース>に改名。長い長い建造期間の果て、1932年1月にようやく就役する。
しかしそのわずか4か月後、防護巡洋艦<コミンテルン>と衝突事故を起こして艦首を大破し、ドックに逆戻り。
この時凌波性改善のため艦首を延長する工事を行った。その後は黒海艦隊の一員として黒海や地中海で活動する。
1940年に独ソ戦が始まる前に前述の改装工事を行い、カタパルトと格納設備を撤去しその跡地に対空砲を搭載した。
独ソ開戦以降はセヴァストポリを中心に黒海で活動し、機雷を敷設したりルーマニアの沿岸砲台を破壊した。
ドイツ軍がクリミア半島に侵攻しセヴァストポリの戦いが始まると、砲撃支援や増援部隊の輸送任務をこなした。
1942年1月、ドイツ軍Ju-87の爆撃を受け、直撃はしなかったものの至近弾で片方のスクリューを失う。
黒海東部のポチに後退して8月まで修理を受け、この間に対空装備をさらに強化した。
この間4月3日に一連の行動を賞して、<クラースヌイ・カフカース>は親衛称号を授与される。
7月にセヴァストポリは陥落。ドイツ軍はノヴォロシースクに迫り、これに対して砲撃支援や増援輸送任務を行う。
その後も終戦まで<クラースヌイ・カフカース>は黒海で戦い抜いた。
1947年、練習艦に類別変更。1952年、標的艦として実艦標的になり沈没。彼女を沈めたのは大型対艦巡航ミサイルSS-N-1だったとされている。
クラースヌイ・カフカース級巡洋艦 | ||
---|---|---|
1 | Красный Кавказ | - |
2 | Ворошилов | ※未成艦 |
小ネタ
--加筆求む--
ちなみに主砲として搭載されている180mm Pattern 1931だが
57口径長にして初速900m/s超えというお化けのような主砲であり
その砲身命数はたったの55-70発しかなかった。
外部リンク
コメント
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