フランス RankII 軽戦車 LVT-4/40 / LVT-4 ボフォース

概要
Update 2.9 “Direct Hit”にて、Battle Pass Season5 “River Hunter”の下位報酬として追加されたフランスの軽戦車。
フランスがインドシナ戦争中に対地攻撃を行う目的で開発した水陸両用車で、米LVT(A)(1)の改良・派生型のLVT-4に12.7mm機銃と40mm機関砲を搭載している。
車両情報(v2.43.0)
必要経費
| 必要研究値(RP) | - |
|---|---|
| 車両購入費(SL) | - |
| 乗員訓練費(SL) | 2300 |
| エキスパート化(SL) | 15000 |
| エース化(GE) | 115 |
| エース化無料(RP) | 320000 |
| バックアップ(GE) | 50 |
| 護符(GE) | - |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 3.7 / 3.7 / 3.7 |
| RP倍率 | 1.12(+100%) |
| SL倍率 | 0.7 / 0.7 / 1.5 |
| 最大修理費(SL) | 886⇒886 / 409⇒409 / 1525⇒1525 |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
| 砲塔旋回速度(°/s) | 33.3⇒65.88 / 20.8⇒35.0 |
| 俯角/仰角(°) | -3/87 |
| リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 0.6⇒0.5 |
| スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し / - |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 12 / 6 / 6 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 6 / 6 / 6 |
| 重量(t) | 17.0 |
| エンジン出力(hp) | 387⇒477 / 221⇒250 |
| 2,400rpm | |
| 最高速度(km/h) | 44 / 40 |
| 実測前進~後退速度(km/h) | 44 ~ -5 / 39 ~ -4 |
| 視界(%) | 132 |
| 乗員数(人) | 5 |
レーダー
なし
光学装置
| 倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | |
|---|---|---|---|---|
| IR投光器 | - | 有/無 | - | - |
| 車長 | - | - | - | - |
| 砲手 | 1.9x-3.5x | 無 | - | 第一/第二・三 |
| 操縦手 | 1.0x | 無 | - | 第一/第二・三 |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
|---|---|---|---|---|
| 主砲 | 40mm ボフォース L/60砲 | 1 | 384 | 6(MkII)/8(M81A1) |
| 機銃 | 12.7 mm M2HB機関銃 | 2 | 2400 | - |
弾薬*1
| 武装名 | ベルト名 | 内訳 | 初速 (m/s) | 最大貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
| 40 mm Bofors L/60 | 既定 | AP-T/FI-T | 875 | 72 | 69 | 58 | 46 | 37 | 29 |
| Mk.II | FI-T | 874 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | |
| M81A1 | AP-T | 875 | 72 | 69 | 58 | 46 | 37 | 29 | |
| 武装名 | ベルト名 | 内訳 | 初速 (m/s) | 最大貫徹力(mm) | |||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||
| 12.7 mm M2HB | 既定 | API-T/I/ AP/API-T | 929 | 31 | 29 | 21 | 14 | 9 | 6 |
車両改良
| Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
|---|---|---|---|---|
| I | 履帯 | - | - | - |
| 修理キット | ||||
| 砲塔駆動機構 | ||||
| 弾薬開発1 | ||||
| II | サスペンション | - | - | - |
| ブレーキシステム | ||||
| 手動消火器 | ||||
| 砲火調整 | ||||
| 弾薬開発2 | ||||
| III | フィルター | - | - | - |
| 救急セット | ||||
| 昇降機構 | ||||
| 弾薬開発3 | ||||
| IV | 変速機 | - | - | - |
| エンジン | ||||
| 追加装甲 | ||||
| 砲撃支援 | ||||
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
車体性能はLVT(A)(1)等に近く、水上航行能力を有するが装甲はやはり紙である。
武装はCCKW 353 AAと同じ40mm機関砲に加えてM2重機関銃を2挺装備しており、仰角も砲塔旋回速度もある。そのため本来は対地攻撃用の車両だが、ゲーム内においてはむしろ対空で性能を発揮しやすく、適正以上のBR帯でも対空車両として使っていける。一方、対地では俯角の不足が辛く、貫徹力もBR上昇によって陳腐化していて、有効打を与えるために敵との距離を詰めると巨体のせいで隠れづらい。敵との位置関係と敵の装甲をよく見極める必要がある。
ゲーム内では対空車両ではなく軽戦車扱いなので、弾薬箱を設置できないデメリットがある一方で偵察が可能。軽戦車表示なのを利用して敵航空機を油断させる戦法もできる。
【火力】
40mm機関砲1門と12.7mm機銃2挺をまとめて一つにして搭載しているが、全てが同時発射される訳ではなく、ゲーム内では具体的に以下の通りの扱いになっている。
主砲:40mmボフォースL/60機関砲。中央に1門。
機銃:12.7mmブローニングM2重機関銃(M2HB)。主砲の左右に2挺。
主砲は対空ツリーのCCKW 353 AAと同じ40mmボフォースL/60機関砲、機銃はアメリカではおなじみの強力なM2重機関銃を2挺も備えており、仰角も同じく豊富に取れ、砲塔旋回も速く、反動も抑えられているので、対空性能はCCKW 353 AAをほぼ全ての面で凌駕する。
主砲は前方にも撃てるようになり、M2重機関銃も加わって対地戦闘がかなりやりやすくなった。ただしBRがかなり上がった事で大きく陳腐化してしまい、軽戦車程度なら倒せるが、中戦車の相手は側面を取らないとまず無理となる。
俯角については半減しており、砲の位置も高く、弾道も良い為、対地戦闘では慢性的な俯角不足に苦しむ事になる。特に水上から奇襲をかけようとするとどうしても水際を登る間は無防備になってしまう。手数のおかげで水上からでもそれなりに当てる事はできるが、水上では砲の昇降が困難になるので不利を強いられる。
【防御】
薄い・でかい・オープントップの三重苦で、榴弾で一撃死しやすく、機関砲や大口径の機銃で蜂の巣になる。とはいえ乗員むき出しのテクニカルよりはマシである。乗員も5名おり、位置も分散している。
また、LVT譲りの巨大でスカスカな車内と撃ちどころの分かりにくさによって、炸薬が無いor少ない弾を使う相手に対して耐久力を発揮する。加えてLVT(A)(1)では後方にあったエンジンが本車では前方の変速機のすぐ奥に配置されており、被弾時に操縦不能になるリスクが前方にまとめられ、操縦手と無線手が同時に倒されるリスクも低減している。
なお、対空砲と底面との間を支えている大きな円柱状の台座にはなぜか当たり判定がなく、真正面を撃たれると最奥の装填手が弾を受けてしまう。
【機動性】
LVT(A)(1)と同じ性能のエンジンを搭載しているが、重量が増えてしまっていて若干鈍重になっている。
他のLVT系と同様に水上航行が可能で、水上においてはABでは前進12km/h、後進10km/h、RB・SBでは前進9km/h、後進8km/hで進むことができる。
史実
LVT-4/40は、フランスが第二次世界大戦後にアメリカから供与されたLVT-4を、1950年代前半頃に改造して作った水陸両用車両である。
第二次世界大戦後の1946年にフランスとベトナムの間で発生した第一次インドシナ戦争(インドシナ戦争)において、フランス側はアメリカから供与されていた車両を改造して幾つかの水陸両用車両を製造した。
その中でも現在「LVT-4/40」と呼ばれている車両は、フランス側が対空砲である40mmボフォース機関砲が対地攻撃で大きな効果を発揮する事に注目し、LVT-4を改造してこの40mmボフォース機関砲を搭載し、対地攻撃用の水陸両用車両としたものである。
インドシナ戦争後は、第二次中東戦争(スエズ動乱/スエズ危機/シナイ作戦/スエズ戦争)にもフランスの海兵隊を支援する目的で投入された。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
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