ソ連 RankV ジェット戦闘機 MiG-15

概要
MiG-15の朝鮮人民軍空軍バージョン。
セイバーと比べ、上昇能力、火力、加速で勝っているが、急降下制限速度、最高速度、ロール性能では負けている。
機体情報(v1.65)
必要経費
| 必要研究値(RP) | 200000 |
|---|---|
| 機体購入費(SL) | 1330000 |
| 乗員訓練費(SL) | 380000 |
| エキスパート化(SL) | *** |
| エース化(GE) | *** |
| エース化無料(RP) | *** |
| バックアップ(GE) | 50 |
| 護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 8.7 / 8.0 / 8.3 |
| RP倍率 | *** |
| SL倍率 | *** / *** / *** |
| 最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
機体性能
| 項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
|---|---|
| 最高速度(km/h) | 1021⇒*** / 975⇒*** |
| (高度海抜m時) | |
| 最高高度(m) | 15500 |
| 旋回時間(秒) | 22.4⇒*** / 23.7⇒*** |
| 上昇速度(m/s) | 34.2⇒*** / 32.5⇒*** |
| 離陸滑走距離(m) | 600 |
| 最大出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
| 離陸出力(hp) | ***⇒*** / ***⇒*** |
| 毎秒射撃量(kg/s) | 8.83 |
| 燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
| 銃手(人) | - |
| 限界速度(IAS) | *** km/s |
| フラップ破損速度(IAS) | (戦闘)*** km/s, (離陸)*** km/h, (着陸)*** km/s |
| 主翼耐久度 | -***G ~ ***G |
武装
| 分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
|---|---|---|---|---|
| 機関砲 | 37mm N-37D | 1 | 40 | 機首 |
| 機関砲 | 23mm NS-23 | 2 | 160 | 機首 |
弾薬
| 武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | 費用(SL) | ||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 10m | 500m | 1000m | ||||
| ***mm △△△ | 既定 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | - |
| 汎用 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | *** | |
| 空中目標 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
| 地上目標 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
| 徹甲弾 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
| 曳光弾 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
| ステルス | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | *** | |
追加武装
| 分 類 | 名称 (爆薬量) 種類 | 搭 載 数 | 影響【AB/RB/SB】 | 費用 (SL) | 搭載条件 | 備考*1 | ||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
| B | 100kg (38kg) FAB-100 | 2 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 100 | △ | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) |
| B | 250kg (120kg) FAB-250 | 2 | -**/-**/-** | -**/-**/-** | +**/+**/+** | 200 | △ | 合計搭載量 **kg (爆薬量**kg) |
機体改良
| Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
|---|---|---|---|---|
| I | 胴体修理 | *** | *** | *** |
| ラジエーター | ||||
| **mm弾薬ベルト | ||||
| **mm銃座用弾薬ベルト | ||||
| II | コンプレッサー | *** | *** | *** |
| 機体 | ||||
| 新しい**mm機関銃 | ||||
| 新しい**mm銃座用機関銃 | ||||
| III | 主翼修理 | *** | *** | *** |
| エンジン | ||||
| **mm弾薬ベルト | ||||
| IV | インジェクター交換 | *** | *** | *** |
| 耐Gスーツ | ||||
| カバー交換 | ||||
| 新しい**mm機関砲 | ||||
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
武装はMiG-9と変わらないものの、機体自体の性能が格段に向上している。特に最高速度は1000km/hの大台を突破し、今まで取り逃がしていた敵機を取り逃がさず、振り切れなかった敵機を振り切ることができるようになった。だが高速時のロール性能低下が酷い。やや狙いのつけづらさを感じるかもしれない。またMig-9にはなかったエアブレーキが付いたため、着陸も簡単にできるようになった。うまく使えば交戦中に急減速して敵機をオーバーシュートさせることもできる。
BRは8.3(ABでは8.7)と高めだが、機体性能を存分に引き出すことができれば、どんな機体でも戦えるだろう。
なお、史実で問題視された「高高度飛行時や高速で飛行中に前触れなくスピン状態に陥る」という欠点は現時点ではゲーム内に反映されてはいない模様。これがソヴィエト補正か…
強力な23mm機関砲と37mm機関砲が特徴。射撃時の破壊力は凄まじく、命中した場合戦闘機は1発で木端微塵になり、B29のような大型爆撃機であっても容易く撃墜できる。だが、欠点がある。まずは弾数であり、合わせて200発しかないため、RB以上では無駄撃ちは不可に近い。更に初速が遅い上に弾道が悪く、連射速度の速さなどからくる反動も強烈なためかなり当てにくい。
立ち回り
【アーケードバトル】
--加筆求む--
【リアリスティックバトル】
--加筆求む--
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
MiG-15はソ連のОткрытое акционерное общество «Российская самолётостроительная корпорация "МиГ"が開発したジェット戦闘機。ソ連をはじめとする東欧諸国に多数供給された。NATOコードネームはファゴット(複座練習機型のMiG-15UTIはミジェット)。
第二次世界大戦終結後、ソ連はドイツからジェット機開発に関する多くのデータや、それに関わっていた技術者を入手招き入れることに成功。そうして手に入れた技術を盛り込み、ソ連では独自のジェット戦闘機を開発しようとしていた。特に後退翼の技術は機体開発に大いに活かされ、Mig-15はより高性能のものとなった。(ただしエンジンの独自開発は断念し、ロールス・ロイス ニーン(イギリスから入手)を独自改良したRD-45Fを使用している。)
当時まだ核兵器が研究途中であったこと、そして核兵器を運搬可能なB-29に対抗する戦闘機の開発が急務だったため開発は猛スピードで進められ、終戦から僅か2年後の1947年に初飛行。結果は良好とされ、すぐさま大量生産が命じられた。
だが、あまりにも早すぎる開発ペースであった為、機体強度や飛行安定性に多くの欠点が残る形となってしまった。
しかしそんな欠点以上に機体自体は高性能で、また西欧諸国がまだまともなジェット機を保有してなかったこともあってか、実に1万機以上が生産された。
そんなMig-15の初陣は朝鮮戦争である。
朝鮮戦争当初北朝鮮側はまともな機体も、それを運用する組織も保有してなかったこともあってか、制空権を完全に連合軍側に握られていた。しかし中国人民志願軍が参戦し、Mig-15が戦線に投入されると立場は一気に逆転する。
これまで優位に戦いを進めていた連合軍の航空戦力は、もののひと月で大幅な損失を出してしまったのである。特に被害が大きかったのは昼間爆撃を行っていた戦略爆撃機で、日本を焼け野原にしたB-29もMig-15の前ではただのデカい的でしかなかったのだ。
この事態に衝撃を受けたアメリカ軍は急遽、当時開発されたばかりの最新鋭戦闘機であるF-86を投入して制空権の奪還を図った。だが「それならば」と言わんばかりに中国側も、欠点の改良に加えてエンジンも新型の物に換装され強化されたMiG-15bisを投入し、2機は激しく激突した。結果戦闘は一進一退となり、制空権は南北に移動した。
だが実際戦闘にならなかったケースも多く存在したらしい。
というのも、本機は上昇力と高高度での戦闘に適していたため接敵すると主に高空へ上昇したのだが、反面F-86は急降下速度と低空での戦闘を得意としていたためMig-15を見つけると急激に高度を下げたのである。
その後、朝鮮戦争が終結すると、MiG-17と交代する形で本機は第一線から退いた。
ちなみに後継機のMig-17及びMig-19は練習機型が開発されなかった。そのため、本機の複座練習機型であるMiG-15UTIはその後も東欧諸国の練習機として長く愛されたという。
小ネタ
本機はもともとB-29に対抗することも視野にいれられたため23mm機関砲(NS-23)が2門と37mm機関砲(N-37)が1門という重武装である。しかし、どちらも弾道が非常に悪く、発射速度も遅い上に装弾数も少ない代物だった。またN-37は発射速度が400/分であり、当てるのが大変難しかったという。
因みに本機のコンセプトは「小型・軽量で、簡素な構造の機体に大出力エンジンを搭載」というものだった。
アメリカにもこれと似たコンセプトのF-104がある。
設計当時機体設計自体はドイツからの後退翼等のの情報により順調だったが肝心要エンジン開発はドイツでも開発途上でしかなく、イギリスやアメリカには劣っていた。
そんななかイギリスのロールスロイス社から設計者のミコヤンが招待された際、ビリヤードで勝った褒美と食料事情を解決したいイギリスの思惑もあり当時最高クラスのエンジン「ロールス・ロイス ニーン2」の購入許可を獲得、当時最高機密の一つであったタービンブレードの素材も工場視察中に靴底にくっつけることでサンプルを入手するなど周到なやり方により手に入れた。結果としてイギリスは世界最大の敵国に最強のエンジンと最強の機体を渡すことになってしまう・・・。
外部リンク
過去の修正

解説
MiG-15の朝鮮人民軍空軍バージョン。
セイバーと比べ、上昇能力、火力、加速で勝っているが、急降下制限速度、最高速度、ロール性能では負けている。
武装はMiG-9と変わらないものの、機体自体の性能が格段に向上している。特に最高速度は1000km/hの大台をを突破し、今まで取り逃がしていた敵機を取り逃がさず、振り切れなかった敵機を振り切ることができるようになった。だが高速時のロール性能低下が酷い。やや狙いのつけづらさを感じるかもしれない。またMig-9にはなかったエアブレーキが付いたため、着陸も簡単にできるようになった。うまく使えば交戦中に急減速して敵機をオーバーシュートさせることもできる。
BRは8.3と高めだが、機体性能を存分に引き出すことができれば、どんな機体でも戦えるだろう。
なお、史実で問題視された「高高度飛行時や高速で飛行中に前触れなくスピン状態に陥る」という欠点は現時点ではゲーム内に反映されてはいない模様。これがソヴィエト補正か…
特徴
強力な23mm機関砲と37mm機関砲が特徴。射撃時の破壊力は凄まじく、B-29の様な爆撃機であれば一射撃で胴体を抉り、戦闘機であれば木端微塵になる。だが、欠点がある。まずは弾数であり、合わせて200発しかないため、RB以上では無駄撃ちは不可に近い。更に初速が遅い上に弾道が悪く、連射速度の速さなどからくる反動も強烈なためかなり当てにくい。
機体情報(Ver 1.41)
基本情報
| ランク | V |
|---|---|
| 愛称・通称 | △ |
| 分類 | ジェット戦闘機 |
| 必要研究値(RP) | 380000 |
| 機体購入費(lions) | 1330000 |
| 乗員訓練費(lions) | * |
| 予備役(eagles) | * |
| 護符(eagles) | * |
武装
固定武装
| 種類 | 名称 | 口径 (mm) | 門数 | 搭載弾薬数 | 搭載箇所 |
| 機関砲 | NR-23 | 23 | 2 | 160 | 機首 |
|---|---|---|---|---|---|
| N-37D | 37 | 1 | 40 | 機首 |
弾薬
固定武装弾薬
| 口径 (mm) | 名称 | 内訳 | 購入費用 (lions) | 搭載条件 |
| * | Default | △/△ | - | - |
|---|---|---|---|---|
| Universal | △/△ | * | Offensive * mm belts | |
| Air targets | △/△ | * | ||
| Ground targets | △/△ | * | ||
| Armored targets | △/△ | * | ||
| Tracers | △/△ | * | ||
| AP-T | △/△ | * | ||
| Stealth | △/△ | * | ||
| * | Default | △/△ | - | - |
| Universal | △/△ | * | Offensive * mm belts | |
| Air targets | △/△ | * | ||
| Ground targets | △/△ | * | ||
| Armored targets | △/△ | * | ||
| Tracers | △/△ | * | ||
| AP-T | △/△ | * | ||
| Stealth | △/△ | * |
銃座弾薬
| 口径 (mm) | 名称 | 内訳 | 購入費用 (lions) | 搭載条件 |
| * | Default | △/△ | - | - |
|---|---|---|---|---|
| Universal | △/△ | * | Turret * mm belts | |
| Air targets | △/△ | * | ||
| Ground targets | △/△ | * | ||
| Armored targets | △/△ | * | ||
| Tracers | △/△ | * | ||
| AP-T | △/△ | * | ||
| Stealth | △/△ | * | ||
| * | Default | △/△ | - | - |
| Universal | △/△ | * | Turret * mm belts | |
| Air targets | △/△ | * | ||
| Ground targets | △/△ | * | ||
| Armored targets | △/△ | * | ||
| Tracers | △/△ | * | ||
| AP-T | △/△ | * | ||
| Stealth | △/△ | * |
機体改良
| 段階 | 改良項目 | 必要RP | 価格 | 前提条件 |
| I | Fuselage repair | * | * | - |
|---|---|---|---|---|
| Radiator | * | * | - | |
| Protective vest | * | * | - | |
| Offensive * mm belts | * | * | - | |
| II | △ | * | * | △ |
| New boosters | * | * | - | |
| Compressor | * | * | - | |
| Airframe | * | * | - | |
| New * mm MGs | * | * | △ * mm belts | |
| * modifacation | * | * | - | |
| Mk.II year 194* | * | * | △ | |
| III | △ | * | * | △ |
| Wings repair | * | * | - | |
| Engine | * | * | - | |
| Turret * mm belts | * | * | - | |
| IV | △ | * | * | △ |
| 100 octane fuel usage | * | * | - | |
| 150 octane fuel | * | * | - | |
| Engine injection | * | * | - | |
| Engine throttle | * | * | - | |
| Cover | * | * | - | |
| New ** mm cannons | * | * | △ * mm belts |
アーケードバトル
BR・報酬・修理
| 項目 | 初期 | ⇒ | 最終形 |
| バトルレーティング | 8.3 | ||
|---|---|---|---|
| リワード(%) | 130 | ||
| 研究値ボーナス(%) | +100 | ||
| 最大修理費(lions) | * | ⇒ | * |
機体性能
| 項目 | 初期 | ⇒ | 最終形 |
| 最高速度(km/h) | 979 | ⇒ | * |
|---|---|---|---|
| (高度at sea level) | |||
| 最高高度(m) | 15500 | ||
| 旋回時間(sec) | 23.1 | ⇒ | * |
| 上昇速度(m/s) | 31.8 | ⇒ | * |
| 離陸滑走距離(m) | 600 | ||
| 毎秒射撃量(kg/s) | 8.83 | ||
※追加武装の影響は含まない
追加武装
| 搭載条件 | 種類 | 名称 | 重量 (kg) | 搭載数 | 影響 | 購入費用 (lions) | ||
| 最高速度 (km/h) | 上昇速度 (m/s) | 旋回時間 (sec) | ||||||
| △ | * | △ | * | * | -* | -* | +* | * |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| * | △ | * | * | -* | -* | +* | * | |
| △ | * | △ | * | * | -* | -* | +* | * |
| * | △ | * | * | -* | -* | +* | * | |
| △ | * | * | ||||||
| * | △ | * | * | -* | -* | +* | * | |
| △ | * | * | ||||||
スキン開放条件
| 名称 | 条件 | 説明 |
| △ | △ | △ |
|---|---|---|
| △ | △ | △ |
| △ | △ | △ |
研究ツリー
ABコメント
RBコメント
SBコメント
| ランク | 20 |
|---|---|
| 最高速度(km/h) | 1076km/h(高度m時) |
| 最高高度 | 15500m |
| ターンアラウンドタイム | 20.0sec |
| 上昇速度 | 50m/s |
| 離陸距離 | 357m |
| 機体購入費 | 2820000lions |
| 乗員訓練費 | 560000lions |
| 修理費/負傷乗務員(有) | 39900lions/113880lions |
| 無料修理時間/負傷乗務員(有) | 9d00h/17d22h |
装備
武装
| 固定武装 | 37mmCannonx1 | (Ammo:40) | 値段(lions) | 必修項目 |
|---|---|---|---|---|
| 固定武装 | 23mmCannonx2 | (Ammo:160) | ||
| 爆 装 | 100kg | (Ammo:2) | 150 | |
| 爆 装 | 250kg | (Ammo:2) | 200 |
弾薬
23mmCannon
| デフォルト | FI-FI-T-AP-I | 値段(lions) | 機体熟練度(Aircraft) |
|---|---|---|---|
| Armored | API-T-AP-I-FI-T | 103400 | 380000 |
| Air | FI-T-FI-T-FI-T-AP-I | 52640 | 190000 |
| ステルス攻撃 | AP-I-HEF-FI | 134400 | 510000 |
37mmCannon
| デフォルト | FI-FI-T-AP-I | 値段(lions) | 機体熟練度(Aircraft) |
|---|---|---|---|
| Air | FI-T-FI-T-FI-T-AP-I | 103400 | 380000 |
| Armored | API-T-AP-I-FI-T | 159800 | 570000 |
改良パーツ
| 改良項目 | 値段(lions) | 機体熟練度(Aircraft) |
|---|---|---|
| 新品エンジン | 103400 | 380000 |
| 空気抵抗改良 | 206800 | 760000 |
史実
MiG-15はソ連のОткрытое акционерное общество «Российская самолётостроительная корпорация "МиГ"が開発したジェット戦闘機。ソ連をはじめとする東欧諸国に多数供給された。NATOコードネームはファゴット(複座練習機型のMiG-15UTIはミジェット)。
第二次世界大戦終結後、ソ連はドイツからジェット機開発に関する多くのデータや、それに関わっていた技術者を入手招き入れることに成功。そうして手に入れた技術を盛り込み、ソ連では独自のジェット戦闘機を開発しようとしていた。特に後退翼の技術は機体開発に大いに活かされ、Mig-15はより高性能のものとなった。(ただしエンジンの独自開発は断念し、ロールス・ロイス ニーン(イギリスから入手)を独自改良したRD-45Fを使用している。)
当時まだ核兵器が研究途中であったこと、そして核兵器を運搬可能なB-29に対抗する戦闘機の開発が急務だったため開発は猛スピードで進められ、終戦から僅か2年後の1947年に初飛行。結果は良好とされ、すぐさま大量生産が命じられた。
だが、あまりにも早すぎる開発ペースであった為、機体強度や飛行安定性に多くの欠点が残る形となってしまった。
しかしそんな欠点以上に機体自体は高性能で、また西欧諸国がまだまともなジェット機を保有してなかったこともあってか、実に1万機以上が生産された。
そんなMig-15の初陣は朝鮮戦争である。
朝鮮戦争当初北朝鮮側はまともな機体も、それを運用する組織も保有してなかったこともあってか、制空権を完全に連合軍側に握られていた。しかし中国人民志願軍が参戦し、Mig-15が戦線に投入される立場は一気に逆転する。
これまで優位に戦いを進めていた連合軍の航空戦力は、もののひと月で大幅な損失を出してしまったのである。特に被害が大きかったのは昼間爆撃を行っていた戦略爆撃機で、日本を焼け野原にしたB-29もMig-15の前ではただのデカい的でしかなかったのだ。
この事態に衝撃を受けたアメリカ軍は急遽、当時開発されたばかりの最新鋭戦闘機であるF-86を投入して制空権の奪還を図った。だが「それならば」と言わんばかりに中国側も、欠点の改良に加えてエンジンも新型の物に換装され強化されたMiG-15bisを投入し、2機は激しく激突した。結果戦闘は一進一退となり、制空権は南北に移動した。
だが実際戦闘にならなかったケースも多く存在したらしい。
というのも、本機は上昇力と高高度での戦闘に適していたため接敵すると主に高空へ上昇したのだが、反面F-86は急降下速度と低空での戦闘を得意としていたためMig-15を見つけると急激に高度を下げたのである。
その後、朝鮮戦争が終結すると、MiG-17と交代する形で本機は第一線から退いた。
ちなみに後継機のMig-17及びMig-19は練習機型が開発されなかった。そのため、本機の複座練習機型であるMiG-15UTIはその後も東欧諸国の練習機として長く愛されたという。
小ネタ
本機はもともとB-29に対抗することも視野にいれられたため23mm機関砲(NS-23)が2門と37mm機関砲(N-37)が1門という重武装である。しかし、どちら(NS-23、N-37)も弾道が非常に悪く、発射速度も遅い上に装弾数も少ない代物だった。またN-37は発射速度が400/分であり、当てるのが大変難しかったという。
因みに本機のコンセプトは「小型・軽量で、簡素な構造の機体に大出力エンジンを搭載」というものだった。
アメリカにもこれと似たコンセプトのF-104がある。
設計当時機体設計自体はドイツからの後退翼等のの情報により順調だったが肝心要エンジン開発はドイツでも開発途上でしかなく、イギリスやアメリカには劣っていた。
そんななかイギリスのロールスロイス社から設計者のミヤコンが招待された際、ビリヤードで勝った褒美と食料事情を解決したいイギリスの思惑もあり当時最高クラスのエンジン「ロールス・ロイス ニーン2」の購入許可を獲得、当時最高機密の一つであったタービンブレードの素材も工場視察中に靴底にくっつけることでサンプルを入手するなど周到なやり方により手に入れた。結果としてイギリスは世界最大の敵国に最強のエンジンと最強の機体を渡すことになってしまう・・・。
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。
- こいつがかなりの高速一撃離脱で敵を仕留めているところをみると屠龍37mmのようなスパークリングは適用されていないと思われる -- 2015-11-23 (月) 14:06:44
- 屠龍やコブラの37mmよりレートが高いし(150rpm→400rpm)弾道もそれなり(590m/s→690m/s)だから、仮に少々スパークリングしていたとしても平気なんじゃないの -- 2015-11-23 (月) 14:58:35
- エアブレーキ着いてのおかげで敵のローリングシザースで押し出されるの回避できてうれC -- 2016-01-06 (水) 21:53:27
- ジェット戦場の楽しさを教えてくれた機体。bisでどれくらい性能がよくなるのかはわからないけど、この子でも(今のところ)十分。 -- 2016-03-24 (木) 18:21:48
- 高空性能が良いとよく聞くけど、米英のライバルと比べてどう良いのか、教えてほしい。 -- 2016-03-25 (金) 18:41:28
- 忠実だと高高度では、F-86より速度が出てたらしい。ついでだがF-86と上昇力を比べると1分間に700m1時間だと5、6キロほど多く昇る -- 2016-04-24 (日) 20:39:49
- 史実ではセイバーは降下速度が、ミグは上昇速度がそれぞれ速くて、お互いその長所生かしたせいで撃墜も被撃墜もされないことが多かったらしい -- 2016-04-24 (日) 21:01:09
- 「敵の戦闘機(ミグorセイバー)を発見!」 セイバー「高度を下げて低空へ行くンゴ」 ミグ「高度を上げて釣り上げるンゴ」 結果:戦闘が始まらない ←マジな話 -- 2016-04-25 (月) 23:25:51
- しかしMig-15には致命的な問題があった…900km/hまでいくと操縦桿がピクリとも動かなくなる問題が…それに対してセイバーは補助が効いてるから900km/hでも曲がれるんや… -- 2016-04-26 (火) 06:37:52
- セイバーはGスーツと操縦系統の油圧補助機構があったから高速域でも動けた。さらに測距レーダーとジャイロ照準器で高精度な見越し射撃が出来た。一方ミグにはそんなもの付いてなかった(悲しみ) -- 2016-04-26 (火) 11:37:28
- つまりはWT内に置いては同等以上ってことだな -- 2016-04-26 (火) 20:36:29
- つまりはWT内に置いては同等以上ってことだな -- 2016-04-26 (火) 20:36:29
- まぁ実際このゲームでもミグよりセイバーの方が強いしね -- 2016-04-26 (火) 20:38:29
- 阻止攻撃と電子妨害で北朝鮮側のレーダーを封殺できたのも大きかった 純粋な空戦でも楽に勝てると勘違いし痛い目みたのがベトナム戦争ってやつだ -- 2016-10-07 (金) 20:31:24
- 忠実だと高高度では、F-86より速度が出てたらしい。ついでだがF-86と上昇力を比べると1分間に700m1時間だと5、6キロほど多く昇る -- 2016-04-24 (日) 20:39:49
- セイバー乗りだったけどセイバー乗ってんのが馬鹿らしい位強い -- 2016-06-28 (火) 00:34:59
- なんかこのゲームはアナログ過ぎて(まぁシステム上仕方ない気がするが)西側の機体とかMBTの強みが生かせてないと思うのよねぇ… -- 2016-06-28 (火) 01:16:32
- 上昇力ありすぎでしょ…上空5000m速度700弱で飛んでるセイバーに高度2000から普通に追いつかれた… -- 2016-07-10 (日) 23:53:32
- 追いつかれた? 追いつけたんじゃないの? -- 2016-10-25 (火) 21:25:21
- こいつで初めてBR9の戦場に行ったが、敵も戦後ジェットだから早すぎて全然当たらねぇ。撃墜できるコツとかあったら教えてくれ。 -- AB 2016-12-29 (木) 19:09:32
- 何の為の大口径だ!それにABなら昇りも下りもクソ速ぇじゃねえか。それで喰らいつくか敵進路上にバラ撒きゃほぼ落ちるだろ -- 2016-12-29 (木) 19:20:21
- やっぱり撃ちまくるしかないか。買ったばかりだから文字通りバラけて当たらないんだよなぁ。俺がnoobなだけだが。とりあえず返信サンクス -- 木? 2016-12-29 (木) 19:30:15
- 何の為の大口径だ!それにABなら昇りも下りもクソ速ぇじゃねえか。それで喰らいつくか敵進路上にバラ撒きゃほぼ落ちるだろ -- 2016-12-29 (木) 19:20:21
- Mig15 bisとどれくらい性能が違うのかって、Mig-9とMig-9/Lと似た感じだねえ。 -- 2017-01-17 (火) 14:21:58
- みんなMiG強いって言うけどたまたま相手が下手くそだっただけでしょ。 -- 2017-02-05 (日) 13:07:44
- 強いのはbis -- 2017-02-05 (日) 13:41:43