OTOMATIC

Last-modified: 2024-02-23 (金) 15:39:28

イタリア RankVII 自走式対空砲 OTOMATIC オトマティック対空砲

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小ネタ

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通常3Dオブジェクトはモジュールと干渉するため砲身に貼り付けることが不可能だが本車は砲身カバーがモジュールとは別判定なため様々なものが取り付けられる。

概要

1.85で実装されたイタリアの自走式対空砲。対空砲としては破格の76.2mm砲が特徴(元が艦砲ということもあるだろうが)。
実装当初はBRが9.3であったが徐々に上がりVer1.97でついに11.3まで登り詰めた。

車両情報(v2.9.0)

必要経費

必要研究値(RP)390,000
車両購入費(SL)1,060,000
乗員訓練費(SL)300,000
エキスパート化(SL)1,060,000
エース化(GE)2,100
エース化無料(RP)1,140,000
バックアップ(GE)***
護符(GE)2,900

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング11.3 /11.3 / 11.3
RP倍率2.38
SL倍率1.0 / 1.7 / 2.0
最大修理費(SL)6,980⇒10,386 / 6,790⇒10,103 / 4,640⇒6,904

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)61.6⇒121.9 / 41.6⇒70.0
俯角/仰角(°)-5/60
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
0.63⇒0.5
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
50 / 30 / 25
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
25 / 25 / 25
重量(t)46.0
エンジン出力(hp)1,179⇒1,584 / 734⇒830
2,000rpm
最高速度(km/h)71 / 66
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -*** / *** ~ -***
視界(%)207
乗員数(人)4

武装

名称搭載数弾薬数弾薬費
(SL)
主砲76mm OTO Breda Cannone da 76/62190**

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
76 mm
OTO Breda Cannone da 76/62
76/62
SAPOM
SAPHEI6.350.6624910605850453530
76/62
APFSDS
APFSDS2.18-1580311308301291281271
76/62
HE-MOM
HE-VT6.30.9691291014

車両改良

解説ページを開く

Tier名称開発費(RP)購入費(SL)
I履帯20,000***
修理キット
砲塔駆動機構
IIサスペンション17,000***
ブレーキシステム
手動消火器
火砲調整
IIIフィルター15,000***
救急セット
昇降機構
スモーク
IV変速機******
エンジン
砲撃支援
APFSDS
laser rangefinder

カモフラージュ

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△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前車両SIDAM 25 Mistral
次車両
 
 

解説

特徴

 

【火力】
対空戦車であるにも関わらずAPFSDSが使える。至近で300mm以上の貫通力を誇るので対戦車車両としても有効。
ただしあくまでも76.2mm砲なので加害力では他の同格やBRの近い戦車には劣るので発射速度の速さと弱点狙撃で補うことが重要。
また、APFSDSは12発しか搭載できないので、調子に乗ってバカスカ撃っているとすぐ弾切れになる。この点にも注意が必要だ。
一次弾薬庫は28発、この砲の装填は0.5秒であるため14秒で撃ち切ってしまう。 一次弾薬庫を全て使い切ってしまった場合、二次弾薬庫からの直接装填はできず、二次弾薬庫→一次弾薬庫→砲 と1段階多いので時間がかかる。二次弾薬庫から一次弾薬庫への揚弾も早くはないので撃ち過ぎには注意されたし。敵味方識別装置を使用可能。

SBでは照準器と砲の位置が上下にそこそこズレているため近距離だと着弾点にだいぶ差が出る。テストドライブで試して感覚を掴もう。

 

【防御】
対空戦車の常だがBR比で言えばはっきり言って頼れない。反撃を受けそうなら隠れること。
特に砲塔は全周25mmで構成されている。全面は傾斜がかかっていて30mm以上になっているが側背面はほぼ垂直でM2ブローニングにすら抜かれるので注意。
ただし通常の戦車砲弾に砲塔を前から抜かれた場合、大きい砲閉鎖機とレーダー操作機器によってダメージを吸収し、乗員にダメージが入ることは少ない。しかし側面から撃たれた場合は弾薬へと吸い込まれ誘爆は必至である。

 

【機動性】
機動性は車体流用元のOF-40 Mk.2aとデータシート上ではそこまで変わらない。
砲塔が大きくなり相当重量が増加したように見えるが、代わりに空間装甲等が無くなっているので車重はほぼ変わらず3トン増加したのみの46トンである。エンジンは据え置き。
機動力系改修が終われば快適に陣地転換から裏取りまでこなせるだろう。

 

史実

イタリアの兵器メーカー「オート・メラーラ」社が1980年代後半に自社で開発した自走対空砲。
最大の特徴は見てわかる通り62口径76mmという堂々たる主砲である。
同じオートメラーラが開発したSIDAM自走対空砲の後継として、より長射程・高攻撃力を求めた結果、採用されたのは自社の艦載用76mm砲だった。
艦載用としては大ベストセラーのこの砲は、ヨーロッパ・アメリカ・日本など西側海軍に売れまくった。
もともと速射砲であり分間85発(発射速度を引き上げたスーパーラピッド砲では120発)という発射速度を実現している。

 

この砲を、やはり自社開発のパルマリア自走榴弾砲の車体(元を正せばこれもOF-40の車体の流用)に搭載した。
もちろん追跡・捜索レーダーと射撃統制システムも搭載し、対空砲だがAPFSDSを搭載し限定的ながら対装甲目標能力も備えた。
砲の最大射程は16km、有効射高は高度6000mとされた。(実際には有効射程は6km程度であったとされる)

 

このように、カタログスペック上ではきわめて有力で戦闘力の高い車両になった。
しかし――

小ネタ

これが全く売れなかった。

艦載砲を搭載した戦車があったら強力に違いない。そんな単純な発想で作られたオトマティック対空砲だったのだが、一言でいえばミサイルより射程が短いのに価格が高かったのである。
戦車と艦隊防御が必要な軍艦に搭載する砲ではそもそも需要が違ったのだ。そこを見誤った結果、オトマティック対空砲は一台も売れることなく歴史の闇に消えた。

その後もオートメラーラは諦め悪く改修を施し続け、レーダーを一つにしたり装甲を薄くしたりして装輪装甲車でも積めるレベルまでシステムを軽量化――したがこれもやっぱり売れなかった。さらにコストを省いたりいろいろやって、やっとチェンタウロ装輪戦闘車の車体と組み合わせた対空戦車バージョン「チェンタウロ・ドラコ」としてイタリア軍に採用された。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

インターネット百科事典ウィキペディア(英)

 

ニコニコ大百科

 

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*1 爆薬量はTNT換算
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