ソ連 RankV 駆逐戦車 Object 268
概要
Ver 1.69にて実装されたソ連ランクⅤ駆逐戦車
車両情報(v1.69)
必要経費
必要研究値(RP) | 160,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 270,000 |
乗員訓練費(SL) | 78,000 |
エキスパート化(SL) | 270,000 |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 50 |
護符(GE) | 2,000 |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 7.3 / 7.0 / 7.0 |
RP倍率 | 2.02 |
SL倍率 | 1.2 / 1.5 / 1.8 |
最大修理費(SL) | 3380⇒5609 / 4380⇒4670 / 5310⇒6628 |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 4.8⇒13.1 / 4.8⇒7.5 |
俯角/仰角(°) | -5/15 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 22.3⇒17.1 |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 120 / 80 / 60 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 187 / 100 / 50 |
重量(t) | 50.0 |
エンジン出力(hp) | 1065⇒1312 / 663⇒750 |
2,100rpm | |
最高速度(km/h) | 55 / 50 |
実測前進~後退速度(km/h) | 45 ~ -10 / 34 ~ -9 |
最大登坂能力(°) | 40⇒*** / 40⇒*** |
視界(%) | 92 |
乗員数(人) | 4 |
武装
名称 | 搭載弾薬数 | |
---|---|---|
主砲 | 152 mm M-64 cannon | 35 |
機銃 | 14.5 mm KPVT machine gun | 500 |
弾薬*1
名称 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (g) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | 購入 費用 (SL) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
OF-540 | HE | 44.0 | 5900 | 750 | 49 | - | |||||
BR-540B | APHEBC | 49.0 | 660 | 760 | 233 | 230 | 220 | 208 | 197 | 186 | - |
BP-540 | HEAT | 28.0 | 3840 | 770 | 250 | 280 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | 33000 | *** |
修理キット | |||
砲塔駆動機構 | |||
II | サスペンション | 28000 | 12000 |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | |||
火砲調整 | |||
III | フィルター | 25000 | 10000 |
救急セット | |||
昇降機構 | |||
BP-540 | |||
Smoke grenade | |||
IV | 変速機 | 54000 | *** |
エンジン | |||
距離測定器 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
【火力】
主砲は前車体のSU-122-54に搭載されている122mm D-49から変わって、KV-2の主砲と同口径長砲身の152mm M-64になっている。この砲は152mmという大口径にも関わらず、49㎏の砲弾を750m/sの初速で撃ち出すことができる。APHEBCは炸薬量が122mm砲から約3倍になっており、貫通すれば相手に甚大なダメージを与えることができるだろう。
しかし開発を進めれば使うことができるHEATもISU-152から据え置きであり、APHEBCも含めかなり同格に対しては貫通力不足に見える。だがこのAPHEBCは砲弾重量が大きく傾斜装甲に強い。スペックよりはるかに頼もしくT-64Aの車体正面複合装甲を射貫できるほどなので、貫通力不足で困ることはないだろう。近距離ではTiger2の車体正面を貫通できる。
HEATを使っても抜けない相手に対してはかなり威力の高いHEを使い天板や弱点を狙うのも有効だろう。装填速度は分離装薬の152mmにしては早い22.3秒でありエキスパート化すればそこまで遅く感じることはないだろう。ただし弾数が35発で少なめであり、弾切れになりかねない。撃ちすぎないようにしよう。まあ弾が切れる前にやられるが。俯角は5度まで取れるのでほかのソ連戦車に比べ、少しは地形に対応しやすくなった。砲旋回は遅めなため偏差射撃の際は相手の動きを予測して、先にエイムを置いておく必要があるだろう。
【車載機関銃】
SU-122-54と同じ14.5mm KPVT重機関銃を上部に装備している。同軸機銃はない。レンジファインダーのある左側以外は全周で射撃可能であり、駆逐戦車にしては高い対空能力を有している。
【防御】
車体はT-10Mのものを流用している。戦闘室はソ連戦車らしい傾斜装甲がみられる。しかし車体ほど傾斜はかかっていないので昼飯をとると実装甲が減り容易に貫通される。昼飯を避け正面を向いていればAPDS以外のすべての運動エネルギー弾を弾くことができるだろう。しかし車体下部はTigerⅡの車体上面ほどの実装甲しかないためT-10M、Maus、M103の通常弾に貫通を許しかねない。また砲身付け根左右には187mm垂直装甲分しかない弱点があり、格下にも抜かれかねないため車体を左右に小刻みに振るなどしてカバーしよう。同格のHEAT-FSには軽く貫通されるので、戦後戦車には十分注意し先制攻撃できるようにしよう。
【機動性】
出力重量比は20hp/tと比較的高く、機動力は駆逐戦車の中でも高い。前進速度は40㎞/h弱出るので陣地転換に困ることはないだろう。さすがT-10Mの車体である。後退は10㎞/hほどなので飛び出し打ちは厳しい。また超信地旋回は遅いが信地旋回は速い。超信地旋回は不可能な上、信地旋回は遅い。ただし勢いをつけてギアが2-3速の状態で旋回すれば素早く回頭出来るので有効に使おう。しかし固定砲塔に変わりはないので、側面、背面に回られないようにしよう。
【車内レイアウト】
劣悪である。152mmという大口径の砲を搭載しているため弾薬が大きい。また戦闘室の後部には隙間なく弾薬が並べられており、正面上部をHEATや大口径砲弾が貫通すれば誘爆は確実である。また車体下部を貫通されれば戦闘室まで遮るものがなく、乗員が一度に全員気絶することも珍しくない。車内の体積の大きさで一撃死は免れても生存性が高い車両ではないので、防御力欄で述べた弱点をさらさない立ち回りを心がけよう。
【まとめ】
耐弾性はSU-122-54から上がっているが、敵の砲弾の貫通力が高く相対的に抜かれやすくなっている。しかしBRが7.3と下がったことでIS-3やIS-6などの強車両と組み合わせやすくなり、格下の多いBRトップマッチに当たりやすくなった。HEAT系の砲弾を持つ車両に注意すれば、格下からは弱点を抜かれずに強力な大口径砲を振るうことが出来る前線の押し上げ役となることが出来る。車体の弱点を熟知し高い機動力と砲の破壊力を生かせれば、革命的大口径砲で敵を粉砕することができるだろう。
史実
Object268は1952年の夏、ソ連のレニングラードにあるキロフ戦車工場にて、ジョセフ・コーチン技師の監督のもと開発が始まった。T-10Mをもとに設計され試作車両は1956年に完成し性能試験は通過したものの量産には至らなかった。
小ネタ
この巨大すぎる砲と戦車を作ったキロフ戦車工場は、冷戦期にアメリカのアトミック・キャノンに対抗するため、ソ連の核砲弾を打ち出すために制作された『406mm自走砲 2A3コンデンサトール2P』を設計した所でもある。
Object 268自体にはあまり関係ないかもしれないが...
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
- ページの編集要望等ありましたら編集会議のコメント欄をご利用ください。