RCV (P)

Last-modified: 2025-12-01 (月) 00:13:02

日本 RankVII 軽戦車 CTWV RCV / 共通戦術装輪車 偵察戦闘型/25式偵察警戒車 試作車

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概要

Update 2.39 "Dance of Dragons"にて部隊兵器として追加された、日本ランクVII軽戦車。将来的に2025年に制式化される予定のされた共通戦術装輪車偵察戦闘型(RCV型)もとい25式偵察警戒車の試作車両である。
車長サイトの上下は“レーダー/赤外線捜索追尾システムの偵察をオン/オフ”で行える。

車両情報(v2.39.0.27)

必要経費

必要研究値(クランRP)520,000
車両購入費(SL)750,000
車両購入費(GE)7,600
乗員訓練費(SL)200,000
エキスパート化(SL)710,000
エース化(GE)2,100
エース化無料(RP)1,080,000
バックアップ(GE)60
護符(GE)2,800

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング9.7 / 9.7 / 9.7
RP倍率2.32
SL倍率1.4 / 1.7 / 2.0
最大修理費(SL)3,434⇒5,810 / 3,288⇒5,563 / 4,382⇒7,414

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)**.*⇒**.* / **.*⇒**.*
俯角/仰角(°)-10/45
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
13.0⇒10.0
スタビライザー/維持速度(km/h)二軸 / 111
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
40 / 35 / 20
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
20 / 30 / 15
重量(t)26.0
エンジン出力(hp)883⇒1088 / 504⇒570
2,100rpm
最高速度(km/h)111 / 100
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -*** / *** ~ -***
視界(%)112
乗員数(人)5
 

レーダー

車両用レーダー解説ページを開く

分類有無距離
(km)
索敵レーダー-
追跡レーダー-
光学索敵センサ-
光学追跡センサ**
敵味方識別装置-

光学装置

倍率暗視装置種類世代
車長4.0x-13.3x熱線第三世代
砲手4.0x-13.3x熱線第三世代
操縦手1.0x熱線第一世代

武装

名称搭載数弾薬数弾薬費
(SL)
主砲30mm ブッシュマスター2 Mk.44機関砲1360220
機銃7.62mm Mk.52 機関銃12,000-

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称ベルト名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
30 mm
Bushmaster 2 Mk.44
既定APDS0.19-1,480878681757065
MK266HEF-T0.3654.41,080986533
MK258APFSDS0.17-1,4301141131081039791
 

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要量(RP)購入費(SL)購入費(GE)
Iタイヤ11,00017,000380
修理キット3,300
砲塔駆動機構11,000
Mk266
IIサスペンション7,30011,000250
ブレーキシステム
手動消火器2,200
LWS/LR7,300
航空攻撃
NVD(暗視装置)
IIIフィルター11,00017,000380
救急セット
昇降機構
強化照準器
Mk258
IV変速機15,00023,000520
エンジン
発煙弾
砲撃支援
偵察型UAV

カモフラージュ

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規定
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

解説

特徴

共通戦術装輪車の偵察戦闘型試作車。16式譲りの高い路上機動性と第三世代熱線映像装置による索敵力、そして車体後部に取り付けられた伸縮可能なピコピコハンマー監視マストを活かした圧倒的な偵察能力が特徴。
ちなみに、よく誤解されるが、2024年8月に24式として制式化されたのは共通戦術装輪車の3タイプのうち歩兵戦闘車型と機動迫撃砲型で、現在ゲーム内に実装されている偵察戦闘型は量産車でもまだ制式化されていない(=〇〇式という名称を持たない)ことに注意が必要だ。2025年に25式偵察警戒車として制式化された新進気鋭の超最新車両。

 

【火力】
主武装に30mmブッシュマスター機関砲を装備する。貫通力はAPDSで最大87mm、開発弾のAPFSDSでも最大116mmとBR的に貫通力が不足している上ファイアレートは高くなく、ATGMもないため単純な火力ではBR9.0の87式RCVや89式と同等かそれ以下である。
戦車相手には当然正面からでは通用しないので、撃破するためには側面か背面を狙う必要がある。軽車両相手ならばおおよそ貫通可能ではあるものの、後述する防御力を考慮すると積極的に戦闘に参加するのは控え、後方や側方から支援を行うのが無難である。
また、本車には光学追跡センサが装備されている。敵航空機を照準器から直接ロックオンすることで、照準器内にリードアングルが表示される。このリードアングルは遠距離でも案外誤差が少なく、単純な軌道で飛ぶ航空機には比較的簡単に命中させることができる。特に対地攻撃を行うヘリ相手には、相手に探知されない光学式の利点も組み合わさって効果的に攻撃できるため、これらを駆使して味方の支援を行っていくとよい。

偵察

そして本車最大の特徴は、なんといってもその圧倒的な偵察能力にある。
車長用サイトで丘陵の裏などに隠れて索敵を行う場合、ほとんどの車両は基本多かれ少なかれ車体や砲塔を晒さなければ視界が確保できない。しかしながら本車には車体後方に監視マストが装備されており、これを伸長すると車長用サイトが丸ごと上昇するため車体や砲塔を全く晒すことなく遠くまで視界を確保できる。さらに光学系には車長、砲手ともに第三世代サーマルが装備されているほか、偵察用UAVまで持っていたりと偵察能力はゲーム内車両随一といえる。これらを上手く活かして運用すると、「遮蔽裏で攻撃されることなく偵察・索敵を行い味方を支援、油断して側背面を晒している敵や接近するヘリを発見したらこっそり飛び出して機関砲で撃破、監視マストで視界の届かない敵にはUAVでマーキング」という、一方的な偵察戦闘が行える。また実車の運用通り、16式機動戦闘車などと分隊を組み連携運用すると、同じ足回りを活かして共に展開し、本車で発見した敵を共有して僚車が撃破。あるいは本車が敵地に潜入して隠れながら偵察、後方に展開する僚車に情報を伝達して殲滅といった非常にロマンのある戦術運用が可能である。
このように純粋な火力だけでなく偵察力、機動力まで加味した本車のポテンシャルはかなり大きい。

 

【防御】
車体に配された装甲はお世辞にも豪華とは言えない。大概の車載機銃等は防げるが、機関砲以上の車両相手には厳しい。貫通力のある砲弾を持つ軽車両も増えるBR帯なことも加味して、やはり撃たれない立ち回りが求められる。一方で、本車は日本ツリーの車両で初めてスポールライナーが実装されている(効果はイマイチわかりにくいが)。装甲の耐弾性こそ低いものの、5名の乗員の優秀な配置も相まって、被弾後の生存性は比較的高く、無線や偵察用装備のモジュールで砲弾を受け止め、乗員に被害が及ばないなんてこともある。よって試合における本車の役割を考慮すれば、必要にして十分な生存性は確保されている。

...と言いたい所なのだが、本車は砲撃支援にめっぽう弱く、数m程度の至近弾で即死することがよくある。たかが砲撃支援とギリギリまで偵察しているとあっさり死ぬこともあるため、砲撃支援の警告が表示された時は素早く退避することを心がけたい。

 

【機動性】
前述の通り16式と殆ど同じ車体を有しており、走行性能についても全く同じか若干16式より優れる程度である為、詳細については16式機動戦闘車のページを参照されたい。

 

史実

格納

この車両は共通戦術装輪車の偵察戦闘型、その試作車である。
共通戦術装輪車とは、16式機動戦闘車と同等の機動力を有し行動を共にできるよう同車の車体をベースとしてファミリー化された車両群であり、偵察戦闘型(RCV)、歩兵戦闘型(ICV)、機動迫撃砲型(MMCV)の三種がある。
ICV、MMCV型は先行してそれぞれ、24式装輪装甲戦闘車、24式機動120mm迫撃砲として部隊使用承認を受けているが、当初RCV型の名称は明らかになっていなかった。2025年2月に公開された『令和7年度装備品等(火器車両関連)に係る各種契約希望募集要項』では、RCV型は「24式装輪装甲戦闘車(偵察戦闘型)」へと長すぎる名称に変わり、同年6月の令和7年度富士総合火力演習にて、「25式偵察警戒車」と新たに呼称された。恐らくこの名称で部隊使用承認を受けると思われる。
主武装にICV型と同じMk 44 Bushmaster II 30mm機関砲を装備し、偵察装置や衛星通信アンテナなどの偵察用装備を追加したものになっている。

小ネタ

ゲーム内最新配備車両?

史実欄にもある通り共通戦術装輪車の3種のうち現状部隊使用承認されているのはICV型とMMCV型のみで、本車はまだ部隊使用承認はされていないため今でもゲーム内最新配備車両はLeopard 2 PLのままとなっている。

ただしChallenger 3 TDとは違い2025年度から部隊使用承認されると考えられているため、いずれ本車がゲーム内最新配備車両の座を手にすると思われる。

監視マストについて

現在ゲーム内において本車の監視マストは1段のみ伸長可能となっているが、実装時点の本車は制式化および部隊使用承認が行われる前で、詳細な性能については判明していなかった。そのため、本作におけるこの監視マストについても、現在の伸長長さはあくまで予測である。つまるところ、将来的に実車でマストの伸長が公開された場合、その長さによってはゲームの本車にも変更が加えられる可能性がある。
ちなみにReddit内では、本車の監視マストについてこんな予想イメージが公開された。
後に監視マストを展張した実車画像が公開された訳だが……流石に予想画像ほど長くはなかったが、それに次ぐレベルの長さであり、ゲーム内以上の伸長長さだったことが判明。しかもこれが最大の伸長状態かは不明なので、もしかしたら本当に予想画像レベルで伸長できる可能性も少なからずあると言える……
もしもゲーム中の本車もこのレベルの長さになった場合、今でさえ有り余る偵察能力が更に強化されることになるかもしれない、と期待されていた訳である。
今後に期待である。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

【注意事項】

  • 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
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*1 爆薬量はTNT換算