イギリス RankIII 重戦車 TOG II


フル改修時の姿。車体副砲(煙幕弾のみ)と車体側面機銃用スポンソン(機銃は見た目のみ)が追加される。

概要
TOOOOOOOG!!!
War Thunder11周年記念イベント「Dreams Come True」の報酬として追加された、紅茶香る国イギリスの趣深い超重戦車。誰もが振り向くロングボディはありとあらゆる攻撃を優しく受け止め、7秒間隔で発射される94mm砲は同BRのほぼすべての戦車を真正面から破壊できる破格の主砲。その代償として失った速度もまた美しい車両である。
車両情報(v2.**)
必要経費
| 必要研究値(RP) | *** |
|---|---|
| 車両購入費(SL) | *** |
| 乗員訓練費(SL) | 10,000 |
| エキスパート化(SL) | 250,000 |
| エース化(GE) | 630 |
| エース化無料(RP) | 870,000 |
| バックアップ(GE) | 60 |
| デカール枠解放(RP) | 110,000 |
BR・報酬・修理
| 項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
|---|---|
| バトルレーティング | 5.3 / 5.3 / 5.3 |
| RP倍率 | 1.6 (+100%) |
| SL倍率 | 1x2.0 / 1.55x2.0 / 1.7x2.0 |
| 最大修理費(SL) | ***⇒1,595 / ***⇒1,768 / ***⇒2,443 |
車両性能
| 項目 | 数値 |
|---|---|
| 【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
| 砲塔旋回速度(°/s) | 26.7⇒52.8 / 19.6⇒33.0 |
| 俯角/仰角(°) | -10/20 |
| リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 7.8⇒6.0 |
| スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し |
| 車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 101 / 76 / 19 |
| 砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 127 / 89 / 89 |
| 重量(t) | 72.5 |
| エンジン出力(hp) | 775⇒954 / 531⇒600 |
| 2,200rpm | |
| 最高速度(km/h) | 15 / 14 |
| 実測前進~後退速度(km/h) | 15 ~ -15 / 14 ~ -14 |
| 視界(%) | 119 |
| 乗員数(人) | 8 |
レーダー
なし
光学装置
| 倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | |
|---|---|---|---|---|
| IR投光器 | - | 無 | - | - |
| 砲手 | 3.0x-6.0x | 無 | - | - |
| 操縦手 | 1.0x | 無 | - | - |
武装
| 名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
|---|---|---|---|---|
| 主砲 | 28pdr OQF (94 mm) | 1 | 68 | - |
| 副砲 | 76 mm OQF 3-inch Howitzer Mk I | 1 | 45 | - |
| 機銃 | 7.92 mm BESA machine gun | 1 | 4950 | - |
弾薬*1
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
(weapon_dummyを武装ページ名に置き換えてください)
車両改良
| Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
|---|---|---|---|---|
| I | 履帯 | - | - | - |
| 修理キット | ||||
| TOG II GWP | ||||
| 砲塔駆動機構 | ||||
| II | サスペンション | - | - | - |
| ブレーキシステム | ||||
| 手動消火器 | ||||
| 砲火調整 | ||||
| III | フィルター | - | - | - |
| 救急セット | ||||
| 昇降機構 | ||||
| IV | 変速機 | - | - | - |
| エンジン | ||||
カモフラージュ
| 既定 | |
|---|---|
| [添付] | |
| 条件 | - |
| 説明 | 標準カモフラージュ |
| ベーシック砂漠用迷彩 | |
| [添付] | |
| 条件 | 170Points/200GE |
| 説明 | ベーシック砂漠用迷彩、ライトストーン |
| シチリア迷彩 | |
| [添付] | |
| 条件 | 200GE |
| 説明 | シチリアのコンバット作戦で使用された迷彩。ライトマッド/ブルーブラック |
| 三色「分裂」パターン | |
| [添付] | |
| 条件 | 200GE |
| 説明 | 三色「分裂」迷彩パターン、サンド/チャコール/ホワイト |
| 北アフリカ二色迷彩 | |
| [添付] | |
| 条件 | 200GE |
| 説明 | 北アフリカ砂漠用迷彩、1942年、ライトグリーン/ダークグリーン |
| 北アフリカ三色迷彩 | |
| [添付] | |
| 条件 | 200GE |
| 説明 | 北アフリカ砂漠用迷彩、1941年、ライトストーン/スレートグレー/ライトグレー |
| 「エル・アラメイン」迷彩 | |
| [添付] | |
| 条件 | 200GE |
| 説明 | エル・アラメイン戦闘中に使用された戦車迷彩パターン。ライトストーン/スレートグレー |
| ヨーロッパ迷彩 | |
| [添付] | |
| 条件 | 200GE |
| 説明 | ヨーロッパ迷彩、1940年、ダークグリーン/カーキグリーン |
| 冬季迷彩 | |
| [添付] | |
| 条件 | 350Points/200GE |
| 説明 | 標準的な冬季迷彩 |
| 単色冬季迷彩 | |
| [添付] | |
| 条件 | 200GE |
| 説明 | 標準単色冬季迷彩 |
研究ツリー
解説
特徴
--加筆求む--
LOOOOOOOOOOONG!!!英国が生み出した戦車TOGⅡが遂に11周年のイベント報酬車両として戦場に降臨。英国らしい一癖二癖ある性能と長すぎる特徴的なシルエットは英国面に取り憑かれた戦車兵紳士たちを虜にするだろう。
【火力】
主砲は28ポンド砲(94mm)であり、主砲だけでいえばQF 3.7 Ramと同じ砲である。
口径の割に装填速度は速く、貫通力は直近200mmと高いが傾斜に対しては近い貫通力のIS-2等の122mm砲と比べると低い。威力も口径が大きいのでそれなりにあるものの、炸薬は無いのでイギリス戦車らしく弱点狙撃が必須となる。また、最高速度が遅すぎる故に平地では擬似的なスタビライザーのような感じでブレない。俯角は-10°と良好だが背面は一気に取れなくなる上、巨体ゆえに車高が極端に小さい車両に張り付かれると何もできなくなるので要注意。
また、砲塔旋回がかなり早く、真後ろから撃たれても軽微なら反撃できるぐらいには早い。
尚、改修装備を使用すると車体正面にChurchill Mk.I
のような副砲が出てくるが使用砲弾が煙幕弾のみの為、攻撃性能は皆無。どちらかと言うと相手の目潰しや味方の進軍の手伝いに使うぐらいである。
【防御】
それなりの装甲は持っているものの、後述する問題がある為、生存能力は思っているよりも悪い。
正面こそ101.6mmあり左右及び中央部は傾斜を含めれば120mm前後と言ったところ。車体正面の中央上部は垂直の101.6mm装甲の為、可能な限りは豚飯を使用して接敵したい所。側面は全身76.2mmとそれなりに硬く、適正な豚飯をすれば弾いてくれる。背面はかなり薄く、傾斜含めても50mm程と貧弱だが後述する問題点を考慮するとIS-2のように背面を向けて進軍した方が生存性は高い可能性がある。
砲塔はChallengerの砲塔を正面は20mm程、側背面は40mm程強化したものである。
全体的に角度を付けていれば140mm程の貫通力の砲なら結構弾いてくれるが、垂直部分がいくつか存在するので過信はできない。重戦車の宿命ではあるのだが、ミドル・ボトムマッチが多い本車はその防御力をいまいち発揮できず、敵としてマッチしやすいドイツの長砲身75mmにはかなり弱い。
さて、この車両の問題点はなんぞやという所だが、それは搭乗員及びモジュールの配置である。搭乗員は8名と非常に多いのだが、巨体の割に搭乗員が思っている以上に密集している為、炸薬入りの砲弾を受けた場合の被害は甚大と言っても良い。
また、モジュール配置だが弾薬庫が砲塔下部を中心にコの字型で縦置きで配置されている生存性を考慮されてないような配置をされている。これにより、たとえ搭乗員が耐えたとしても弾薬庫を刺激して吹っ飛ぶ可能性があるという悲しい配置をしている。車体を隠したとしても、砲塔の砲身より下部分に75mmクラスの炸薬入りの砲弾が貫通を許すと、かなりの確率で誘爆してしまう。可能な限り減らしても砲塔真下の横置きの弾薬庫は消せないので、炸薬入りの戦車を相手する場合は特に注意が必要である。
ランクⅠ改造に位置し、プレミアム車両のため入手時から取り付けられている。車体正面の副砲と、車体側面前部の両側に機銃用のスポンソンが追加される改造であり、副砲の76.2mm砲で発射可能なのは発煙弾のみで、両側の機銃は発射できない。このように概要だけ見れば攻撃用(?)の改造だが、なぜ防御の項目に特記したかというと、この装備によって追加される両側の機銃用スポンソンが明確な弱点になるからである。
まず、正面から見た場合、左右に大きく出っ張っているため、車体を隠してもスポンソンだけは見えているという状況が発生することが容易に想像できる。装甲厚も100mm未満のため、多くの敵に貫徹を許すこととなり得る。
またこのスポンソンの最大の難点は車体を傾けたときである。全体的に丸みを帯びた形状のため、昼飯・豚飯といった防御体勢をとってもどこかしらが実質装甲上の穴となることが避けられず、また傾けたことでいかにも狙ってくださいと言わんばかりに余計に目立つようになり、せっかくの戦術が台無しになること請け合いである。
このスポンソンが貫徹を許した場合、直接弾丸が当たるのは左右どちらかの機銃手(無線手)のみに留まるが、炸薬入りの弾なら砲塔内の乗員や、その下に配置されてる砲弾にも加害が加わることが多い。また、過圧判定のある砲弾の場合は、密集している乗員配置のせいで全滅がほぼ不可避という状態である。
以上から、どうしても発煙弾を使いたい、または見た目を重視したいという強いこだわりが無い限りは、極力取り外すことが推奨される改造と言える。なお、取り外したからといって、配置されていた機銃手まで降ろされるということはないので、何も無い壁に向かって座っているというシュールな絵面になるがその点は安心されたし。
【機動性】
ものすごく遅い。
最高速度14キロとT28、T95についでの鈍足であり、現場に移動するにも一苦労である。特に爆弾持ち航空機に狙われると狙いがズレない限りはまず逃げられないので、可能な限りは空爆されないような立ち回りも心がけたい。
また史実ではChurchillシリーズの十八番である急斜面の突破能力を持っていたとされている本車だが、このゲームではChurchill達と同じく残念ながら再現されておらず、逆にキツい傾斜に差し掛かると長い巨体が仇となり引っかかって登れない事がある。
しかし、後退速度は同じ14キロの為、撃って下がる動きは得意であり、それなりの速度で超信地旋回もできるので巨体の割に意外にも最高速度以外はそこそここなせる。
史実
TOGⅡは第二次世界大戦初期に試作された重戦車である。
1939年、イギリス軍の特殊車両開発委員会のアルバート・スターン卿は来たる世界大戦における理想的な戦車の概念を考案した。
彼は一次大戦中に菱形戦車を生み出した陸上軍艦委員会に所属していた経験から、
「西部戦線のような、前線に張り巡らされた塹壕を突破できる」戦車こそが戦場に相応しいと考えたのだ。
特殊車両開発委員会には彼をはじめかつての陸上軍艦委員会メンバーが集結し、新型重戦車開発がスタートした。
因みにこの特殊車両開発委員会はそのメンバーから「The Old Gang」(古い顔馴染み)と呼ばれ、彼らの戦車もこの名を冠することになった。
開発されたTOGⅡはその前に開発されたTOGⅠのテストを踏まえて車体形状を変更し、より強力なオードナンス28ポンド砲を搭載し、ガス・エレクトリック方式で駆動する戦車となった。
テストの結果、本車は正式採用され西部戦線で大活躍………しなかった。
計画が遅延する中*2、すでに始まっていた第二次世界大戦は
ドイツの始めた電撃戦が成功を収めてしまい、塹壕戦をコンセプトにした本車は時代遅れとなってしまったのだ。
他にも遅すぎる速度、81トンの重量など、さまざまな問題を抱えていた。
軍部の関心もチャーチル歩兵戦車のような新型戦車に移ってしまい本車もすぐに消えると思われたが、トーションバー式懸架装置を追加するなどの改良を重ねて1943年まで試験を続けられた。
最後まで実戦に参加することのなかった本車は現在、ボービントン戦車博物館で展示されている。
(Wikipedia 「TOG1」「TOG2」から一部引用)
小ネタ
その異様な車体形状からに各方面でたびたびネタにされる本車。概要や本文にある「TOOOOOOOOG!!」「LOOOOOOOOOONG!!」はその車体形状から生み出されたネタでお隣の惑星ことWargaming.net社のWorld of Tanksで使用されていた。隣の惑星で現在では廃止された全体チャットが存在していた当時はマッチングと同時に敵味方から「TOOOOOOOOG!!」「LOOOOOOOOOONG!!」のコメントが書き込まれたものである。
--加筆求む--
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
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