Vextra 105

Last-modified: 2025-12-12 (金) 18:03:11

フランス RankVI 軽戦車 Vextra 105, Véhicule d'EXpérimentation de TRAnsmission 105

War Thunder Screenshot 2024.06.01 - 02.30.43.78.jpg

概要

Update 2.37 "Seek & Destroy"にて追加された。
フランスのGIAT社が独自に開発した装甲車プラットフォームのVEXTRAにTML 105砲塔の改良型を搭載した車両である。
BRが9.7だった時代は360㎜貫通のAPFSDSで戦わなければならず、同格の105㎜装輪装甲車に対するアドバンテージがなかったたため向かい風気味だったが、新砲弾OFL 105 G2をもらって10.0に上がった現在この車両には追い風が吹いている。

車両情報(v2.35.0)

必要経費

必要研究値(RP)260,000
車両購入費(SL)710,000
乗員訓練費(SL)200,000
エキスパート化(SL)710,000
エース化(GE)2,100
エース化無料(RP)1,080,000
バックアップ(GE)60
護符(GE)2,800

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング10.0 / 10.0 / 10.0
RP倍率2.32
SL倍率1.4 / 1.7 / 2.2
最大修理費(SL)3,347⇒5,807 / 3,205⇒5,561 / 4,271⇒7,410

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)38.1⇒75.3 /23.8 ⇒40.0
俯角/仰角(°)-6.0/15.0
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
8.7⇒6.7
スタビライザー/維持速度(km/h)二軸 / 75.0
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
50 / 35 / 35
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
35 / 35 / 35
重量(t)28.0
エンジン出力(hp)1,085⇒1,336 / 619⇒700
2,600rpm
最高速度(km/h)134 / 120
実測前進~後退速度(km/h)*** ~ -*** / *** ~ -***
視界(%)150
乗員数(人)4
 

レーダー

光学装置

倍率暗視装置種類世代
IR投光器---
車長2.0x–8.0x赤外線-
砲手2.0x–10.0x熱線第二世代(800x600)
操縦手1.0x赤外線-

武装

名称搭載数弾薬数弾薬費
(SL)
主砲105 mm CN105 G2 cannon (FR)135-
機銃7.62 mm AA NF1 machine gun12000-

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(kg)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
105 mm
CN 105 G2
OCC 105 F3HEAT-FS5.651.021,120350
OE 105-60HE7.12.080025
O-FUM-PH-105 F3Smoke7.10.0058002.9
OFL 105 F1APFSDS3.8-1,400353352344335325315
OFL 105 G2APFSDS4.0-1,500445443432418404390
 
武装名ベルト名内訳初速
(m/s)
最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
7.62 mm
AA NF1
既定AP/T85313127320
 

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要量(RP)購入費(SL)購入費(GE)
I履帯9,10014,000350
修理キット2,700
砲塔駆動機構9,100
OFL 150 F1 (APFSDS)
NVD (暗視装置)
IIサスペンション8,50013,000320
ブレーキシステム
手動消火器2,600
砲火調整8,500
航空攻撃
O-FUM-PH-105 F3 (Smoke)
IIIフィルター11,00017,000420
救急セット
昇降機構
強化照準器
偵察型UAV
IV変速機11,00017,000420
エンジン
カモフラージュネット
発煙弾発射機
砲撃支援
OFL 105 G2 (APFSDS)
レーザー・レンジファインダー

カモフラージュ

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規定
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

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解説

特徴

【火力】
主兵装として105mm CN105 G2を搭載する。弾薬として、HEATFSは貫徹力350mmを有するOCC 105 F3、APFSDSは貫徹力352mmを有するOFL 105 F1と貫徹力443mmを有するOFL 105 G2、その他HEと発煙弾を運用可能である。
OFL 105 F1はAMX-10RCと同じ弾薬であり、貫徹力が不足している。戦闘においてはOFL 105 G2が主弾種となる。
砲手用サイトには第二世代FLIRが搭載されている。車長用サイトは夜間暗視装置のみであるため、同格軽戦車に比べると索敵能力はやや劣る。

 

【防御】
車体はアルミニウム合金製溶接構造である。砲塔側面と車体側面に外装として均質圧延装甲を装着している。主力戦車と比較しても車体寸法が大きく、均質圧延装甲の取付範囲も限定的なため被弾時の生存性は非常に低い。
似た性格を持つ16式機動戦闘車やB1 チェンタウロと比べて車高が高く、レーザー警報装置を持たないため、発見されやすくまた検知することができない。
一方、本車はカモフラージュネットを装備することができる。

 

【機動性】
改修後のエンジンは770馬力を発揮し、最高速度は前進120km/h、後退19km/hである。砲安定装置は75km/h以上で無効化されるため、高速機動下での射撃は制約を受ける。
装輪式車両であるため、路面状況や勾配による速度変動が顕著であり、装軌式車両と比較して制動力・旋回性能に劣る。運用に際しては、操縦技量および路面選択が戦術的効果に影響する。
前進速度に比べて後退速度が遅く、射撃後の迅速な陣地転換が必要な本車では欠点となる。装輪式のため転回にも時間がかかるため、離脱経路を意識して展開すべきである。

 

【総評】
装輪式戦闘車両として優れた火力を持つが、索敵能力はやや劣る。高速性は非常に高く、迅速な展開が可能である。
反面、後退速度が遅く防御性能も低いことから、敵に発見された場合離脱するのはかなり難しい。頻繁に陣地転換し敵に位置を探られない工夫が必要である。

史実

この車両は、GIAT社が開発した装甲車プラットフォームVEXTRA(Véhicule d'EXpérimentation de TRAnsmission)の一つである。
欧州輸出向けに開発されていたTML 105砲塔を改良して載せたのが本車。

TML 105砲塔からの改良点

・砲塔装甲の強化(STANAG 4569 level 4程度に)
・防盾の作り替え
・射撃統制システムSAVAN 15の搭載(砲手照準器の改良)
・車長用キューポラがちょっと高くなった
・安定化された車長サイトの設置
・砲塔旋回装置がコンピュータ制御の完全電動式に
・砲に二軸スタビ搭載

とあれやこれや改良を施した本車、UAEで試験が行われた。
走行試験の際HummerとTOYOTAの車が随伴したが、それらが見失うほどの速力を見せたようだ。その性能に対してUAEは興味を示し、BMP-3の砲塔を搭載した改造も提案されたが、結局製造されなかった(本車はフランスにもどった)。
こうして本車は姿を消していく。改良砲塔はAMX-10RCにも搭載されたそうだ。


参考資料
Vextra 105(1997)

VEXTRAの簡単な略歴

・VEXTRAの簡単な略歴(ざっくりと)
Vextraは1991年に告知されたフランスの装甲車配備計画VBM(既存の装甲車の旧式化に伴う代替)に興味を示したGIAT社が独自で開発した意欲作である。1992年に開発チームが発足し、1994年の7月のユーロサトリまでに公開できる試作車を作れと目標を与えられそれに合わせて開発が進んでいった。
1994年3月にはデモ走行が実施され、ユーロサトリでは25㎜Dragor砲塔を搭載した試作車が公開された。走行テストは1996年まで行われ良好な性能を出したようだ。
1996年にはモジュール性を利用して重武装する計画が実行され、最初はAMX-10RCのTK-105砲塔(ゲームにも実装されているもの)をそのまま搭載することが提案されたが、車体サイズに対してコンパクトすぎるとなってしまった。そこで、欧州輸出向けに作られたNATO共通の弾を撃つことができるTML 105砲塔を搭載したVextra 105が試作された。テストをしたら試験結果は良好だったようだが、開発チームはさらに改良を行った。それが本車である。

1996年Vextraはイギリスで検討車両のうちに入っていた(ほかにはCentauro,Piranha,Fuchsがいる)が、結局自国の装甲車の改良に資金を投じることとなり、売れなかった。1997年UAEでは改良型砲塔を搭載した105の試験にUAEが意欲を示したが、結局製造されることはなかった。

フランス軍はVextraへの興味を失っていたようだ(というよりもその前から興味を失っていた気がする)。その原因としては冷戦後の予算削減、1993年から始まった独仏共同開発にイギリスが増えたことによる要望の増加、企業が増えたことによる対立などが挙げられる。
1994年のユーロサトリまではまだこいつの未来も明るかったのかもしれない。ドイツのダイムラー・ベンツ社が試験していたEXF(Radkampfpanzer 90の車体)との折衷をしたモックアップもエンジン付きで作られていたし、独仏企業4社(Panhard、Mercedes-Benz、Krauss Maffei Wehrtechnik、GIAT Industries)の中で新型装甲車の展望も出来上がっていた。まだ明るかったのかもしれない。

本国では見向きもされず、輸出もできないVextraだったが、まだ開発は続けられていた。今度はルクレールと同じ火力を持たせようとしたのである。2000年以降、ルクレールから装甲を剥ぎ取った新型砲塔に120㎜の低反動砲を搭載したものが試作された。このときは自動装填装置と砲だけが動くものだったが、のちに光学装置を搭載しての試験も行われた。しかしこれが採用されることはなく、砲塔だけVBCIに持っていかれたようだ。VBCI 120 MGSだといわれている。ちなみに、VEXTRA POLEと呼ばれる120㎜砲搭載車だが、GIAT社内の部署間で移動を繰り返し、2011年ソミュール博物館に貸与された。2021年にはGIAT(NEXTER, KNDS FRANCE)社に戻って保管されている。

VEXTRA自体はGIAT社が製作した意欲作であり、試験結果も良好だった。しかしそれは採用されることはなく、その技術とノウハウはVBCIに持っていかれることとなった。

※VEXTRAが1990年代の装甲車開発の時流の流れに溺れていく様子はBoxer装甲車開発史を調べると理解が深まると思う(同時期なので)。


参考資料
Vextra105(1997)
Vextra POLE
Boxer and the British Army — An Illustrated History

VEXTRA Family(戦闘車両)

ここではVEXTRAの戦闘車向けの試作型を見ていこう

分別登場年月火砲特徴
Vextra
Dragor砲塔
1994/725mm M811海外の装甲兵員輸送車向けのアップグレードだったDragor25mm砲塔を搭載してユーロサトリで公開されたもの。この砲塔の改良型がVBCIにも搭載される
Vextra 105
TML砲塔
1997/3CN 105 G2スタビなし。その砲塔ではスタビを搭載していないという理由でスタビ搭載型に交換となったスウェーデンの課金車CV 90105 TMLと同じ砲塔
Vextra 105
(本車)
1997/10CN 105 G2TML砲塔を改良したもの。TMLより強化された砲手照準器、二軸スタビ、強化された砲塔が特徴。2軸スタビを搭載
Vextra
POLE(POrteur LEger)
2000s~120mm NATO Low Recoil Force Gunルクレールに匹敵する火力を持たせて重目標への有効な打撃を与えるものとして作られた。ルクレールの装甲を剥ぎ取ったものに光学装置をつけた改造砲塔がこれ。

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小ネタ

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外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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*1 爆薬量はTNT換算