収録拡張 | コスト | カード種別 | 効果 |
基本(第二版) | 3 | アクション | +1 カードを引く +1 アクション(※) このターンにあなたが初めて銀貨を使用したとき、+1 コイン。 |
※日本語版第二版の初回生産分は「+1カードを購入」になっているが誤記(ソース・交換対応はこちら)
概要
銀貨を使えば1金が出るキャントリップカード。
1金キャントリップとしては安価だが、同じく3コストの銀貨が無ければ何も生まないので、枚数のバランスが重要になる。
すぐに売り切れそうな場合や銀貨が後々邪魔になりそうな場合を除き、最初は銀貨を優先して買った方が安定する。
利用法
- デッキを引ききれるなら実質的に1金キャントリップとして扱える。
- 教師や誘導で+1カードトークンを乗せる対象としての適性が高い。コストが安いのでかき集めやすく、ドロー量を増やせば銀貨ヒットの確率が高まる。
- 納骨堂や薬草商など、銀貨を使い回せるカードと組み合わせると追加コインを得やすい。
詳細なルール
- 商人を複数枚(or複数回)使用した場合、最初の銀貨使用の際に、その枚数(or回数)分のコインが発生する。
- 一方、商人を1枚使用し、その後銀貨を複数枚(or複数回)使用しても、1コインしか発生しない。
- 商人の効果はすべて使用時効果である。
- 銀貨を使用した後に商人を使用しても、追加のコインは発生しない。
- 羨望によって得た嫉妬の効果は、商人の追加コイン発生効果に影響しない。
- 商人を使用したターン中に「銀貨使用時+1金」の処理が誘発するのは、「銀貨の使用後(=使用時効果がすべて処理された後)」である。
関連カード
3コストで1金キャントリップのカードはいくつか出ているが、いずれも1金が条件付きか、デメリット効果を持つ。
拡張 | 名前 | 関連 |
異郷 | オアシス | ドロー後に手札1枚を捨てる。 |
冒険 | 隊商の護衛(■) | 次のターン開始時に1金出るキャントリップ。 他のプレイヤーがアタックカードを使用した際に使用することもできる。 |
帝国 | 戦車競走 | ドローするカードを左隣のプレイヤーと比べ、コストが完全に上回っていれば+1金と+1勝利点トークン。 |
余談
- ドナルド・Xによる追加理由は以下の通り。
【原文】(引用元)
A card that rewards you for having some Silvers.
I tried something that gave the +$1 on having an Action in play (and another version that wanted an Action in hand), and that was nice, but I didn't want something too much like Conspirator.
So, Silver. Then for a long time it said "the next time" instead of "the first time."
"First" is simpler except with Black Market, Storyteller, and Villa.
Simpler is better and people with just the main set do not have those cards (a promo, a card from the 9th expansion, a card from the 10th expansion).
【日本語訳】
こいつは銀貨をデッキに入れることに価値を持たせるカードだ。
アクションをすでにプレイしていれば(あるいは、アクションカードが手札にあれば)、1金を得られるカードを作ろうとした。いいアイデアだったが、共謀者みたいなカードを増やしすぎたくなかった。
だから(アクションではなく)銀貨にした。そして、説明文は長らく「『初めて』使用したとき」ではなく「『次に』使用したとき」となっていた。
「『初めて』使用したとき」の方がシンプルであった。闇市場、語り部、ヴィラでも持ち出さない限りは。
シンプルなのは良いことだし、基本セットしかもってなければこいつらを使うこともない(こいつらはプロモ、第9拡張、第10拡張のカードだ)。