収録拡張 | コスト | カード種別 | 効果 |
冒険 | 5 | アクション | +1アクション +1コイン あなたの手札から3枚までの財宝カードを使用する。 あなたのコインすべてを支払い、支払ったコイン1つにつき+1カードを引く。 |
概要 
語り部は版によりカードテキストが異なるので注意。*1
※カードテキストの差により、英語版最新版はカメレオンの習性の効果対象ではなくなっている。
ドミニオンの各種オンライン対戦では基本的に英語版最新版のルールで処理されている。オフラインで行う対戦の際も、最新版のルールに則って処理するのが望ましい。
混乱を招かないように、最新版でない語り部とカメレオンの習性を同時に用いるサプライでは、事前にルールの確認をしておいた方がいいだろう。
手札から財宝カードをプレイして金の分だけ追加ドローできるキャントリップ。手札の銅貨をキャントリップの様に使ったり、大量のコインを投入してデッキを引ききったりできる。語り部1枚だけでも1枚はドローできるが、5金払って購入したカードの効果がキャントリップのみでは割に合わないので、財宝カードと組み合わせたい。
使用すると、それまで出ていた金が消費されてしまうので注意。仮想コインとは相性があまりよくないかもしれない。
利用法 
- 銅貨をプレイしても擬似的な手札交換に過ぎないが、銀貨以上の財宝カードをプレイすることで使用前より手札が増える。
- アクションフェイズに財宝カードを場に出せるので、石切場や玉璽と組み合わせるとアクションフェイズ中に恩恵を得ることができる。
- 性質上、五月雨式に財宝カードをプレイしたり仮想コインを使い切ったりするのでターン中一度しか使えない大金とは相性が悪い。一方で銀行ならばドローに使った財宝カード分も追加で金が出せるので相性が良い。
詳細なルール 
手札から財宝を使用する効果 について 
- 手札から0枚の財宝を使用する(=財宝を使用しない)、としてもよい。
- 財宝は1枚ずつ使用される。1つの財宝を使用し終えた上で、次の財宝を使用するか選ぶ。
- ただし、財宝の使用が全て終わった後で、次の「コインを支払い、その分カードを引く」を処理すること。
- この効果で、投機や偽造通貨などを使用すると、その効果により追加で財宝を使用できるが、この場合の財宝は3枚までの制限に含まれない。
- この効果で、コイントークンを消費することはできない。
- コイントークンは購入フェイズにしか消費できないので、「語り部を使用する前に消費しておく」ということも基本的にはできない*2。
- 羨望によって得た嫉妬は、この効果発揮前に戻されず、影響も受けない。
- 嫉妬は「購入フェイズの開始時」に戻され、効果を発揮するため。そのため、嫉妬の効果発揮後にヴィラを獲得してアクションフェイズに戻り、語り部を使用した際には、嫉妬の影響を受ける。
コインすべてを支払い、支払った分カードを引く効果 について 
- この効果で、「現在得ているコイン」は全て支払われ、支払われた分だけカードを引く。これらの効果は強制である。
- 語り部の効果で使用した財宝の分だけではなく、語り部で得た1コインや、語り部を使用する前に発生していたコインも含めて全て使用される。
- ただし、「現在得ているポーション」は語り部の効果で支払われないので、そのまま残る。
- この効果に負債は影響しない。またこの効果中に得たコインを負債の返済に充てることもできない。(負債を返済できるのは購入フェイズの「カード購入」の段階のみである)
- 語り部の効果で使用した財宝の分だけではなく、語り部で得た1コインや、語り部を使用する前に発生していたコインも含めて全て使用される。