収録拡張 | コスト | カード種別 | 効果 |
基本 | 2 | アクション | +1 アクション 手札から好きな枚数のカードを捨て札にし、その枚数分だけデッキからカードを引く。 |
第二版(日本語カード発売済)でのテキスト変更 | |
このカードは初版と第二版でカードテキストと効果が異なります。 Dominion Online等のインターネット上でドミニオンを遊べるサービスでは第二版のテキストに基づき処理が行われています。 初版のカードを用いてゲームを行う際は、混乱を避けるため初版と第二版のどちらのルールを採用するか事前に決めた方が良いでしょう。 (初版のカードテキストについては余談を参照してください。) |
概要 
不要なカードを捨て札にし、同じ枚数だけカードを引く手札交換カード。
手札の内容を改善しつつ、デッキを回転させることができる。
+1アクションが付いているので引いてきたアクションカードを続けて使うことができる。
しかし使うたびに手札枚数が1枚減ってしまうため、デッキへむやみに投入しすぎるのは考え物。
利用法 
- 手札の不要なカードを捨て札にし、必要な財宝カードやアクションカードが来ることを期待するのが主な使い方となる。
不要なカードとしては主に勝利点・呪い・銅貨等の弱いカードが挙げられるが、村鍛冶屋のようなコンボデッキでデッキを十分引き切ることができるなら、銀貨・金貨も捨て札にしてコンボパーツを引き込むことを狙った方がよい。
このようなデッキで終盤に勝利点カードが増えて引ききれなくなるような場合でも、地下貯蔵庫により疑似的な引き切りができるようになるため、場合によっては研究所のようなカードよりも強力になる。
- 地下貯蔵庫はカードを捨ててから引くカードであり、倉庫のような引いてから捨てる手札交換カードより不要なカードが手札に残りやすい。
一方で交換するカードの枚数に制限がなく、あらかじめ手札を増やしておくことで引き直せるカードの枚数が増やせるのは地下貯蔵庫ならではの強みといえる。
- このカード自体はあくまで補助的な役割のカードであり、デッキに大量に投入すると手札が減るデメリットの方が強く出てしまう。
一般的にコンボ途中での事故防止用と、デッキの残り枚数を調整する用の計2枚程度の地下貯蔵庫を入れておくと、終盤まで安定してデッキを回せることが多い。
書庫・寵臣のような一定枚数まで手札を補充するアクションカードがある場合は、あえて地下貯蔵庫を多めに入れてわざと手札を減らしてからデッキを一気に回転させることも狙える。
しかし民兵などの手札破壊系のアタックカードを使われると、このカードで捨て札にするカードの枚数が減る上、ただでさえ少ない手札枚数をさらに減らしてしまう。そのようなカードがサプライにある場合は、あまり獲得しない方がいいだろう。
詳細なルール 
- 捨て札にするカードの枚数は0枚でもよい。その場合、何も起こらない。
- 手札を捨て札にする際には、まず何枚捨てるかを宣言し、その枚数を1枚ずつではなくカード全て同時に捨て札にする。
- 捨て札にした枚数分だけカードを引くとき捨て札をシャッフルする必要が出た場合、引く前に捨て札にしたカードも一緒にシャッフルして新たなデッキにする。
- したがって、捨て札にしたばかりのカードを引きなおすこともある。
余談 
- 初版の地下貯蔵庫のカードテキストは以下の通り。
収録拡張 | コスト | カード種別 | 効果 |
基本 | 2 | アクション | +1アクション 手札から好きな枚数のカードを捨て札にする。 捨て札1枚につき、カードを1枚引く。 |
Action | +1 Action Discard any number of cards. +1 Card per card discarded. |
- 英語版初版では、使用時効果の末尾が"+1 Card per card discarded."の表記だったが、英語版第二版では"draw that many."に変更された。
この変更は、カメレオンの習性の処理に関係する。