【ムドー】

Last-modified: 2024-01-23 (火) 05:57:15

概要

Ver.5.4の2021年1月27日に、【魔法の迷宮】【ムドーコイン】またはカード、メダルで戦える【コインボス】として登場した。

魔法の迷宮の奥深くから
吹雪と いなずまの音が 鳴り響いた……。

DQ6の序盤の大ボスであり、作中では夢の世界の【ムドー(幻)】、現実の世界の【ムドー】と戦うことになる。
原典ではムドーは【ジャミラス】【グラコス】【デュラン】と同格で、大魔王【デスタムーア】に仕える四魔王の一人とされていた(【アクバー】ははざまの世界の担当で別枠)が、その中でムドーは序盤のストーリーと戦闘面での強さ、最終戦における固有の戦闘BGM【敢然と立ち向かう】により別格の存在感を見せていた。
このためか、DQM等で他の魔王が【あくま系】等に分類される一方でムドーは【???系】扱いされたり(本作ではデュランも???系だが)、本作において6年前に実装された【幻界の四諸侯】でジャミラス・グラコス・デュランとアクバーが一纏めにされたりと、その後の作品にDQ6組が出演する際はムドーだけ【バラモス】のような特別なポジションとして扱われることが多い。
本作では後のVer.5.5後期で【真・幻界諸侯】が実装され、上記の四諸侯と揃い踏みすることとなった。なお、あちらでは相変わらずデュランが大将格として扱われるため、本作での立ち位置としてはデュランよりは下のようだ。
 
戦闘BGMは本作でも【敢然と立ち向かう】となっている。

行動パターンと使用特技

 
悪夢へのいざない使用前はDQ6における幻のムドーや現実世界のムドー第一形態のように火属性呪文・ブレスを使用し、悪夢へのいざない使用後はムドー第二形態(いわゆる本気ムドー)をベースとした行動をとる(ただし、きりさきピエロを伴って出てくるのは原作では第一形態の方で本作とは逆である)。
さらに、【レイドック王】を自身同様の姿へ変えて偽物に仕立て上げたり、敵対者を石化させたりとイベントシーンで用いていた幻術も再現されている。
また、「魔のいかずち」は漫画版DQ6においてムドーの【いなずま】に付けられた技名であり、漫画版の要素も含まれている。
ちなみにDQ6ではイオ系の呪文を使用しないため、イオマータのみ本作のオリジナル要素となる(一応DQMB2でとどめの一撃として【イオグランデ】を使用している)。

攻略

まず【眠り】耐性は必須で、できれば【おびえ】耐性も欲しい。
体上は呪文耐性錬金を積み【炎光の勾玉】を装備すればイオマータによる事故率がぐっと下がる。
魔のいかずちはそのまま受けるとほぼ死んでしまうがHPが720程度あれば(悪夢の氷嵐の雷耐性ダウンを受けていなければ)ストームタルトを食べて耐えることができる。
衝撃の大絶叫が近接職は少し避けにくいこともあり、これを安定して耐えるという意味でもHPは700以上は欲しい。
 
HP60%まではHPや耐性さえしっかり積んでおけば一撃で死ぬような攻撃は来ない。悪夢へのいざないを使ってからが本番。
悪夢へのいざないを使用直後、悪夢へのいざない発動時に最も近くにいたプレイヤーを対象に石化の魔光を使用する。バイキルトなどを消されるのでラッシュをかけるタイミングに注意したい。石化の魔光は対象範囲なので巻き込みにも気を付けたい。
きりさきピエロはHPがそこそこあり、倒しても即座に新たな個体が補充されるので倒す意味はないが攻撃力が高く事故が起こりやすい。
長期戦はジリ貧になるので悪夢へのいざない→石化の魔光の確定行動が終わった後に消された【バイキルト】のかけ直しに【闇のヴェール】【爪牙の陣】【フォースブレイク】など駆使して短期決戦を狙いたい。
きりさきピエロには眠りが有効なので短期決戦を狙わないのならば【ラリホーマ】などで眠らせておく手もある。
混戦になりがちで見落としがちだが、スクルトがムドーにかかったら【いてつくはどう】で解除も忘れずに。
 
厄介な夢魔王のわざわいはHP85%程度から使用。最初は必ずムドーに最も近いキャラクターを対象とするが、以降はランダム。
60%になり悪夢へのいざない使用後は夢魔王のわざわいは使わなくなり、石化の魔光を使うようになる。
HP25%を切ると、夢魔王のわざわいを再度使用するようになる。石化の魔光も引き続き使うため、こちらのキャラクターがバンバン石化や変身させられてしまうようになる。
変身を解除できる職業は解除に専念してもいいくらいである。この状態での長期戦は危険なので、一気に体力を削り切りたいところ。
 
原作で炎のツメのメラミ効果で火攻めが有効だった再現なのか、炎が1.1倍の弱点になっている。一方で本気ムドーの得意属性であった氷と雷は耐性を持つ。
自身が炎攻撃を使う=フォースの護りが役立つということでもあり、【魔法戦士】を採用するなら【ファイアフォース】が有効。
とはいえ、今回は魔剣士がアタッカーの主流となり、フォースの護りも各自が宝珠を付けていなければ意味がないため、実際に使われることはさほど多くないが。

Ver.5.4野良構成

攻撃役2人【魔剣士】
支援役(【どうぐ使い】or【旅芸人】
回復役(【賢者】or【僧侶】
 
アタッカー役としては火力と耐久に優れる【魔剣士】が良い。武器は盾が装備できる片手剣がおすすめ。闇のヴェールや【アイギスの守り】などの【被ダメージ軽減】を駆使すれば死亡率も大きく落とせ、【まもりのたて】も悪夢の氷嵐のおびえ対策にもなる。
 
【どうぐ使い】は石化や変身に【プラズマリムーバー】で対策ができ、ルカナン対策のスクルトや呪文対策の【マジックバリア】が使え、ラリホーマも使えるので相性が良い
 
【旅芸人】も石化には対処できないが変身対策に【エンドオブシーン】があり、【ルカニ】による支援も地味に強力なので速攻構成を中心に採用される。
ちなみにどうぐ使いや旅芸人がムドーに変身させられた場合は解除されるのを待つのではなく、攻撃して戦闘不能にしてから即座に蘇生するのが手っ取り早い。どのみちバフは全て解除されているのでムドー2体分の攻撃を受け続けるより危険ははるかに小さい。
 
【きせきの雨】【風雷のいんろう】【ストームタルト】を併せれば雷耐性低下の無い状態なら魔のいかずちも怖くなく、【マホステ】でイオマータの弾除けになれたりと安定して戦える。
Ver.5.5前期からは僧侶が【シャインステッキ】を修得したためムドー化、石化ともに解除できるため安定構成に採用できる。スクルトでルカナンを打ち消せ、【フバーハ】も使える。

Ver.5.4最速討伐構成

鎌装備魔剣士2人
魔法戦士
旅芸人
 
魔剣士2人は【波動解放】を使用し攻撃。旅芸人や魔法戦士もバフを掛けつつ攻撃・回復する。
そのまま攻撃を続けると夢魔王のわざわいを使うが、これを【エンドオブシーン】を持つ旅芸人以外で受けたいため、旅芸人は不用意に近づかないように。
エンドオブシーンで変身解除をしたら魔法戦士は変身したプレイヤーにバイキルトを掛けなおし、魔剣士は闇のヴェールを準備。旅芸人は【ルカニ】もかけておくと良い。
準備ができたところで魔剣士は爪牙の陣を敷き、魔法戦士はフォースブレイク、旅芸人は【レボルスライサー】を仕掛けて総攻撃を開始。
CT技を駆使して攻撃を仕掛ければ、フォースブレイクが切れるまでにムドーのHPを削りきれ、そうでなくても瀕死に追い込むことができるのでそのまま攻撃を続ければ倒すことができる。
早ければ1分前後で倒せるが、この構成の場合は変身以外への対策が無く、どこかでミスをした場合はそのまま回復が追い付かずに押し切られる可能性もあるので、そこそこのプレイヤースキルは必要。

余談

【超ドラゴンクエストXTV #21】によると実装後1週間時点での勝率は54%。国政調査時点での【魔犬レオパルド】の勝率60%を更に下回る結果となった。
ただしこのデータには【練習札】での戦闘データも反映されており、実装直後から一部界隈で「いかに面白いポーズで石化されるか」が競われていたのが影響している可能性についても言及されていた。
「超ドラゴンクエストXTV番外編 冒険者の超忘年会スペシャル2021」によるとVer.5.5終了前での勝率は60%、Ver.6.0で【せかいじゅの葉】の効果発動時間が遅くなって以降は実装直後の勝率を若干下回っている(同時期のレオパルドの勝率は80%前後)。

変遷

Ver.6.0.3

多くの特技の威力が調整され、衝撃の大絶叫が695~745から595~625、悪夢の氷嵐が555~605から505~555、魔のいかずちが360~400×2→305~335×2、イオマータが300程度×8から175~205×8に弱体化した。
また、きりさきピエロが使用するいなずま斬りの威力が通常攻撃の1.5倍程度に下がった。

討伐報酬