【いどまじん】

Last-modified: 2024-03-15 (金) 22:44:13

概要

DQ6から登場したモンスター。6では「魔神」、7では「魔人」と漢字での表記にはブレがある。
【井戸】を調べると出現する【トラップモンスター】の一種。
SFC版DQ6の公式ガイドブックによると、もとは井戸の守り神だったものが、魔王の邪悪な力によって操られ魔神と化した姿とのこと。
この系統の魔物が割と普通の町や村の井戸に住み着いていることがあるのも、この設定のせいなのかもしれない。
 
余談だが、「井戸を守る」を略すると「井守(いもり)」になり、両生類のイモリの名前の由来になる。ただ、少なくともこいつはイモリどころか両生類にすら見えない。
色違いに【いどまねき】【デスホール】【ホールファントム】が存在する。
 
他のトラップモンスターと同様、作品によっては通常エンカウントでも出ることはあるが、他と違って井戸から飛び出す姿なのでやや違和感を覚えるかもしれない。
少なくともそれらの作品では井戸も含めて本体となっているようで、後述の通り実際に井戸ごと移動する姿も見られる。

DQ4(リメイク版)

5章の【古井戸の底】の井戸や、移民の町の特殊形態【グランドスラム】の井戸を調べると出てくる。
この系統は唯一クリア前から登場する他作品ゲストモンスター群である。
 
ステータスや行動パターンはDQ7の通常版とほとんど同じだが、DQ4ではラリホーマが単体効果なので幾分楽。
ただし、早い段階で遭うと危険。
隠しダンジョンでも普通に出現するが、その時点では苦戦することはないだろう。
落とすアイテムは【ちからのたね】

DQ6

この作品では系統最下位種として登場。
【マーズの館】の井戸に生息しているが、世界にこの1匹しか存在しないレアモンスター。
この系統は最上位種のデスホールも世界で1匹しかおらず、しかもどちらもストーリー上で入る必要はない井戸のため会わなくてもクリア可能と、中間種のいどまねき以外はやたらレアリティが高い。
ただ、デスホールが普通のプレーではまず調べない地味な井戸に住んでいる超マイナーモンスターなのに対し、こいつはいかにも調べたくなる場所に配置されているため、ほとんどのプレイヤーが初の井戸からのモンスターとして遭遇しているだろう。
 
完全ローテーションで行動し、おたけび → 気合いため → 通常攻撃 → ブキミに微笑む → いしつぶて → ブキミに微笑む、の順で行動する。
設定上はグループローテーションらしいのだが、1体でしか登場しないため実質完全ローテーションである。
初めからマホカンタが掛かっていることもある。
 
素早さ以外のパラメータが同時期の雑魚と比べて数段高く、初めてマーズの館を訪れた時点で挑むとかなりの強敵となるモンスター。
守備力も50と高いので、ちょうど【主人公】が覚えているであろう【ルカニ】をかけたくなるところだが、上記の通り1/2の確率でマホカンタがかかっていることがあるため要注意。
マホカンタがかかっていなくても、強耐性なのでかなり当たりにくい。
主人公とハッサンだけでは全滅の可能性もあるので、【ムドー】の鬼畜コンボや【キラーマジンガ】ほどでないにせよ、DQ6で数多く存在する初見殺しの一例とも言える。
ただし、ここへ来る直前に【ハッサン】が「教会でお祈りしていったほうがいいかも」と言うので、この忠告を無視してなければリセットで取り返しはつく。
ここに来てすぐには相手にせず、【ミレーユ】が仲間になった後に戦えば、ほぼ安定して勝てる。
ミレーユに経験値を与える意味でも3人で挑むべき。
AIに任せているとミレーユは(打撃ダメージが通らないので)ほぼ確実に【スカラ】を唱えてくれる。
 
混乱が弱耐性しかないので、マーズの館で手に入る【ほしのかけら】を使うとよい。
1体でしか出現せず複数回行動もしない関係上、おたけびは実質的にサービス行動になっているのが救いか。
それ以外にも無駄行動は多めで、ローテーションを読んで気合ため後の通常攻撃さえしっかり防御すれば、そこまで手ごわくはない。
 
なお、1/8という高確率で【おしゃれなバンダナ】を落としていく。
序盤では貴重な装飾品で、性能も守備力+5と悪くないが、遠くないうちに【きんのブレスレット】が買えるようになるので無理に狙うほどではない。
リメイク版では【モンスターずかん】のドロップアイテム欄を埋める都合上、100%落とすようになった。

ちなみに、前述の通り世界に1匹しかいないモンスターであるが【ジミー】【キャロル】が夢見る井戸にて「いどまじんごっこ」なる遊びをしている。
リメイク版ではミレーユが「有名な遊び」と呼んでいるが、かつてはもっと多く生息していたが退治されたのだろうか?

DQ7

今回はいどまねきの上位種として登場。
【メザレ】などの井戸の他、過去の【大灯台】に低確率だが普通に出現。
グループローテーションで行動し、雄叫び→石つぶて→ラリホーマ→通常攻撃→メラミ→ベホイミ(自分のみ)の順で行動する。
戦闘においては知性派に変貌したようで、様々な呪文も扱うようになり、不気味に微笑むこともなくなった。
厄介なラリホーマに威力の高いメラミ、単純に攻撃力も高いというあなどれないモンスター。
メザレの井戸の中には石版があるので必ず戦わなくてはならない。
マホトーンで呪文を封じ、攻撃呪文と打撃で素早く倒してしまおう。ルカニも確実に効くので併用するといい。
経験値は250とそれなりだが、Gは67といどまねきよりも少ないので物足りない。
落とすアイテムはきぞくの服か、いどまじんの心。
 
また、過去【クレージュ】のイベントでは【神木の根っこ】内にある井戸から出現。
井戸の中にある井戸の中にいどまじんがいる姿はなかなかのインパクトである。
ステータスや行動パターンが他とは大幅に変わっており、ボス扱いでHPが高めになっている。
行動は2段階ローテーションかつ1~2回行動で、通常攻撃 → 石つぶて or おたけび or ラリホー or ヒャド or 力ため、というパターンで行動する。
やはりまずは呪文を封じて、守りを固めよう。
 
この作品ではモンスター職にもなっている。詳しくは【いどまじん(職業)】を参照。
心は【ラッキーパネル】でも出るので無理に狩る必要はない。
マスターしていどまじんの姿になると井戸を引きずって歩く。その井戸は可動式なのか。
リメイク版でも相変わらず井戸を引きずっているのだが、フル3Dになり移動速度が上がったので、まるで井戸の下にローラーでも付いているかのごとく異様に速く滑らかに動く。
ビジュアルも相まって実に不気味である。

リメイク版

同時に出る数が2匹までになったが、もともと出現数が少ないのであまり影響はない。
リメイクに伴い経験値・Gが一部除いて1.5倍になっているが、こいつだけなぜかその数字が入れ替わっている。
元のGが少ない分、経験値が101としょぼい数字になってしまった。

DQM1(PS版)、DQM2

悪魔系として登場。DQ7準拠で【メラ】【ちからをためる】【おたけび】を覚える。
相当なプレイ時間をかけないと野生種に出会えない上、配合に貴重な【ようがんまじん】【ひょうがまじん】を使用する。「まじん」繋がりだろうか?
配合してみたところで特殊配合先なし、耐性も決して高くなく、コストパフォーマンスの悪すぎるモンスターである。他国マスターから奪うのが一番楽な入手法だろう。
ホイミやいてつくはどうを覚えているのも嬉しい。
やっぱり井戸を引きずって歩くのだが、ドットが粗すぎて今一つよく見えないのが残念。
1ターン休みに弱いが、下半身が丸ごと井戸に納まってるコイツが【あしばらい】【すいめんげり】を喰らってどんな転び方をしているのか気になるところ。
実はお見合いを利用すれば簡単なモンスターだけで生み出すことができるので、PS版のようなお見合いが簡単にできる状態なら利用することをおすすめする。

テリワン3D

物質系として登場。ランクはCで、サイズは1枠。
特性は「スタンダードボディ」「ザキ攻撃」「ザキブレイク」。
+25で「アンチみかわしアップ」、+50で「会心出やすい」が追加される。
ステータスは攻撃力と賢さがやや高く、それ以外は平均程度かそれ以下といったところ。
ザキ攻撃とザキブレイクを併せ持つ関係で、序盤~中盤はなかなかの活躍が見込める。
 
位階配合で作れるほか、野生の個体がフィールド上で井戸に化けていることがある。
最速で会えるのはおそらく【まよいのとびら】だが、順当にプレイしている限りこの時点ではかなりの強敵(HP600。ぬしのダークホーンより高い)。近づくと正体を現して、そこそこのスピードでこちらを追い回すので危険。
目の前に井戸があるのに下画面のマップには井戸が描かれてない、という場合はコイツなので、マップをきちんと確認しながら行動すれば何とかなるはず。
戦闘中の体技モーションは3D表示にするとかなりの迫力。
 
【とらおとこ】と配合すると【とうだいタイガー】が作れるが、とうだいタイガーは位階配合でも作れるので、こいつにこだわる必要は特にない。
 
なお、今作で初めて井戸の内部及び下半身がまともに描かれたが、井戸を腰のあたりでフラフープのように持ちながら二本足で歩行するというある意味カオスな姿である。
【めぐりあいの扉】では最初から歩き回っており、こちらを追い回すこともないので観察しやすいだろう。
【ドラゴンクエスト 花札】でも井戸を持って二足歩行する姿が描かれている。
 
所持スキルは【死神】。必ず【ゴール草】かレミラーマ草を落とす。

イルルカ

錬金カギの世界にある井戸に擬態していることがある。
即死攻撃を使ってくるため結構危険。
また【水の世界】の他国マスターが【トラップボックス】【ミミック】【あくまのツボ】というトラップモンスターたちと一緒に連れていることがある。
【新生配合】でマインドブレイク、【メガボディ】化でAI1~3回行動、【ギガボディ】化でツッコミを習得。
スキルは変わらず「死神」。

DQM3

物質系Eランク。
物質系とドラゴン系の系統配合で生まれる。
 
特性は【ときどきスカラ】【みかわし無効】(20)、【ザキ攻撃】(40)。
Lサイズ化で【1~2回行動】【休みブレイク大】【全体攻撃】(60)を習得。
所有スキルは【アサシン】
 
【ブリザード】との配合で【ひょうがまじん】【フレイム】との配合で【ようがんまじん】【しにがみ(DQ4)】との配合で【デスホール】が生まれる。
【ひとくいばこ】といどまじん・ひとくいばこと【ふくぶくろ】の四体配合で【ミミック】が生まれる。

トレジャーズ

お宝として【いどまじんの像】が登場。

ライバルズ

第10弾カードパック「破壊と創造のフロンティア」にて実装。僧侶専用のレア。

3/1/5
におうだち
相手のターン中このユニットが
ダメージを受ける度
ターン終了時までステルスを得る
召喚時:対戦中に味方建物が
3つ以上出ていたら+2/+2

2つのユニークで強力な能力を持っている。
 
1つ目はダメージを受けるともぐら叩きの如く引っ込んでしまう。壁役にあるまじき動きだが、見方を変えると即死しなければ倒されないということ。減ったHPは僧侶のテンションスキル等で簡単に回復出来るためかなり粘り強く戦ってくれる。
 
2つ目は建物シナジーでバフがかかる。
普通に出すと3/1/5と凡庸だが条件を満たすと3/3/7になる。これは最強壁役と名高い【シーゴーレム】をも上回る驚異的なバリュー。
さらに僧侶の建物はHPを攻撃に転換する【修道院】で、高いHPと倒されにくさを併せ持つこいつと相性抜群。
修道院ククールの守護神にふさわしいユニットだ。

ウォーク

イベント「そして馬車は行く」で2024年3月14日より登場。
興味本位で井戸を覗こうとした者を襲おうとしていたが、敗れると「井の中のまじん」と評して倒れる。
クエスト2章2話でボスとして登場し、同日より開始した新シーズンのほこらで登場。推奨レベルは上級職レベル85と特級職レベル40。
デイン系が最も有効で、次いでグラ系が有効。ドルマ系は等倍で他は耐性持ち。メラ系は無効化する。
 
開始直後のおたけび(ダメージあり)に始まり、最大HPの99%もの大ダメージを与える「ひんしのつきとばし」や全体に及ぶ【ステテコダンス】と、
怯え、転び、踊りと種類の異なる1ターン休み効果をしつこく浴びせてくる。
これ以外では250程度のダメージをランダム3回の石つぶてや単体600程度の【マグマ】、全体150程度の【かまいたち】を使用。
理不尽な行動は無くひんしのつきとばし以外はダメージも少ないため難しくはないが、単独出現のためHPは14万と高く、3回行動なので注意は要る。
回復はダンシングロッドの休み無効が効果的。回復量はやや少ないが十分間に合うレベル。幻惑や攻撃力低下も有効なので足止めに入れておくと良い。
 
こころは紫色でコストは146。紫色の中では力と器用さに優れるが、攻撃魔力も悪くはないレベルで複合武器向き。
高グレードではイオ、バギ系のダメージ強化と物質系へのダメージが増加し、怯えに耐性がつく。
更にグレードSで大魔道士では呪文ダメージ、魔剣士では斬撃・体技ダメージの増加がそれぞれ追加される。