オルメカは古代に選択可能な審美文化です。
"昔のことも未来のことも,全ては星々の中に記されている"
オルメカ人は沿岸部や内陸の湖の周辺の肥沃な土地を利用してモニュメントや祭場と一体化した珍しい都市群を築き上げました。
”商業に関する限りでは、オルメカは驚くべき技術で作られたヒスイの品物を取引していたことが知られていますが、それ以上のことはほとんど分かっていません……ここからはあなたが記す物語です!”
”オルメカ。彼らにはいくぶんか魅力があります。あなたの民が彼らの方を好きになり始めないようご注意を……”
文化特性
審美文化は影響力と外交に特化した文化です。
これらの文化は影響力を増やすことで得られる審美の時代の星から追加の名声を獲得できます。
- 特殊アクション:文化侵略
- 特定の地域において貨幣を投じて愛国的芸術を奨励することで、他国の影響圏を押し返し、影響力を生み出す。
- 実行すると、自国の地域のうち1つを自国の影響圏内へと即座に引き戻し、隣接する地域のうち既に自国の影響圏内にある地域の数に応じた影響力を得る。
- 実行した地域における自国の影響力が最大でない場合、これを実行したとしても再び他国の影響下に落ちる可能性は高い。
- 特殊効果:優美
- 他国との文化的近似性が常に最大になる。
- 全ての帝国、独立勢力との近似性を最大にする。
- これにより、他国が審美文化の帝国に対し条約を破った場合、審美文化の帝国の戦意は急速に増大する。また、審美文化の帝国に対し宣戦した他国の戦意は急速に減衰する。
- 全ての独立勢力との近似性が最大になることで、審美文化の帝国が独立勢力に賄賂として払う影響力および貨幣は最小となる。
- 超越ボーナス:アーティストの偉大さ
- 街区の影響力+5%
継承特性:自然との調和
- 地域ごとに影響力+3
象徴街区:巨石人頭象(Olmec Head)
"人よりもはるか高くそびえ立つこれらの像は、その前に立つあらゆる者に確かな信念を抱かせた”
- 影響力+1
- 食料+3
- 隣接する農業街区1つにつき影響力+1
- 安定性-10
- 都市または開拓地の農民スロット+1
街区特性
- 各種ボーナスの算出において農業街区として扱われる。
- 直下および隣接タイルから食料を産出する。
象徴ユニット:投槍兵(Javelin Throwers)
"黒曜石や硬材、骨で作られた投槍は、どんなに強靭な防御も遠距離から貫くことができた”
射撃兵
- 射撃戦闘ユニット。標的を視認できない時には威力が低下する。近接戦闘防御時に戦闘力-8
奇襲
- 森林タイルでの戦闘力+6
解説
人口を伸ばしやすく、影響力も高めれる審美文化。
継承特性『自然との調和』は、領有する地域から影響力が得られるという単純明快な効果。これによりオルメカは最序盤の影響力産出を加速でき、最初の3~4つの開拓地を最速で出すことができる。また、浸透イベントなどに関わる影響圏の拡大はそれぞれの国が産出する影響力によって決まるが、全ての領土から影響力が出る特性によって自国の影響圏を強固に保つことができるようになり、後の時代にも浸透イベントにイライラさせられることが少なくなる。政策をガッツリ戦略に組み込みたいプレイヤーには嬉しい。
象徴街区『巨石人頭象』は影響力と食料を出せる街区。影響力の産出はささやかなので少なくとも序盤は効果を実感できるほどではない。重要なのはむしろ食料産出の方で、安定性を高く保ちつつ人口を増やすことで、莫大な影響力を稼ぐことができる。(安定性90%以上の時、市民1人あたり影響力+2)
象徴ユニット『投槍兵』は固有の射撃ユニット。森林タイルで戦うことで27という驚異の戦闘力を発揮できる代わりに、弓兵やタ・セティ弓兵のように間接射撃ができない。そのため、森林に陣取りつつ目の前におびき寄せた敵を粉砕するという防衛寄りの使い方になりがち。こちらから攻めたい場合は弓兵もある程度生産しよう。
総じて、他国からの影響を排してじっくりと内政に取り組みたいプレイヤー向きの文化。史実のごとく森林地帯に陣取って巨頭像造りに励みつつ、隣国が攻め込んできたら投槍兵で撃退しよう。審美文化の特性により、ひたすら敵を迎撃して耐えているだけで敵側の戦意をゴリゴリ削ることができる。
- 採用に向く状況
- 川が多い領土に入植できた。
- 近隣に軍事文化がおり、防衛力を強化したい。