ケルトは古典時代に選択可能な農耕文化です。
"神々と英雄たちに捧げしバラードを我らの森の深くまで響かせよう"
多くの緑地とその先へと広がっていったケルト人は自然の気まぐれな習性を熟知した勇猛果敢で誇り高き人々でした。
”さて、農業文化のケルトを選ぼうというのですね?彼らがフランス側から料理を学んでくれることを祈りましょう”
”では、これがあの名高いケルトでしょうか?彼らの戦士たちは裸かもしれませんが、いずれにせよ武器を持っており危険な存在です”
文化特性
農耕文化は帝国の成長と豊富な人口、また時には資源の効率的利用に特化した文化です。
これらの文化は市民を増やすことで得られる農業の時代の星から追加の名声を獲得できます。
- 特殊アクション:好環境
- 隣接する地域の都市または開拓地それぞれから市民を1ずつ移住させることができる。
- この行動には影響力を要する。
- 実行後は、農業特性メーターが満たされた後で再び実行可能となる。
- 特殊効果:共同体
- 市民が増えた際に、安定性5を得る。
- この効果は都市の安定性均衡値には影響しない。
- この効果はゲームスピードにより増減する。
- 超越ボーナス:成長する耕作地
- 都市または開拓地の食料+5%
継承特性:ドルイドの知恵
- 都市および開拓地において農民1人につき食料+3
象徴街区:ネメトン(Nemeton)
"この聖なる木立は万人に開かれていたが、木々の間で儀式を行うのはドルイドたちの特権だった”
- 吸収した地域の数に応じて食料+3
- 信仰+3
- 安定性-10
- 隣接する農業街区1つにつき食料+3
街区特性
- 各種ボーナスの算出において農業街区かつ聖地として扱われる。
- 直下および隣接タイルから食料を産出する。
象徴ユニット:ガエサタエ
"屈強な戦士、ガエサタエは裸で戦うことでも知られていた”
近接戦闘兵
- 近接戦闘ユニット
熱狂
- 受けたダメージによる戦闘力ペナルティを無効化する。
解説
宗教を広めやすく、専門家や領土により人口も伸ばしやすい農耕文化。
継承特性『ドルイドの知恵』は、専門家の食料産出を増やしてくれるというもの。同様の効果は都市設備でも得られるため価値はそこまで高くないが、序盤から終盤まで腐ることなく役に立つ縁の下の力持ち的効果。
象徴街区『ネメトン』は吸収した地域が多いほど出力が上がる食料系街区。地域を3~4つ吸収した大都市であれば20以上の産出も狙える一方、小規模都市では10未満という古代並みの出力にまで落ちてしまう。高出力を得るためにもできるだけ多くの地域を接続したいが、安定性の減少には要注意。また、ささやかだが信仰力も出してくれるため、宗教に力を入れずとも信者が増えやすくなり、教義を採用する助けになる。
象徴ユニット『ガエサタエ』は剣士と同等の戦闘力に6という、一見すると足が速いだけの剣士だが、特性「熱狂」により無類の打たれ強さを発揮する。特に近接ユニット同士の殴り合いにめっぽう強く、お互いにHPを削りあうほどにこちらが有利になっていく。都市攻めの際に防壁の前に張り付かせる壁役としても最適。ただし、相手の射撃ユニットにより一方的に削られる展開には弱いため、弓兵は優先的に排除しよう。また、戦士からアップグレードできず、新規に生産しなければならない点に注意。
多数の地域を吸収した巨大都市を形成し、豊富な食料産出により増えた人口を支えることで、将来の大国化への布石を打つことができる文化。近隣に広大な領土を持つ国があれば、ガエサタエを量産して征服しに行ってもよい。安定性対策にはやや気を遣うが、慣れたプレイヤーが使えば内政にも戦争にも強みを持つ優秀な文化となる。
- 採用に向く状況
- 古代に多数の地域を確保できた
- 隣国が広い領土を抱えている