ハラッパ―は古代に選択可能な農耕文化です。
"一滴の水に生命の全ての秘密を見出すことができる"
ハラッパーの人々は雨期の洪水を巧みに活用して豆,ゴマ,木綿,大麦などを栽培する卓越した都市を築き上げました。
”ハラッパーには間違いなく市場があったはずですが、ほとんど残されてはいません。どうか、彼らの成したであろう事を見せてください!”
”農耕文化のハラッパー!兵士と同じくらい多くの、運河と農民に出会うことでしょう”
文化特性
農耕文化は帝国の成長と豊富な人口、また時には資源の効率的利用に特化した文化です。
これらの文化は市民を増やすことで得られる農業の時代の星から追加の名声を獲得できます。
- 特殊アクション:好環境
- 隣接する地域の都市または開拓地それぞれから市民を1ずつ移住させることができる。
- この行動には影響力を要する。
- 実行後は、農業特性メーターが満たされた後で再び実行可能となる。
- 特殊効果:共同体
- 市民が増えた際に、安定性5を得る。
- この効果は都市の安定性均衡値には影響しない。
- この効果はゲームスピードにより増減する。
- 超越ボーナス:成長する耕作地
- 都市または開拓地の食料+5%
継承特性:氾濫がもたらす沃土
- 乾燥草原タイルに食料+1
- 川タイルに食料+1
象徴街区:運河網(Canal Network)
"ハラッパーの都市はたいてい川の周辺に建っており、そこでは広大に張り巡らされた運河が周囲の土地を肥沃な平野に変えた”
- 食料+3
- 安定性-10
- 隣接する農業街区1つにつき食料+2
- 都市または開拓地の農民スロット+1
街区特性
- 各種ボーナスの算出において農業街区として扱われる。
- 直下および隣接タイルから食料を産出する。
- 川タイルとして扱われる。
象徴ユニット:飛脚(Runner)
"ハラッパーは争いを望まず、競争相手と平和な関係を築くことを好んだ”
近接戦闘兵
- 近接戦闘ユニット。
探索者
- 森林による移動力ペナルティを無視する。
解説
草原や川沿いで人口を伸ばしやすい農耕文化。
継承特性『氾濫がもたらす沃土』は基本的にエジプトの食料バージョン。1つ目と2つ目の効果は重複するため、乾燥草原の川タイルは開発状態であれば常に食料+2となる。言うまでもなく川タイルをどれだけ領土内に取り込めるかが鍵となる。
象徴街区『運河網』は、こちらもエジプトのピラミッドの食料版と言ってよい性能。川タイル扱いになるという仕様上、継承特性が乗って実質の産出量は+1される。自然の川タイルの上に建ててしまうと特性が死ぬので注意。なお、食料は生産力と異なり市民によって常に消費されるため、人口が増えてから別の区域で上書きしてしまうと一気に食糧難に陥る危険性がある。大事に育てよう。
象徴ユニット『飛脚』は少し強化された斥候。新石器時代の遊牧部族はこの文化を選ぶと一律で飛脚にアップグレードするためちょっとお得。とはいえ所詮は斥候であり、本格的な戦争の際の戦力としては期待できない。マップ上を駆け回って調査地点を収集して回らせる(運が良ければなかなかの収入になる)か、必要なければ解散させて都市の人口に加えてしまおう。
食料産出を増やすという分かりやすいコンセプトで、初心者にも扱いやすい文化。エジプトと比較するとこちらは戦争についての強みが無いぶん内政に振り切った能力となっており、すぐ隣に戦争屋がいるような状況では正直あまりおススメできない。食料増産により増えた市民は専門家として各種スロットに配置することができ、状況に応じて自由に付け替えることで臨機応変な対応ができる。専門家の産出は1人あたり各種+6というなかなかの数値であり、後の時代に採用する文化の特性によってはさらに強化される。エジプトに比べて即効性が無いぶん、長期的なメリットを増やすことが得意な文化。古代の間はじっと力を溜め、後の時代で飛躍するための準備を整えよう。
- 採用に向く状況
- 乾燥草原が多い領土に入植できた。
- 川が多い領土に入植できた。
- 敵プレイヤーとの距離が離れており戦争の危険が少ない。