バビロニアは古代に選択可能な科学文化です。
"精神の見えるところ体も従う"
バビロニアは全精力を1つの大都市に集中させることでこの時代で最も優れた建設者,思想家,数学者となった。
”バビロニアにとって、これは単なる市場ではありません。それは始まりなのです。数学と天文学、そして明文化された法律、それも破っているところを見つかりたくはないような……”
”そう、これがバビロニア……あなたと同じくらい賢い隣人がいるというのは、良いことずくめでしょう”
文化特性
科学文化は科学と研究に特化した文化です。
これらの文化は技術を発見することで得られる科学の時代の星から追加の名声を獲得できます。
- 特殊アクション:知の集積
- 都市を「知の集積」モードに設定できる。
- 全ての生産力と貨幣の産出は研究力に変換される。
- このモードが有効になっている都市は食料と研究力のみを産出する。
- このアクションは同時に1つの都市でのみ実行可能で、10ターンのクールダウン期間を伴う。
- このアクションを実行後、停止可能になるまで最低でも5ターンを要する。
- 特殊効果:先見の明
- 1つ先の時代の技術を研究できる。
- 超越ボーナス:無限の好奇心
- 都市または開拓地の研究力+5%
継承特性:優れた哲学者
- 研究済みの技術1つにつき首都の研究力+2
象徴街区:天文台(Astronomy House)
"偉大な天文学者にして熟練の数学者。バビロニアの神官は、星々の動きを理解し、予測するために神殿にて働いた”
- 学者1人につき食料および研究力+1
- 隣接する農業街区1つにつき研究力+3
- 都市または開拓地の学者スロット+1
- 安定性-10
街区特性
- 各種ボーナスの算出において研究街区かつ農業街区として扱われる。
- 直下および隣接タイルから食料と研究力を産出する。
象徴ユニット:ツェブ・シャ・カシュティ
"神殿領の使用権と引き換えに、補充兵として召集されたツェブ・シャ・カシュティは武装し、訓練された”
対騎兵
- 近接攻撃ユニット。騎乗した敵との戦闘時に戦闘力+8
守護者
- 友好的な街区の上で戦闘力+3
解説
人口および研究力を高めやすい科学文化。
継承特性『優れた哲学者』は非常に強力。特に意識せずとも技術を取得していくだけで研究力がどんどん増えていき、古代から毎ターン10~20の出力を叩き出せる。その威力は古代の技術がどれも数ターンで研究完了するほどであり、科学文化の特殊効果により古典時代の技術に手を出すこともできる。首都限定ではあるものの、研究済みの技術が増えればさらに効果は高まるため、ゲーム後半になっても十分に恩恵を受けられる。
象徴街区『天文台』は食料と研究力を両方産出してくれる優秀な街区。豊富な食料で人口を増やし、増えた市民を学者スロットに配置してさらに研究力を…というループにより大量の研究力を稼げる。なお、この街区単体では基本的に食料しか産出せず、農業街区を隣接させることで初めて研究力が得られるという点に注意。即効性には欠けるものの、育てていけば後々大きなリターンを生んでくれる街区である。
象徴ユニット『ツェブ・シャ・カシュティ』は見ての通り防衛向きの性能だが、素の戦闘力が高いため都市攻めもある程度はこなせる。とはいえ、戦争すると決めたならば古典時代の技術「常備軍」を先取りして剣士を主力にする方が確実であり、このユニットの旬は短くなりがちである。
基本的には内政に徹し、街区をパズルのように組み合わせて食料と研究力の出力を増やすのが楽しい文化。一方で、生産力を補助する手段を全く持たないことには注意が必要。食料は豊富にあっても、いざ攻め込まれた時にユニットや防壁の建設が間に合わない、などということになりかねないため、最低限の防衛力は整えてから内政に取り掛かろう。
- 採用に向く状況
- 食料タイルの多い領土に入植できた。