周(Zhou)は古代に選択可能な審美文化です。
"軍の強さにより国の力を見定めてはならない"
周王朝は天命のもと他の地域では決して見られないような幾世代にも渡る社会,哲学,文化の発展を見守ってきました。
”もしかすると、市場にこだわる必要はそれほどないのかもしれません。深遠な哲学者と……物騒な戦闘車があるならば”
”すると、これが周でしょうか?幸運なことに、彼らは思考と瞑想に耽ることを、戦闘車を解き放つことよりは好むようです”
文化特性
審美文化は影響力と外交に特化した文化です。
これらの文化は影響力を増やすことで得られる審美の時代の星から追加の名声を獲得できます。
- 特殊アクション:文化侵略
- 特定の地域において貨幣を投じて愛国的芸術を奨励することで、他国の影響圏を押し返し、影響力を生み出す。
- 実行すると、自国の地域のうち1つを自国の影響圏内へと即座に引き戻し、隣接する地域のうち既に自国の影響圏内にある地域の数に応じた影響力を得る。
- 実行した地域における自国の影響力が最大でない場合、これを実行したとしても再び他国の影響下に落ちる可能性は高い。
- 特殊効果:優美
- 他国との文化的近似性が常に最大になる。
- 全ての帝国、独立勢力との近似性を最大にする。
- これにより、他国が審美文化の帝国に対し条約を破った場合、審美文化の帝国の戦意は急速に増大する。また、審美文化の帝国に対し宣戦した他国の戦意は急速に減衰する。
- 全ての独立国家勢力との近似性が最大になることで、審美文化の帝国が独立勢力に賄賂として払う影響力および貨幣は最小となる。
- 超越ボーナス:アーティストの偉大さ
- 街区の影響力+5%
継承特性:思考の調和
- 街区に安定性+2
象徴街区:孔子学院(Confucian School)
"権威への忠誠が孔子の教えの中心をなし、天命に導かれた思想が模範的な行いを導いた”
- 影響力+1
- 安定性+8
- 研究力+1
- 隣接する山岳タイル1つにつき:
- 研究力+4
- 影響力+1
- 都市または開拓地の学者スロット+1
街区特性
- 各種ボーナスの算出において研究街区として扱われる。
- 直下および隣接タイルから研究力を産出する。
象徴ユニット:戦闘車(Zhànche)
"戦闘車は馬に牽かれた二人乗りの乗り物であり、指揮官が戦場を見渡し、統制するのに役立った”
重騎兵
- 敵に対して突進攻撃が可能な、高速かつ強力な騎乗ユニット。隣接していないユニットに対する攻撃時に戦闘力+3。防壁を越えることはできない。
天命
- 安定性が高い時、戦闘力+3
解説
街区の安定性ペナルティを軽減でき、山岳で研究力と影響力を高めやすい審美文化。
継承特性『思考の調和』は、通常は街区を1つ建設するごとに安定性-10となるペナルティを、-8に軽減するというもの。都市の安定性は90%以上に保つことで様々な恩恵*1が受けられるという仕様があり、それを後押ししてくれる。
象徴街区『孔子学院』は山岳地帯限定で少量の影響力と大量の研究力を出してくれる街区。山岳地帯であれば山岳2つ隣接で+9、+3は安定して出せることが多い。また、街区建設による安定性ペナルティが無く、逆に継承特性と合わせて安定性+10をもたらしてくれる。
象徴ユニット『戦闘車』は強化されたチャリオット。継承特性のおかげで安定性を高く保つのは難しくないため、ほぼ常時26という高い戦闘力を発揮できる。とはいえ、チャリオット系統の常として要求資源とコストの高さが重くのしかかる。古典時代のユニットと渡り合えるだけのスペックはあるため、無理に古代のうちに活躍させずともよいだろう。
フェニキアと同じく特定の地形に特化した文化。特に孔子学院が強力で、山岳さえあれば科学文化をも凌ぐ大量の研究力を出して技術ツリーを爆速で進めてくれる。むしろ研究が速すぎて早々に古代の技術を取得し終わってしまうこともあり、古典時代への進化を若干早めた方が良いかもしれない。また、安定性を上げてくれる特性により、都市に多くの領土を接続して巨大な都市を作りやすい。
- 採用に向く状況
- 山岳が多い領土に入植できた。