カルタゴは古典時代に選択可能な商業文化です。
"海と陸地を越え我らの交易路は世界中へと広がる"
カルタゴが夢見たのはどこまでも広がる港。そこには数え切れないほどの波止場と目を瞠るような品物で満ちています。 これに賭けない者は多くないでしょう。
”形のないものの取引といえば、私はたくさんの断れない申し出を受けることになりそうですね?”
”カルタゴには注意しなければなりません。海には強力な船が、 陸には象がいます……彼らが友好的なことが望まれます”
文化特性
商業文化は貨幣と通商に特化した文化です。
これらの文化は貨幣を増やすことで得られる商業の時代の星から追加の名声を獲得できます。
- 特殊アクション:剛腕投資家
- 影響力を消費してマップ上の資源に対し積極的投資を行う。
- 選択した資源上に生産施設が存在しない場合、即座に生産施設が建設される。
- 選択した資源上に生産施設がすでに存在する場合、施設の所有者から分け前を受け取ることで貨幣を得ることができる。受け取る貨幣はその資源を購入する帝国の数に応じて増加する。また、施設の所有者が独立勢力である場合、その国への分け前は賄賂として扱われ、関係を改善させる。
- 特殊効果:調停
- 交易により得た資源を第三国に転売することができる。ただし、第三国がその資源を同じ輸入先から購入していない場合に限る。
- 超越ボーナス:すべての煌めき
- 都市または開拓地の貨幣+5%
継承特性:手ごわい交渉者
- 全ての都市生産の貨幣による購入コスト-25%
- 「都市生産」は、都市で生産できる共同計画、街区、都市設備、ユニットなど全てを含む。
- 貨幣での購入だけでなく影響力など他の資源での購入にも割引が適用されている。
象徴街区:コトン(Cothon)
"最大で220隻もの船を収容することのできるコトンでは、商船と軍船それぞれに専用の区画が用意されていた”
- 街区の防壁+10
- 安定性-10
- 隣接する沿岸タイル1つにつき生産力+3
- 隣接する湖タイル1つにつき生産力+2
- 都市または開拓地の職人スロット+1
街区特性
- 各種ボーナスの算出において農業街区かつ職人街区、商業街区として扱われる。
- 港の代替となる。
- 2タイル以内の沿岸タイルから全種類の産出を得る。
- 海洋ユニットのスポーン地点となる。
- このタイルから陸上ユニットが出航する際の移動力ペナルティを無効化する。
象徴ユニット:戦象
"その巨大さにより敵を恐れさせ、この戦象は強力な突進で陣形を崩した”
重騎兵
- 敵に対して突進攻撃が可能な、高速かつ強力な騎乗ユニット。隣接していないユニットに対する攻撃時に戦闘力+3。防壁を越えることはできない。
蹂躙
- 自身より弱いユニットとの戦闘時、戦闘力+4
解説
都市生産を購入で賄いやすくなり、沿岸都市の生産力を高めやすい商業文化。
継承特性『手ごわい交渉者』は、都市での貨幣による購入が永続的に割引されるという非常に強力な効果。さらに、まだ都市に吸収されていない開拓地においては影響力によって一部の街区(港や資源生産施設)やユニットを購入することができるのだが、バグか仕様かは不明だがこちらの購入にも割引が適用されている。都市に吸収してから生産力を費やして建設するよりも購入する方がはるかにお得なので覚えておこう。
象徴街区『コトン』は港の代替。通常の港街区は主に食料と貨幣を産出する街区だが、コトンはそれに加えて大量の生産力まで産出してくれるため、非常に強力。活用する場合は沿岸の地域を多めに確保しておこう。
象徴ユニット『戦象』は古典時代最強格の重騎兵ユニット。特性「蹂躙」によりほぼ常時34という中世ユニット並みの戦闘力で戦えるため、部隊に1~2体入れておくだけで敵にかなりのプレッシャーを与えられる。ただし騎兵ユニットなので都市攻めの際はほとんど攻撃に参加できない。防壁の前に配置して敵の突撃を受け止めさせるなど、壁役としての活用が主か。
継承特性と象徴街区の効果により、生産と購入のどちらの面にも強みがある優秀な文化。特に沿岸都市は生産力を得にくいのでそれを継承特性による購入やコトンによる生産力ボーナスにより生産で補いやすくなるのは非常に優秀。ただし、商業文化にも関わらず貨幣収入を増やす特性は一切持たないため、事前か後の時代に他の商業文化を挟む等で資金源は自分で確保しなければならない点に注意。
- 採用に向く状況
- 沿岸地域を確保した場合