棒の先に三日月状の尖った刃を取り付けた道具。
モンハンにおいて鉱石はかなりの需要がある為、特にソロでは常時持っているハンターも少なくない。
また時々壊れる為、大抵複数個持ち歩いている。ついでに炭鉱夫の象徴でもある。
概要 
- ボロ、普通、グレートの3種が基本。採掘能力そのものはどのピッケルでも変わらず、
グレートでないと採掘できないポイント等と言ったものはないが、
このゲームのピッケルは採掘するたびに一定確率で壊れてしまう事があり、その壊れる確率が異なる。
ボロが最も壊れやすく、グレートが最も壊れにくい。とはいえ、ボロピッケルが10回使っても壊れないこともあれば、ピッケルグレートが1回で壊れることもあるという、一種の物欲センサー的なものが発動することもある…
他にもトレジャーで入手可能な代用品としてピッケル活魚や、
MHFで独自に追加されたものとしてキャラバンクエスト限定だがより壊れにくいG改、
たまに1回の採掘で2個取得できるグークのピッケルなども存在する。- たとえグレートだろうが壊れるときは容赦なく壊れる。
新しいシリーズではクエスト開始から○回採掘するまでは壊れない、など補正もあったりするが、
本腰入れて採掘するためにはスキルや調合素材の持ち込みが欲しいところ。
- たとえグレートだろうが壊れるときは容赦なく壊れる。
- 無印は買うだけだったが、MHGからは自前で調合できるようになった。
棒状の骨+αで作れるが、これによりボロピッケルの刃は石ころで出来ていたことが発覚した。
また、普通のピッケルは鉄鉱石だがグレートはマカライト製であり、少々勿体ない。
調合で鉱石を尖った形に削れるなら、ピッケルが無くても採掘出来るのでは…?とか言ってはいけない。- MH3以降、ボロピッケルのみなぞの骨と石ころの調合で作成できるようになり、
MH4以降はピッケルとピッケルグレートもなぞの骨との調合方法で作成するようになった。
…風化して元の生物も分からないような骨を柄にして大丈夫なのだろうか?
- MH3以降、ボロピッケルのみなぞの骨と石ころの調合で作成できるようになり、
- ちなみに虫あみなどの採取用アイテムは壊れにくいものほど調合成功率が低いのが普通と思えるのだが、
作品によってはボロとグレートの調合成功率が95%で回復薬と同等、
代わりに普通のピッケルだけなぜか75%だったりする。
マカライト鉱石は案外素手でも加工しやすい物なのだろうか。
- 採掘には使えない調合用アイテムにフエールピッケルがある。
- 教官は、ピッケルを武器にモンスターに立ち向かった事があるらしい。
自分も試してみたいなぁ…と思った、そこの貴方に朗報が!
MHFには、その名も「ピッケル【命】」という名の双剣が存在する。
ピッケルグレートをベースに、鎌蟹の尖爪や覇竜の剛爪で補強を行った結果、
決して壊れることが無くなり、武器として生まれ変わったのである。
さぁ、心置きなくピッケルでモンスターに立ち向かってほしい。- ただし、その代償としてこのピッケルでは採掘が出来なくなってしまった。
ピッケルとしてみた場合、致命的な代償である。なぜ採掘ができないのか、これが分からない。 - 強化先に「ピッケル【炎魂】」、凄腕強化先にとして「クラッシャーピッケル」が実装されている。
その際に、強化素材に黒龍の魔眼や神龍苔を要求されたりする。では強いのかと言われると…
マイナス会心が酷く、斬れ味はスキルで補っても緑までしか出ない。
強化する際は、よ~く考えよう。 - さらにMHW:Iではピッケルの太刀が登場してしまった。
詳細は炭鉱夫の項をご覧いただきたい。
- ただし、その代償としてこのピッケルでは採掘が出来なくなってしまった。
- MHSTでは消費アイテムではなく、まさかの貴重品のうちの1つとしての登場。
虫あみや釣りざおと同じくライダーの標準装備の1つらしく、最初から持ち物の中に入っている。- 名称こそ普通の「ピッケル」であるのだが、あろうことか説明文には
「けっして刃こぼれしない」とある。
その謳い文句の通り、本作のピッケルは実際に何回使っても絶対に壊れることがない。
MHWorldの新大陸調査団ハンターたちもこのピッケルを持っているのだから、
“ピッケルG改のさらに上を行くピッケル”としてMHFのハンター達にも使わせてもらいたいところである。
ちなみに虫あみの方も絶対に壊れない。
独自の文化を持つライダーならではの、秘伝の製法で作られたものということだろうか?
ハンター達はライダーさんと交友関係を結び製造方法を伝授してもらうべきである。
MHworldでは壊れないピッケルを使うことができるようになっているが、
新大陸では新たな製造方法が開発されたのだろうか。 - MHRiseでも同様、壊れないピッケルを使っている様だが、
ついに持ち物欄から表示されなくなった。
物質から概念へと昇華してしまったらしい
鉱石を調べるとおもむろにピッケルを取り出して掘るが、それを持っているという記載はどこにも無い。
しかもこれまでのピッケルと違い一振りで枯れるまで同じ場所の鉱石を掘る事が出来る。
更にオトモガルクに乗りながらでも使える。もはや、ピッケルを使う場所に時間をかける事はない。
存在を感じさせず、一瞬でしめやかに全ての鉱石を掠め取っていく。
そんな手練れの泥棒のようにクールなピッケルの姿が、MHRiseにはあった。
- 名称こそ普通の「ピッケル」であるのだが、あろうことか説明文には
- ライダーが自分の足で歩いている時はハンターと同じモーションでピッケルを振るうのだが、
ライドオン状態で鉱床の前で採掘するとあろうことか素手で鉱石を採掘してしまう。
同様のことは虫あみにも言えるのだが、
こちらはモノがモノであるため冷静に考えると超人のハンターよりもかなりすごいことをやってのけている。
まあ、メタ的に言えば「ライドオン状態でピッケルを振るうモーションを作っていなかった」だけだと思うが。- 負けてられないと思ったのか、MHW:Iではハンターもモンスターライドと共に素手での採掘能力を習得した。
こちらもやはりライド時限定だが、ハンターの人外っぷりに拍車がかかっている。
- 負けてられないと思ったのか、MHW:Iではハンターもモンスターライドと共に素手での採掘能力を習得した。
余談 
- 現実にも「ピッケル」と言う道具は存在するが、登山用の多目的道具である。
鉱石を打ち付けて砕いて採掘するための道具は主に「ツルハシ」などと呼ばれる。
ちなみにツルハシは英語では「ピックアクス」または「ピカクス」と言う。
「突く」という語を英語にするとpick、ドイツ語ではpickelnと訳すため、
英語で「突いて砕く斧」をPickaxe、ドイツ語で「氷に突き立てる登山具」をEispickelと呼び
ドイツ語圏のスイスが現在の登山文化の発祥なのでドイツ語名のピッケルが定着したという流れである。- どちらも形は似ているといえば似ているが、サイズは大きく異なる。
現実のピッケルは氷の斜面に突き刺して一時的な取っ手や足がかりにして滑落を防いだりする目的の他、
杖にしたりテントを張る時のロープを留める杭にしたり等、様々な用途がある。
そのためそんなにデカくはなく、基本的に片手で振るえるサイズである。
長さだけならツルハシと大差ないものも存在するが、先端の「鍬」部分はかなり小さい。 - 一方でツルハシは硬い岩盤などを打ち砕く必要があるため、サイズも重量もかなりのものがある。
ピッケルとは似ているのは形だけで、実際の使い方は全く異なる。 - 一応、地質学者などが使う「ピックハンマー」と呼ばれるピッケルのような道具は
ピッケルのようなサイズで採掘に使われるものだが、硬い岩盤を砕くものではなく
主に柔らかい地質を掘り返すのに使う、用途としてはスコップに近い道具である。
岩を砕く事もあるが地質調査という目的の関係上ツルハシのように豪快に砕いたりはしないし、
尖っている方ではなく反対側のハンマー状になっている方で行う。 - モンハン世界ではその用途や実際に使ったときのハンターの動作からしてどう見てもツルハシだが、
一貫してピッケルと呼ばれている。 - 英語版では元からPickaxeと表記されており、日本語版のピッケルのような名称と実態のズレはない。
ちなみに前述した通りピッケルは「突く」のドイツ語なのだが、
モンハンのドイツ語版でもこのアイテムはPickelとは呼ばずにPickaxeのドイツ語訳のSpitzhackeとなっている。
それを思えば日本語版もツルハシかピックアクスと呼ぶべきな気がするが…? - モンハンの影響が強いのか、元々似ていて混同する人が多かったのか、
現実世界でもツルハシの事をピッケルと呼ぶ人はいる。
当のカプコンはと言うと、モンハン以外の作品でもピッケルを採掘用道具として扱っている。
しかもモンハンのような名前だけピッケルで実体はツルハシ、なんてものではなく
名前も見た目もサイズもピッケルな代物で採掘しているものすらある。
これがカプコン社総出でピッケルとツルハシを勘違いした結果なのか、何かの意図があるのかは不明。
遊戯王のアンデット族の一件のように間違っていることこそ認識しているものの、
すでに周知が進んでしまったので今更修正できないという理由かもしれない。
- どちらも形は似ているといえば似ているが、サイズは大きく異なる。
- 申し訳程度ではあれ、ハンター用の武器の中にも「ピック」が存在する。
銘こそ「ピック」ではあるが、本項の『ピッケル』等の代用はできない。- 他方、オトモ用の装備にも「ピック」が存在し、種類としてはコチラの方が多い。
奇面族チャチャの固定装備「怪鳥のクックック」も、イャンクックのクチバシを素材としたピックである。
(シリーズによっては、条件をクリアするとアイルー用のレプリカも作成可能となる。)
また、ニャンター場合は専用のマイピッケル(無限)を別途所持しているため、
「ピック」以外の武器を背負っていてもピッケル採掘が可能となる。- オトモ装備の武器に関しては、イベント配信クエストの報酬ではあるが
「ツルハシ」そのものまで存在する。
- オトモ装備の武器に関しては、イベント配信クエストの報酬ではあるが
- 他方、オトモ用の装備にも「ピック」が存在し、種類としてはコチラの方が多い。
- MH4GのJUMPクエストでは、限定装備の一つを製作するのに必要な素材の一つとして「伝説Jの碇」が登場する。
アイコンは赤いピッケルとなっている。