ゲーム用語/ボス

Last-modified: 2021-07-31 (土) 00:04:07

「頭(かしら)」、「親方」、「頂点に立つ存在」と言った意味の英単語。

一般用語としての「ボス」

  • 企業の社長や暴力団の組長など、その集団をまとめ上げる存在に対し、「ボス」と言う言葉がよく使われる。
    類義語としては「リーダー」や「親玉」などがある。
  • 人間だけでなく、野生動物においてもボスの概念が存在する生き物は多い。
    集団で生活を行う種では必ずと言っていいほどにボスに当たる個体が存在しており、
    他個体より能力に優れ、その群れがきちんと成り立つ上ではボスの存在は必要不可欠であるケースがほとんど。
    また、ボスは基本的には2頭以上が同じ集団に同時に存在すると言うことはない。

ゲーム用語としての「ボス」

  • 「ボス」という存在はイメージしやすいためか、ゲーム用語としても今日では一般的に使われている。
    いわゆる「雑魚」より強く設定されており、撃破することでゲームが進行するものを指すことが多い。
    能力以外にも、専用の戦闘BGMが用意されているなどの特権が与えられていることも珍しくない。
  • 一言に「ボス」と言っても、与えられた役割によって呼び方がさらに細かく分かれることもある。
    有名なものを挙げれば、
    ゲーム内における特定のステージやチャプターなどの攻略途中で戦うものは「中ボス」、
    ステージやチャプターなどの最後や物語の節目で戦うものは「(大)ボス」、
    ゲームクリア目前で最後に戦うものは「ラスボス」、
    撃破自体はクリアに必須ではないが条件を整えることで戦えるものは「裏ボス」、
    と言った具合の呼び分け方が有名である。
    また、場合によっては「四天王」などの特別な肩書き持ったボスが登場することも多い。
    • 原則として、中ボス大ボスは
      そのボスを倒さなければ次のステージに進む事ができない
      または、そのボスを倒さないとシナリオの先のフラグが立たない
      等と言った、ゲーム進行上の制約が架せられている事が多い。
      これは後述にある通りMHシリーズに於けるキークエスト、緊急クエスト的な意味合いとなる。
    • 一方で、より強力な武器や防具、アイテム(呪文やスキル)を入手するための条件として
      ストーリー上は無視してもゲーム進行に支障が無いボスと言うものも存在する。
      MHシリーズで言う所の依頼クエスト等、武器(防具)開発の解放条件となるクエストが該当する。
      ゲームを有利に進める要素の解放と言う意味では、食事の内容を拡充実させたり、
      一部シリーズでは狩技やニャンター要素などのシステム群の解放条件なども含まれる。
      これらは便宜上「隠しボス」(ゲームクリア後なら「裏ボス」)と称される場合もあるが、
      説明の混同を避けるため本項では概要を触れるだけに留め置き、
      各項目の仔細については、最下部リンクからそれぞれの項目にて別途参照して頂きたい。
  • 一般的なイメージとして
    大ボスは主人公(ソロ、もしくは、パーティー)に対して一体で攻めて来る印象が強いが、
    それは「一体で攻めてくる大ボスの事例が圧倒的に多い」から感じるだけの話であり
    大ボス戦の敵は一体でなければならない、などと言うゲームの不文律は、そもそも存在しない。
    状況的には不自然であり、プレイアブル環境として見れば不条理と思える知れないが
    大物を二体も三体も同時に相手にする状況と言うのは
    あらゆるゲームに於ける日常茶飯事であり、MHの仕様だけが取り立てて特殊と言うことは無い。
    • 殊、五体相手の大連続狩猟ともなると
      MH最大の花形イベントにしてプレイヤーの腕前の見せ所と特別な感情も一入に思えるが、
      一般的には「ボス・ラッシュ」と呼ばれて多くのゲームに普通に導入されている汎用的な仕様である。

モンスターハンターシリーズでは

  • モンハンにおいては、上述した一般用語・ゲーム用語両方の意味でボスという言葉が用いられている。
  • 一般用語の方での用法としては、有名なのはドス鳥竜系やドドブランゴ、ドスガレオスなど。
    彼らは取り巻きとなる部下を統率し組織的に獲物を襲うため、
    野生動物におけるボス個体と同様の扱いと断言できる。
    これに関しては「取り巻き」の記事が詳しいため、そちらを参照すること。
  • 一方で、ゲーム用語としての「ボス」の方はやや他のゲームとは事情が異なる。
    ハンティングアクションであるモンスターハンターにおけるボスと言えば、
    おおよそ全ての大型モンスターがボスに相当するといってもよい。
    一方で、「雑魚」に当たる小型モンスターを率先して討伐するという状況は他のゲームに比べて少ない。
    言い換えれば、モンハンは一般的なゲームと比較してボス戦の回数が非常に多いゲームということになる。
    • 「キークエストや緊急クエストで戦う大型モンスターだけがボスに当たる」という考え方もできる。
      ただ、その場合でも他の大型モンスターは「雑魚」と呼ばれるようなことはまずない。
  • MHRiseで登場した百竜夜行では、最後に出現する大物やヌシ、古龍などを「ボス」と呼称するプレイヤーが多い。

MHST

  • ゲームジャンルが大きく異なるMHSTに限ってはまた事情が変わる。
    この作品はストーリーを攻略していくいわゆるRPGであるため、
    攻略中に必ず戦うことになる一部のモンスターたちがボスとして扱われている。
    フィールド上にも大型モンスターは生息しているが、彼らがボスと呼ばれることはまずない。
  • この作品におけるボスは通常の個体とは異なり、二つ名持ちモンスターのような通り名を持っていることが多い。
    中には通常個体とは大きく異なり、特殊な状態に陥っている個体も数多く登場する。
    • 行動パターンはいずれも通常のものと変わっており、普通は使用しない特技を使用するものも多い。
      当然ながら能力値も高く設定されており、いずれも非常に手強いものばかりである。
      当たり前だが、帰巣させるようなことは一切できなくなっている。
  • ストーリーで相対することになる多くのボス個体は、複数の部位に分かれているものがほとんど。
    それぞれの部位を破壊することで落し物の入手ができるほか、
    一部の特技を封じたり、複数回行動を抑制したりすることも可能な場合があるため、
    積極的に破壊を狙いたいところ。
  • 特定の依頼系サブクエストでも通り名を持ったボス個体が討伐対象である場合があるが、
    こちらに関しては通常のモンスターとは能力がやや高くなっているだけであり、
    行動パターンが変わっていたり部位破壊ができたりする個体は存在しない。
  • ナビルーのアドバイスは、ストーリーで相対するボス個体相手では毎回専用のセリフを話してくれる。
    いずれも感情が籠っていて熱いセリフばかりのため、しっかり聞いておきたい。

MHST2

  • 基本的に前作と同じだが、部位破壊や落し物に関しては通常出現する大型モンスターにも実装されたため、
    ボス個体だけの特別仕様と言う訳ではなくなった。
    また、前作に続き特殊な状態に陥った個体も登場するが、
    名称に関しては特に変わっておらず、行動パターンも通常個体とあまり変わらないものが多い。
  • ストーリーの節目に戦うことになる一部の大ボスについては、
    モンスター図鑑に専用の「ボス」の項目で個別に解説されていると言う破格の扱いを受けている。
    戦うことになった経緯やその結末などもここに書かれる。
  • 通り名付き強化個体が討伐対象のサブクエストは、クエスト名に【高難度】と付く。
    討伐対象の個体も前作と比較して大幅に強化度合いが増しているため、かなり討伐が難しくなっている。
    中には上位個体をも上回る実力を誇る下位強化個体なんてものもいたりする。しかし入手できるのは下位素材。
    なお、本作ではこの手の強化個体に関しても図鑑で専用の項目が設けられている。

余談

  • 英語圏で『boss』と言うと組織の上位…どころか日本でいうところの『上司』くらいの意味合いである。
    現地スタッフが存外低い地位の人物を『ボス』と呼んでいて驚く人は意外と多いのだそうだ。

関連項目

世界観/群れ
アクション/取り巻き
モンハン用語/ドス
ゲーム用語/ラスボス
ゲーム用語/ラスボスの前座
ゲーム用語/裏ボス
ゲーム用語/四天王