モンスターが音爆弾を食らう、閃光玉等で地面に落とされる、
壁に刺さって動けなくなる……などの時に素材やアイテムを落とす事がある。これが落とし物である。
- 作品によって正式名称が「落し物」「落とし物」で表記ゆれが発生しているが、本項は前者の表記で立てている。
概要
- モンスターが落とし物を落とすと「チリン」と鈴のような音が鳴り、落ちている地面が光る。
しかし時間が経つと消滅してしまうので、回収は素早く行おう。
とは言ってもモンスターが暴れる中で回収するのは危険なので、十分注意を払う必要がある。
またフィールドによってはかなり見えにくいので、落とした場所から目を離してはならない。
モンスターがエリア移動して安全になってから拾おうとした途端に消えることもしばしば。
- 竜の場合は落とし物の多くが精算アイテムの「竜のナミダ」や「竜の大粒のナミダ」になっている。
地面に落ちた液体を拾うというのもおかしな話ではあるが、
竜のナミダの項にもあるように、竜のナミダは液体ではなく、
涙腺で体液が結晶となったものでありそこまで違和感はない。
それに泡立つ滑液や極彩色の体液など気にしだしたらキリが無い
だが、「まだ身の付いた肋骨」や「心臓」を落とすというのは……
- MHP2G以前及びMH4の古龍などは、怒り時の咆哮などの際に
「龍秘宝」または「いにしえの龍秘宝」というアイテムを落とすことがある。
また、MHX(X)におけるゴア・マガラ及びシャガルマガラは、
同作で精算アイテムとなった狂竜結晶を落とすようになった。
- MHWorldでは、高画質化に伴い落し物のグラフィックも一新。白く光る小石のような見た目になった。
キラキラ光っているため暗い場所だと目立ちやすいが、龍結晶の地や陸珊瑚の台地のような、
元々白かったりギラギラしている地形だと非常に見つけにくい。
一応、導蟲は反応しているが、あまりにグラフィックが薄い上にこちらも光っているため、
明るい場所だと見つけにくい問題は解決しない。
MHW:Iでは更に真っ白な地形である渡りの凍て地が公開された。
流石に開発側も見つけにくいと思ったのか、落し物から白い光の柱が淡く立ち上るように。
これにより落し物の見つけにくさは大幅に改善された。
またMHWからは採取システムの変更により、足を止めずに拾えるようになったため、
モンスターの大きめの隙を窺わなくても無理なく回収可能になった。- なおMHWでは、落し物が近くにあると画面右にテロップが表示されるようになったため、
落し物の存在自体には気付きやすくなった。 - 落し物の中でも、スリンガーの弾は赤色、追い剥ぎの装衣による換金アイテムは金色で表示される。
- MHW:Iの導きの地では、諸々の事情から落とし物拾いの重要度が狩猟にも劣らないものとなってしまっている。
詳しくは該当ページを参照のこと。
- なおMHWでは、落し物が近くにあると画面右にテロップが表示されるようになったため、
- たまに玉石系や天鱗系を落とす。気軽に拾って天鱗が出た時の嬉しさと驚きは筆舌に尽くし難い。
もしかすると、ゲーム内では落し物を落とす動作が同じように見えるかもしれないが
ナミダは本当に泣いていて、玉石や天鱗などはごく稀に間違えて吐き出したり、
体表から取れたりしてるのかもしれない。- もともとの確率が低いのもあって、剥ぎ取りなどと遜色ない確率設定のモンスターが多い。
そのため、レア素材に限って言えば拾った回数分だけ剥ぎ取り回数が増える…といえる。 - MH4では強力な発掘装備の強化に大量のポイントを必要とするため、
ギルドクエストに挑む多くのハンターにとってはナミダや龍秘宝等の精算アイテムがアタリで、
玉石なども含めて素材の方がハズレ扱いされるという珍妙な事態が発生している。
- もともとの確率が低いのもあって、剥ぎ取りなどと遜色ない確率設定のモンスターが多い。
- 基本的に手に入るのは精算アイテムばかりであり、
「入手できなくても困らない」ため多くのプレイヤーからは無視されがち。
そんなプレイヤーの裏をかいてか、MHXで登場した燼滅刃ディノバルドには
落とし物でしか手にはいらない素材が存在し、ストッパー素材として名を馳せた。
この素材はMHXXでクエスト報酬としても入手できるようになったが、その確率はかなり低め。
同様に、MHXXで登場した一部の二つ名にも、落とし物では比較的入手が簡単であるが、
落とし物を拾わないと入手しにくい素材が存在し、これらもストッパー扱いされがちである。- このような素材が存在しても、攻撃の手を緩めて落とし物を拾う行為はマルチでは賛否が分かれる。
トラブルを避けるためにあらかじめ確認しておいたほうがいいかもしれない。
落し物素材を狙う部屋も存在するので、気になるのであればそのような部屋を利用すればいい。 - トラブルの火種になる事は無いが、アイルー&メラルーが落とす「肉球のスタンプ」や「ネコ毛の紅玉」など
基本的には無視されるが、いざ欲しい時に改めて集めるのが面倒な素材もあったりする。
- このような素材が存在しても、攻撃の手を緩めて落とし物を拾う行為はマルチでは賛否が分かれる。
- 消滅した場合でも再度条件を満たすとまた出てくる事もある。
MHP2G以前の作品(MHF含む)では、そのモンスターの落とし物を既に拾得しているか、
フィールドに落ちている状態で無い限り、条件を満たすたびに50%の確率で発生する。
出現判定はプレイヤーごとに行われるので、マルチプレイでも人によって出たり出なかったりする。- 例外はタイクンザムザで、岩殻を破壊するごとに毎回落とし物が出現する。
- MHP2Gより後の作品では、運次第で条件を満たすたびに落し物を取得できるようになった。
これを利用することが戦略として有用となるモンスターも存在する。- オストガロアは各種攻撃の際や怯んだ時など、頻繁に落とし物をするが、
そこから得られる「古びたバリスタの弾」は精算アイテムであると共に、
名前通りフィールドにあるバリスタで発射する事も出来る非常に珍しいもの。
ただし換金額は雀の涙ほどしか無い。
オストガロアは体力の多いモンスターであるため、残す位なら片っ端から撃ってしまった方がよい。 - 辿異種のエスピナスやガスラバズラは、特定行動時に「抗毒液」という特殊な精算アイテムを落とし、
これを使う事で、その辿異種モンスターが使う猛毒状態を治療し、更に一定時間これを無効化できる。
猛毒状態は通常の解毒薬や毒無効スキルでは治療・無効化できず、
また耐毒強化で毒無効を強化しても、通常の毒になるだけで完全な無効化はできないため、
この抗毒液は、猛毒状態を完全に治療できる唯一の手段となる。
抗毒液は、通常の落とし物と異なる紫色の光を放ち、また通常より速く回収できる。
- オストガロアは各種攻撃の際や怯んだ時など、頻繁に落とし物をするが、
- MHRiseでは、新システムである操竜でも落とし物が出現する。
操竜中のモンスターによる強攻撃が他のモンスターにヒットした場合に、受けたモンスターが最大3回まで落とし物をする。
この落とし物は通常のものとはテーブルが異なり、精算アイテムは一切出ず各モンスターの素材のみが手に入る。
大抵は鱗や皮ではあるものの、操竜さえ上手く行けば剥ぎ取りと同じ回数分が確実に手に入るというのは大きい。
中には怨虎竜の刀殻や妃蜘蛛の鉤棘など剥ぎ取りでは手に入らないものも。
ただし玉石系のレア素材は出てこないので注意。一応上位個体なら逆鱗系は落とす場合がある。- また、操竜による落とし物の発生機会の多さが考慮されたのか、
MHW:Iと同様に光の柱が立っている他、落とし物のグラフィックが巨大化してよく目立つようになった。
さらに残存時間も大きく伸びており、モンスターと戦い終わった後でも拾いやすくなった。
- また、操竜による落とし物の発生機会の多さが考慮されたのか、
- ガーグァは後ろから攻撃して驚かせると、そのはずみで卵を生み落としてしまう事がある。
この時のオブジェクトはキラキラ光るものではなく、「明らかに卵」。見間違える事は無いだろう。
拾った卵は運搬アイテムとなり、これを納品するクエストもよく登場する。
また稀に金ピカの卵を産む事もあり、より高額で売れるガーグァの金の卵が採取できる。- 当然だが、「ガーグァの卵」を納品するクエストでは「金の卵」を納品することは出来ない。
そういう時に限って金の卵しか落とさないのはもはや定番である。
- 当然だが、「ガーグァの卵」を納品するクエストでは「金の卵」を納品することは出来ない。
- そのものズバリ、落し物の傘というアイテムもある。
ただし、これを落としたのはモンスターではなくハンターの可能性が高い。
- 孤島フィールドの滝付近に時折魚系アイテムが落ちている。ソレは落し物とはいえないのでは……*1
- MH4(G)では、ナグリ村の南西部で掘削作業をしている土竜族の傍に落とし物が出現している。
ここでは余ったものとされるピッケル系統(3種類)がランダムで1本入手できる。
炭鉱夫になることを強いられている……?
- システム的な落とし物とは別だが、初期シリーズのフィールドでは採取ポイントで怪鳥の鱗が採取できることがあった。
もちろん、地面から鱗が生えてきている…というわけではなく、
イャンクックが餌を食べている時にたまたま落としたものである。
システムとしては採取アイテムだが、世界観的にはこれも落とし物だろう。- MHWではモンスターの痕跡を採取する際、そのモンスターの素材も同時に見つかることがあるが、
これも上記仕様の再現と言えるだろう。
- MHWではモンスターの痕跡を採取する際、そのモンスターの素材も同時に見つかることがあるが、
- 各種オトモやマイトレプーギーもセッティングによっては落し物をするようになる。
内容は回復アイテムなどだが、困ったことにMH3Gまではモンスターの落し物と全く見分けが付かず、
本命の落し物を見失ってしまうこともあった。
MH4からはオトモの落し物は緑色に光るようになり、青く光るモンスターの落し物との判別が容易になった。
- ゲームジャンルがメインシリーズと全く異なるRPGである、MHSTでも落し物はある。
基本的にはいずれのモンスターもダウン状態にした上でさらに攻撃すると落とすようになっているほか、
一部の部位破壊が狙えるモンスターは部位破壊をした際にも落し物をする。
落とした素材はその場では拾えないが、無事に戦闘に勝つとリザルト画面で鑑定が行なわれ、
追加報酬と言う形で受け取ることができる。- それとは別に、迷子のプーギーを助けた際やケルビを撃退した際にも落し物が手に入る。
これらは戦闘中ではなく移動中の落し物のため、その場でアイテムが手に入る。
- それとは別に、迷子のプーギーを助けた際やケルビを撃退した際にも落し物が手に入る。
関連項目
システム/精算アイテム
クエスト/落っことした荷物を探せの巻 - ハンターが依頼主の落し物を探すクエスト。