MH3Gに登場する片手剣で、レムナイフから派生するダーティバロンの最終強化武器。
目次
概要 
- ドスフロギィの素材をメインに作成できる剣であり、
ゲーム中の解説によると
「特殊な機構を持つ剣とガス袋を膨らませて衝撃を吸収する盾を組み合わせた意欲作」らしい。
なお、大本であるダーティーバロンは「毒噴出機構を持つ剣」だった(なぜ違うのかは後述)。
完成までにはドスフロギィのクチバシ系の素材がやたら必要になる。
性能 
- ダーティーバロン、ダーティーファニングは毒属性を持っているのだが、
ライバルともいえるシャドウサーベル系に属性値が負けており、毒属性の武器としては正直厳しい所である。
では肝心のダーティーグラフはというと、スロットこそ3つあるがなんと無属性である。
ついに毒まで失い存在意義を失った…かに見えるが、
覚醒と組み合わせるとなんと毒属性550が発生するのだ。
剛断剣タルタロスや震撃鎚グロンド・ギガ同様、この武器もまたスキル次第で大化けする武器なのである。
- 前述したシャドウサーベルを最終強化した邪閃エペ=ギルタナスの毒属性値は400。
それと比較しても、この武器の属性値の高さが圧倒的であることがよく理解できるだろう。
ちなみに「状態異常攻撃+2」のスキルを発動すると属性値は670に上昇し
更に「ネコの特殊攻撃術」も合わせると属性値は750にまで跳ね上がる。
その性質から、非常に高い体力を誇る強化クエストのモンスター相手に猛威を振るう。 - 覚醒に加えて状態異常攻撃強化+2がつくネブラX一式と非常に相性が良い。
覚醒が必須なことと、素の斬れ味が短い白ゲージしかなく、
匠を発動させてもそれが伸びるだけ(=紫ゲージが出ない)なのが欠点。
しかし、G級の早いタイミングで作成できる片手剣としては破格の性能と言えるだろう。
これでも十分にソロでG級アルバトリオンを沈められる。- ただし、ギルタナスは作成可能タイミングがほぼ同じで匠で紫30が出現する。
あくまで属性値がトップなだけとも言え、状態異常強化をつけたギルタナスと比べられると
少し厳しい部分も出てくる。
覚醒が必要なのでスキルの圧迫度もそこまで変わらない。どちらかと言えばPT戦向きである。
- ただし、ギルタナスは作成可能タイミングがほぼ同じで匠で紫30が出現する。
余談 
- 「ダーティー」は汚れているという意味がある。
「グラフ」はドイツ語で伯爵を意味する。
強化元であるダーティーバロンの「バロン」は英語他で男爵を意味するので、
名前の上でも昇格していることがわかる。
ダーティーファニングの「ファニング」は男爵と伯爵の間である子爵…ではなく、
(風などを)煽るといった意味である。- シングルアクション(撃鉄を上げてから引き金を引く方式)リボルバーの撃ち方に
ファニングショットというものがある。
これは片手を扇ぐようにしながら撃鉄を起こし、もう片方の手で引き金を引く撃ち方で、
ダブルアクション(引き金を引くと撃鉄も上がり引き金を引くだけで撃てる方式)の銃と
同等の連射速度を発揮することも可能だが、命中率は著しく落ちる。
フロギィ装備はこの武器や弓のダーティーリボルバーなどリボルバー拳銃のような装飾が
付いているものが幾つかあるので、ファニングの銘はこれが由来かもしれない。
- シングルアクション(撃鉄を上げてから引き金を引く方式)リボルバーの撃ち方に