目次
概要
- MH2で登場する若き竜人族の開拓者が興した村。
ドンドルマのはるか東、辺境の最奥に位置する。テロス密林に近い。
ジャンボ村の北西の熱帯地域にはグロム・バオムという村が存在し、
この村からさらに北西に向かうとゴルドラ地方がある。
- 村長の意向により、ハンターを中心に村づくりが進められている。
その発達速度は目を見張るものがあり、第二のドンドルマとなるのではないかと期待する声も多い。
ここを拠点とする新米ハンターのために、ハンターのための貸家や道場、
そしてクエストの受注も可能な酒場なども完備している。
造船所や船着場などもあり、交通の便も悪くはない。
南エルデ地方や大陸南部の砂漠地帯までの連絡船が通っており、交易にも力を入れている。
- このためプレイヤーが介入して村をほぼ一から発展させていくという独特のゲーム性がある。
プレイヤーが訪れた頃は最低限の設備しかないが、
村クエストを進めるごとに発展し、最終的には街(オンライン)でも買えないものが多々入手できる。
村の発展は4つのエリアごとに展開されるため、かなりやりがいがあり、
MHシリーズでは珍しくオフラインでも十分楽しめる構造になっている。- 酒場エリアは村の受付カウンター周辺のエリア。
街の集会所系酒場のイメージではなく、屋外のカウンター兼酒場である。
このエリアは、村のストーリーを進めていけば発展するようになっている。
つまり村クエや村長、竜人族のお姉さまの依頼をこなしていけばよい。
ナナ・テスカトリとの対峙前に最高レベル3となり、
「古塔の書」を完成させておくことで挑めるようになる。
- 工房エリアは工房のばあちゃんのいる2階建てのエリア。
ばあちゃんの依頼をこなしながら弟子を増やしていくことで発展させる。
最終的に3人の弟子が集まれば最高レベル3となる。
3人揃うまでのばあちゃんや弟子のダッシュはMH2の名物(?)に近い。
レベル3で伝説の職人が登場し、ラオシャンロンにも挑めるようになる。
- 港エリアは船大工の親方がいる北側エリア。
親方の依頼や村南部の停泊場にくる商人らの依頼をこなし発展させていく。
最終的にレベル3で船が完成し、ココット村に行けるようになる。
リオレウス、モノブロス、オオナズチとはココット村で対峙することになる。
- 坑道エリアは村東部の廃坑道のエリア。
工房のレベルをある程度上げると発掘マニアがやってくるので、
ピッケルを渡して掘り進める形で発展していく。
最高レベル3でナナ・テスカトリに挑むための書物の一部が手に入る。
またラオシャンロンを討伐することで、坑道奥に刺さった剣が抜けるようになっている。
ココットの英雄の伝承と似た状況で発見されるが、関連性は不明。
全エリアを最高レベルにするハンターライフは極めて充実したものとなる。
施設そのものが発展するほか、村人たちも引っ越してきて賑やかになっていくのも特徴的である。 - 酒場エリアは村の受付カウンター周辺のエリア。
- 村中央の情報掲示板には、フィールドや村人の紹介など真面目なことも書いてある一方で、
メタ的なシステム面の説明が、世界観に合わせた形で方々の記者や学者、ハンターらによる記事として載っている。
内容が半分ふざけているようなものが多数あるため、小休憩がてらに読んでみるのも一興であろう。
田中氏のいうところの「(MH2は)こんなことまでやってるのかよ!」という当作のこだわり部分の一つかもしれない。
実際、防具強化の記事では、その不便さと前号での記載漏れについて記者が深く深く深く深くお詫びしている。
- 村の西側の門だけでなく、東側の門からもクエストに出発することができる。
行商ばあちゃんや竜人族のお姉さまに話しかけたついでに東門から出発するのも便利である。
- また、オフラインの拠点としては数少ない昼夜がある拠点でもある。
モガの村と違って時間経過でも昼夜が切り替わり、夕焼けに染まる様子も見られる。
- ナナ・テスカトリ討伐のエンディング後、ある条件を満たすと村長が村に再び戻ってくる
「収穫祭」のイベントが発生するのだが、その正確な条件が未だに不明である。- 全ての施設をレベル3にする。
- 村全体の友好度を一定にまで上げる。
- 亜種とテオ・テスカトル、リオレウス、モノブロス、オオナズチを除くモンスターを狩猟する。
季節を進めることも重要とか、キリンは不要では?などとも主張されている。
村の人々(一部のみ)
- プレイヤーと特に関わりが深いNPCのみ紹介する。より詳しい内容は個別記事も参照されたし。
- ジャンボ村の村長
- 若き竜人の開拓者。エンディングでは新たな開拓地を求め旅に出る。
- 酒場の看板娘
- 村唯一の酒場を切り盛りする少女。主なクエストの受注を担当する。
ゲーム中には登場しないが、パティという名前がある。 - 船大工の親方
- 元ハンターの経歴を持つ船大工。一般的な人間とは異なる特殊な種族出身者。
他の船大工NPCと共に巨大な船の建造を行っており、彼らに協力することで村の交易が盛んになる。
また、ミニゲームである腕相撲の相手となる。 - 工房のばあちゃん
- 伝説の職人の弟子。人間の寿命では習得不可能とされた竜人の武具加工技術を身につけている。
武具の生産や強化を担当するのは勿論、序盤は既製品の販売も彼女一人で行う。
工房を発展させると、彼女を慕って弟子入りしにきたNPCが増え、師匠も村を訪れる。 - 調合屋のあるじ
- ゲーム開始後暫くすると村を訪れ、主人公の助けで調合屋を開業する。
昔は調合界に革命をもたらした存在らしい。だが現在はだいぶボケており、
直前のことすら即座に忘れてしまう。 - 雑貨屋ネコ
- ゲーム開始時から利用可能な雑貨屋。
「お客様は神様ニャ~!」が決まり文句で、売り文句は「奇跡の低価格」だが、特に売値が安い訳ではない。
台詞内容から、メラルーの盗品を売りつけて荒稼ぎをしていたようだが*1、
ストーリー後半では現場のハンターらがメラルーをマタタビで対策してくるようになり、経営難に陥っている。
さらにはどこかの商人から、売り物にならないボロ書籍(古塔の書・中編)を高額で掴まされ、さらにピンチとなるが、
それを主人公に購入してもらう事で窮地から脱し、以後は改心して真っ当な雑貨屋になる。 - 竜人族のお姉さま
- 村長の知人にして古龍の専門家。村長が去る際に村を任されている。
ミニゲームである飲み比べに勝つことで古龍の出現情報を得られる。 - ライバルハンター
- MHPまでの同名NPCと似た存在。時折料理を振舞ってくれることがある。
密林にて目撃されたイャンガルルガに執着しているところがある。 - 発掘マニア
- 廃坑道にてピッケルを渡すとアイテムを入手できる。ストーリーに関連するものも掘り当てる。
- 教官
- 濃いキャラでお馴染みの教官。MHP以前は別人なので、初登場はジャンボ村であるとも言える。
腕は確かだが、「狩りの技術を人に教えるのが好き」らしい。
生活に苦労していたところを村長に誘われ道場の教官に就任し、職を得たので心底ホッとしているとか。
余談だが、MH2ではプーギーを撫でた場合、拠点内でアイテムを拾える場所を教えてくれる。
その内の1つはなんと教官の足元すぐ近く。無言で見つめる教官を横目に回収することになる。 - 行商ばあちゃん
- お馴染みの行商ばあちゃん。MHPとの連動で品揃えが増える。
また、プーギーを連れてくることもある。プーギーに変な名前を付けると叱られるとか。 - 食材屋の女将
- ドスの効いた声の女将。「オオッ!」という大型モンスターの様な唸り声は正直ビックリする。
他の拠点との関係
- MHP2/Gでは村長含む住民たち(ライバルや修行中ハンターまでも)が発注したクエストがある。
- MH3Gでは「ジャンボパン」という食材が存在する。
説明文からして十中八九、ジャンボ村の特産である。
どんなパンか気になるところであるが、
名称からでは只の「デカいパン」というイメージしか…
- MH4ではシナト村にて、大僧正(ジャンボ村村長の弟)から村長の近況が語られる。
- MH4G、MHXでは元村長やパティ本人が久々に登場。
MH4Gではどちらもドンドルマ、MHXでは元村長はユクモ村、パティはポッケ村にやってきて、
各作品の主人公に直々にクエストを依頼してくる。
- MHX(X)では、キノコ系アイテムの増殖依頼先に「ジャンボキノコ山」という施設が登場する。
なんでもジャンボ村の住人でも知る人ぞ知る、キノコが豊富にとれる山なのだとか。
- MHR:Sの拠点であるエルガドは作中の描写から察するに密林の近郊に位置していることが示唆されている。
このことから、ジャンボ村とエルガドもまた比較的近い位置に存在しているものと思われる。
ただし、同作ではジャンボ村の話題は全く出てこないため、大きな交流は特に行われてはいないようだ。
余談
- ゲームデータがMH2に由来していると考えられるMHFでも、
ドンドルマにジャンプできるバグを利用し*2進入できたことがあった。
また、クローズドベータ時のMHFのスクリーンショットではジャンボ村のものが複数あり、当初は実装する予定があったようだ。
関連項目
BGM/恵み深い人々の村
フィールド/密林 - 最寄りの位置にあるフィールド。