モンハン用語/tnksn

Last-modified: 2018-12-25 (火) 17:42:03

モンスターハンター2が盛んにプレイされていた時期に使われてた言葉。
「(『モンスターハンター2』のプロデューサーの)田中○ね(tanakashine)」の略。
別に田中さんとも読めるが後述の理由により「さん」付けして呼ぶ人はあまりいない。





いきさつ Edit

  • モンスターハンター2の記事に詳細が書かれているが、
    MH2は小型モンスターがありえない強さを発揮している、
    古龍などのモンスターがあまりにも厳しい(理不尽ともいう)強さを誇っているなど
    ゲームバランスがお世辞にも良いとは言えず、ゲームバランスを考えていない
    田中剛プロデューサー(当時)を批判する言葉として「tnksn」が使われるようになった。
    その性質上、ほぼ無限湧きするランゴスタは田中虫……などと
    面倒なモンスター名の頭にtnkを付ける用法もオンでは目立っていた。
    • 田中氏は前作までの評判が良かったモンハンと「デビルメイクライ」の二作の続編で失敗したことから、
      「続編殺し」と呼ばれることがあった。
      ただし、田中氏がプロデュースしたゲームでも評判の良い物も存在する
      (「デビルメイクライ2」の不評点を改善した「デビルメイクライ3」など)。
  • その後、田中氏はMH2をはじめとする、自身の手掛けたゲームの評判の悪さがきっかけとなって
    退社に追い込まれてしまった。
    退社後は独立しグラフィックデザイン等の下請けを担当する会社「エンジンズ」に移籍している。
    当然それ以降はモンハンの制作にも関わっていないので、今ではほぼ死語になりつつある。

広まった経緯 Edit

  • MH2は据え置き機作品であり、携帯機作品よりもゲーム内チャット環境が充実していた。
    また、当時のオンラインは参加のハードルが高く、「マルチマッチングBB」への理解と月額料金が必要であった。
    故にオンラインプレイヤーの年齢層は比較的高く、マナーは概ね良かったと言われている。
    そんな環境下ではあったものの、田中氏への批判はゲーム内外で公然と行われていた。
    (決して無法地帯ではなく、迷惑行為が通報されると通信規制を受けたようである)
    これは、MH2の抱えた二つの大きな問題が関わっている。
    • 一つはMH2のゲームバランス面に関する悪印象が共有されていた点。
      MH2では新要素を盛り込み過ぎた結果、各要素の調整不足が目立ってしまった。
      これらはプレイヤー側のみが不利益を被ることが殆どだったため、
      MH2を好意的に受け取っているプレイヤーも「批判はやむをえないもの」と感じる人が多かった。
      これら新要素にGOサインを出したとして、メディア露出の多かった田中氏が槍玉に上がったのである。
    • もう一つ、世界観の変化については当時最大の批判点となっていた。
      クシャルダオラらMH2産古龍種を「ドス古龍」と呼び分け始めたのは新骨格ゆえではなく、
      「MH2から登場した古龍種が無印~MHPまでの世界観にそぐわない」という批判からである。
      これら新参古龍種がゲーム内バランスを著しく損ねていたことも重なり、
      現在では考えられないほど強烈な批判を浴びていたため、
      古龍種を導入したとみなされた田中氏への批判が大きくなってしまった。
      MHP2G以降のユーザーからすると、この経緯にある疑問を感じるかもしれない。
      無印時点で黒龍老山龍キリンが居たのに今更ではないか?」と。
      実際はこの問題、ラスボスであった黒龍ミラボレアスが真の原因といっても過言ではないのである。
龍に纏わる経緯
  • 無印開発頃から"龍"や"超常的な能力を持つモンスター"は存在していた。
    その延長線上でクシャルダオラやテオ・テスカトルなどは登場したのだが、
    開発陣の思惑を超え「生活感のあるモンスターを狩るゲーム」と受け取られていたMHにおいて、
    ドス古龍は反感を招いてしまい、かつ説明もできないというジレンマに陥ってしまった。
    「田中氏が古龍という枠組みを作り、超常的なモンスターを導入した」と当時は指摘されていたが、
    後年に明かされた他スタッフのインタビューの内容を見る限り、この批判はお門違いであるといえよう。
  • その後発売されたMHP2では、MH2の批判要素の大部分が修正・オミットされた。
    また、MH2を境にして作品の方向性にも変化が見られるようになった。
    ユーザーの間ではこれをMH2プレイヤーの批判=tnksnによるものと結び付けて考える動きがあり、
    田中氏が退いた後は、「MH2当時のゲーム内外での批判を指す言葉」として用いられていた。
    • この経緯を見て頂ければ判る通り、もはや「批判や中傷をするための言葉」ではなくなっている。
      また、MH2当時の広報はカプコンの屋台骨と化した今日ほど盛んではなく、
      プロデューサーである田中氏がゲームバランスの批判を一身に浴びる形になってしまった。
      当時の田中氏への批判の中には「開発側とユーザー側の認識の相違」に起因するものもあり、
      田中氏だけの責任ではないものも多数含まれている
  • 今となってはこの言葉は「MHの転換期を示す一つの用語」に過ぎない。
    MH2当時のニュアンスとしても「単なる批判」とは趣が異なる部分があるため、
    当時を知らない人がこの言葉を濫用するのは好ましくないだろう。

その後の作品 Edit

MH4・MH4G Edit

  • MH4・4Gでは主にモンスターの挙動についてプレイヤーのストレスとなる要素が格段に増え、
    一部プレイヤーからは段差ギルドクエスト発掘装備の仕様、
    G級モンスターの露骨な隙潰しやその極みとも言える極限状態などについても厳しい声が上がった。
    • これらの不評点に対して辻本Pや藤岡D、プランナーの徳田優也氏*1、ステージデザイン担当の岩崎克巳氏など、
      開発スタッフに批判が集まるようになり、
      「tjmtsn」「fjoksn」「tkdsn」「iwsksn」等の蔑称がネット上で蔓延するようになった。
    • 辻本氏は実機プレイ動画内や各種イベントで地雷プレイを敢行。
      藤岡氏はジンオウガ亜種の蝕龍蟲弾について「誰もが嫌がる蝕龍蟲弾」と発言。
      岩崎氏は開発チーム内であらかじめ決められていた規格を無視して起伏の激しい地形をデザインし、
      徳田氏に挙動の調整などで迷惑をかけた事を明かした。
      さらに不評の多い旧砂漠の流砂に関して「実際に砂漠に行ってみるとあんな感じなんですよ。」と発言。
      徳田氏は開発インタビューでモンスター有利の仕様を推し進めていたとされる発言が発見され、
      もうガンナーとかいなくなればいいのに!」「僕らの子供を狩り続けて下さってありがとうございます!!
      といった過去の発言が掘り返され、プレイヤーから批判の対象にされることになった。
      • また、徳田氏はMHGの頃から開発に関わっており、
        MH2のクシャルダオラの仕様も徳田氏の発案であることが明らかになっていることから
        「tnksn」の語が生まれた原因の一つとも言えなくはない。
        そういう意味ではこれまで叩かれなかったことが不思議なぐらいである。

MHF Edit

  • MHF界隈ではこのtnksnを捩ったmystsnがフォワード.3時代から流行していた。
    これはフォワード.1の運営レポートで宮下輝樹APが初登場してから、
    紙集め秘伝絶対主義の流行、ギルド優先依頼の秘伝地雷の増加、
    二頭討伐の証や秘伝の証、武具職人魂などの新たなストッパー素材の登場、
    アビオルグタイクンザムザクアルセプスなどの足にやたら削り判定があること、
    フォワード.3の度重なる不具合、フォワード.4の緊急メンテ事件など、
    プレイヤーにとってやっていてストレスがたまる仕様ばかり実装されたためである。
    • ちなみに、杉浦P版の「sgursn」も一応存在したが、どうみても「スグルさん」と
      何処かのマスク超人みたいな感じになってしまい、すぐ廃れてしまった。
      そもそも杉浦氏にはギウラスという有名すぎる呼び名が既にあったので、廃れるのも早かった。
  • MHF-Gの武器紹介期間より、ツイッターで木本龍己Dが初登場してからはkmtsnが流行し始めた。
    これはMHF-G1の各種要素(贔屓目に見ても悲惨なバランス設定であった)を実装したのが
    木本氏であることが理由となっている。
    一方、新たなる憎まれキャラの登場で、宮下氏は以前よりあまり叩かれなくなった。
  • MHF-G3において宮下氏が別のゲームの担当になったことが判明し、
    このmystsnもまた死語になりつつある。
    なお、MHF-G5を目前に控えた2014年7月初旬、
    Twitterで杉浦Pが宮下氏をMHF-Gにチームに戻す予定であると言及。
    そののちMHF感謝祭 2014の運営レポート公開収録で本人から正式に発表した。
    再びmystsnが流行語になるかもしれない。なってほしくはないが。





*1 主にモンスター関連の開発に関わっている人物