MHGから登場する火属性大剣の1つ。
目次
概要 
- 刀身に凄まじい熱気を帯びた儀礼用大剣。
軽く振っただけで、灼熱の火炎が舞い上がる。
- 先端に山羊の頭のような飾りが付いた真っ赤な大剣である。
実際に強化後のクリムゾンゴートとは「真紅の山羊」という意味である。
バルバロイブレイドを直訳すると「野蛮な刃」の意味になるが、
古代ギリシアでは異国の民をバルバロイと呼んでいたようだ。
性能 
MHG 
- ぶっとんだ火属性値が特徴。
初登場のMHGでは煌剣リオレウスの640を上回り、710という極めて高い火属性持ちだった。
一方で物理攻撃力は下位武器並みの624、斬れ味も緑止まり(匠有りで青)。
MHP 
- MHPでは高かった属性値が更に上がり、脅威の840。
そして、強化元がディフェンダー系列だったためか防御力20のオマケ付き。
その代わり、斬れ味は依然として、匠有りでも青止まり、攻撃値も据え置き。- しかし、使用タイミングに恵まれたことがこの武器の幸運である。
派生強化に獄炎石が必要で、通常はG級の火山に行かないと製作は不能。
だが、MHPでは採集ツアーでもアクシデントスタートが発生する。
その為、運良くボーナスエリアからスタート出来れば獄炎石を採掘するチャンスがあり、
上手くすればG級上がりたてでも使用出来る。
更に、HR4に上がるための緊急クエストは火に弱いフルフルが相手の為、粘って製作する価値は有る。
- しかし、使用タイミングに恵まれたことがこの武器の幸運である。
MH2 
- MH2では、強化先のクリムゾンゴートが登場。鎧竜の甲殻さえあれば下位でも作れるようになった反面、
属性値が250とかなり落ち、一方で斬れ味も攻撃力も相変わらずと、弱体化が著しい。
やはりMHPの攻略段階でかなり活躍したのが響いてしまったからだろうか?
また強化すると若干だが防御力が下がるという妙な特徴がある。- MH2からは大剣のアクションに溜め斬りが新たに加わったことで、
以前よりも物理攻撃力がさらに重要視されるようになった点も向かい風となった。
- MH2からは大剣のアクションに溜め斬りが新たに加わったことで、
MHP2 
- MHP2では微妙に復権。
バルバロイブレイドの時点で微少だが緑が付くようになり、属性も250とほんの少しマシになっている。
そしてクリムゾンゴートに強化すると、属性値は500と倍増。
緑ゲージの短さに気をつければ、下位時点では最強の火大剣になりうる存在になった。
というかMHP2の段階ではこの属性値を上回るのはキングテスカブレイドと煌剣リオレウスだけであり、
一芸武器としてはなかなかのインパクトを残している。
なお、上位に上がると強化できなくなるため、強力な上位武器が作られるとお役御免となる。
MHP2G 
- G級強化先もやはり登場しなかった。
一方で、ウカム後にはG武器としてバルバロイブレイドGが生産可能になる。
ただ、属性値が据え置きの500、匠で紫が付かないなどその性能には不満が残る。
せめて属性値だけでもMHP時代の840ぐらいあれば、まだ目立ったのだが…
因みに作成には何を思ったか達人のドクロが5個いる。すごく縁起が悪い…
一体この武器のどこに使っているのだろうか。
MHX 
- MHXで強化前のディフェンダー共々、久々の復活を遂げる。
やはり早い段階で作れる火大剣なので、あると便利。
レベル6でクリムゾンゴートになるが、意外なことにスペック自体はそう悪くない。
やはり最強クラスの火属性60と最弱クラスの攻撃力180だが、
斬れ味レベル+2でギリギリ実用圏内の白ゲージが出現するようになり、
今までの弱点だった斬れ味が大きく改善されているのだ。- 属性特化大剣なので活躍のポイントは少ないとはいえ、
その独特な性能故に目立ったライバルも輝王剣リオレウスぐらい。
しかしこちらはレア素材が必要なく生産難易度が低い上、防御ボーナスもあるので決して負けていない。
ピンポイントで火大剣が欲しいなら、選択肢には十分入るだろう。
- 属性特化大剣なので活躍のポイントは少ないとはいえ、
MHXX 
- MHXXでは限界突破により最終的にバフォムブラッドへと銘を変える。
その性能は- 攻撃力290
- 火属性65
- 防御+30、スロット0、会心率0%、
- 斬れ味は素白20、匠+2でようやく紫20
属性値こそ火属性大剣の中ではトップなものの、大剣で高属性値というのは基本的にアドバンテージにはならず、
対して余りにも低い攻撃力に空いていないスロット、更に平凡な斬れ味といったマイナス要素が痛すぎる。- 今作では紫ゲージの弱体化によって相対的に白ゲージの武器の価値が上がっているのだが、
そもそも攻撃力が290しかないこの武器には全く縁のない話である。
というか本作の究極強化段階の火属性大剣はゲージの長さこそ差があるものの、全て素白というのは禁句。
よって必然的に完成がG級終盤になってしまい、繋ぎや攻略にすら使えないという有様*1。
それにただでさえ需要の多い獰猛化素材をわざわざこの武器に注ぎ込む必要は…- 仮にG★3以前で作成が可能だったならば出番はあっただろうが、
この性能で最終強化がHR解放後というのは些か遅すぎる感が否めない。
MHRise 
- MHWorldから一作空いての復活。
今回はバスターソードからの火属性派生武器としての登場である。
- いつも通りの属性偏重の性能となっており、
最終強化のクリムゾンゴートの詳細は- 攻撃力160
- 火属性45
- 防御+20、スロット2-1、会心率0%
- 斬れ味はとても短い青の下にこれまた短めの緑、匠の延長分は全て青
- 百竜強化は攻撃力強化IV、防御力強化II、防御研磨術II
- 注目すべきところは百竜スキルの防御研磨術IIで、
大剣には現時点でこれにしか付与することができない。
ガードをすることで逆に斬れ味が回復するので、駆使することで短い青を維持することもできる。
入れ替え技であるガードタックルとの相性もいい。- しかし、Riseにおいても「低攻撃力・高属性値」という特性が
手数系のモーションに乏しい大剣には噛み合わず、いかんせん素の性能が足を引っ張っているというのが現状である。
せめて低モーション値かつ多段ヒットの新技が追加されればもう少し活きるかもしれないが…。
続編のサンブレイクでの新技に期待したいところである。
- しかし、Riseにおいても「低攻撃力・高属性値」という特性が
MHR:S 
紅蓮をまとい狩り場に立つ姿に
生物は本能的恐怖を抱く。なお
襲い来る者へは業火の一撃を。
(バフォムブラッド)
- サンブレイクではXXと同じく「バフォムブラッド」の銘に。
その性能は- 物理寄りの大剣とも並び立つ攻撃力330
- 圧巻の火属性83
- Lv2スロットがLv3に拡張、Lv1スロットはそのまま
- 斬れ味は白60と手数を出しても問題なし。紫は匠3から
- 百竜装飾品スロットはLv3
- 上位途中で強化が止まってしまったクリムゾンゴートから一転、優秀な火属性偏重大剣となった。
防御研磨術IIが百竜装飾品によって他大剣にも行き渡ったことで個性は失われてしまったが、
全武器の中でもトップクラスの火属性値を得たことからすれば些細なことだろう。
むしろ新たに弱点特効【属性】を獲得できるようになり、さらなる火力を得ることに成功している。- さらに入れ替え技で手数重視の流斬り連携が登場したのも追い風。
ハンティングエッジからの溜め落下突きや飛び込みなぎ払い、激昂斬など属性を活かしやすい攻撃を多用し、
火弱点のモンスターを焼き尽くしていこう。
…剣先端の飾りの形状的には流斬りとの相性は最悪に見えるが
- さらに入れ替え技で手数重視の流斬り連携が登場したのも追い風。
- Ver.16の最終環境においても、火属性偏重大剣としては間違いなくトップを走っている。
本作の属性トップ武器でいくつか見られる「属性値はトップだが百竜装飾品スロットがLv2」という問題も、
元からLv3である本武器には無縁である。
ただ、傀異スロット解放ボーナスを含めても素で斬れ味紫が出ないため、
カクトスクラフトや吼剣リオレウスも斬れ味面やスキル自由度で喰らい付いてくる。
ここまで来たらもう最後は好みで選んでも良いだろう。そう考えられるほど、この三振りはいずれも優秀である。
MHF 
- MHFでも初期はMH2仕様の性能だったが、時代の流れにそって少しずつ強化先が追加され、
クリムゾンゴート→ヘルファイア→ヘルフレイム→ヘルブレイズとずいぶん増えた。
派生に必要となる主な素材を合計すると、獄炎石と発火袋をそれぞれ4つ、爆炎袋75、火炎袋84と、
工房が爆発事故を起こすんじゃないかという量の発火性素材を要求し、
その甲斐あってか最終的な火属性値は大剣としては破格の1110にも達する。
無茶苦茶な素材投入の代償なのか会心率は-55%であるが、属性攻めなら気にならない。
…とはいえ、属性偏重かつ物理面の期待値が低すぎる大剣という時点で活躍の機会はお察しください。
余談 
- バフォムブラッドの「バフォム」は、キリスト教における悪魔「バフォメット」が由来だと思われる。
山羊の頭を持った悪魔の姿で信仰される事が多く、新約聖書では山羊は悪魔の使いとして扱われる事が多い。
クリムゾンゴートは先述の通り「真紅の山羊」という意味であり、それになぞらえたネーミングなのだろう。
関連項目 
武器/ディフェンダー
武器/死神モ滅スル熱キ剣 - 高火属性値・低攻撃力の大剣
武器/フレイムミラブレイド - 同上