MH2より登場した、テオ・テスカトル素材の大剣。
気品溢れる紅蓮の刀身には炎王龍の力が封じ込められており、
一振りで四方一里を焼き払ってしまうとも言われる。
目次
概要 
- 刃が長方形になっている、剣としては異質なデザイン。
このような切っ先の無い剣は現実にも存在し、かつては斬首刑に使用されていた。
刃の柄に近い部分は明るいオレンジ色で、刃先に向けて紫色へのグラデーションとなっている。
- 太古の塊から作られる武器の一つであり、そのため下位の時点では作成不能。
火属性の大剣としては炎剣リオレウス系統という大先輩が存在するが、
こちらも古龍種の名に恥じない高性能を誇る。
性能 
MH2 
- テオ・テスカトルと共に初登場。
生産するだけでもいきなり数々のプレイヤーを苦しめた炎龍の塵粉2個が立ちはだかるため、
塊派生も相まって製作難易度は非常に高い。
しかしそれだけに性能面は非常に優秀で、強化してキングテスカブレイドになると
スロット数以外は煌剣リオレウスの完全上位互換となり、文句なしのMH2最強火属性大剣になる。
MHP2(G) 
- 煌剣リオレウスが物理寄り、キングテスカブレイドは属性寄りの性能となった。
とはいえ微々たる差であり、一概にどちらの方が強いというほどのものではない。
- P2GではG級強化としてテスカ・デル・ソルが追加され、
火属性650という洒落にならない属性値を得ただけに止まらず、
攻撃力も816から一線級G級属性大剣と同じ1248まで上昇。当然紫ゲージも20以上得られる為、
火属性大剣最強の称号を手にしたばかりか、大剣全体として見てもトップクラスへと上り詰めた。
MH4 
- テオ・テスカトルの復活に伴い、この大剣も再登場。
本作では火属性ではなく爆破属性の大剣として新たに生まれ変わることとなった。
最終強化のキングテスカブレイドは、攻撃力864、爆破属性値450とかなりの性能で、
本作最強の爆破大剣と言っても過言ではない。
但し斬れ味が匠で白10と貧弱なので、爆破属性が上手く乗らないと厳しいものがある。
- ここで気になるのがティガレックス希少種の大剣衝大剣【赤威】の存在である。
あちらはこの武器を上回る攻撃力960に要覚醒だが爆破属性300、そしてスロット2を持ち、
またうってつけの装備も存在する。
【赤威】は匠をつけても青ゲージのままであるが、
テスカブレイドも匠で白10しかなく、手数の少ない大剣とはいえあっという間に青まで落ちてしまう。
ならば覚醒不要な点でアドバンテージを……と言いたい所だが、
【赤威】は素で長大な青ゲージを持つため匠が不要であり、スキル自由度はさほど変わりなかったりする。
- また、生産するには凄く風化した大剣を掘り当てて地道に強化していかなければならず、
さらに強化の過程で「炎王龍の尖角」を計4本、さらに「炎龍の宝玉」を1個要求されるなど、
作成難易度はかなりのもの。
作成可能時期も集会所★7からとやや遅いのがネックである。
それまでは爆砕の大剣で乗り切ろう。
MH4G 
- G級テオ・テスカトルの素材をつぎ込むことで、テスカ・デル・ソルへと強化が可能。
そしてその爆発力に更に磨きがかかったのであった。
- 攻撃力1248・匠で紫ゲージ30、とここまでは平凡である。
では何が凄いのかというと、なんと爆破属性値が690もある事である。
言わずもがな、この数値を超える爆破属性値の武器は存在しない。
流石にここまで高ければ、属性を活かしにくい大剣であっても十分狙っていけるであろう。- さらにボマー+ネコの火薬術をつけることによって属性値は860にまで跳ね上がり、
属性に3倍補正がかかる強溜め斬りで運良く爆破属性が乗った場合、
実質属性値は脅威の2580となる。平凡な耐久力の部位だったら間違いなく怯むだろう。
どの属性偏重武器にも言えることだが、龍属性やられには要注意。
- さらにボマー+ネコの火薬術をつけることによって属性値は860にまで跳ね上がり、
- 難点はスロットが無い事と、作成難度が半端じゃない事。
重殻が5つに加え、基本的に部位破壊報酬限定の剛角4本と、
案の定の古龍の大宝玉に加えて砕竜の天殻まで要求される。
それだけの素材を使うのだから爆破属性値が高いのも納得であるが、
その属性値はずば抜けているが、元々物理重視の大剣に於いて攻撃力が平均的、
そしてスキルで火力を補おうにもスロット無しというのは結構痛い。
更にその自慢の属性値も手数の少なさ故に重要なダメージソースに成り難いため、
爆破を狙うのなら片手剣を使った方が明らかに効率が良い。
その大剣に大宝玉と天殻を注ぎ込んでまで作る価値があるかと問われれば…はっきり言って微妙な所だろう。
- 前作では眼中に無かった爆砕の大剣だが、G級で砕光の撃剣となって強化された。
攻撃力とスロットこそ少し劣るものの、紫ゲージの長さと属性値では大幅リードしている。
あちらは作成時期で大きく劣るため気にしなくていいだろう。
MHX 
- 本作でも続投。強化を重ねることでキングテスカブレイドとなる。
キングテスカブレイドまで強化すると、攻撃力180、爆破属性45となり、
斬れ味レベル+2で白ゲージが発現する(斬れ味レベル+1でも白ゲージは発現するが、ゲージ量は非常に短い)。
素の状態では青ゲージだが、こちらのゲージ量もかなり短い。
スロットはやはり無し。
- 入手難度は相応に高く、やはり凄く風化した大剣から強化していかないと入手できない。
凄く風化した大剣のもう一つの派生先であるエピタフイディオンもなかなかの高性能であるため、
どちらへ派生させるかも迷いがち。
風化したまま強化を完了させることもできるが忘れていい。
更に、本作では燼滅剣アーレーという大業物が存在しているのも痛い。
爆破属性値はキングテスカブレイドの方が優れているが、それ以外の性能はあちらの方が高い。
MHXX 
- 究極強化によってテスカ・デル・ソルの銘が復活。
攻撃力300に爆破50、素白30に匠+2で紫30、スロットなしという性能。
相変わらずの属性偏重武器であるが、属性値1位の座は紅龍のミラバルカンシアに奪われている。
まぁミラバルカンシアは攻撃力260 会心30%と異様に物理性能が低く、
扱い方を考えないとどこでもここでもやっていけないという超クセモノなのだが…
- 物理性能は下から数えた方が早く、物理が重視される大剣としては頼りない。
貴重な古龍の大宝玉を費やすには少々もったいない気もする。
エリアルや一撃離脱戦法など、手数を増やせる狩り方なら面白い戦果が期待できるかも。
MHRise 
- World系列での登場は叶わなかったが、テオ・テスカトルのRise登場に伴って実装。
ver2.0時点でテスカブレイドIまで強化でき、ver3.0でキングテスカブレイドに強化可能。 - 性能は、
- 攻撃力190
- 会心率0%
- 斬れ味は素で青20、匠3から白が出現
- 破格の爆破属性45
- スロットはなし
- 百竜強化は攻撃力強化III/火やられ特効/炎王龍の魂
- 属性重視の爆破属性武器といった性能であり、『炎王龍の魂』で爆破ダメージを底上げできる。
そのため、できるだけ手数を増やして属性値を稼ぎたい……のだが。 - やはり武器種の都合上そのような戦術とは相性が悪いため、あまり性能面の需要はないのが実情。
単に爆破大剣を使いたい場合でも、禍ツ大剣ノ幽鬼ムダンが武器倍率やスロット数で優れるため、
爆破ダメージを含めてもダメージ効率で勝つことが難しく、爆破武器最大手とはいかない。
- MHX時代と比べると武器倍率は上がっているが、それでも大剣としては不安が残る値。
さらに、Riseの属性大剣は、攻撃力が200に満たない場合は匠で白ゲージ運用しやすくなっている、
というフォローがされているものもあるが、キングテスカブレイドの白はしっかり匠3以上を要求してくるため、
火力を求める場合はスキル構成にも頭を悩ませることになる。
それでも、ダメージは爆破で稼ぐという戦術が難しい分、できる限り白ゲージを出して運用したいところ。
ムダンも匠3から白が出るのはナイショ
MHF-G 
- MH2のシステムを引き継ぐMHFでは、キングテスカブレイドの強化先に「テスカイザーブレイド」が追加された。
また近年の救済クエスト増加により、テスカブレイド自体の製作難易度もMH2時代から相当下がっている。
- G級武器として、「エンペテスカブレイド」が存在する。
Lv50まで強化すると、攻撃力2376に炎属性1320という強烈な性能になり、
斬れ味レベル+1で空色ゲージも発現する。
空色ゲージ自体は短めだが、大剣という武器種の性質上そこまで問題にならない。- 炎属性のG級大剣としては、他にヴォルガノス亜種素材の「バナウェイティブ」がある。
あちらはエンペテスカブレイドと比較して、物理攻撃力と継戦能力に優れるが属性値で劣る。
- 炎属性のG級大剣としては、他にヴォルガノス亜種素材の「バナウェイティブ」がある。
- 余談だが、片手剣の炎王剣【爆龍】は、テスカブレイドをそのまま小型化したようなデザインである。
関連項目 
モンスター/テオ・テスカトル
武器/テスカト武器
武器/炎王大剣【暴君】
武器/ダオラ=デグニダル - 「凄くさびた大剣」から強化される古龍大剣
武器/エンプレスガレア - MHWで登場した妻の大剣