ラギアクルスのしなやかな素材
を生かした狩猟弓。渦巻く弓腹
が矢の推力を乗算させる。
(ボルトアロー、ハイボルトアロー)
白亜色の狩猟弓。装飾された白
海竜の頭蓋からは、まさしくそ
の雷撃に等しき雷が放たれる。
(ネオボルトアロー、白雷弓ボルトクルス)
MH3Gにて登場した、ラギアクルス素材の弓。
目次
概要
- MH3では弓がリストラされ、MHP3では素材元のラギアクルスが欠場だった為、
MH3Gになってやっと登場と相成ったラギア素材の弓。
素材となるラギアクルスの「電光を放つ大渦」の意の通り、弓の両端が大きく渦を巻いており、
武器説明によればその渦巻く弓腹が矢の推力を向上させている、との事。
性能
MH3G
- MHP3では存在しなかった、待望の雷属性拡散枠の弓である。
白雷弓ボルトクルス
- 上位段階まではラギアクルス通常種の素材で強化できるが、
G級以降はラギアクルス亜種の素材での強化することになる。
出番が遅くなったとはいえ、MH3のパッケージモンスターの弓だけ有り、その性能は
折り紙付きかと思いきや…一言で言えば「大器晩成型」である。
具体的には攻撃力 雷属性値 会心率 スロット 対応ビン 強化ビン 曲射 312 140 0% 00- 強撃・接撃・ペイント なし 爆裂 高い物理攻撃力を秘めており、強撃ビンも標準で扱えるなど物理ダメージ面では文句なしの性能。
ただその分雷属性の値がかなり控えめとなっており、後述の溜めによる矢の事を考えても、
威力強化のスキルは雷属性強化よりも、散弾強化の方が適している。
使用出来るビンは接撃と、今作では貴重な強撃ビンと物理攻撃に適したものだけに絞られている。
曲射は爆裂。
- 矢の種類は溜め1の貫通を除き、増弾の4も含めて残りは全て拡散、とかなり判りやすい。
ただ、その拡散のレベル設定が曲者なのである。- まず、最終強化の白雷弓ボルトクルスの溜め性能を簡潔に示す。
名称 溜め1 溜め2 溜め3 (溜め4) 白雷弓ボルトクルス 貫通LV1 拡散LV3 拡散LV3 (拡散LV5) これだけ見れば、癖のない良い拡散弓である。しかし、ここに至るまでが苦難の道なのだ。 - 以下に、ここに至るまでの各弓の溜め性能を簡潔に示す。
名称 溜め1 溜め2 溜め3 (溜め4) ボルトアローI 貫通LV1 拡散LV2 拡散LV2 (拡散LV3) ボルトアローII 貫通LV1 拡散LV3 拡散LV2 (拡散LV3) ハイボルトアロー 貫通LV1 拡散LV3 拡散LV2 (拡散LV4) ネオボルトアロー 貫通LV1 拡散LV3 拡散LV3 (拡散LV4) 注目すべきはボルトアローII、そしてハイボルトアローである。
この二つは溜め2が拡散LV3なのに、溜め3が拡散LV2なのである。
つまり溜めると、最後でレベルダウンしてしまうのである。
実は拡散矢におけるLV2と3の差はとても大きく、それこそ
>拡散LV3>(越えられない壁)>拡散LV2>
である。- 具体的には、矢の本数がLV3以降では5本の矢が広がりながら飛んでいくのに、
LV1と2では飛んでいく矢が3本だけなのである。
3Gの弓の内部ダメージ設定については詳細が明らかではないが、
単純に矢の最大ヒット数が5から3に減っているというだけで、
ヒット数が特に重要な拡散弓において与ダメージが大きく下がっているであろう事は
容易に想像が付くだろう。属性弓として尚更である。
- 一応、MHP3の頃の内部データから変わっていないとすれば、
溜め2と溜め3で矢を全部当てたダメージは殆ど同じとなり、
ボルトアローII及びハイボルトアローについては、
溜め時間が短い溜め2メインでの運用の方が、DPSは高い計算となる。
- まず、最終強化の白雷弓ボルトクルスの溜め性能を簡潔に示す。
- 高攻撃力で拡散、かつ強撃ビン使用可と素で高性能な分、属性値の低さとビンの少なさ、
更には溜め段階の設定の微妙さでバランスを取っている…といったところだろうか。
もしくは爆裂である曲射メインで行け、と言う事なのかも- ちなみに雷属性の弓で溜め2運用をするなら物理ダメージ重視のこの弓よりも、
物理値は低いが雷属性値が高い雷の連射弓であるジョーヌの方が適していたりする。
こちらも溜め2で拡散LV3ではあるが、属性値が高いので単純にラギア弓の溜め2より
与ダメージは大きく、更には溜め3では連射・集中曲射が撃てるので普通に扱いやすい。
ついでにスロットも多く、麻痺ビン強化までついていたりと至れり尽くせり。
なので特にこの時期に雷属性の拡散矢を使いたいならば、
大抵はお手軽なジョーヌが使われる事になってしまうだろう。
- ちなみに雷属性の弓で溜め2運用をするなら物理ダメージ重視のこの弓よりも、
- G級になって作成出来るネオボルトアローになって、ようやく溜め3で拡散LV3に到達する。
ここまで来られれば普通に溜め3で矢を撃つのが最適解となり、強撃ビンの効能もフルに活用が可能。
更に溜め4が高レベルの拡散なので、増弾して運用しても良しである。- または散弾強化スキルを付けて、MHP3で猛威を振るった月穿ちセレーネの
「拡散矢+散弾強化スキル+強撃ビン」構成を、この弓で再現するも面白い。
しかし同じ拡散枠、同じ攻撃力、そして強撃ビン使用可のブラキ弓・破岩弓イクサプロドも
散弾強化を付けるだけで、実は同じ事が出来てしまったりする。- しかしイクサプロドは拡散が溜め3のみ、かつスロットも空いてない点等で劣る部分もあり、
ラギア弓を使う利点はいくつかある。とは言え溜め3の拡散LVの高さや、
今作屈指の強属性である爆破属性持ちである点を含めて考えると、
どうにも分が悪いのは否めない所である。
- しかしイクサプロドは拡散が溜め3のみ、かつスロットも空いてない点等で劣る部分もあり、
- ちなみに同じ攻撃力で拡散枠の弓は火の拡散枠である前述のセレーネ、
更には水の拡散枠である皇弓フォルニカが存在するが、この2つは強撃ビンが使えない。
その分属性値は高かったり使えるビンが豊富だったりと、上手く差別化がなされている。
- または散弾強化スキルを付けて、MHP3で猛威を振るった月穿ちセレーネの
- 一応ネオボルトアローは一発生産が可能だが、その際には山菜引換券でも手に入らない
貴重な海竜の蒼天鱗を2つも持っていかれてしまう。
なので、ボルトアローIから地道に強化して育てていく事をお勧めする。
冥弓エルクエスタ
冥海竜の素材がもたらす力の
深淵を享受するための器。
神を貶め、王を奉る。
- ラギアクルス希少種素材の弓である冥雷の戦弓の最終強化。
通常種/亜種武器から大幅にデザインが変更されている。
弓幹が二対になっており、後の叛逆弓カーマレギオンを彷彿とさせる形状である。
- MH3Gでのその性能は以下の通り。
強撃ビンにこそ対応していないが、攻撃力と雷属性をうまく両立した良弓である。
地味ながら会心率5%も美味しく、スロットがないことを除けば十分過ぎるスペックと言えよう。
- では次に溜めレベルを見てみよう。
溜め1 溜め2 溜め3 (溜め4) 拡散LV5 連射LV1 貫通LV5 (連射LV2) ご覧のとおり1~3の全段階でタイプ及びレベルが異なっている。
そして溜め2・溜め4の連射矢はレベルが低すぎて使いものにならない。- 運用として考えられるのはセオリー通り溜め3の貫通を主体に使うか、
溜め1の拡散を連発して属性ダメージを稼ぐかの二択となる。
前者は肉質が柔らかく、貫通弓との相性が良いガノトトス、イビルジョーなどに有効であり、
後者は肉質が固いが雷属性に弱いナルガクルガの刃翼やリオ希少種夫妻に対して有効。
状況に応じて両者をうまく使い分ければ一騎当千の活躍が期待できる。 - 属性値は溜めの影響を受けにくいので、雷属性強化or属性攻撃強化を発動させることで
溜め1の拡散LV5がより活きる。
反面溜め1の物理ダメージは期待できないので、弾強化スキルは貫通矢強化のみでよい。
状況に合わせて溜め1と3を使い分ける事で、どんな相手にも最大効率で雷属性を叩き込めるだろう。
- 運用として考えられるのはセオリー通り溜め3の貫通を主体に使うか、
- 雷属性を持つ弓にはラギア亜種素材を用いた白雷弓ボルトクルスと
ブナハブラ素材を使ったアルクトレスジョーヌが存在する。
参考までにエルクエスタと性能を比較してみると…武器銘 攻撃力 雷属性値 会心率 スロット 対応ビン 強化ビン 曲射 冥弓エルクエスタ 312 270 5% --- 麻痺・接撃・ペイント・減気 なし 放散 白雷弓ボルトクルス 312 140 0% ○○- 強撃・接撃・ペイント なし 爆裂 アルクトレスジョーヌ 204 390 5% ○○○ 麻痺・睡眠・接撃・ペイント・減気 麻痺 集中 武器銘 溜め1 溜め2 溜め3 (溜め4) 冥弓エルクエスタ 拡散5 連射1 貫通5 (連射2) 白雷弓ボルトクルス 貫通1 拡散3 拡散3 (拡散5) アルクトレスジョーヌ 拡散2 拡散3 連射3 (貫通4) ボルトクルスは属性値こそおまけ程度だが、強撃ビンのデフォルト搭載のおかげで物理火力は最強。
しかも増弾で解放される4段目は3段目と同じなので、使い勝手が悪化しないのも利点といえる。
ジョーヌは超高水準の属性値のおかげで有効な相手にはとことん強く、スロット3の拡張性も馬鹿にできない。
何よりラギア弓二張りと比べても圧倒的に製作難易度が低く、G級序盤から運用できるのは大きい。
エルクエスタはバランスのとれた能力を生かして雷属性をばらまいていきたいところである。
- この武器の癖の強さは性能だけに留まらず、
入手方法についても他のラギアクルス希少種の武器にはない面倒くささ個性をもっている。
他のラギア希少種武器はラギアクルス通常種か亜種の武器、またはジンオウガの武器から派生するが、
この武器だけは冥雷の戦弓を直接生産するしか入手方法がない。
そうした生産方法を採る関係上、激レア素材である「冥海竜の雷魂」を、
冥雷の戦弓の生産と冥弓エルクエスタへの強化の際に、
それぞれ1個ずつ(合計2個も)ぼったくられてしまう。
また、雷魂ほどではないが、これまた地味に入手の面倒な「冥海竜の雷電殻」も、
生産と強化で合計10個要求される。
取り回しだけでなく入手するにも手間がかかる弓である。- 他のラギアクルス希少種の武器が『冥○○エン~』というネーミングであるのに対して
この武器だけ『冥弓エルクエスタ』であることと何か関係があるのかもしれない。
当然特に関係ないかもしれないが。
- 他のラギアクルス希少種の武器が『冥○○エン~』というネーミングであるのに対して
MHX
内部に帯電機構を組み込んだ、
ボルトアロー最終型。高圧電流
と共に矢を高速発射する雷弓。
(ハイボルトアロー)
- MH4(G)ではラギア素材が入手可能にもかかわらず、この弓は登場していなかったが、
MHXにてラギアクルスとともに再登場した。
LV4まで強化することで、最終形のハイボルトアローとなる。
- そして最終形のハイボルトアローの性能はというと、
攻撃力 雷属性値 会心率 スロット 対応ビン 強化ビン 曲射 200 12 0% 0-- LV2強撃・LV1&LV2属性強化・接撃・ペイント なし 爆裂 溜め1 溜め2 溜め3 (溜め4) 貫通LV1 拡散LV3 拡散LV3 (拡散LV5) 基本的な部分は3G時代と変わっていないが、最終形としては攻撃力も属性値もぱっとしない微妙な性能である。
雷拡散弓はこれ以外にフルネイルカイルがあり、そちらには攻撃力で勝るものの、
拡散弓にはTHEデザイアを筆頭に、
破岩弓イクサプロド、崩天弓アイカオンカム、魔導弓アルマデールといった強豪がひしめいており、
普通に使えば雷属性が弱点のモンスターであっても勝ち目はほぼない。
また、弾肉質が硬く、雷属性に弱いクシャルダオラに対してもフルネイルカイルの方が有利であり、
そもそもクシャルダオラは龍属性が弱点なので、デザイアにはどうしても後れを取ってしまう。- しかし、この武器に使い道が無いのかといえば、そうとも言い切れない。
溜め4が拡散LV5なので、装填数UPにより大幅に火力が上がるのである。
溜め4の威力補正(1.7倍)と、拡散LV5のモーション値(26)により、
僅差ではあるが、溜め4の威力はデザイアの溜め3を上回る。
特に本作では剛射やジャスト回避、アクセルレイン等により、
従来ではダメージ効率が落ちるとされていた溜め4をダメージソースとしやすい。
ジャスト回避を積極的に狙ってひたすら溜め4剛射を当てていくことで、
デザイアにも劣らぬ活躍が期待できる。- ただし、同様の運用で真価を発揮するアイカオンカムと比較した場合、
こちらがLV2強撃ビンを装填していても、LV1強撃ビンを装填したアイカオンカムに威力で負ける。
さらに、実力を引き出すには装填数UPが必須な関係上、
他の必須スキルとの両立には増弾のピアスやアカムトRサクイマキがほぼ必須となるが、
デザイアならばこれを隼刃の羽飾りにすることで、ボルトアローの溜め4を超える火力が得られる。
結局のところ、だいぶ強くはなるものの趣味武器の域を出ることは無いのである。
- ただし、同様の運用で真価を発揮するアイカオンカムと比較した場合、
- しかし、この武器に使い道が無いのかといえば、そうとも言い切れない。
- 「最終形が微妙でも、強化途中ならつなぎとして使えるのでは?」と思う人もいるかもしれない。
しかしながら、溜め3が拡散3になるのはハイボルトアローからであり、
同じく溜め3が拡散3となるフルフルボウLV4はHR5から作成可能なので、
結論としては、ボルトアローはつなぎにすらなれない。
さらにはビジョンofロストが生産時点から拡散3と即戦力であるため、物理重視拡散弓としても立つ瀬がない。- 一応、ボルトアローLV1の段階でも装填数UPを発動させれば溜め4は拡散LV4となるのだが、
本作で装填数のSPを持つ防具は大半がHR解放後にしか作成できないものであり、
HR解放前に作成可能なスタールークシリーズや勇者シリーズも作成難易度が高く、
この武器の為にそれらを揃えるというのはどう考えても現実的ではない。
- 一応、ボルトアローLV1の段階でも装填数UPを発動させれば溜め4は拡散LV4となるのだが、
- 当然ながら作成・強化には海竜の逆鱗や蒼玉、獰猛化海竜皮といった素材が必要となる。
よほど愛着があるとかでない限り、貫通弓と相性のいいラギアSシリーズに素材を回した方が賢明である。
MHXX
- 究極強化、エクスボルトアローの性能は以下の通り。
- 攻撃力290
- 雷属性14
- 装填ビンは変わらず曲射も爆裂タイプ
- 限界突破時点で溜め3が拡散4に強化され、
最終的に溜め2:拡散3、溜め3:拡散4、溜め4(装填数UP):拡散5
と実用的な攻撃が全て拡散となる。
- 本作の拡散弓は
イカれた破壊力の風化した弓、超優等生・シャープシューター、短期決戦兵器・大魔導弓レメゲティアと、
頭一つどころか3つも4つも抜けている強豪しか居ない。
もっとも装填数UPが前提になるものの、
雷が通る相手ならシャープシューターを僅かに上回れるシチュエーションが多いので、
状態異常ビンが付けられない事を除けば悪くはない弓に仕上がっている。
MHWilds
- MHXXから時を経て復活。
ボルトアローを生産後、一度の強化でハイボルトアローになる。
性能は
- 高水準の物理・属性をスキルによってさらに増強するものとなっている。
耐性変換【雷】は雷耐性値×4を属性値に加算するというもので、
双剣と同じく元の属性値が低めな弓にとってかなり強力な効果である。
ただし、過去作から引き続き状態異常ビンなどの搦め手には対応していないのがやや痛いか。
- 他の雷属性弓は3つあるが、護雷弓レラガルデはほぼこちらの下位互換なので気にしなくてもいい。
残る2張の内、煌雷弓ペルコンスは貫通と爆破対応、集中Lv2に下位から使い続けられる点が長所、
アンギルバインは復元強化による素の属性値の高さとLv3スロットを三つ有していること、
そして最終的にこちらを凌駕し得る亡国のクピドバインへと強化できることが魅力。
純粋な火力ではハイボルトアローが秀でているため、そのままどこまで引き離せるかが鍵となるだろう。
余談
- 「○○ボウ」という弓は山ほどあるが、この武器のような「○○アロー」は非常に数が少ない。
後はティガアローやディオスアローぐらい。- それもそのはず、英語で「ボウ」は弓、「アロー」は矢の方なのだ。
つまり、この武器のメインは矢の方であると言っているも同然なのである。
せっかく凝ったデザインの弓なのに、なんだか残念な話である。 - 別の武器種になるが、運命ヲ焼キ尽クス銃弾もある意味似たような命名と言える。
当然こんな命名がされているボウガンなんてこれのみである。
- それもそのはず、英語で「ボウ」は弓、「アロー」は矢の方なのだ。