調査隊の隊長が考えた槍を
龍歴院が立体化。槍先がペンに
なり、槍身が定規になる。
(未解に標す槍)
未解に標す槍、最終強化版。
哲人いわく。「我が叡智は槍。
全ての害意を貫く鋭槍である」
(研鑽されし龍識槍)
MHXXに登場するランス。龍識船武器の一つ。
目次
概要 
- 盾を折り畳み式の定規、槍をペンとして使えるランス。
そう、"模している"とかではなく、実用に耐える代物なのである。
しかも考案したのは調査隊の隊長とのこと。真面目かと思いきやなかなかの遊び心の持ち主だったようである。
- 元となったのは烏口(からすぐち)という均一な太さの線を引くためのペンで、定規と合わせて綺麗な直線が引ける。
名前の由来は「ペン先が烏の嘴に似ているから」…とのこと。
製図をするときや漫画の枠線を引くときに便利な代物なのだが、
筆先にインクを付けすぎるとボタッと滴り落ちて全てが台無しになりかねないので注意。
いっそこの武器もインクを入れて水属性にしてもよかったのでは?
もしかしたらモンスターの血をインク代わりにしろということかもしれないが……
- 最終強化で「研鑽されし龍識槍」、究極強化で「龍識究槍クロウビーク」という銘を得る。
クロウビークとはつまり
烏口 → 烏+口 → カラス+クチバシ → crow(=カラス) beak(=クチバシ) → クロウビーク
という発想で命名されたと思われる。
性能 
MHXX 
- 製作難度に関してはこちらを参照してほしい。
- 色々苦労しつつ究極強化した龍識究槍クロウビークの性能は
- 攻撃力は低めの300
- 会心率はかなり高い+25%
- 斬れ味は素で紫30と白50。匠は無効。
- スロットは嬉しいことに3個。
弱点特効と見切り+2があれば会心率は95%、
弱特不採用でも連撃と見切り+3で会心率は85%まで上昇させられるので、
残りのスキル枠をガ性ガ強や各種対策スキル、快適スキルに割きやすい。
- 同じスロ3のランスだと真名セルケトヘティトが有名だが、
あちらは中々の攻撃力と火力スキルを両立できるTA向きな性能であるのに対して、
こちらは少ないスキルで高会心率と超会心を両立したうえで、火力以外のスキルも色々盛れるという
快適性に振った性能となっている。
普段TAで奮闘しているハンターさんもたまには気分転換に使ってみてはいかがだろうか。
- ライバルは曙光槍【勁風】、荒鉤爪槍ELAN、真滅槍グラノヴァなどの性能が似通ってる二つ名武器だろうか。
二つ名武器の仕様上、これらの武器は全て狩技ボーナスがあるので
紫維持に関してはクロウビークより得意だが、
スロットがないのも全員共通なのでスキルの拡張性により容易に差別化できる。
余談 
- ゲーム内の説明文では『槍先がペンになり、槍身が定規になる。』と解説されているが、
どう見ても槍身より盾の方が(折り畳み式の)定規っぽいのでおそらく誤りである。
というか槍一本にペンと定規を集約してもどうしようもないと思うのだが
シンプルに名前が間違ってる系のミスが多いXXでは割と珍しいタイプの誤植かもしれない。- 龍識船武器での誤植ネタはライトボウガンにもあるのだが、あちらはめちゃくちゃ地味であり、中々気付きにくい。
- ちなみに、龍歴院武器の片手剣とガンランスにもペンをモチーフにしたものがある。
また、同じカプコンの戦国BASARAシリーズではある武将の特殊武器として万年筆が登場している。