刀身の禍々しい紋様は怨虎竜が
秘める狂怒の顕れ。その衝動は
爆撃となって標的を圧倒する。
(禍ツ太刀【封】)
怨虎竜の声はついに怨霊を呼び
覚ます。血を啜り、肉を喰らい
満たされぬ渇きを嘆く怨霊を。
(禍ツ太刀ノ幽鬼アガラ)
MHRiseにて初登場した、メインモンスターであるマガイマガドの太刀。
目次
概要
- マガイマガドの武器の例に漏れず、武骨だがシンプルなデザインをしている。
- MHRiseでは武器の紹介動画、そして体験版で太刀を担当した。
ちなみに、使用ハンターは武器に合わせて禍鎧シリーズを着た男性。
性能
MHRise
- 他の武器からは派生せず、同時にこの武器から他の武器への派生もないので、
生産で入手し、そのまま強化していくことになる。
一段階目の禍ツ太刀【封】Iは攻撃力130で80とかなり長い緑ゲージと爆破属性13を持つ。
勇気の証を手に入れれば二段階目に強化が可能。攻撃力150、緑ゲージと爆破属性も少し強化される。
上位昇格までの心強い相棒になってくれるだろう。
- 上位素材を使用して強化することで禍ツ太刀ノ幽鬼アガラとなる。
その性能は以下の通り。- 順当に成長した攻撃力200、会心率と防御力ボーナスはなし
- こちらも悪くない爆破属性23
- 素では青40、匠2から白ゲージが出現
- スロットはレベル2とレベル1が1つずつ
- 百竜スキルは攻撃力強化III、属性強化【爆破】II、怨虎竜の魂
青ゲージのまま強化するのはもちろん、匠で伸びる白ゲージも最大40と長めなので防具構成の幅はなかなか。
爆破属性の存在から汎用性も高い。
- 発売時点でこの武器以外で爆破属性を持つ太刀は他には百竜スキルで属性をカスタマイズできる百竜刀のみ、
かつそちらで付けられる爆破属性は極めて低いため、実質的に唯一の爆破属性の太刀であったが、
Ver.2.0アップデートではテオ・テスカトルとバゼルギウスの参戦により、
新たに帝王刀と爆鱗刀バゼルバルガーが実装された。- 帝王刀はVer.3.0で最終強化を迎え、物理で並び、41という高属性値と
専用の百竜スキル「炎王龍の魂」によって高い爆破ダメージを見込める。
特に、百竜夜行ではサブ任務の達成なども兼ねられるのでこちらより活躍が期待できる。
更に、攻撃力強化IIIと同じものを備えているため、同じスキル構成なほど爆破で差をつけられる。
幸いスロットは0なので、このスロット差を意識した装備構築が求められる。 - 真に競合するのはバゼルバルガー。
斬れ味が素で青、匠5で漸く白10と劣悪なものの、220という高い攻撃力を持ち青ゲージでもこちらを上回る。
マイナス会心もわずか-10%であるため、
同時期に実装された炎の封眼やカイザークラウンを用いれば容易にフォローが出来る。
低い属性値も百竜強化を施せば24とほぼ同等なため、攻撃を上げようが爆破を上げようが
どうにも差が付きづらくなり非常に手強い相手となる。
やはり本武器の強みはバランスのとれた性能と爆破太刀唯一のスロット2を備えている点にある。
特に、白が出現するのが匠2からなのは明確な長所で、運用上求められる物理期待値ではトップになれる。
帝王刀が匠3からでスロ0、バゼル太刀が匠5からでLv1*1である以上、匠を入れて尚スキル周りに
余裕があるというのは大変魅力的。
青のままでも攻撃や会心関係のスキルをどんどん積めるため匠構築の火力を上回ることも可能。
元来の長所であるこのスロットという点を生かせれば、まだまだ現役だろう。 - 帝王刀はVer.3.0で最終強化を迎え、物理で並び、41という高属性値と
- 爆破属性以外も含めた高い汎用性がウリの太刀としては、会心特化によって高い火力を得る夜刀【月影】、
および鈍器スキルによる火力補強と素の斬れ味の長さ、ヒットストップの短さで立ち回りが良好な骨刀グアルガが強力。
あちらは純粋な物理火力においてこちらを上回るが、こちらは爆破属性のおかげで硬い部位の破壊能力に優れ、
百竜夜行とも相性が良いという個性を持つ。
それぞれ強みが異なるため、用途に合わせて使い分けていきたいところ。
MHR:S
渇きと嘆きがもたらした戦の
末に、人々は畏敬の念を抱き
禍の銘は鎮められた。
(禍業物・大幽鬼アガラ)
畏敬の念と共に祀られた刀は、
亡者の怨念を浄化する蒼き篝火
を宿し、修羅の業物と成った。
(鎧怨鬼刀アーガーラ)
- 禍ツ太刀ノ幽鬼アガラ改、禍業物・大幽鬼アガラを経て、怨嗟響めくマガイマガドの素材を使用することで、
鎧怨鬼刀アーガーラへと至る。
その性能は以下の通り。- 標準クラスの攻撃力320、会心率と防御力ボーナスはなし
- 十分な爆破属性38
- 斬れ味は素で紫20、匠で延長可能
- スロットはレベル3とレベル2が1つずつ、百竜装飾品スロットはレベル2
- 素で紫を持ちながらレベル3スロットまで持っているため、スキルに融通をきかせられるのが強み。
紫と白が共に短いため、「研磨術【鋭】」を活用しやすい点も大きな個性となっている。- 当初は研磨術【鋭】の装飾品が存在せず、特定の防具や優秀な護石以外では発動させられなかった。
Ver.11にて装飾品や傀異錬成が追加されたため、この点はかなり改善されている。
Ver.13では研鋭珠II【4】が追加され、さらに発動させやすくなった。
- 当初は研磨術【鋭】の装飾品が存在せず、特定の防具や優秀な護石以外では発動させられなかった。
- ライバルとなる炎帝王刀【蜃気楼】には攻撃力と属性値で上を行かれるものの、
素の斬れ味やスロット数の多さ・大きさではこちらが優位。
ただしあちらは匠Lv1や武器の傀異錬成ですぐに紫が出るため爆破太刀で最も将来性がたかい。
どちらを選ぶかはスキル構成次第となるだろう。- Ver.11では爆炎刀バゼルプロジオが新たにライバルとして名乗りを上げた。
攻撃力においては20の差をつけられており、物理面ではこちらが押され気味。
一方、攻撃力以外…斬れ味、属性値、会心率に関しては全てこちらが10ずつ上で、スロットも豊富。
やはりスキル事情や各プレイヤーが何を重視するかで選択することになるだろう。
- Ver.11では爆炎刀バゼルプロジオが新たにライバルとして名乗りを上げた。
- Ver.15においては、傀異スロット拡張をLv7まで行うことで攻撃力360,斬れ味紫40に強化可能に。
また、同アップデートにおいて追加された天衣無崩は研磨術【鋭】との相性が良く、
この武器の特長をさらに活かしやすくなった。
しかし天衣無崩の斬れ味消費無効によって研磨術【鋭】に頼らずとも斬れ味は素で紫を維持しつつ、
スロットも4と3が浮くのでスキル拡張性も上がる。
荒天の胴腕足に傀異錬成で蓄積時攻撃強化や冰気錬成をつけることで属性太刀に匹敵する高攻撃力の気刃解放斬りが望めるだろう。
ただ、これらの強化を全て得るためには破滅の龍神に加え、
傀異討究クエストでマガイマガドの如く数多の傀異化モンスターを討伐し続け、
マガイマガド同様にかつて村ストーリーのラスボスを務めたモンスターを打ち倒す必要がある*1。
その上で天衣無崩は極力被弾しないことを前提としたスキルのため、十全に活かすにはほとんどの攻撃を捌ききる必要がある。
過程も修練も道のりはあまりに過酷だが、全てを乗り越えた先で修羅の業物の名に恥じぬ力を発揮するだろう。