いわずもがな、焼き過ぎて肉焼きに失敗した時の肉である。
概要
- 生焼け肉やこんがり肉と同様の食用アイテム。
だが、スタミナを少量回復することがあるが、ときどきその逆の効果も…
普段はのんきに肉に噛り付くハンターでさえ、こればっかりはさすがに厳しいらしく、
豪快に齧り付いた後に時折噎せ返ることがあり、コントみたいでかなりシュールである。
雑貨屋のお姉さん曰く外側のパリパリ感はこんがり肉より上らしいのだが…苦いだろう…
- このように、生焼け肉やこんがり肉の完全な劣化版だが、
全く役に立たないのかというとそんなことはなく、
Pシリーズでは、フィールドにいる山菜爺さんに渡すと、特産キノコなどの精算アイテムと交換してもらえる。
ささやかながら金策に利用できるので、コゲ肉ができても捨てないで大事に取っておこう。
ただし、ナンバリングタイトルの場合は交換してもらえないので注意。- ちなみにMH3では調合壺の素材として使えた。肝心の調合壺は既に終わったオンラインでしか使えないが。
その他、MH3(G)では怒り値を上げる目的で、奇面族のオトモに食べさせることができる。
- ちなみにMH3では調合壺の素材として使えた。肝心の調合壺は既に終わったオンラインでしか使えないが。
- また、錬金術の使えるMHP2Gでは、虫の死骸と調合することで生肉にして再利用することが可能だった。
こんなもの焼いたとしても食いたくない…
さらに以前の作品、MHPなどでは、なんとアレと調合して生肉に錬金していた。絶対食いたくない…汚い以前に病気になりそう…- 30分以内にこんがり肉を50個納品するというイベントクエストでは、
こんがり肉と生肉はもちろん、コゲ肉とこれらの錬金素材もフルで持ち込むことがあった。 - あえて考察するとすれば、虫の死骸やアレに含まれる分解酵素を活性化させ炭化を還元、
元のたんぱく質の性質に強引に戻している…と言ったところだろうか。
やだなぁ...
- 30分以内にこんがり肉を50個納品するというイベントクエストでは、
- MHFでは餓狼発動のためにこのコゲ肉を口にするハンターが急増した時期があった。
しかし50%と言う微妙な確率の上、もし最大値が増えてしまったらまた食べる事になるという理由から、
劇薬【黄】を使ったり、スタミナを最低値にする狩人弁当を注文する等の方法が主流になっている。- ちなみに、ニャカ漬けの壷で虹色まで漬ければ、リュウノテール5個になるので、こちらで活用しよう。
- MHXでは蜜餌とコゲ肉を調合することで、
猟虫の属性を調節する新たな蜜餌を作り出せるようになったため、操虫棍使いを中心にやや需要が上がった。- コゲ肉で調合リストを5項目も埋められるため勲章を集めている人も捨てずに一応とっておこう。
- 舞台が新大陸に移されたMHWorldにおいても、肉焼きと共に堂々の続投。
こんがり肉や生焼け肉より早く食べることができる(厳密には使用時に早食いがLv1分上乗せされた速度で食べる)他、
最大の変更点として、遂に食べてもハンターがむせてスタミナが減る事がなくなった。
……が、スタミナ回復量は相変わらず(スキル無しで)25と低い上、
肉よりも速く食べられて且つスタミナも同量回復できる「携帯食料」が支給品専用ではなくなった為、
スタミナ回復用のアイテムとしての立場は大して変わっていない。
加えて、猟虫の強化には虫餌を使われなくなった上、売値も変わらず1zなので、
新大陸では完全に無用の長物となっている感が否めない。
- Riseでも続投したが、なんとランダムでスタミナ減少の効果が復活を果たした。
そしてそれに合わせるようにむせるモーションも復活している(ただしXX以前と違い、むせている間も移動できる)。
MHWorld同様に素材としての要求もされず、
よろず焼きの利便性の大幅向上に伴ってこんがり肉や携帯食料を大量入手可能になった為、今作でもやはり無用の長物だろう...。- わざわざ劣化版の仕様に戻った理由についてだが、
ぶっちゃけWorld仕様でもまともに採用されることは皆無に近かったため、
実用性よりはシリーズの伝統を重視した、ということだと思われる。
- わざわざ劣化版の仕様に戻った理由についてだが、
- MHSTではHP回復アイテムとして登場。
そして本作では必ずHPが回復する仕様となっており、どんなに食べてもマイナス効果が発揮される事は無い。
ただし、回復量は「1」である。「100」ではなく、「10」でもなく、正真正銘の「1」である。
しかも本作の肉系アイテムの仕様上、戦闘時にしか使用する事ができない。
オマケにこれまた肉系アイテムの仕様上、ライダーしか食べることができない。しかもご丁寧にむせてくれる。
バトルポーチに詰め込めるアイテムの種類や数には限りがあり、
その貴重な枠の一つをコゲ肉で潰してしまうのはあまりにも勿体ない。
おまけに本作では調合素材としての使い道も一切無い。
アイテムとしての価値はメインシリーズのそれよりはるかに低くなっている。事実上のネタアイテムである。
ちなみにメラルー商会から購入する事もできるが、その価格は本作の全アイテム中最安値の10zである。
とは言え、上記のように使いどころを見出す方が難しいアイテムとなっているので、
安いからと言って買い込むような代物ではない。そもそも10zも支払って1つ入手する価値があるかさえも怪しい。- あえて使い道を見出すとすれば、
何らかの理由があって意図的にターン送りをするために無駄行動の代用として使用する、
あるいは対戦などでの縛りプレイのネタとして起用する程度だろうか。と言うか他に使い道が思いつかない。 - なお、作中のムービーでナビルーがコゲ肉をうっかり焼いてしまうシーンが存在する。
勇気を出して食べてはみたものの、いくらこんがり肉が好きなナビルーと言えどコゲ肉はつらかったらしく、
盛大にむせてそのまま倒れてしまっていた。回復できてないじゃん。
肉焼き機の方は出番が全く無いにもかかわらずなぜか貴重品扱いで登場しているのに。 - あえて使い道を見出すとすれば、
- MHNowでも
わざと肉を焼きすぎると入手が可能。
その効果は1分間SPゲージがMAXの状態で狩猟を開始できるというもの。
これはこんがり肉の5分の1の効果だが、なんと生焼け肉と全く同じ効果時間である。
本作は生肉の入手性に難があるため、あんまりすぎる効果にはできなかったと考えられる。
余談
- 現実の日本においては、「肉に限らず、焦げた部分を食べるのはガンの原因になるため危険」との風説があるが、
現在ではこれは過剰に心配する必要はないとされる。
諸説あるが、現在では「体重60kgの人が毎日1t以上の焦げを食べないとガンの直接の要因にはならない」とされており、
確かに発がん性が全くないわけではないが、量の問題でほぼ気にしなくてもよい、といったところである。
と言うか、仮に実演でもしたらガン以前に別の要因で死ぬことになるのは考えるまでも無かろう。
モンハンではやろうと思えば出来るが、ハンターの体が心配になる…- それでは、何故このような風説が広がってしまったのかと言うと、
1978年に国立がんセンターが発表した「がんを防ぐための12か条」の11条目に、
「焦げた部分はさける」という記述があり、これが拡大解釈され広まってしまったのが原因らしい。 - なお現在では、1978年のものを改訂した「がんを防ぐための新12か条」が公開され、
「焦げた部分はさける」との記述は見られなくなっている。
- それでは、何故このような風説が広がってしまったのかと言うと、
- ちなみに、魚肉もコゲる。
作品によっては「プロの料理人アイルーの手腕と運に任せて、偶然入手するのを待つ」という
入手難度だけは地味に高い仕様となっており、いざ必要になった際には無駄に苦労するアイテムだったりする。
いざ必要とされる事情があれば、……の話だが。
- 火耐性の低い防具で火属性攻撃を受けると、スラングで「コゲ肉になる」という表現の仕方をする。
MH4ではメインモンスター防具とキークエなどなどの兼ね合いもあって、
オンライン集会所の星5、星6にて"この意味でのコゲ肉"が大量生産される事に。
星6の方は火力的にもはや消し炭である
関連項目
アイテム/生肉 ‐ 材料。早すぎ。「生肉のままだ…」
アイテム/生焼け肉 - まだ少し早い。「生焼け肉が出来た」
アイテム/こんがり肉 - 成功。「上手に焼けましたー!」
アイテム/こんがり肉G - 大成功。無用の長物。「ウルトラ上手に、焼っけましたぁ~!」
アイテム/肉焼きセット ‐ 調理道具。焼きすぎ注意。